メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第669号]  2017/08/23


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             【実 践 留 学 道 場】

                第669号(2017/8/23発行)

       毎回発行部数:約320部、 累計発行部数:402,473部

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 読者の皆さん、こんにちわ。
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”の、多門院 英蔵ことヒデクラです。

 突然ですが、最近ふと感じることがあります。それは、世の中が贅沢になって
きており、何でも当たり前の時代となってきていますが、その反面、我々は人間
として必要な、基本的な感謝の心が失われているのではないのかと言うことです。

 例えば、毎日当たり前のように、パソコンやスマホが使えて、例え毎日の会社
や学校生活の中で、細かい諸々の問題や課題はあるにしろ、何不自由なく生活で
きており、食べ物にも困ることのないような生活が当たり前のように感じている
人も、少なくないのではないでしょうか?

 この理由としては、読者の皆さんも薄々感じられておられるかと思いますが、
世の中、これは日本だけでなく、世界中全てですが、世の中全体が裕福になって
きており、PC、携帯、スマホが当たり前になり、電車でもどこでもネットに繋
がり、何んか数十年前ではSFの世界であった様な、びっくりするような世の中
になって来ていることも背景にあると思います。

 また、これはシステム上当然だとは思いますが、人間の判断でなく、システム
的な判断で、人間の心にかまわず、進んでいることも多々あります。
 このような技術的な進歩自体は、別に悪くはないと思うのですが、問題はその
システムを使う、我々人間の考え方、極端な話、「心」が重要です。

 ちょっと話が別の方向になってきましたが、これに関して、ちょっと私が最近
体験した興味深い事柄があります。

 詳細は、編集後記にて続けますので、是非、お読みください。


 それでは、早速、今回の稽古に入りましょう!


  =========================[今回の内容]==========================

    ☆1☆ 『実英習得&留学成功、豆知識』[第20回]

    ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』

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 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜

         『実英習得&留学成功、豆知識』[第20回目]
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  好評連載中のコラム『実践英語習得&海外留学成功への豆知識』、
 略して『実英習得&留学成功、豆知識』です。

  今回も、英語読解力の向上を目指されておられる読者の皆さんの
  お役に立つような内容を、ワンポイントアドバイスとして、ご紹介
  させて頂きます!

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

 ●第20回目:海外留学関連ワンポイントアドバイス−その6

          〜 TOEFLの点数向上の秘策は? 〜
             【その1】
 

    以前、私のところに、

  「こんにちは。現在カナダに留学中です。私もTOEFLの
   スコアが欲しい学生の中の一人です。
   どうすれば上がるのかわからなくて途方にくれています。
   今は日本の大学との交換留学という形でカナダに来ています。
   しかし、日本の大学を卒業したらまた留学したい気持ちがあり、
   私も550点をクリアしたいのです。」

    というお便りや、

  「昨年短大の英文科を卒業したばかりなのですが、英語力は
   英検準2級程度しかなく、留学前にどのくらいの英語力を
   身につけたら良いのか悩んでいます。友人の中にはリスニング
   もままならないうちからまずはESLに入って英語力を
   つけようとしている者もいます。このように直接行って
   しまった方が早いという人もいれば、逆に日本である程度の
   実力をつけてからでないと痛い目に遭うという人もいます。」

   というようなお悩み相談もきていますので、今回は、留学に
  あたってどの程度の英語力があれば良いか、また、TOEFLの
  点数を上げるにはどうすれば良いか等々をアドバイスしたいと
  考えています。


  【注】上記は、かなり前のお便りで、TOEICがまだペーパー
    ベーステスト(PBT)の頃ですので、米国の大学への留学に
    必要な最低点は、大体どの大学でも550点くらいでした。


   基本的に、私の考えとしては、このメルマガの中でもたびたび
  繰り返していますように、ある程度の「基礎英語力」を留学前に
  身につけておく必要がある、また、それにより留学がより有効な
  モノになると言う考えです。


   では、一体その留学に必要な「基礎英語力」とはどの程度の
  レベルでしょうか?
   また、そのレベルまでの英語力を効果的に身につけるには
  どうすれば良いのでしょうか?

