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△▼ Weekly Mail Magazine △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 【実 践 留 学 道 場】 第418号（2008/9/10発行） 毎回発行部数：約620部、 累計発行部数：275,244部 △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼ 読者の皆さん、こんにちわ。 メールマガジン【実践留学道場】”道場主”(ほかにも”師範”や編集スタッフ 等々発行に関わる全てを兼ねています!）の、ヒデクラです。 まだまだ残暑厳しい日々が続いていますが、もう既に９月となって、朝晩は やはり少し涼しくなってきたような気がします。 ９月は異名で長月(ながつき)と呼ばれますが、長月の語源は色々あるようです。 その中でも、夜がだんだん長くなる「夜長月（よながつき）」から長月となった 説が一番有力とか。確かに、最近日が暮れるのが早くなり、これから段々と 夜が長くなってくるでしょう。これからの秋の夜長を英語力増強、留学準備と 有効に使いましょう！ それでは、早速今回の稽古に入りましょう！ （今回は少し長いですが、中身が濃いですよ（笑）。） =========================[今回の内容]========================== ☆１☆ 『実践ＴＯＥＩＣ攻略講座(活用編)』[第４講] （実践英語マスターのポイント） ☆２☆ 『道場主の戯言(編集後記)』 =============================================================== 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆１☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜 『実践ＴＯＥＩＣ攻略講座(活用編)』[第４講] ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ （実践英語マスターのポイント） 好評の連載コラムの『実践ＴＯＥＩＣ攻略講座』、入門編、実践編 に続き、いよいよ活用編となっています。 この活用編では、既にＴＯＥＩＣでＡレベル（８６０点以上）を 取得されている読者を対象としています。よって、未だ８６０点に 達しておられない読者の方は、バックナンバーをお読みになり、 Ａレベルに達するべく頑張って貰うことを前提に、この活用編をお読み 頂いても、まったく問題ありません。 尚、この活用編では、９００点以上の更なる高得点を目指すのみで なく、幅広く実社会で通用する英語力や、海外留学にも通用する実践 英語力を身につけつつ、その結果としてＴＯＥＩＣで高得点を獲得して 貰うというのが主旨です。 このコラムを読まれた後は、是非、書かれている内容を実行に 移して下さい。単に読むだけでは、力はつきません。自分自身で実践 することが重要です。 読者の皆さんと一体となった講座にして行きたいと考えています ので、楽しみながら、このシリーズの最後までお読み下さい。 【 この講座の「入門編」や「実践編」を未だお読みでない方は、 http://archive.mag2.com/0000034453/index.html から、バックナンバーにて先ず読まれることをお勧めします。】 それでは、活用編の第４講のはじまりです！ −−−−−−−−・−−−−・−−−−−−−− ● 第４講： 実践英語マスターのポイント 今回は、少しＴＯＥＩＣからは離れますが、このメルマガで 何度も出てきます「実践英語のマスター」について、この本質に 迫りたいと思っています。 ところで「実践英語」とは何でしょうか？ これは私が勝手に命名 したものですが、私はこれを以下のように定義付けたいと思います。 実践英語 〜 単に資格や点数であらわされるモノでは 無く、実際に留学や海外生活の実践の場で通用する”英語” と、定義づけましたが、これはかなり意味深いものがあり、言うは易く、 行なうは難しと言った、最たるものです。そして、このメルマガの読者 や実際に留学や海外生活をされた経験のある方は、実感できるのでは と思います。 日本では、以前から「国際化」ということが叫ばれており、これは 「国際化社会」というように、色々な意味で使われています。実際、 昨今の企業においても、いわゆる「国際化企業」というのは、海外に 拠点を持っていたり、あるいは海外と取引があるなど、世界共通語の 「英語」なしには「国際化」は始まりません。 よって、このような背景から大企業では社内英語検定が独自にかなり 前から実施されていましたが、最近ではこれにかわるものとして、かの 有名なＴＯＥＩＣが利用されています。