メルマガ:【実践留学道場】
タイトル:【実践留学道場】 [第161号]  2003/09/17


△▼ Weekly Mail Magazine △▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

             【実 践 留 学 道 場】

                 第161号(2003/9/17発行)

       毎回発行部数:約650部、 累計発行部数:95,235部

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

 読者の皆さん、こんにちわ。 
メールマガジン【実践留学道場】”道場主”(ほかにも”師範”や編集スタッフ
等々発行に関わる全てを兼ねています!)の、HajimePapaです。

 8月よりも9月に入ってから更に暑い日々が続いていますが、皆さんも暑さの
中、実践英語習得・留学準備にと、頑張っておられることと思います。
 前回の第160号は、「リスニング力強化特別号」とサブタイトルをつけさせて
頂き、特集『実践英語・リスニング力強化への道』と題してお送りしました。
そして、その中で紹介されました英語教材(CDセット)の読者へのキャッシュ
バック付き特別提供及びモニター希望の方2名への無料モニタプレゼント(全額
キャッシュバック!)のお知らせも致しました。
 既に今回の読者特別提供で購入された方もおられるようです。読者の方で購入
された方は、トレーニングの実施後、是非ご感想をこのメルマガにお寄せ下さい。
宜しくお願いします!
 尚、まだ購入を迷われている方でモニターを希望されている方は、自分の英語
力増強への投資を覚悟で思い切って購入(モニター応募)されては如何ですか?
(噂によると、モニター希望購入者が余りいないようですので、2名といっても
当選確率はかなり大のようですョ。 (^_^) )
 詳細は、前号第160号をご覧下さい。また、モニタ応募の締切りは9月末です
のでお忘れなく!

 更にビッグニュースとして、今回「ACT@英聴リスニング研究会」高木さん
との交渉により、キャッシュバックではなく、あのお得な価格から更に3千円を
最初から値引いた読者特別価格でのご提供が可能となりました。

 http://www.cyber104.com/HajimePapa/

の中の、購入申込みページの「ご連絡事項等」の欄に、

 「【実践留学道場】読者です。モニタ(全額キャッシュバック)希望。」
  (モニターにはずれても、もちろん特別価格での購入となります!)
もしくは、

 「【実践留学道場】読者です。読者特別価格での購入希望します。」
と、ハッキリご記入願います。

 以上、少し長くなりましたが、前号の補足説明でした。


 それでは早速、稽古に入りましょう。今回の内容は、以下のとおりです。


   =========================[今回の内容]===========================

    ☆1☆ 『実践英語・リスニング力強化への道』(続編)

   ================================================================


 今回からまた従来の留学関連コラムに戻る予定でしたが、前回の特集の余韻が
まだありますので、今回もう一度その続編として、今度は私自身がこれまでこの
メルマガの中でふれてきました内容の中から「リスニング力強化」という点に
ポイントを絞って、以下にお送りします。またまた、ノウハウの大公開ですョ。

 〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜☆1☆の始まり〜〜〜〜〜〜▼〜〜〜〜〜〜〜

       『実践英語・リスニング力強化への道』(続編)
       =====================
 
 ●第1節:イントロ●

  前回のコラムの中で、

  「高い英会話教材も買った、スピー○○も買った!
   これでイングリッシュ○○のCDを聞きまくって
   1000時間立てばリスニングの達人だ!〜と勝手に
   思っていました。
    ところが・・・その後1年、2年経ってもさっぱり、
   リスニングがダメです。もちろん基本的なことはわかる
   ようになりましたが、それも相手が日本人向けにしっかり
   と話してくれた時だけです。でも、セサミストリートの
   ビックバードの言った冗談がわからないんです。情けない。」

 と言うフレーズがありましたが、またご質問の中にも、

   「最初に高い教材を試したが、時間の無駄でした。と
   書いてありました。私も同感です。」

 と書いておられる方がいましたネ。

  実は、私もこれに似た体験をこれまでしてきています。そして、
 多分このメルマガの読者の皆さんも多かれ少なかれ同様の体験を
 してきているのではないでしょうか?

