メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第759号]  2021/05/19


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             【実 践 留 学 道 場】

                第759号(2021/5/19発行)

       毎回発行部数:約230部、 累計発行部数:428,584部

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 読者の皆さん、こんにちわ。
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”の多門院 英蔵こと、
ヒデクラです。

 
 今日は、前回の「お金」の話の続きとして、最近、
若い皆さんの間でも聞かれるようになってきています、
「経済的に自立し、早期リタイアを実現する」という、
FIREについて、少し触れてみましょう!

 FIREとは、「経済的自立、早期リタイア」を意味する、
それぞれの英語の頭文字である、
Financial(経済的)、Independence(自立)、
Retire(リタイア:現役引退)、Early(早期に)、
から作られた言葉です。

 しかし、ここで注意しないと行けないのは、
FIREの考え方は、別に仕事を否定しているわけではない、
と言うことです。
 つまり、お金に縛られず、自分にとって価値のある、
本当にやりたいこと(それはどのような形態の仕事であれ)、
をするにはどうすれば良いのか、ということを、
若いうちから考えなさい、ということなのです。

 つまり、自分自身の日々の時間活用における、
質や中身の改善を行うことが、「早期の経済的な自立」、
つまりFIREへの第一歩になる、ということがポイントです。

 FIREは誰でも目指すことができる概念である一方、
今の日本は年金に頼ることができないような時代なってきており、
若者や中高年は引退したくてもできず、逆に日本の政府は、
70歳までも働き続けることを推奨する時代になってきています。
 しかし、昨今はコロナの影響もあり、時短やリモートワーク、
更には、副業対応も推奨の企業も多くなり、
特にFIREが注目されてきているんだと思います。

 では、FIREつまり「早期の経済的な自立」を実現するには、
具体的にどうすれば良いのでしょうか?

 これは若者だけで無く、既に定年をとっくにすぎています、
私すら、まさに今実践して恩恵を得ています(笑)。

 今回は、このあたりを少しお話ししましょう!
ただ、長くなってきましたので、この続きは編集後記にて!

 その前に、まだFIREをご存じなくて興味がおありの方は、
ネットで検索されてみて下さい。直ぐに見つかります。


 では、まずは、今回も楽しくて役に立つ連載コラムである、
『海外都市訪問回顧シリーズ』の【第12話】をお楽しみ下さい。

 今回は、久々の米国出張の時のお話しです!


  =========================[今回の内容]==========================

   ☆1☆ 連載コラム『海外都市訪問回顧シリーズ』【第12話】

   ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』

  ===============================================================


 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          『海外都市訪問回顧シリーズ』
          ==============
      【第12話:シカゴ、久々の米国への出張】


 好評連載中の書き下ろしコラム、『海外都市訪問回顧シリーズ』です。
これは、私が過去に世界各国の都市を訪問した際のエピソードを思い出し、
エッセイ風に、かつノウハウも含めて、できる限り毎回1話完結めざし、
時系列の体験シリーズとしてお送りしています。

 今回の【第12話】は、久々の米国出張のお話しです。実は、
シカゴへはかなり前の米国駐在時にも、一度出張で行ったことが
ある筈なんですが、その時は、シカゴ市内のコンベンションセンターに
行っただけであり、実質今回のシカゴ訪問が初めてのような感じです。
2000年代中頃の話となります。

 では、今回も楽しんでお読み下さい!

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

 ●第12話:シカゴ、久々の米国への出張

1.イントロ

 顧客対応の仕事関連で、久々に米国はシカゴに出張となった、
2000年代後半頃のお話しとなります。
 シカゴへは、以前米国駐在中にも一度行っている筈なんですが、
その時は、IT関連のイベントがシカゴ市内のコンベンション
センターで開催されており、それにちょっと参加したくらいでした
ので、今となってはあまり良く覚えていませんが、その後10年
以上も経過したあとでの今回のシカゴ出張は、日本からの10日間
程の期間の出張であり、また、例のごとく色々な経験ができた
出張でしたので、今でも良く覚えています!