そして、善しにつけ悪しきに つけ、このＴＯＥＩＣの点数を、昇進のひとつの基準にしている企業も あるようです。 しかし、ちょっとここで考えてみて下さい。ＴＯＥＩＣや他の英語の 試験で高得点を取ることが、真の国際化でしょうか？ このメルマガ の読者の方は誰もそうは思っていないと思いますが、もしそのように 考えておられる方がいるとすれば、少し視点を変えてみて下さい。 実際問題として、馬鹿げたことですが、会社でＴＯＥＩＣの点数ノルマ が課されたとすれば、会社人間は嫌でも英語を勉強してＴＯＥＩＣである 程度の点数を取る、取らざるを得ない。そして、このことが目的や義務 となってしまうでしょう。 しかし、ＴＯＥＩＣはこのような目的の為のモノでは無く、自己学習、 トレーニングの結果を評価するバロメータ、モチベーション向上の手段 であるべきではないでしょうか？ 以前メルマガで引用させて頂きましたＴＯＥＩＣで有名な千田 潤一氏 の講演の中でも紹介されていましたが、ＴＯＥＩＣで点数を向上させた ほとんどの方は地味な英語の学習、トレーニングを続けてこられた方々 です。千田氏ご自身もそうだと思います。その結果として、ＴＯＥＩＣ 高得点につながっています。 私がこれまでの経験からして感じるに、英語が上達する、しないは、 ほんの僅かな差です。そうです、ほんの僅かな差、違いなのです。しかし、 この「わずかの差」が実は大変重要なのです。 誰でも中学校、高校と皆んな同じ時間数の英語の授業を受けているわけ ですから、英語に接している時間は皆んな同じ、平等です。 よって、授業をサボってほかのことをしていた人は別としても、一応 熱心に授業を受けていれば、皆んな同じように英語がマスターできて しかるべきです。 しかし、実際問題、差が出てます。更に、英語ができないというよりも、 英語と聞いただけで嫌気がさす、という人がまわりに多いのは、どうして でしょうか？ 英語が上達する、しないの僅かな差は、色々なところで生じます。 例えば、英語の勉強をする時のほんのちょっとした気持ちの持ち方や、 勉強の仕方の違いによって、発生します。たとえ、同じ時間英語に 接したとしても、です。 よく言われることに、楽しい時間は直ぐに過ぎて短く感じるが、嫌な 時間は実際よりも長く感じるということがあります。皆さんが、英語の 勉強、トレーニングをされる時はどうでしょうか？ 短く感じますか、 それとも長く感じますか？ これがご自身のの英語学習に対してのモチベーションのバロメータに なると思います。 良く「学問に王道は無し」と言われるように、簡単に「実践英語」 が身につくような王道はありません。しかし、最短コース、近道は あります！ 同じ苦労をするのであれば、わざわざ遠回りをするよりも、当然、 近道を行ったほうが良いでしょう。 これからその近道について伝授しましょう。（これは実際に怠け者 の私が、特別な勉強なしに、かつ自分の力で達成できた方法ですので、 皆さんもほんの少しの労力を払えば、誰でも達成できる方法です。） ここで断っておきますが、私の定義する「実践英語」とは必ずしも ネイティブのような完璧な（ネイティブでも間違いはありますが）英語 というわけではありません。 冒頭でも書きましたように、「実践の場で通用する英語」、そして、 一応ネイティブと意思疎通をはかれ、実践で役に立つコミュニケー ションができるというレベルです。そして、その客観的な証として、 ＴＯＥＩＣで９００点以上は軽く取れ、かつ、米国大学院でネイティブ と一緒に学び、修士号が取れる、と言うくらいのレベルです。先ずは、 ここまで到達すれば、十分でしょう。 しかし、完璧な英語の使い手、つまり「英語の達人」「英語の黒帯」 に達するまでには、この「実践英語」を身につけてから、まだまだ先が 長いのです。ＴＯＥＩＣ９００点は、やっとこの「英語マラソン」の 折り返し地点まで来たと考えてみると良いかも知れません。折り返し 地点まで走っただけでも立派です。しかし、ここは決してここはゴール では無いのです！ ○ 実践英語マスターへの近道：その１ まずは英語に興味を持って、楽しく勉強、トレーニングできる環境 をつくることです。何でもそうですが、嫌々やっていては決して続ける ことはできません。 そして、その為にも先ずは興味の持てる楽しいトレーニング教材を 選んで下さい。もちろん、現在の英語力のレベルによって使用する トレーニング教材も異なってくるのは当然ですが、決してレベルの 高すぎる教材や面白くない教材を選んではダメです。これが実践英語 マスターへの先ず基本となります。 そのためにも是非、教材選びは念には念を入れて、自分に合ったもの を選んでください。多少値段が高くても自分への投資と思えば安いもの です。(逆にお金をかけて高い教材を選ぶということで、教材選びも 真剣になれるでしょうし、その後の熱意にもつながります。） 