メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第352号]  2007/05/23


△▼ Weekly Mail Magazine △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

             【実 践 留 学 道 場】

                   第352号(2007/5/23発行)

       毎回発行部数:約730部、 累計発行部数:228,254部

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

 読者の皆さん、こんにちわ。 
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”(ほかにも”師範”や編集スタッフ
等々発行に関わる全てを兼ねています!)の、多門院英蔵です。

 前回、新コーナーとして、『思い出のコラム、忘れられないあのコラム』の
イントロをお送りしましたが、このコーナーちょっと、名前が長いので、あたら
めて、『思い出の、あのコラム』コーナーとしました。
 尚、前回お知らせしましたように、毎回、読者からの評価投票できる仕組みも
考えていますので、是非ご投票&ご意見を頂けますよう、宜しくお願いします。


 それでは、早速今回の稽古に入りましょう!


  =========================[今回の内容]==========================

   ☆1☆ 『思い出の、あのコラム』コーナー[第1回目]  

   ☆2☆ 『道場主の戯言(編集後記)』

  ===============================================================


 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


             『思い出の、あのコラム』コーナー
             ================
               [第1回目]


      今回より始まりますこのコーナー、このメルマガ創刊当初からの
  主な特集コラム、記事を振り返って、今一度掲載するとともに、読者
  の方々からこれらのコラムに対しても評価投票も頂くという企画です。

   先ず、今回の第1回目は、創刊第1号の2000年5月13日か
  第6号の2000年6月3日発行分まで順次掲載しました、私自身
  の海外留学の体験を物語風につづった、あの懐かしいコラムです。
   結構長いので、今回と次回の2回に分けて掲載致します。
  (今回のこのコラム記事は2回で完結となりますが、評価投票は
  できれば毎回お願い致します。詳細は、編集後記をご覧下さい。)

   それでは、早速『思い出の特選コラム』の開始です。
  (尚、以前の記事そのままでなく、一部、誤字脱字訂正や、月日の
  変遷による、内容の追記変更箇所等々もあります。ご了承願います。)


      −−−−−−−−・−−−−・−−−−−−−−

        『波乱万丈の留学体験記』[前半]
    〜米国留学開始から1年3ヶ月での修士号取得までの物語〜

  ▼▼ プロローグ ▼▼

  これは、私がまだ独身の頃、つたない英語力で何とか米国留学を
 実現させ、大学院での修士号取得にいたるまでの波乱万丈の実際の
 留学体験を物語風に綴ったものである。英語の勉強をされている方や、
 これから留学を予定されている方の参考にして頂ければ幸いである。


  ▼▼ 第1章 ▼▼

  海外留学を決意したのは、今から20年近くも前のことであった。
 これまで仕事で短期の海外出張経験はあったものの、長期の海外滞在は
 初めてであり、なかなか留学に踏み切れなかったが、ついに決意した。
  しかし、決意はしたものの海外留学は私にとって未知のことであり、
 留学準備に追われる日々が続いた。
   TOEFLやGREの受験から大学の選定や申込み手続き等々全て
 初めての体験であり、仕事についている私にとっては結構大変では
 あったが、留学実現という目標に向かって、希望と不安に満ちた日々
 であった。
  月日の経つのは早いものであり、そうこうしているうちに1年が
 経過し、無事いくつかの米国の大学院への入学申請手続きも完了した。
  そして、いくつか許可が下りた大学の中で、業務直結のコンピュータ
 関連大学院をもつ大学で、かつ、私自身の好みから米国カリフォルニア
 州の某私立大学の大学院に留学先が決定し、いよいよ渡米の日が近づいて
 きた。
  しかし、これまでの苦労はほんのイントロであり、これからが本当の
 試練の始まりであることに、私自身、全く想像もつかなかった。


