メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第543号]  2012/04/18


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             【実 践 留 学 道 場】

             第543号(2012/4/18発行)

       毎回発行部数:約570部、 累計発行部数:346,135部

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 読者の皆さん、こんにちわ。
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”(ほかにも”師範”や編集スタッフ
等々発行に関わる全てを兼ねています!)の、ヒデクラです。

 日本では、既に入社式や入学式も終わり、皆さんは新しい生活にも、そろそろ
慣れて来ていますでしょうか?
 日本は、もうだいぶ暖かくなってきたようですが、ここシンガポールはいつも
暑く、また時々大雨や雷がなることもありますが、そのあとは、すぐに快晴にな
ります。雨の後は、かえって少し涼しくなり、良いくらいです。
(シンガポールは、日本のように地震や台風が来ないので、助かりますね。)

 また、この時期、私は日本では花粉症で、毎年かなり悩まされていましたが、
ここシンガポールではそのような心配もなく、助かります。


 それでは、早速、今回の稽古に入りましょう!


  =========================[今回の内容]==========================

    ☆1☆ 『ヒデクラの海外留学成功秘話』(第13話)
 
    ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』

  ===============================================================


 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


       『ヒデクラの海外留学成功秘話』(第13話)
       ====================

  かなり前に連載していました、『留学実践講座』をベースに、更に
 内容を更新し、『ヒデクラの海外留学成功秘話』として連載しています。
  このコラムでは、単に海外留学について解説するだけでなく、どう
 すれば海外留学を安く実現&成功させ、かつ、実践英語力の増強に結び
 つけることができるか、等々もおり込みながら、ノウハウを解説して
 行きたいと考えています。では、早速開始しましょう!

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

 ●第13話:出願書類の中で、一番重要なモノは?


  今回より、留学実現に向けての準備で必要となる事柄を
 私自身の体験をもとに、具体的にお話して行きましょう。
  
  出願に必要な書類は、全て揃えて出願するのは当然ですが、
 その書類の中には、書き方によって、入学許可(合格可否)を
 左右するような重要な書類がいくつか含まれています。

  通常、願書の書き方や、その他書類の記入方法、コツは、
 色々な書物にも書かれていますので、ここでは、特に入学許可
 (合格)を得るために重要な出願書類である、エッセイと
 推薦状のうち、今回はエッセイについてふれて行きましょう。


  エッセイ(入学目的、自己紹介)
  ===============

  エッセイ(Essay)といっても、当然、随筆や単なる作文では
 ありません。入学目的(Statement of Entrance Purpose)と
 言ったほうが良いでしょう。
 
  そもそも、このエッセイはどこの米国の大学でも要求して
 いるかと思いますが、もし、提出が必須でなくても書くべき
 書類です。というのも、これは相手先の大学に自分を良く
 知ってもらい、自己PRする上で重要な書類だからです。
 このようなエッセイを入学許可のひとつとしてくれている米国
 の大学に感謝はしても、決して負担に思ってはいけません!

  巷では、このエッセイを作成する為のアドバイス、指導を
 してくれる機関(英会話学校?)もあるようで、このような
 機関を活用するのも良いかもしれません。しかし、利用の
 仕方が問題です。頼りすぎてはダメです。
  既にこれまでも述べましたように、留学は、何でも自分で
 やる意志と、エッセイくらい書ける基本的な英語力が無いと、
 現地に行ってから苦労するでしょう。

  よって、せいぜい自分で書いたエッセイを読んで貰い、
 アドバイスや意見を貰ったり、表現で曖昧なところの校正
 をしてもらう程度に留めておいたほうが良いでしょう。

  また、内容に関しても、自分のバックグラウンド、特に
 大学院の場合は、大学での研究内容や、もし実社会での経験
 があるのであれば、具体的なそれらの業務内容を出来る限り
 詳しく、かつ簡潔に書くことをお勧めします。もし、誇るべき
 資格や表彰歴があれば、当然これらも上手くエッセイの中に
 含めて下さい。
  単に、自分の自己紹介や、何故大学や大学院に行きたいか
 だけだとインパクトに欠けるでしょう。とにかく、相手先の
 大学に自分というものを良く理解して貰うと共に、自分は
 希望する大学、大学院で十分学んで行ける、研究して行ける
 ということをこのエッセイの中で、”英文”でアピールする
 必要があるからです。


  ここで、私自身のラッキーであった、体験談(成功談)を
 ご紹介しましょう。

  私は、最初エッセイを書いて大学院に提出した時には、
 出身大学での専攻内容や、会社での業務経験内容について
 書いたつもりでしたが、まだまだ不十分であったようです。
  幸い、その後、入学許可を検討している教授から、私の
 プログラム言語の経験や取得しているコンピュータ関連の
 資格についてもっと詳しく知らせてもらいたいとの手紙が
 届きました。というのも、私は大学の時はコンピュータが
 専門ではなく、会社に入ってからコンピュータ関連の業務
 をずっとやっており、留学先では、CS(コンピュータ
 サイエンス)の専攻を希望していたからです。
  これ幸いと、私の長年の業務経験歴や資格歴を、こと
 細かく書いて手紙を返しました。(やはり、何かにつけて
 公の資格は取っておいて損はありません。このような時にも
 役立ちます!)

