メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第629号]  2015/12/09


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             【実 践 留 学 道 場】

             第629号(2015/12/9発行)

       毎回発行部数:約340部、 累計発行部数:389,275部

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 読者の皆さん、こんにちわ。
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”の、多門院 英蔵ことヒデクラです。

 今年も早、最後の月、12月になってしまいました!

 先日、久々に以前住んでいましたシンガポールに出張で行ってきましたが、
暑いシンガポールとは逆に、イギリスは、その間急に寒くなって、雪も少し
降ったとか。
 ロンドンに戻った時には、また少し暖かくなっていましたが、それでも結構
寒く、さすがに今年初のコートを着ての出社になりました。

 日本も急に寒くなったようです。急な気候の変化により、風邪などひかれない
ように、留意されて、英語のトレーニングに、留学準備に頑張ってください!

 ところで、前回より、新コラムが始まりました。その名も『楽しくマスター
留学英語!』
 私のかなり前の米国留学時代の生活ノウハウを含めての、留学用語の解説が
中心となりますが、是非、楽しんで、お気軽にお読みください。


 それでは、早速、今回の稽古に入りましょう!


  =========================[今回の内容]==========================

    ☆1☆ 『楽しくマスター留学英語!』[第2回]
 
    ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』

  ===============================================================


 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


         『楽しくマスター留学英語!』[第2回]
         ===================


  留学を目指している初心者の為に、毎回、基本的な留学関連用語の
 解説をもとに、海外での留学生活のノウハウを解説して行きます。

  それでは、『楽しくマスター留学英語!』[第2回]のはじまりです!

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

 ●第2回: Academic Degree(学位)/Academic Year(学年度)


  前回の第1回目は、Academic Advisorを取り上げましたが、
 今回は、これに続きAcademicシリーズということで、Academicで
 始まるいくつかの留学関連用語をご紹介しましょう。

(1) Academic Degreeとは学位のことですが、日本では通常
   短大や大学を卒業しても、学位のことはあまり気にしないと
   思いますが、大学院に行ってあたりまえの米国では、単に
   大学に入ったというよりも、その学位のほうが重要です。

    特に、現在の日本では大学を卒業して就職という形が殆んど
   ですので、大学院まで行って修士号(Master's)や博士号
   (Doctorate)の学位を取得して就職する人は少ないですが、
   米国では名のごとく大学の学部生は、Undergraduate Student
   と呼ばれ、大学院生になって初めて、Graduate Studentと
   呼ばれます。つまり、大学を出て初めて基礎が出来、それから
   大学院でもっと専門的な本当の学問を学ぶと言うことでしょう。

    因みに、4年生の大学を卒業してもらえる学位は、Bachelor's
   Degreeです。日本ではあまり意識しない学位ですが、いわゆる
   「学士号」です。例えば、4年生大学の理学部卒であれば、
   「理学士」となり、英語ではBachelor of Science、略してBS
   と呼ばれます。(既にご存知の方もおられるかと思いますが、
   このBachelorには、「独身男性」という意味もありますョ。)

    私の場合は、米国の大学院でコンピュータサイエンスの修士
   過程を修了し、Master of Science、略してMSの学位を貰い
   ましたが、これを日本語に訳すと、「理学修士」となります。
   正式に言えば、Master's Degree in Computer Scienceとなり
   ます。ついでに言えば、このMaster's Degreeを取得する為に
   書く修士論文は、Master's Thesisとなります。

    留学予定、留学中の皆さんは、是非Academic Degreeの取得を
   目指して、頑張って下さい。

    
(2)Academic Yearとは学年度のことですが、日本と違って米国は
   少し複雑です。日本では、全国どこでも、4月から新学期が
   始まり、3月で1学年が終わりますが、米国の大学は、通常
   9月から新学期が始まり、翌年の5月頃に1学年が終わります。
   (6月から9月までの3ヶ月間はどこにいったのかって?
   もちろん、その長い3ヶ月間は夏休みです。うらやましい
   ですか? しかし、しかしです。その先が日本とは違います。
   夏休み中もフルに大学の授業があり、大抵の学生はこれらの
   授業に出ています。日本の大学生のようにバイトに明け暮れて
   いるような学生は余りいません。)

    米国のAcademic Yearの話になると、以前もお話しました、
   Semester System(セメスタ制;2学期制)やQuarter System
   (4学期制)とも絡んできますので、少しややこしくなります
   が、米国では通常、9月初旬〜1月下旬の秋学期と、2月中旬
   〜6月初旬の春学期の2つに分かれていることから、上記の
   ようなAcademic Yearとなっています。

    しかし、私の通った大学は、Semester Systemをとっては
   いましたが、少し変則的でした。つまり、
    ・秋学期:8月下旬〜12月上旬
    ・冬休み:12月上旬〜1月下旬
     (この期間に冬学期の授業あり、但し、オプション)
    ・春学期:1月下旬〜5月中旬
    ・夏休み:5月中旬〜8月中旬
     (この期間に夏学期の授業あり、但し、オプション)
   というような感じでした。
   (見かけ上のSemesterですが、実質Quarterです!)

