メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第432号]  2008/12/17


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             【実 践 留 学 道 場】

             第432号(2008/12/17発行)

       毎回発行部数:約570部、 累計発行部数:283,537部

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 読者の皆さん、こんにちわ。
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”(ほかにも”師範”や編集スタッフ
等々発行に関わる全てを兼ねています!)の、ヒデクラです。

 我が家では、つい先日大きなクリスマスツリーを出したと思っていたら、この
前の休日には、早々と年末に向けての恒例の大掃除。
 の予定でしたが、天候が今一つで、他にもイベントが入ったようであり、恒例
の大掃除は次週に延期となりました。とりあえずは延期ということ助かりました
が、その分次週は大掃除、またその翌週はクリスマスツリーの片付けとつづき、
年末まで色々なイベントがあり、大変そうです。(^_^;) 


 それでは、早速今回の稽古に入りましょう!


  =========================[今回の内容]==========================

    ☆1☆ 『あなたにとっての留学とは?』[第8回] 
 
    ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』

  ===============================================================


 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          『あなたにとっての留学とは?』
          ================
      [第8回:米国での勉学へのアドバイス(その2)] 


 ●米国での勉学へのアドバイス(その2)


  今回は、留学先の大学にて授業を受ける際に、必要となることがら
 についてふれることにしましょう。


  ▼ 授業科目登録にあたって ▼

  これまでに、私の物語風『波乱万丈の留学体験記』のなかでも述べ
 たかと思いますが、授業科目登録にあたっては、大学ごとのルールが
 ありますので、先ずこれを良く理解しておくことが大切です。
  これはあらかじめ示されることもありますが、場合によっては科目
 の詳細等々が記載された大学ごとのガイドブックに記載されているこ
 ともありますので、事前に良く調べておくことが大切です。
 (米国は契約社会ですので、一見アバウト(大雑把、いい加減)なよう
 に見えても、実は契約で縛られていて、きっちりしている面もあるの
 で、日本の大学生活のように適当に対応していると、あとで取り返し
 のつかないことになりますので注意して下さい。)

  例えば、大学院修士課程修了に向けての必要な規定は、学部ごとに
 全てこのガイドブックに記載されていますので、これを良く読んで十
 分に理解しておくことが必要です。
 (私の場合もこれを良く読んでいたからこそ、何とか1年余りで修士
 課程を卒業することが出来たのです!)

  比較的簡単な英文で書かれていますので、留学するほどの人にとっ
 ては、理解するにはさほど苦労は入らないと思いますが、何しろ分厚
 い本です(私の行った大学のは、450ページほどもありました!)
 ので、目的の個所をすばやく見つけるスキミングのような技術が必要
 になるかも知れません。
  このスキミングの技術は、何冊もの英文のテキストを読んだり、参
 考文献を読んだりする時にも必要な技術ですので、これを機会に身に
 つけておいても損はないでしょう。
  スキミングといっても、どっかの速読の本に書かれているように難
 しく考える必要はありません。とにかく目的の情報を見つけ出すとい
 う意識でもって、キーワードをさがす練習をするだけですので、絶え
 ず心がけていればそのうちに早く目的の情報を見つけ出せるようにな
 ります。ほんとうです。
 (例えば、私は新聞はあまり読まないのですが、もし日本の毎日の朝
 刊をすみからすみまで読むとするとかなりの時間かかると思いますが、
 私は朝5分くらいで必要な(興味のある)ところは全て読んでしまい
 ます。それは、目次がなくてもヘッダ(見だし)や写真等々を手がか
 りに目的の情報をさがし出し、その部分だけを読んでいるからです。
 (英字新聞もこれくらいの時間で全て読めれば嬉しいのですが、何し
 ろ日本の新聞すらあまり読みませんので、...。もし、新聞が好き
 な人は、是非、英字新聞や英字雑誌で同じようなスキミングの練習を
 されると、きっと早く英文も読めるようになるでしょう。)

  少し余談になりますが、TOEFLでかなり長文の読解問題が多く出さ
 れるのを最初不思議に思っていましたが、それにはそれなりの理由が
 あったのです。
  つまり、あれくらいの英文をすばやく読んで問題に答えるくらいの
 力がないと大学での膨大なテキストや文献に対応することができない
 ということなのです。
  私も以前はTOEFLは時間制限があるが、本来はじっくり時間をかけて
 問題を解けばいいので、TOEFLは本当の英語力とは差があるのでは?と、
 思っていたこともありましたが、それは間違いでした。やはり、TOEFL
 は米国留学生にとって必要最小限のテストだったのです。
  ゆっくり時間をかけて読んでいたり参考文献を調べていたら、到底
 期限までに宿題やレポートが出来ないし、当然ネイティブ(現地人)に
 対抗できないでしょう。テストの際は、時間制限があるので、このこ
 とはもっとシビアになります。ちょっと、想像してみて下さい。
  テストの時には読むこと以外にも、回答するという英文作成能力も
 同時に要求されるわけですから。

  あまりこれから留学しようという人に不安を与えるようなことばか
 り書くのも何ですが、これくらいの心構えが必要ということは、是非
 認識しておいて貰いたいところです。