   これらに対してのひとつの回答がTOEFLの点数となると
  思います。
   米国留学の際、大学からこのTOEFLの点数が要求され、
  冒頭のお便りにあるように、550点(旧ペーパー形式の時の
  点数です)をクリアしないと入学許可が下りないのです。

   逆の言い方をすると、最低これくらいの点数をとれる英語力が
  無いと、現地でやってゆけないということなのです。
  (この点数でも、「実践英語力」が無いと難しいということが
  最近いわれるようになり、TOEFLの形式も段々多様化し、
  ますます難しくなってきています。)

   したがって、先ずは希望する大学が要求する英語力、TOEFL
  の点数を取れるということが、一応英語の基礎力があるということ
  になるかと思います。


   では、「実践英語力」が身につき、結果としてTOEFLの
  点数が上がるような上手い方法はあるのでしょうか?

   このあたりを次回、引き続きお話ししましょう。

                  〜 第20回目、完 〜

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

  このコラムでは『実英習得&留学成功、豆知識』として、英語、
 留学関連の読者の皆さんのお役に立つアドバイスをご紹介させて
 頂いていますが、如何でしょうか?

  今後も、色々読者の皆さんに役に立つ豆知識をお送りしますので、
 ご期待下さい!

  また、こんなことが知りたい、と言う内容がありましたら、下記
 の欄外のメルアドまで、お寄せ下さい。私の分かる範囲で、ご質問に
 お答えさせて頂くと共に、他の方にもご参考になるような内容であれば、
 このコラムでご回答させて頂きます。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============

 本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。
いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、ありがとうございます!

 冒頭に続けます。

 実は、私が先日、名古屋から東京の自宅に帰省する際に、名古屋駅で
ちょっとした事件を目の当たりにし、本当に今の世の中、特に日本は、
これで良いのかな、と、ふと感じたからです。


 その事件は、まさに名古屋駅で停車中の新幹線が、東京方向に向けて
発車しようと言うタイミングで起こりました。
ベルが鳴り、まさに扉が今にも閉まりかねないタイミングでした。

 突然、外国の男の人が新幹線から出てきて、慌てて、直ぐそばの
自動販売機で飲み物を買って、直ぐにまた新幹線に乗り込もうとした
そのタイミングでした。
(私は、その男の人が間に合って乗れるのかな、とホームから少し
離れたところから、心配して見ていました。)

 ホームの安全扉はまだ開いていましたが、直ぐに新幹線の扉がしまり、
そのあとホームの安全扉も閉まりつつあり、その外国の男の人は
間に入ってしまい、新幹線の扉をたたいていましたが、新幹線の
扉は開かず、逆にホームの安全扉だけが再度開き、近くにいた係り員の
ところにその男の人は呼ばれて行き、そのあと、その新幹線車内の扉
付近には、その家族のような女の人が寄ってきましたが、既にその男の人
は、少し離れた係り員のところに行っており、その女の人からは見えず、
どうなったのか、心配したような眼差しで扉意の窓から外を見ていました。
 が、その少し後で、ホームの安全扉が再度閉まり、新幹線は、その男
の人(飲み物を買ったら直ぐに新幹線に乗り込む予定の筈で、多分つい
直前に自販機で買った飲み物以外は、何も持っていないであろうその人。
多分、切符も新幹線の家族のところ?)をホームに置いて、その家族
らしい人のみを載せたまま、その新幹線は東京方向に発車してしまい
ました。

 そのあと、その男の人と係り員との会話で、事態はどうなったかは、
さだかではありません。
(この事件により、ダイヤが少し乱れましたが、私はその少しあとの
予約していた新幹線で東京に向かいましたので、その後の状況は不詳
です。また、新幹線もその顛末で、発車が5分ほど遅れましたが、
何故か私の載った新幹線は、ほぼ予定通り東京駅に着けました。凄い
運行管理「システム」です。「システム」としては、ですが。)


 この事件を知って、みなさんはどのように感じますか?