 今回の出張の目的は、日本で受注した顧客関連の米国での
関連会社での適用事例の調査や、新たなパッケージの調査等々
であり、日本からの出張は、もう1名との2名でしたが、現地では
関連会社の現地メンバーのサポートあり、スムーズに行った
出張でもありました。

 更に、現地の関連会社には、例のごとく、研修生として
日本の本社から女性が数ヶ月前から駐在していたこともあり、
現地では、その女性にシカゴ市内と案内して貰えたり、また、
土日も挟んでおり、週末は、同じ出張メンバーと一緒にシカゴ
市内の色々なことろにも行きましたので、今でもその出張の
ことを良く覚えている次第です。




2.久々の米国、シカゴへ

 その当時、私はJAL派(JALのマイレージを貯めるために、
主にJALを使う派)だったのでですが、今回、一緒に出張する
メンバーがANA派であり、しかも、ANAだとエコノミークラス
よりも少し良いプレミアムエコノミーというクラスがANAでは
あり、これで米国出張も可能とのことであり、初めてANAの
プレミアムエコノミークラスをその米国出張を切っ掛けに利用
し、なかなか良かったので、それ以降ANA派になってしまい、
以降はANAのマイレージが貯まるスターアライアンス系列の
航空会社の利用がメインになってしまいました!

 その時に初めてプレミアムエコノミークラスに乗ったのです
が、確かに座席もエコノミークラスよりも少し広く、足置きも
ついており、また食事にもプラスアルファーのサービスがあり、
米国までのように長時間のフライトでは、エコノミークラス
よりもずっと快適で、良かったです。
(さすがに、ビジネスクラスほどではありませんが、料金も
エコノミークラスより少し高いくらいであり、何よりも会社の
出張で、当時そのプレミアムエコノミークラスが大手を振って
使えましたので、良かったです。)
 因みに、ご参考迄に、そのかなり後の私が英国駐在中も、
会社が提携していた旅行会社がANAと提携しており、安い料金で、
そのプレミアムエコノミークラスも選べたのです。
 よって、英国駐在中、日本への出張や一時帰国では、
私はもっぱらANAのプレミアムエコノミークラスを使っており、
安くエコノミークラスだと正規のマイル数の70%や半分くらい
しかマイルが付与されないことがあることも後に知ったのですが、
このプレミアムエコノミークラスだとほぼ100%のマイルがつく
というお得なクラスであることもわかり良かったです。)


 ということで、羽田からシカゴへは、ANAのそのプレミアム
エコノミークラスでの出張となりました。
 以前の米国駐在時の頃は日本と米国間は、都市にもよりますが、
ユナイテッドくらいしか直行便はなかったのですが、
その頃からANAも国際便が増えてきており、ANAでの海外への
出張も便利になってきていました。
 
 最近では大きな国際空港も多いですが、その当時、
シカゴのオヘア空港もかなり大きく、各ターミナル間は、
無人連絡電車(無料!)での移動となっていました。
 シカゴのオヘア空港は、ダラスのフォートワース空港
ほども大きくはないものの、かなり大きな空港であり、
1970年頃の「大空港」という映画のモデルは、
このシカゴ・オヘア空港をもとにリンカーン国際空港という、
架空の空港での映画だったようです。
 因みに、米国駐在時にダラス・フォートワース空港も
何度か出張で利用しましたが、空港の滑走路の下に
クロスして高速道路(フリーウェイ)が走っているくらいの、
とてつもなく大きな空港だった記憶があります。
 米国駐在時は、西海岸最大のサンフランシスコ国際空港も
よく利用しましたが、広さではサンフランシスコ空港は、
シカゴ・オヘア空港や、ダラス・フォートワース空港には、
とうてい及びませんね〜。余談。




3.シカゴ市内の町並み 

 空港に到着後、我々は空港の近くの郊外の、その当時、
米国で良くあったチェーン店のような安いホテルにタクシー
で移動して、チェックインしました。
 郊外では土地も広いので、高級ホテルでない限り、大抵は
2階建てで十分であり、クルマで移動する人がほとんどの
用であり、そのホテルも広いこじんまりとした2階建ての
ホテルでした。
 部屋はシンプルですが、日本のビジネスホテルよりは
ずっと広く全く問題無く、朝食は、1階のカフェテリアの
ようなところで、無料で軽食やコーヒー等の飲み物が自由に
飲めるようであり、このようなシステムのホテルが当時、
出張先の郊外には多かったです。
 まあ、安く、気軽に泊まれるのが取り柄ですね〜。