  ▼▼ 第2章 ▼▼

  幾多の入学手続きも完了し、いよいよ渡米の日がやってきた。

  大学の寮の入寮開始数日前に現地のホテルに到着し、大学の事務所に
 事前に申込んであった寮の確認に行ったが、ここでまず最初の問題が
 発生した。
  日本で事前に一人部屋を申し込んであったにも拘わらず、いざ大学の
 事務所に行ってみると勝手に二人部屋に変えられていた。アメリカに
 着いて早々のトラブルであり、拙い英語で頑張って文句を色々言ったが、
 結局一人部屋の空きが無く、空き部屋が出来次第変えてもらえるという
 ことで、やむなく承諾せざるをえなかった。(しかし、その後自分で
 アパートをさがして退寮するまで、ずっと二人部屋のままであった。)

  また、銀行の口座を開くことがまず先決であることを、ものの本で
 学んでいたので、大学の近くの銀行を事務所で教えてもらい、早速
 手続きに行った。
  すぐ近くのようなことを言っていたが、初めてのところで良く道も
 分からず、トコトコとかなり歩いて、やっと銀行が見つかった。
  ホテルから大学まではタクシーで来たが、ここからホテルまでは
 バスがあるということで、銀行の人に聞いても、話半分にしか良く
 分からなかったが、何とか停留所で目的の路線バスを見つけだし、
 無事ホテルにたどり着いた。

  そして、数日後に大学での新学期のオリエンテーションもはじまった
 が、その中の大学院の受講科目登録の際にも、第2の大きな試練が待ち
 構えていたのであった。


  ▼▼ 第3章 ▼▼

  いよいよ米国での留学生活がはじまった。大学の寮にも入り、既に
 会社員として何年も働いているこの歳にもなって、再び世界各国から
 集まった若い連中との共同生活が開始となった。私の場合、大学院で
 言語教育専攻の学生と同室であった。
  彼は南米出身で先生をやっていたらしく、今回更に大学院でキャリア
 アップをはかるようであった。彼の年齢は、私よりも少し若いくらいで
 あったあろうか。さすがに自国でも英語をしゃべっているということで、
 私とは違い、言語の問題は全くないようだ。何でも博士課程終了を
 目指しているとか。私はあまり共同生活は好まないが、今回の寮生活で
 得ることも多々あった。
 (このことは、機会があれば、また別途お話したい。)

  さて、第2の大きな試練に話を戻そう。

  今回の米国留学で初めて知ったことであるが、科目登録の際に、
 健康診断がなされているか、授業料や寮費の滞納が無いか等々が全て
 チェックされていて、これに引っ掛かると科目登録ができない仕組み
 となっていた。
  日本にいる時にもこのことは大学から知らされており、特に寮に入る
 場合には、各種予防接種が義務付けられており、私も事前に全て完了
 させ、証明書を大学に送ってあった。そして、授業料、寮費も既に送金
 してあり、全て問題が無い筈であった。
  しかし、不運なことに何故かこのチェックに引っ掛かり、健康診断書
 のフラグが立っていた。つまり、送ったはずの健康診断書が大学に届いて
 いなかったのである。
  大学のどこかには届いてあるはずであるが、部署をきちんと書いて
 いなかった私が悪いのか、大学の手落ちなのかわからないが、いずれに
 しろ、このフラグを消さないことには、科目登録ができない。しかし、
 幸いにも私は健康診断書のコピーを持参しており、これを提示する
 ことで、このフラグは無事消えた。
  日本であれば、きちんと医師の印鑑がおされた原本でしかダメかも
 知れないが、そこは合理的なアメリカであり、書類さえあればOKで
 あり、助かった。
  しかしながら、今回の科目登録に関しては、初めての経験であり、
 大学内の様々なオフィスを走りまわり、私にとっては必死であった。
 何しろ科目登録ができないと、せっかく会社の費用で留学したにも
 拘わらず授業がとれないのである。推して知るべしである。