 あの時、係員は、再度新幹線の扉を開けて、その男の人を乗せる
べきであったかどうかは別として、私が気になったのは、その男の
人は外国の人で、多分、係員に的確にその時の状況(つまり、家族が
新幹線の中におり、飲み物を買って再度乗車するつもりが、急に
扉が閉まり乗れなかったのだ、と即座に係員に説明できたか、どうか
です。

 その上で、扉を再度開くか否かは、当然、職務規定にのっとっての
係り員の判断になるかと思いますが、要はここで、冒頭に書きました
「心」の話に繋がります。


 もし、その男の人が日本人で、「家族も何もかも新幹線の中で、
まさに乗ろうとしているのに、扉が閉まった!載せてくれ!!」と
説明していたらどうでしょうか?
 その係り員は、再度扉を開けたかもしれません。あるいは、
それでも、規定上ダメだ、と開けずに新幹線を発車させたかも
しれません。
(ただ、ホームの安全扉は再度開きましたので、新幹線の扉も
再度開けることは、その係り員の指示で可能だっとおもわれます。)

 もっとも、その男の人が外国の人であったから開けなかったと
言ことは当然無いと思いますが、その男の人の恰好を見れば、当然
飲み物を買うために降りて再度乗車しようとしていたくらいは、
その係り員も判断できたのではないでしょうか?

 新幹線は、一旦しまった扉は余程のことが無い限り再度ホームでは、
開けないルールなんでしょうか?

 通常の電車では、再度開くことが良くあり、その外国の男の人も
その感覚で、新幹線の扉を軽くたたいて開けてくれとの動作をして
いたように私には見え、何んかその男の人やその家族に対して、
日本人として気の毒になりました。

 実際、いつも社内のアナウンスでは、停車時間が短いことは英語
でもアナウンスしていますが、それがどれだけ具体的に徹底できて
いるでしょうか?
 乗り降りの客数が多い時は、かなりの時間停車している場合も
当然ありますので。

 その外国の男の人の行動により、新幹線のダイヤが乱れたのは
事実であり、原因はその男の人に無いとは言えません。

 実際、発車間際の新幹線から降りて、そばの自動販売機に飲み物を
買いに行く行為に、私としても、最初は無謀なことをするな、と感じ
ました。
 しかし、異国の地で、家族を社内にのこして、自分一人だけホーム
に残されたその外国の男の人が、大変気の毒になりました。
(特に、この子供の為に、わずかな停車時間を利用して、自販機に
急遽飲み物を買いに行ったのであれば、余計に気の毒です。)

 と言うのも、自分自身、実際、異国の何も知らないところで、
色々大変な経験をして、人の「心」の温かさ、親切さに救われた
ことが、これまで何度もあったからです。

 良く、日本人は親切だ、と言われますが、本当でしょうか?
特に昨今の日本人はどうでしょうか?

 これから、2020年の東京オリンピックを控え、海外から多くの
方々が日本に来られますが、本当に我々がやらないといけないこと、
準備しないといけないことは何なんでしょか?


 冒頭に書かせて頂いた「心」の件は、まさにこの「システム」と
人間の「心」のはざまで、我々はどのような行動をとれば良いか、
という、ふと感じた疑問でした。

 上記の事件を読まれて、読者の皆さんはどのように感じられたか、
ご意見、ご感想を下記のメルアド宛に頂ければ、幸いです。


 今回は、英語、留学とはちょっと関係のない編集後記になってしまい
ましたが、「グローバル」な昨今としては、重要なテーマだと思います。


 今後も、このメルマガ【実践留学道場】、頑張って継続発行して
行きますので、どうぞ引き続き、宜しくお願い致します。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜


 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


      ●●● 次回は、9月6日発行予定です。●●●


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