 それで、オフィスや顧客のあるシカゴ市内への移動は、
丁度、米国の他の地域から我々の出張の仕事に併せて
自分のクルマでシカゴに出張で来ていました現地の
ローカルメンバーも、同じホテルに泊まることにあり、
夕方彼とホテルで合流できました。
 その日の夜は、大きなテレビやスクリーンがある、
ホテル内のスポーツバーのような感じの場所で、
ハンバーガーやビールを注文して飲みながら、
我々二人は初めて会うそのローカル出張者と一緒に、
明日の段取りを相談しました。

 尚、翌日は、彼のクルマに乗せて貰って、
シカゴ市内のオフィスまでの移動となり、
大変助かりました。

 空港近くの郊外のホテルからシカゴ市内迄は、
道路の混み具合にもよりますが、
30分〜40分くらいだったと思います。
 途中、市内へのフリーウェイに併行して、
シカゴ市内へ走っている黄色い色の電車や、
その電車の停車駅もみかけました。

 30分くらい走ると、先にシカゴ市内の大きな
建物がうっすらと見えてきました。
 結構高い建物も多く、郊外は何も障害物がないので、
町並みが良く見えました。ただ、しないはクルマが多く
排気ガスもおおいのがどうか分かりませんが、上空は、
ちょっとモヤがかかっているようにも見えました。

 シカゴ市内のオフィスの近くにつくと、彼は
駐車場を探して止めようとしましたが、結構、
混んでいるところが多く、また、一方通行も
結構あり、止めるのに時間がかかりましたが、
無事、我々はオフィスに着けました!




4.現地での仕事や観光!

 現地の関連会社の拠点のオフィスは、
シカゴ市内の大きなビルの中にあり、
受付には女性がいたものの、
同行の彼は現地の他の拠点の従業員であり、
我々は彼と一緒に即オフィスに入れました。

 ただ、そのオフィスは日本のオフィスの
イメージとかなり違っていました。
というのも、オフィスではあまり人を見かけず、
大きな部屋と言うよりも、会議室のような部屋が
いくつかあるだけのような感じだったからです。
 その理由としては、現地で働いている人は、
その当時から自宅や顧客先での勤務が多いようであり、
特に皆んなが集まる等々が必要な時以外には、
あまりオフィスに来ないような感じでした。

 よって、その日も事前に連絡してあった人以外は、
電話会議にての打ち合わせへの参加でした。

 そうこうしている内に、事前に連絡してあった、
日本の本社から現地のその会社に出向している
研修生の女性も、遅れてオフィスにやってきました。
 何んか理由は良く分かりませんが、駐車違反で
つかまって遅くなったとのことでした。
 彼女は気さくな感じで、現地の顧客サポートも
赴任後に少し対応しているとのことであり、
色々彼女からも状況を聞けて大変参考になりました。
 また、その後の顧客先訪問の際には、彼女も同行
しれくれ、ヒアリングにも参加してくれました。

 週末、その研修生の彼女が、我々出張者二人との
シカゴ市内の観光にもつきあってくれました!

 シカゴで有名な一番高いビルに昇ったり、
五大湖のひとつであるミシガン湖につながっている
広い川を、ウォータータクシー呼ばれる、
タクシーというか、定期運行バスのように所々に
止まりながら運行している船に乗って、
我々は色々なところに行きました。
 市内の離れたところに行くには、20分以上も
歩かないといけませんので、離れたところに
移動する時には、このウォータータクシーは、
安く移動できて便利で、利用者も多いようでした。

 お土産のショッピングでは、家内や子供のモノも、
色々買いました!
 家内には、丁度街中でCOACHのお店を見つけ、、
無難な財布をお土産に先ず買いました。
 それに加えて、家内や私も好きな、チョコレートも、
街中のお店で買いました。
 そして、息子と娘には、もうどちらも学生(多分、
当時、中学生と小学生)だったんですが、
小さい子供のように、息子にはキーホルダーや
置物を、娘にはクマのぬいぐるみを、
いつものように買って帰りました。
(いつも海外出張の際には、家族にお土産を一杯
買っていますので、今回も色々買った次第です。)
 尚、娘には海外出張の度に、その後も小さい
クマのぬいぐるみを買い続けていたのですが、
娘から部屋がクマだらけになると言われ、
娘がもう大学生になってからは、さすがに
クマは止めて、家内へのお土産のように、
財布や装飾品等々に変更しました。余談。




5.最後にオマケ情報を!