  このように、まるでファミコン[注]のロールプレイングゲームを
 地でいっているような試練の日々が続いたが、何とか無事にオリエン
 テーションも終わり、大学での授業がはじまった。

 [注] ファミコンとは、かなり前にはやった任天堂のゲーム機の名称
   であり、今でいえば、任天堂DSやプレスのようなゲーム機の
   ようなモノ。今もそうであるが、当時もファミコン上でのロール
   プレイングゲームが、かなり日本ではやっていた。(因みに、当時、
   ロールプレイングゲームで有名なのは、ドラクエであった。)


  当初の私の会社からの留学予定は1年間であり、大学の詳細、
 カリキュラム等々に関して全く無知であり、しかも英語が母国語で
 ない国からの留学生で、英語の成績が良くない(良くないと言っても
 TOEFLで550点弱くらいはあったのであるが、留学生にしては
 さほど英語は得意でない)学生は、英語の集中クラスの受講も義務
 づけられており、この時点では、私もその後修士号を取得して帰国する
 ことになるなど、全く想像すらできなかった。

  その後も大変な試練の連続であったが、結果的に1年余りで修士号
 取得に至り、私にとって得たものも多く、今回の留学は、その後の私の
 人生に多大な影響を与えた素晴しい試練となった。

  次章以降で、修士号取得に至るまでの波乱万丈の物語を、順を追って
 話して行こう。


  ▼▼ 第4章 ▼▼

  無事、科目登録(registration)も終了し、何とか授業を受けれる
 ようになったが、後の話を理解する上で必要となる知識として、
 ここで少し米国の大学のシステムについてふれておく。
  米国でも大学によっては様々であるが、私の留学した大学では、
 4セメスタ制(semester;学期)がとられており、一応新学期は9月の
 秋学期(Fall Semester)から始まることになっており、私もこの秋学期
 からの入学であった。

  因みに、秋学期(Fall Semester)-冬学期(Intersession)-春学期
 (Spring Semester)-夏学期(Summer Session)-秋学期、と繰り返され、
 秋学期と春学期以外はオプションであった。つまり、ゆっくり卒業
 したい人は特に授業を取らなくても良いのである。(もちろん、私は
 1年という留学期間を最大限に活かす為に、全てのセメスタで取れる
 限りの授業を登録した。)
  今回の留学で初めて知ったことであるが、米国では大学の卒業期間は
 特に定められておらず、所定の条件を満足すれば2年でも、3年でも、
 OKなのである。また、学部生は英語でUndergraduate Student、大学院
 生はGraduate Studentと呼び、学部生、院生分け隔てなく、学部生でも
 条件さえ満足すれば院生の授業を取ることもできた。実際、もうすぐ
 学部を卒業できるという人が、私と同じ大学院の授業に出ていた。
  しかも、おどろいたのは、大学院の授業は夕方から始まるケースが
 多く、特にMBA(Master of Business Administration)のコースでは、
 昼働いている人が多数出席していた。
 (私の場合は、MS(Master of Science)コースであったが、数科目は
 他のコースも卒業単位として認められているので、私もMBAの科目
 を一部受講した。)