  ▼ 授業受講にあたって ▼

  大学院の授業でも、学部の授業でもほとんど同じかと思いますが、
 一番大切なのは、これまで何度も言っていますが、積極性です。良い
 成績を取るためには、この積極性が必要なのです。

  教授によっては最初の講義の際に、あらかじめ評価基準を示してく
 れる人もいます。
  例えば、授業への参画度:20%、中間試験:20%、期末試験:
 30%、レポート提出:30%、と言うような具合です。ここで重要
 なのは参画度です。これは日本のように授業に出席すれば良いと言う
 ことだけでなく、積極的な発言や、議論への参画度合いにて評価され
 ます。
  以前、「波乱万丈の留学体験記」の中でも書きましたが、授業中に
 何も発言しないと、教授から、授業に参加していない、と注意を受け
 たことがありました。

  ここでちょっと成績のシミュレーションをしてみましょう。大学院
 での有効単位となるのは、評価がB以上のケースがほとんどですから、
 例えば上記の授業でB以上の評価が75%で得られるとしましょう。
  この評価を獲得するために、中間・期末試験が半分しか得点出来ず、
 レポートで頑張って仮に満点を貰ったとしても、これでも合計が55
 %ですから、まだ20%足りません。
  ここで、授業への参画度の点数がきいてくるのです。積極的に参加
 していれば、必ず満点もらえ、合計75%となり、Bの評価点数に到
 達します。

  ですから、成功のポイントは、授業への参画度といっても過言では
 ないでしょう。(特に、英語力にハンディのある日本人留学生にとっ
 ては、...。)
  あらかじめ、テキストに目を通しておきさえすれば、何か質問した
 い内容や授業で議論となりそうなところは分かってくると思います。
 また、このことが試験の点数向上にも間接的につながります。
 (ここで、先程のスキミング能力が効果的な予習の為にも必要になっ
 てきます。)

  そして、既にお分かりかと思いますが、もう1つの成功のポイント
 は、レポートでの評価です。いくら授業や試験で満点をとっても、レ
 ポートを提出しなければ、70%となりBは貰えません。しかも、更
 に大変なことに、科目によってはこのレポートの内容を皆の前で発表
 しなければならないケースもあります。
  ここでいうレポートとは、何か与えられた課題に対して調査、分析
 し、その結果をレポートして纏め上げる、リサーチペーパーのことを
 意味します。
  米国の大学では、このリサーチペーパーのことを、略して"Paper"と
 呼んでいました。


  次回は、このレポートに関して、米国の大学や大学院で必要となる
 この英語でのレポートに如何に対応してゆけば良いのか、そのコツに
 ついて、お話しましょう。

                    −  第8回 完 −

      −−−−−−−−・−−−−・−−−−−−−−

  今回の『あなたにとっての留学とは?』、如何でしたでしょうか?
 読者の皆さんのご参加により、より良いコラムにして行きたいと考えて
 います。是非、このコラムにご意見、ご要望をお寄せ下さい! 

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============


   本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。
  いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、ありがとうございます。


   先日、本屋で「Collins COUBUILD INTERMEDIATE DICTIONARY」を
  見つけ、案外安かったので、思わず買ってしまいました。

   いわゆる「英英辞典」ですが、現地の小・中学生用とでも言うんで
  しょうか、カラーの挿絵がたくさん入っており、大変読みやすい辞書
  です。
   CD−ROMもついており、3000円ほどでした。(ただ、その
  CD−ROMは、私のVistaPC上では動かず、残念でしたが、...。)

   例えば、"category"という語彙を、この辞書で引いてみると、

  If people or things are divided into CATEGORIES, they are divided
    into groups according to their qualities and characteristics.

  というように意味がのっており、その次に、以下の例文も出ています。

  There was one winner in each category.

   更に、嬉しいことに、その次に、Thesaurus(類語)も出て
  います。

  CATEGORY  Also look up:
     class, classfication, grouping, kind, rank, sort, type

   ということで、日本語を介さずに、単語の意味、語源を正確に
  理解できます。

   昔、「辞書を丸ごと読みながら覚える」というような人もいたとか、
  いないとか。
   しかし、このCollinsの辞書であれば、カラーの挿絵もたくさん入って
  おり、しかも、文章で意味を説明していますので、楽しみながら、単語
  を覚えることができ、「辞書を読む」のも可能かもしれません(笑)。

   このCollinsコウビルドは、米語版や上級辞典等々、いろいろなタイプ
  が出ているようですので、興味がおありの皆さんは、書店で実物を是非、
  ご覧になって下さい。


   今後も、更なるメルマガの内容充実のために、是非、読者の皆さん
  から、メルマガの内容に対しての貴重なご意見を頂きたく、

     ・アメブロのURL、
       http://ameblo.jp/studying-abroad-blog/

   あるいは、
   
     ・掲示板のURL、
       http://yy2.ziyu.net/yy/Hajime.html

  に、どんどんご意見、ご感想をお寄せ下さい。


   以上、道場主の戯言でした。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


      ●●● 次回は、12月24日発行予定です。●●●


 (お願い) 一番下のP.S.の情報も、是非お読み下さい。
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