 ということで、今回のシカゴ訪問は現地のスタッフや、 
現地駐在の日本人の支援もあり、久々に色々米国らしさを
味わえた米国出張でした。

 尚、日本では誰でも知っているマクドナルドの
米国での発祥地がこのシカゴのようですが、
皆さんご存知でしたか?
 同行の出張者からそのことを聞き、それで一緒に、
シカゴのその一号店らしきところにも行ってみました!
 今も営業しており、お店の外には何んか銅像らしきものも
いくつか置かれてありました。記念に写真も撮りました。

 が、しかし、それはマクドナルドフランチャイズ第一号店の
モデル店のようであり、本物ではありませんでした!
 その後、ネットで調べて見たところ、実は、
1940年当初の創業はカリフォルニア州のようですが、
その後のフランチャイズ1号店はシカゴ郊外にあり、
その当時のお店に改修に改修を重ねた上で、
その後1984年にレプリカとして再現されており、
最近まで、マクドナルドミュージアムとして、
同じ場所で一部営業もしていたようです。
しかし、これも2018年に閉鎖となったようです。

 よって、我々が訪問したのは、もともとの
フランチャイズ1号店でも何んでも無く、
そのモデル店だったということになります。
(凄く歴史的な風格のある感じのお店でしたので、
写真をとってあります。よって、この話がアマゾン
Kindleで発行の際は、その写真もつける予定です!
この話は2000年代ですので、多分第3巻になると
思いますので、それまで暫くお待ち願います!
因みに、既刊の第1巻にも写真は少し入れて
ありますが、今後、第2巻、第3巻と、どんどん
挿入写真が増えて行くと思いますよ〜。余談でした。)



 ということで、今回は2000年代中頃の、
久々の米国出張でありながらも、公私ともに、
色々収穫のあったシカゴ出張でした。
 またまた長くなってきましたので、今回の話も、
そろそろこのあたりで終えることとします。


 
                  〜 第12話 完 〜

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

 今回の【第12話】は、久々の米国はイリノイ州の
シカゴへの出張でした。日本から10日程度の、
今回も公私ともに色々経験できた出張でした。

 次回からは、いよいよ東南アジアのシンガポール駐在時の、
2010年頃のシンガポールからのお話しですが、東南アジアの
国々、更にはシンガポールから欧州の都市訪問も含めての、
お話しとなります。ご期待下さい!


 今後も、頑張ってどんどん毎回色々な世界各国都市訪問の
執筆&書き下ろし連載で公開してゆきますので、
どうぞご期待下さい!
 本コラムに関してのご意見、ご希望等がありましたら、
下記欄外の「■ご意見、ご感想」のメルアド宛てに、
ご遠慮なくお寄せください!

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜


 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============

 本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。
いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、
大変ありがとうございます!


 お待たせしました!
では、冒頭のFIREのお話しの続きです。


 欧米でのFIRE派は、マイホームやマイカーに等に憧れを持たず、
従来の価値観に縛られないミレニアル世代(2000年代を人生の
メインとして活動する世代)が多く、この背景としては、
自分自身の貴重な時間を労働にあてることへの不満や、
あるいは、自分自身で豊かな人生設計を作りあげていく、
ということが背景にあるようです。

 因みに、早期リタイアのために必要な貯蓄額としては、
FIRE派の中で一つの定番となっているのが、「年間生活費、
つまり、必要経費の25倍」です。

 例えば、年間生活に最低200万円かかっている人であれば、
その25倍の5000万円あれば、老後はずっと問題無く生活出来る
と言う理論です。
 これを凄い大金と感じるか、そんな額でこの人生100歳の時代
の長寿の中で本当に大丈夫なのか、と疑う人もいるでしょう。