  米国の大学のシステムを語るとまだまだ話が尽きないが、スペースが
 いくらあっても足りないので、この辺で本来の私の留学体験に話を戻そう。

  これも初めて知ったこと(初めてのことばかり!)であるが、大学院
 生であっても生徒一人一人に担任のように教授がアドバイザーとして
 ついており、科目登録の際にもこの教授と何を登録するか相談し、更に
 登録に際してこの担任教授のサインが必要であった。
  したがって、先ず本格的に英語を話す必要が生じたのは、この教授とで
 あった。
  教授からは、やはりTOEFLの点数のことを指摘され、外国人向け
 の英語集中コース(Intensive English Class)を受講しつつ、本来の専門
 科目の受講となった。
  そして、この英語集中コースを受講し、TOEFLのスコアがアップ
 すれば、次のセメスタからは、専門科目のみで良いということであった。
 (私が日本人であり、分かりやすく話してくれたからか、何とか意思疎通
 がはかれ、第一関門の受講科目登録はクリアできた!)
  英語集中コースは、私にとってさほど難しいものではなく、発音は
 結構指導されたが、テストの成績も良く、グレードは全てAであった。
 コースの成績に反して、TOEFLのスコアはあまり伸びず、担任教授
 も不思議がっていたが、そこはアメリカであり、温情は通じず、結果のみ
 が勝負の厳しい世界であった。(その後、TOEFL向けの特別コースも
 受講し、何度かTOEFLにトライした結果、何とか規定スコアをクリア
 できた。第2関門突破!)

  こんな訳で、英語の勉強をしつつ本来のコンピュータ・サイエンスの
 授業も受講するという日々が続いたが、このコンピュータ関連の授業が
 また大変な試練であった。
  何しろ、今度はいわゆるネイティブと同じ土俵で勝負をしなければ
 ならず、日本人であるなどという英語のハンディは通用しないのである。
  更に、通常のクラスではセメスタ毎に中間・期末の2回テストがある
 上に、クラスによっては、テーマに沿った調査を行ない、その結果を
 レポートに纏め上げ、これをクラスで発表するということも行なわ
 なければならない。もちろん、全て英語である。
  クラスでは、教授の言っていることはある程度理解できても
 なまり!?のある生徒がぺらぺらとしゃべっている(とにかく、教授の
 話を途中でさえぎる輩が多い!)ことはほとんど理解できず、この先
 どうなるか、私は不安で一杯であった。


  ▼▼ 第5章 ▼▼

  不安一杯の中、授業はどんどん進んで行った。私の取った科目の
 ひとつにUNIX関連の科目があったが、先ずこの科目でレポート
 の課題が出された。
  レポートは与えられたいくつかのテーマの中からひとつを選び、
 これに関してレポートを纏め上げ、クラスで発表するというもので
 あった。私はUNIXに関してはあまり良く知らなかったが、
 セキュリティーに関してのテーマが面白そうであったので、
 「UNIXセキュリティー」というテーマを選ぶことにした。
  ひとつのテーマについて、2〜3人で調査、発表することになって
 おり、幸い私のパートナーとなったのは、アメリカのどこかの州の
 出身の、いわゆるネイティブであった。彼は、この私よりは若い筈で
 あるが、口髭をはやした少しイカツそうな輩であった。幸か不幸か、
 彼と共同でレポートを作成することになったのである。

  しかし、彼との出会いにより、今回の私の留学生活が成功に至った
 と言っても決して大袈裟ではないであろう。つまり、彼との出会いで
 一番得たものは、米国の大学においての勉強のやり方というか、大学
 でもっとも比重の高いレポート作成の進め方、ノウハウであった。

  レポートの課題が課されてからというもの、週末は彼との打合わせ、
 調査、レポート執筆という日々が続いたが、ここで得たノウハウを
 ひとつ伝授すると以下のようになる。(知ってる人にとってはあたり
 前と思われるかも知らないが、日本の大学で真剣に勉強をしなかった
 私にとっては、ある意味でのカルチャーショックでもあった。)

  1.先ず、大学の図書館でテーマに関するあらゆる文献、書物を
   洗い出し、これを通読することにより、テーマに対しての理解
   を深めると共に、レポートの対象とすべきポイントを定める。

  2.次の段階としては、更にレポートを執筆するにあたって必要
   となる詳細情報を調査する。大学の図書館で見つからなければ、
   更に近隣の大学のもっと大きな図書館へも調査に行き、必要な
   個所はコピーをとる。(各大学の図書館では、大量にコピーが
   取れるようにプリペイドカードの販売機がコピー機のそばに
   置かれてあり、これにより誰でも好きなだけコピーがとれる
   ようになっていた。)