  それからしばらくして、しばらくして、今度は嬉しい手紙が
 きました。
  例の教授が、「バックグラウンドは良く理解できたので、
 入学許可を進めたいが、残念ながらTOEFLの成績が大学
 所定の550点に満たないと、入学してから英語関連の授業
 を取らなくてはならず、専門科目の勉学に差し支えるので、
 頑張って550点以上を取得して貰いたい。」というような、
 嬉しいアドバイスの手紙でした。

  確かに、私はその時点ではTOEFLは520点は超えて
 いましたが、大学規定の550点は越えていませんでした。
 (520点〜550点の範囲だと英語力不十分ということで
 条件付入学許可となります。因みに、このときはペーパー
 ベースでのTOEFLの点数であり、CBTや新TOEFL
 ベースでの点数ではありません。念の為。)
  結局、私はその後も頑張ってTOEFLを受験しましたが、
 やはり規定の550点を超えることが出来ませんでした。
 (しかし、その後合格通知が大学からきた時は嬉しかったです。
 条件付入学と、はっきり書かれていましたが、合格は合格です!)

  このように、エッセイは自分と大学側とのつなぐ重要な
 コミュニケーション手段の一つでもあるのです。

  ちょっと、余談になりますが、これには後日談があります。
 入学後、例の手紙をくれた教授が私のアドバイザーになり、
 色々相談にのってくれたのですが、入学前の手紙のやり取りで、
 入学後も初対面ながら比較的気軽に挨拶に行けました。

  尚、私のバックグラウンド情報を事前にアドバイザーの
 教授にPRできたせいか、大学の時の専門と分野が違っても
 前提科目をとらずに、即、大学院の専門科目の受講が可能と
 なりました。(台湾の大学からの留学生で、大学の時の専門が
 CSありながらも、前提科目を取らされると嘆いている学生
 も実際いましたので、私はラッキーでした。国家試験である
 高度情報処理の資格取得が効いたのかも知れません!)

  ただし、既に書きましたように、英語力不足の条件付入学
 でしたので、英語関連の授業(IEP:Intensive English Program)
 は、当然取らされました。
  しかし、結果的にこれは正解であったと思います。大変では
 ありましたが、他の国からの留学生(学部生、院生含めて)とも
 知り合いになれ、また、このときの英語の勉強が、後の大学生活
 にも活きてきたからです。

  お蔭で、TOEFLも入学後しばらくして550点を突破でき、
 晴れて英語の授業免除となりましたし、この努力がアドバイザー
 の教授にも認められて、のちの奨学金確保にもつながりました!
 (因みに、英語の授業は、2科目も取らされましたが、私は
 すべてAで修了できました。これらの授業では、日本で身に
 つけた、英語の基礎力(文法、語彙力)が活きてきたのでしょう。
 皆さんも、頑張って日本で英語の基礎力を身につけて下さい。
 きっと、留学先で役立ちます。)


  以上、今回は、出願書類で重要なエッセイについて述べました。
 次回は、推薦状に関して、同様に私の体験談をもとに解説して
 行きましょう。

 
  では、また。次回をご期待下さい。

                   〜 第13話、完 〜

    −−−−−−−−・−−−−−−−−・−−−−−−−−

   『ヒデクラの海外留学成功秘話』、如何でしたでしょうか?
   本コラムへのご意見、ご感想等々ありましたら、是非、メール
  にてお寄せ下さい。個別回答のみでなく、共通的なご質問には、
  このコラムにて、回答させていただきます。
 (メールアドレスは、このメルマガの下のほうに記載してあります。)

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜


 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============

  本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。
 いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、ありがとうございます!


  「英語・留学」とは余り関係ないですが、私の「英語・留学のページ」

   http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/syumi1.htm

 に、新しいコラムを追加しました。


  そのコラムの名は、...、


          【東大 理I 現役合格への秘訣】

  「ごく平凡な家の息子が、生まれてから、東大現役合格迄の道のり」


  ですが、このコラムは、東大への入学を目指されておられる方や、
 その親御さんのために少しでも参考になるように、親の私から見た、
 東大現役合格への道のりと言うか、ほんのちょっとした秘訣を、
 ご参考までに公開するものであり、専門家からのアドバイスでは
 ありませんので、あまり期待しないでお読み下さい(笑)。
 (コラムをお読みになると、お分かりになるかと思いますが、
 敢えて、理Iと書いているのには、理由があります! 文Iでは
 ダメかもしれません(笑)。)
                   
  ただ、私の「新・TOEIC高得点取得の秘訣」コラムのように、
 結構、参考になる実践ノウハウが含まれていることだけは自信を持って
 言えます! 

  親の私からして、頑張っている(いたであろう)本人には申し訳ない
 のですが、小さい頃からゲームやパズルばかりに熱中して、母親に結構
 しかられており、色々紆余曲折もあった、その勉強嫌いの息子が、この
 私からみて、ごく普通に東大の理Iに今年現役で合格できたのですが、                
 しかし、そのなかで、その息子を小さい頃から見ていた親の私として、
 ひらめいた、東大合格の秘訣、コツのようなもの掲載して行きます。

  URLは、下記です。

  http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/todai1.htm                  

  まだ、先日執筆を開始したばかりのコラムで、これから順次掲載
 となりますが、「波乱万丈の留学体験記」エッセイのような感じで
 これも書いてゆきますので、お気軽にお読み下さい。


  今後も、このメルマガ【実践留学道場】、更に頑張って充実させて
 行きますので、どうぞ引き続き、宜しくお願い致します。


 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


      ●●● 次回は、5月2日発行予定です。●●●


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