 仮に50歳でFIREを実現し、5000万円貯めても、年200万円
使うと、75歳まで無くなる計算になります。が、実はFIREには、
重要な前提があるのです!
 つまり、貯めた5000万円を、最低4パーセントの利率で
投資運用する(あるいはそれに変わる収入を得る)、
という前提なのです。
 すると、毎年200万円はいりますので、元金は減りません!
それどころか、年金収入等を活用すると逆に元金は、
5000万円より増える可能性も大きいのです。
 ただ、今の低金利時代、年4%は不可能と感じるでしょう!
確かに銀行に預けていても全く増えませんが、株等々であれば、
リスクを負わなければ、確実に4%程度は確保できるのです。
これがFIREの理論の核となります

 そして、このFIRE理論の「必要経費の25倍」というのは、
欧米では、FIRE実践の共通の指標、過去樽理論背景、
となっているようです。

 因みに、この4%は株等の投資のみでなく、副業でも、
年金収入でもなんでも良いのです。
 毎年、5000万円の4%の収入を得るか、もしくは、
自分自身の必要経費の年200万円を下げるか、当然、
このどちらかとなります。

 仮に年5%の投資利益を得られれば、年250万円はいる
こととなり、少し余裕を持った老後を、先のお金を
心配せずに、過ごせることとなります。
(これは、今の日本の年金制度、税制度等の配下でも、
十分可能なのです。これは、このあと私の例で示します!)

 要は、老後の自分の生活形態にあった必要なお金を、
できる限り若い内に稼げば稼ぐほど、老後は安泰できる、
ということがFIREの核ということになります。



 因みに、FIREの実現に一番近い業種はIT業界の仕事、
と欧米では言われているようです。
 しかし、これが日本であてはまるかどうかは、
定かではありませんが、私は就職してから、
長年ずっとITを定年退職後の今もやっています。
それで、定年退職後に初めてFIREのことを知りました。
 そして、今まさに「FIREもどき」を実践して
いますが、若い頃のITの経験を活かして、
FIREの恩恵を受けれそうです。
 もっと早めにFIREのことを知っていれば良かったと、
今、それを後悔しています(笑)。

 最後に、その理由を、以下に示して、
今回の長い編集後記を終えることとします。


 私は定年後も、新たな企業で数年正社員として、
働いていました。しかしその後、年金を働きながら
年金をフルで貰うためにフリーランスになりました。
 そして、今はフリーランス収入や年金受給により、
生活費や家族への経費を引いても、自分自身の
小遣いが増えると共に、平日の自由な時間も増えました。
 よって、余力のお金で、以前から少し興味を
持っていた株を始めた次第です。
 すると今の時代、ネットで直ぐに良いタイミングで
株の売り買いができ、更に日本の良い銘柄を選べば、、
確実に4%程度の配当金が入る安定した株が、
数多くあることが分かったのです。
 それで、その余力のお金にて、平日に、
現物買いで株価の安いときに買って、
高いときに売るという仕組みも分かりました。

 しかし、それよりも、安定した会社の株を、、
ずっと持っていると、多少の値上がりや値下がりよりも、
その配当金が5%程度も入ることがわかりました!
 よって、年間この配当金だけでFIREの理論が、
容易に達成できることが分かったのです。

 因みに、自分の生活費を株に投資するのは、
ナンセンスですよ。基本的に余裕資金で、
良い株をみつけたら、長年持っておいて、
その配当金で儲けるべきなのです!
(これが生活資金だとこうは行きませんよね。)

 現在、私は未だFIRE初心者ですので、
収入の5%程度しか株につぎ込んでいません。
あとは全て余り増えない銀行の定期預金です。
 しかし、複数銘柄にわずか100万円ほどの投資で、
年間5%以上の利益が出ており、既にFIRE理論の、
4%をクリアしています。

 よって、仮に5000万円のFIRE余裕資金が
あったとして、これを同様に株に運用投資していれば、
理論的には年間250万円ほどの運用益がでることになり、
FIRE理論が実現できることになります。