  3.こうして集まった情報をもとに、お互い議論し合い、テーマに
   対しての考察をレポートにまとめていく。

  というような、やり方を彼から学び、無事レポート作成、発表を
 乗り切ることができた。もっともこれは10年以上も前の話であり、
 今はインターネットが普及しているので、また別のやり方で情報収集
 が可能かと思うが、その頃はとにかく足で情報を稼いだ。

  更に、もうひとつ学んだことは、PC(パソコン)の活用である。
 私は、コンピュータそのものに関しては素人ではないつもりであった
 が、未だその頃は趣味の領域以外にはPCは十分に普及しておらず、
 私も文書作成には、ワープロを使いこそすれ、PCは未だ使っていな
 かった。
  しかし、ここ米国では、大学にはネットワークでつながれたPC
 ルームがあり、文書作成にPCをつかうことはあたり前であった。
  そこで私も自分自身のPCの必要性を感じて、自宅でもレンタル
 の安いPCを調達した。いわゆるIBM/PC互換機[注]で、一式
 80ドル/月であり、余り性能は良くなかったが、ワープロに使う
 程度であればこれで十分であった。(その頃には、当初述べた無理
 やり入れられた二人部屋の大学の寮から近くのアパートに引っ越して
 おり、気兼ねすること無く自分の部屋でPCを使うことができた。)

 [注] IBMが標準のPC仕様を公開し、各メーカーがこれをもとに
   同様の仕様で動くPCをつくり、これらのPCをIBM/PC
   互換機とよんでいた。今ではこのPCがグローバルスタンダード
   となり、また日本でもこの仕様のPC上でWindowsを使うのが
   当たり前となり、初期の頃はDOS/V機とも呼ばれていた。

  また、もうひとつびっくりしたことをついでながら述べると、
 学生は大学のコンピュータにアクセスするIDが与えられており、
 これにより大学のPCが使えるのみでなく、自宅からも電話回線を
 通じて大学のコンピュータにアクセスできたのである。しかも、
 全くタダである。
 (電話料金も市内であれば、基本料金のみであったので、ほんとうに
 タダ同様で大学のコンピュータが使えたのである。)

  これら環境を利用することによって、共同でレポートを執筆する
 時に大学のコンピュータを経由してファイル共用やメール連絡が出来、
 効率向上をはかることが出来た。(日本でも、昨今このような環境は
 当たり前になってきているが、米国では何と20年近くも前から
 あたり前のことであったのである!)

  レポート関連の話で長くなってしまったが、ここでもうひとつの
 逸話を述べてから、先に進むことにしよう。

  これも初めての米国留学で経験したことであるが、あるとき例の
 口髭の輩とレポートの件の打ち合わせで、大学のPCルームで日曜日
 の2時に待ち合わせをしていた時のことである。私は時間どおりに
 ついていたのであるが、いくら待っても彼が現れず、1時間ほどして
 やっと現れて平気な顔をしてPCに向かっているではないか。
  彼は時間にはきっちりしているのに、、何の詫びもなしに一体
 どうしたことかと不思議に思っていたが、その場は文句を言わずに
 堪えていた。
  そして、あとでわかったことであるが、その日からサマータイムが
 終わり、冬時間になっていたのである。つまり、間違えていたのは
 私のほうであり、2時に行ったつもりが、未だそれは1時だったので
 ある。
  そのとき短気を起こさず正解であった。もし、このことで揉めて
 彼とのレポート作成がうまく行かなければ、その後の私の留学生活
 も多分うまく行かず、修士号取得まで至っていなかったであろう。
 人生何事も辛抱が肝心であると、つくづく感じた一件であった。

  さて、このように私の留学生活も何とか無事進んで行ったかのように
 みえたが、ここでまた、次の更なる試練が降りかかってきた。


                    −『波乱万丈の留学体験記』[後半]に続く−

      −−−−−−−−・−−−−・−−−−−−−−


  ということで、今回は『思い出の、あのコラム』コーナー[第1回目]
 として、『波乱万丈の留学体験記』[前半]をお送りしました。

  次回の第2回目である、後半部分を、どうぞお楽しみにお待ち下さい


 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆2☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜


          【道場主の戯言(編集後記)】
          =============


   創刊7周年記念の一貫として、今週より新企画である、『思い出
  の、あのコラム』コーナーが始まりました!