    つまり、長く休もうと思えば休みが取れ、勉強しようと
   思えば休み中でも勉強が出来る。かように米国は自主性を
   重んじている国なのです。よって、私は当時、企業の社費
   留学の身でしたので、他の日本からの学部留学生のように
   長い休みを遊んで過ごすわけにもゆかず、冬学期と夏学期
   の授業をとり、勉強にいそしみました。
   (その努力の甲斐もあり、1年あまりで何とかMS(修士号)
   を取得することが出来ました! )


  どうですか、Academic Degreeや、Academic Yearに関してご理解
 頂けましたか?
  もし、未だ良く分からない点がありましたら、一度、以前ブーム
 になりました、『英語は絶対、勉強するな!』のチョン チャンヨン
 さんも薦めています「英英辞典」で、是非、用語の本来の意味を
 確認して見て下さい。

  ついでに、下記のAcademic留学関連用語も、頑張って調べてみて
 下さい。

   ・Academic Background
   ・Academic Objective
   ・Academic Record
   ・Academic Probation


  では、次回の『楽しくマスター留学英語!』ご期待ください!


                     〜 第2回、完 〜

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

   『楽しくマスター留学英語!』、如何でしたでしょうか?
  本コラムへのご意見、ご要望等ありましたら、お気軽にメール
  にてお寄せ下さい。
 (メールアドレスは、このメルマガの下のほうに記載してあります。)

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============

 本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。
いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、ありがとうございます!

 最近、ふと、思うことがあります。それは、お金の使い方に関してです。
(今回の編集後記は、長くなりますよ(笑)。)


 良く、「金は天下の回りもの」と言われます。これは有名ですが、
皆さん、ほんとうの意味をご存知でしょうか?

 大辞林によると「金銭は一か所にばかりとどまっているものではなく、
世間を回って動く。金は世界の回りもの。」と書いてあります。

 しかし、ここで「天下」とは具体的には何を意味するかご存知で
しょうか?

 「天下」とは、漠然とした言葉ですが、因みに、華僑の間では
しっかりと「天下」の範囲が定義されています。

 華僑では、「天下」とは世の中のことではなく、自分の周りにいる
家族や、信頼できる仲間を囲って作り上げたコミュニティのことを
意味するようです。

 よって、華僑は富を独占するのではなく家族や顔の見える仲間内で
回すことでお金を外に流さないようにし、一人が儲かれば仲間内の
困っている誰かに与えたり、誰かの新しい商売の援助に使うことで、
さらに富を倍増させながら華僑は栄えてきたようです。

 したがって、華僑流に言えば、お金を流れるままに流すのではなく、
囲いを作ってその中で循環させると言うのが、「金は天下の回りもの」
の意味となるのです。


 ちょっと、長くなりましたが、冒頭の「最近、ふと、思うことが
あります。」と言ったのは、そのお金の使い方の「天下」の範囲です。

 実は、先日、カジノで少し勝てました。と言っても、以前に負けて
いた分を少し取り戻したような程度ですが(笑)。

 ところで、このカジノでのお金の使い方は、ムダ金でしょうか?
あるいは、「天下」の範囲を超えていますでしょうか?

 人により定義の差はあるかと思いますが、私は決してムダ金には
ならないと思います。それは勝った場合も、負けた場合も、どちらも
同じです。

 負けた時は、確かに悔しいですが、カジノには山谷があり、ちょっと
勝っている波の時にやめれば良いのですが、もっと勝とうと欲を出して
最後に、全て負けることが多々あります。

 これは、自分の「天下」の範囲を超えているからです。ちょっと、
勝ったり負けた時にやめて、また次のチャンス「天下」を待てばよいの
です。カジノ自体で既に楽しんで、その代用として支払った、また、
他の誰か勝った人(天下)の為に、支払った(貢献した)と思えば
良いのです。

 逆に、たまたま大勝ちした時も、もっと勝とうと思わずに、負けた人
(天下)からお金が回ってきた、という意識で感謝して、その勝った分を、
無いものとして、貯金するなり、自分の普段買いたくても買えなかった
ものを買って心を豊かにすれば、良いと思います。

 確かに、カジノはAddictive(病みつき)になりがちですが、そこを
コントロールするのも、華僑のいうところの「天下」かと(笑)。


 イギリス人は、賭け事が好きな人も多いようで、カジノに対しての
印象が、我々日本人とは異なります。

 カジノは趣味のような感じで、カジノをやっている人は、自分を
コントロール出来る人、と言う良いイメージもあります。それが、
イギリスで、賭け事やカジノが流行っている理由でもあるんでしょう。
(実際、ロンドンでのカジノの多さには、びっくりしました。日本の
パチンコ店ほどの数があります!)
 
 と言うことで、今回の編集後記は、「金は天下の回りもの」から、
カジノの話になってしまいました。長くなって、すみません!


 今後も、このメルマガ【実践留学道場】、更に頑張って充実させて
行きますので、どうぞ引き続き、宜しくお願い致します。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜


 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


      ●●● 次回は、12月23日発行予定です。●●●


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