 まあ、私は株はまだ初心者で、勉強中の身であり、
投資した会社が倒産して0円になると怖いので、
5銘柄ほどの安定銘柄で、かつ配当率が多そうな株を
安いときに買っているだけであり、他の余裕資金は、
全く増えない銀行に預けています(笑)。

 でも、日本には年金制度があり、これまで働いた分で、
年間200万円程度は貰えます(ただ、これから色々引かれて、
実質、半分くらいになります!)ので、あとわずか年150万円
くらいをFIRE理論の投資で稼げば、元金は減らずに、
安定した老後生活が営めることになります!
 よって、今後もう少し株への投資を増やそうと考えています。
今のフリーランスをあと数年で止めても年金受給で不足の
150万円が、株価から固定的に毎年入るようになるように!)


 以上は、あくまでもFIRE初心者の私個人の実例での
意見ですのでご注意下さい。
 先ずは、ご自身でFIREの真の意味を良く調べられた上で、
それから、着実に実践されることを推奨します!

 ただ、今の時代、国も言っているように、
年金だけでは不十分です!
 しかも、2000万円の貯蓄があっても、
これを銀行に預けているだけでは直ぐに無くなってしまい、
あとの年金だけでは、全く余裕を持った老後生活を
おくることができません。

 よって、このことを念頭において、
FIREを検討されるのが良いでしょう。



 以上、FIREの話で長くなりましたが、以下、
連載コラム、『海外都市訪問回顧シリーズ』の、
今後の連載予定です。
が、以前のご連絡と少し変更になっています。
すみません!



 ●2021/6/9【実践留学道場】第760号
       第13話:久々のシンガポール出張そして、駐在
      (ここからは、2010年代となり、シンガポール駐在時
     のお話しとなります。そして今回の第13話は、
     シンガポール駐在前の久々のシンガポール出張の
     時のお話し及びその後のシンガポール駐在当初の
     お話しとなります。シンガポールからの東南アジア
     各国、都市への出張のお話しは、以降の東南アジア
     駐在編のお話しの中で書いて行きます。)


 ●2021/6/23【実践留学道場】第761号
      第13-1話:東南アジア駐在編1(ジャカルタ)
      (ここからは、2010年代となり、シンガポール駐在時の
     お話しとなりますが、シンガポール駐在自体のことは、
     既に書きましたので、以降は、東南アジア駐在編として、
     毎回、シンガポールからの東南アジア各国、都市への
     出張のお話しを中心としたシリーズで書いて行きます!
     先ずは、インドネシアのジャカルタからです。この
     ジャカルタはシンガポールから何度も顧客サポ−トで
     訪問した都市です。)


 ●2021/7/7【実践留学道場】第762号
      第13-2話:東南アジア駐在編2(クアラルンプール)
     (次はシンガポールのすぐ隣の国であるマレーシアの
     クアラルンプールです。ここも、顧客サポートで
     何度も訪問した都市なんですが、色々な体験が
     出来た都市でした。)


 ●2021/7/21【実践留学道場】第763号
     第13-3話:東南アジア駐在編3(イギリス、ニューカッスル)
      (これはイギリスの北のほうに位置するニューカッスル
     と言う都市なんですが、シンガポールからの出張先と
     いうことで、東南アジア編3つ目の訪問都市として
     お話しさせて頂きます。)



 ●2021/8/4【実践留学道場】第764号
   第13-4話:東南アジア駐在編3(アムステルダム、オランダ)
      (これはオランダで有名な首都である都市です。
          イギリスに続き、シンガポールからオランダにも出張があり、
          今回は初めてのオランダ出張の際のお話しです。)


      :
      :

    (この東南アジア駐在編(13-シリーズの話)だけでも、
  まだまだその後、タイやベトナム等と続き、その後、
  日本に戻ってからが、第14話となります。
   ということで、欧州駐在編は、まだかなり先の話と
  なりそうですね〜。)


 次号以降も毎回頑張っての書き下ろしで執筆してお送りしますので、
どうぞお楽しみ下さい!!


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 どうぞ引き続き、宜しくお願いします!!

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。


     ●●● 次回は、6月9日(水)発行予定です。●●●


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