   先ずは、今回は以下の方法にて、評価投票をお願いします。
  (メールでなく、もっと簡便な評価投票方法も現在検討中ですが、
  今しばらくは、下記の要領にて、評価投票お願いします。)


          コラム記事への評価投票方法
          〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

   ★ メールのタイトルを、”【評価投票メール】”とし、
    以下の内容を、そのままメール本文にコピー&ペーストし、
    これに評価内容を追記の上、h-tamonin@jcom.home.ne.jp
    あてにメールして下さい。
    (尚、4.のお名前は、オプションです。記名、無記名、
    ニックネーム、どのような形でもOKですが、書いて頂けた
    方には、後日色々な特典企画の対象とさせて頂きます!)


  --------↓↓-------- ここからコピー&ペースト --------↓↓--------

   1.今回の『思い出の、あのコラム』コーナー[第1回目]の評価は?
    (以下の1〜5から一番あてはまるものの番号をご記入下さい。)

     1:大変参考になり(あるいは楽しめて)読んで良かった
       2:まずます参考になり(あるいは楽しめて)良かった
    3:一応、時間をかけて読んだ価値はあった
    4:せっかく読んだが、今ひとつ得るもの、面白みがなかった
    5:読んだだけ時間の無駄だった、時間を返して貰いたい

    ⇒[  ]


   2.今回の『思い出の、あのコラム』コーナー[第1回目]で、
     特に印象に残った内容、ご感想等々何でもご自由に下記に
     お書き下さい。
    (もし、行数が足らなければ、ご自由に追加して下さい。)

    ⇒[                          ]
     [                          ]
     [                          ]


   3.いつから、このメルマガ【実践留学道場】をお読みですか?
    (以下の1〜5から一番あてはまるものの番号をご記入下さい。)

     1:創刊当初からずっと読んでいる
       2:数年前から読んでいる
    3:数ヶ月前から読んでいる
    4:つい最近読みはじめたばかりである
    5:今回がはじめてである

    ⇒[  ]


   4.宜しければ、お名前もしくは、ニックネームをお書き下さい。
    (読者特別会員の方は、留学ID(RXXXX)でもOKです。)

    ⇒[            ]

  --------↑↑-------- ここ迄をコピー&ペースト --------↑↑--------  


   以上、お手数をおかけしますが、メルマガの内容向上の為に、
  是非、評価投票の程、宜しくお願いします。

   そして、これらの毎回の評価結果を蓄積し、どのコラム、記事が
  一番人気があったかを集計できるようにします。
  (ユニークな感想、評価コメントがあれば、メルマガ内で紹介させて
  頂きます!)

   上記にも書きましたように、今後さらに簡便なWEBを利用した
  読者からの評価投票できる仕組みも考えますが、先ずはメールにて
  評価投票の程、どうぞ宜しくお願い致します。

   是非、楽しみながら読んで実践英語、実践留学のノウハウを蓄積
  すると共に、どんどん評価、ご感想もお聞かせ下さい。今後のこの
  メルマガの内容に反映させて頂きます!