最近は、ＰＣ上での色々面白いトレーニング教材もでていますので、 これらを活用するのもひとつの手だと思いますし、また、インター ネット上では無料での英語関連メルマガやちょっとした無償教材提供 のサイトも多々ありますので、あまりお金をかけずに上達したいという 方は、これらを利用する手もあります。 いずれにしろ、上達への重要なポイントはすぐに始めて、これを継続 することです！ ○ 実践英語マスターへの近道：その２ 次に、実践英語をマスターする上で大切なことは、如何に自分に適した 教材を選んで、かつ、効率よくトレーニングを進めるかですが、これが なかなか難しく、結構悩んでいる人がいます。 巷で、英語の通信教育や何か特別ですぐに上達しそうな教材、英会話 学校がはやっているのも、このことが根底にあるのです。 つまり、これらに頼るのが、他力本願でてっとり早いからです。しかし、 他力本願だとそれが期待外れだとすぐに挫折してしまい、結局上達には 至りません。（先ほども書きましたように、そんなに簡単に、苦労せずに 上達できるような王道は決してありません！） トレーニング教材選びから苦労して自分に最適な教材を選べてこそ、 長続きし、上達に至るのです。そして、ここで重要なのは、自分にあった 教材の選び方、およびそれを最大限に活用する最適なトレーニング方法 を知ることです。 これは人それぞれ異なりますが、私の経験からよさそうな教材、トレー ニングの仕方を、ホームページやブログで公開していますので、ご参考 にして下さい。 これにより、「実践英語」習得への道のり、期間が大きく左右されます。 そして、一旦、最適な教材を選んだら、あとは地道にその正しいトレー ニングを継続する、ということです。これが結局は、「実践英語」上達 への一番の近道なのです。 「その１」でも書きましたように、このトレーニングは苦しい勉強では ダメです。楽しいトレーニングであるべきです。たとえば、レベルにも よりますが、好きな作家のペーパバックを読むのも、このトレーニングに あたります。正しい効果的なトレーニングを実施すれば、楽しみながら、 英語力が身につくのです！ ○ 実践英語マスターへの近道：その３ 実践英語をマスターする上で３番目に大切なことは、自分のやり方、 成果に自信を持つということです。これはどういうことかと言えば、俗に よく言われるポジティブシンキングにもつながりますが、ポイントは以下 の２点です。 （１）自分の勉強、トレーニングの仕方に自信をもつこと。そして、 そのためには、納得のいった教材を選んだら最後、かならず 上達するとの信念を持って、頑張ること。 →具体的には、あちこちの教材に目移りせずに、同じ教材を とことんマスターすべく繰り返し学習することが大切。 （２）たとえ納得が行くように英語が上達しなくても、トレーニングの 成果は必ずあらわれるので、自信を持ってトレーニングを継続 すること。 →具体的には、ＴＯＥＩＣの点数が一時下がったからといって、 決してトレーニングを中断してはダメです。逆に、テストの点数 を気にせずに、実践英語と言う意味では実際に英語を駆使した 実践練習をやってみるといいでしょう。これまでの私の話を理解し、 実践されてきた方であれば、必ず自分自身でも上達が感覚的に 感じられるでしょう。 （例えば、トレーニングの一つに洋書の多読がありますが、ある 程度つづけた後で、自分の英文を読むスピードが速くなっている のが、わかるかと思います。これもひとつの成果なのです。） ○ 実践英語マスターへの近道：その４ これは、上記の３つの近道の結果としての「近道」になるかと 思いますが、当り前のようであり、結構重要なポイントです。 それは、別に英語に限った話でなく、日本語でも、他の言語でも 同じなのですが、「アウトプットの前には、必ずインプットが必要」 ということです。 これはどういうことかと言うと、色々な単語、フレーズ、文法等々 の知識、インプットがあって、初めてアウトプット、つまりスピー キングや会話が成り立つのであって、決して知らない言葉、理解 できない言葉を会話では使うことはできません。これは、日本語でも 同じですよね。 そして、このインプットは地道な読書や他の人の会話を聞くことに より、蓄積されてゆくのです。例えば、赤ちゃんが、最初は何も しゃべらずに聞いているばかりですが、突然しゃべり出すように。 ただ、我々は大人ですので、もっと効果的なインプット方法がある 筈です。それがこれまで説明してきていますようなトレーニング方法、 つまり「実践英語マスターへの近道」なのです。 今回は、少し長くなりましたが、これまでの私の経験から、「実践 英語力」を身につけ、ある程度（完璧ではなくても、ある程度でＯＫ） ネイティブと自由にやり取りできる（特にビジネスでの対応ができる） ようになるための方策、ノウハウをお話しました。