   以上、道場主の戯言でした。

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆2☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


      ●●● 次回は、5月30日発行予定です。●●●


   (お願い)情報更新済みの下記P.S.も、是非お読み下さい。
=====================================================================

■タイトル:【実践留学道場】 (第352号 2007/5/23 発行)

■このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用
 して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
 □まぐまぐID: 0000034453
 □購読の登録・解除:
   http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/merumaga.htm
 □バックナンバ: http://blog.mag2.com/m/log/0000034453/

■このメールマガジンは、(株)電網社の『MailuX』を利用して発行して
 います。( http://www.mailux.com/ )
 □MailuX ID: MM3F2C21707E783
 □購読の登録・解除及びバックナンバ:
   http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3F2C21707E783

■このメールマガジンは、『melma!』を利用して発行しています。
 ( http://www.melma.com/ )
 □melma!ID: 00105720
 □購読の登録・解除及びバックナンバ:
   http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/merumaga.htm

■このメールマガジンは、『メルマガ天国』を利用して発行しています。
 ( http://melten.com/ )
 □メルマガID: 21513 
 □購読の登録・解除及びバックナンバ:
   http://melten.com/m/21513.html

■このメールマガジンは、『めろんぱん』を利用して発行しています。
 ( http://www.melonpan.net/ )
 □メルマガID: 008537 
 □購読の登録・解除及びバックナンバ:
   http://www.melonpan.net/mag.php?008537

■各メルマガの解除は、ご自身で行なっていただけるよう、お願い致します。

■ご意見、ご感想: h-tamonin@jcom.home.ne.jp
 (スパムメール防止の為に@を全角にしています。ご注意願います。)

■発行人: 多門院英蔵("道場主”&"師範”&"編集スタッフ”)

■関連ホームページ: http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/

=====================================================================
Copyright (c) 2000-2007 Hidekura Tamonin
許可なく複製・転載することを禁じます。

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

P.S. 最近、ジャンクメール(スパムメール)が多いため、かなり
    優秀なスパムメール振り分けソフトを導入しました。しかし、
    まれに貴重な読者の皆さんからのメールもスパムと判断されて
    しまうことがあります。よって、読者の皆さんからのメールの
    タイトルの最初に、”【実践留学メール】”を必ずおつけ下さい。
    そうすれば、すぐにスパムから承認ホルダに自動的に移ります。
    以上、お手数ですが、宜しくお願い致します。(尚、皆さんから
    のメールは、道場主がもれなく読んで、回答させて頂きます!)

     ↓↓↓  下記は英語・留学関連サイトです。 ↓↓↓
     ↓↓↓ 是非一度、各サイトをご訪問下さい。 ↓↓↓
==== [ ▼PR ] =======================================================
           ☆ 英語学習ランキング ☆
    TOEIC , TOEFL , 英語検定 , 英会話 , 学習法 
    ==========================
          当メルマガも参加しています!
     英語関連の学習サイトを探すならここがベストです!!
       ⇒ http://airw.net/ai/rank.cgi?id=jissen
======================================================= [ ▲PR ] ====
==== [ ▼オフィシャルサイト ] =======================================
■   ☆★☆ 趣味(英語、留学、コレクション)のページ ☆★☆    ■
□   ==========================    □
■  ♪メルマガ【実践留学道場】のオフィシャルホームページです♪  ■
□ 実践英語、留学ノウハウ、各種秘蔵コレクション等々内容盛り沢山  □
■ の多門院英蔵の趣味(英語・留学)のページです。是非、ご覧下さい。 ■
□  ⇒ http://members3.jcom.home.ne.jp/h-tamonin/index.htm    □
■                                 ■
□「誰も言わなかった実践英語習得の秘訣」http://tinyurl.com/k5tpc  □
■ 楽天での掲載⇒ http://dl.rakuten.co.jp/shop/rt/prod/200600035/ ■
□                                 □
■  ▼アメブロの「実英・留ノウテーマ」です。お気軽にご参加を▼  ■
□   ⇒ http://scrapbook.ameba.jp/jissen-eigo-ryugaku_book/   □
■                                 ■
□  ▼道場主のブログです。「留学アンケート結果」もありますョ▼  □
■     ⇒ http://ameblo.jp/studying-abroad-blog/       ■
======================================= [ ▲オフィシャルサイト ] ====

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。