是非、あなたも 「実践英語マスターへの近道」を歩まれて下さい。 − 第４講 完 − −−−−−−−−・−−−−・−−−−−−−− 次回の活用編[第５講]も、どうぞご期待下さい。 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆１☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆２☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜 【道場主の戯言(編集後記)】 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 本メルマガ発行責任者のヒデクラこと、多門院英蔵です。 いつもメルマガ【実践留学道場】をお読み頂き、ありがとうございます。 このメルマガをお読みの皆さんは、留学準備に、実践英語の習得に 頑張っておられることと思います。あるいは、既に留学中で、いろいろと 悩みがあり、その解決も意識して、このメルマガを読まれている、という 方もおられるかも知れません。 いろいろな立場の読者の方々に、どのような内容でメルマガを執筆 すべきか、いつも悩むところです。 いづれにしろ、多くの読者の皆さんが楽しく読めて、為になるような 内容のメルマガにしたいと思っています。 （以前は、良く読者の方々からの熱心なメールも届いたのですが、最近 はジャンクメール（関係の無いゴミメール）がほとんどであり、少し さびしいですが、これはメルマガ上での私の読者への熱意、思いが 薄らいできているのかも知れませんね。頑張らないと、．．．。(^_^;) ) 今後の更なる内容充実のために、是非、読者の皆さんからの貴重な ご意見を頂きたく、どうぞ宜しくお願い致します。 ・アメブロのＵＲＬ、 http://ameblo.jp/studying-abroad-blog/ あるいは、 ・掲示板のＵＲＬ、 http://yy2.ziyu.net/yy/Hajime.html に、どんどんご意見、ご感想をお寄せ下さい。もちろん、メールでも ＯＫですよ。スパムに間違われないような内容でお願いします（笑）。 既にこのメルマガでも宣伝させて貰いましたが、「でじたる書房」から、 私の著書、『あなたも出来る海外留学！』及び『あなたも取れるＴＯＥＩＣ ９００点！』が販売されています。是非、下記のＵＲＬからご覧ください。 （特に、『あなたも出来る海外留学！』は、「店長厳選の７タイトル」 に選ばれています！） http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/9971 http://www.digbook.jp/product_info.php/products_id/9907 これまでの私の実体験、ノウハウをもとに執筆したもので、 上記書籍のサンプルページもサイトからご覧になれます。 尚、「あなたも〜」シリーズの第３弾も、近々「でじたる書房」から 販売されます。その名も、 『あなたも成れる英語達人！』 です。 これまでの私の英語・留学関連のノウハウを集約し、かなり力を 入れました著作ですので、どうぞご期待下さい。 （ページ数のボリュームも、上記２作の倍ほどあり、結構、中身も 濃いです！） 皆さんと共に、このメルマガ【実践留学道場】を、実践英語習得、 留学成功へ役立つ有益なメルマガにして行きたいと考えていますので、 今後とも、宜しくお願い致します。 以上、道場主の戯言でした。 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆２☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした！ それでは、次回をお楽しみに。（ Take care and study hard! ） ●●● 次回は、９月１７日発行予定です。●●● （お願い） お馴染みの下記Ｐ.Ｓ．も、是非お読み下さい。 ===================================================================== ■タイトル：【実践留学道場】 (第418号 2008/9/10 発行） ■このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用 して発行しています。( http://www.mag2.com/ ) □まぐまぐＩＤ： 0000034453 □購読の登録・解除： http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/merumaga.htm □バックナンバ： 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