  では、同じような体験、経験をして英語の力、特にリスニング力
 のつく人とつかない人の差は、どこに出てくるのでしょうか?
 今回は、私自身の体験から、このあたりのお話をしましょう。

 (断っておきますが、道場主である私自身、実践英語、リスニング力
 に関してはまだまだ白帯の段階だと思っています。しかし、一応
 TOEICのリスニングセクションで450点以上を何度かマーク
 しており、また、TOEIC900点以上マークしている人から、
 以前私が英語でのプレゼン時にその人も同席していましたが、うらや
 ましがられたこともありますので、私自身黒帯にかなり近づいている
 のかも知れませんが、正直、リスニング力に関しては、あと、もう
 一歩と言ったところだと思います。
  因みに、私はTOEICの文法問題が苦手で(学生の頃は文法が
 得意だった筈なのですが!?)、リーディングセクションは、まだ
 450点を超えておらず、トータルも900点を現時点少し下回って
 います。最近は自分自身パワーがなく、このところTOEICを受験
 していませんが。おそらく、...。 (^_^;) )

  それでは私自身の体験談を踏まえて、リスニング力向上(若干?、
 いや、かなりですョ!)のノウハウの大公開です!


 ●第2節:真のリスニング力とは?●

  前回のコラムの中で、下記のようなフレーズもありました。
 
  「さて、ニューヨーク遠征での話しです。この時はTOEIC980点&
  英検1級の某大学教授といっしょだったのですが、有名なホット
  ドックの屋台にいきました。そこで、その教授の方はホットドック
  屋台のおじさんに“ワララ”といわれて困ってしまったのです。
  (white or rye. ということなのですが(^-^;)」

  これは正にリスニング力に関しての多くのことを示唆している
 良い例だと思います。

  このポイントは確かに発音を正しく聞きとる能力も勿論大切
 ですが、実はもうひとつの大切なポイントが隠されています。
 何だと思いますか? 

  それは、自分自身の過去の体験、知識の差、なのです。
 具体的に説明しましょう。

  仮にその教授のリスニング力、語彙力が抜群でWhiteやRyeそれぞれ
 の単語が十分に聞き取れ、また、意味が理解できるとしても、この
 場面でこのような問いが出ること自体を予想できなかったり、また、
 "White or rye?"といった、文法にそわない単純な形での質問に
 初めて遭遇したのであったとすれば、おそらく途方にくれてしまう
 でしょう。それは言っていることの意味自体が分からないからです。
  しかし、一度このような体験をし、「これはパンの種類を聞いて
 いるのであって、どちらかを答えれば良いのである。」ということを
 誰かから一旦学べば、次からは同様のシチュエーションであれば、
 多少表現が異なっても彼ほどの英語力のある人であれば、理解できる
 ようになるでしょう。

  実は似たような例が他にも一杯あります。皆さんも良くご存知かと
 思いますが、米国のマクドナルドで、"For here or to go?"と聞か
 れて、最初、戸惑ったことはありませんか?
  実はこれも「ここで食べるのか、持ち帰りかを答えれば良いので
 ある。」ということを一旦知ってしまえば何とも無いのですが、
 初めて聞いた時には、仮に十分聞き取れたとしても、やはり意味が
 分からず戸惑うでしょう。これも先ほどの例と同様のケースです。

  ダメ押しで、もうひとつ例を取り上げましょう。

  米国のスーパーでのレジでのケースです。以前もこのメルマガ
 の中でご紹介したかもしれませんが、まだご存知の無い方はチョッ
 と考えてみて下さい。
  「バ〜?」と聞かれた場合に、何と答えますか?
 私は、大抵「プラスチック、プリーズ!」と答えていました。

  私も最初は、この質問に戸惑いました。しかし、そのあと店員
 から、紙袋を目の前にして、"Paper or plastic?"と再度聞かれ、
 「これは紙袋か、ビニール袋のどちらを欲しいのか聞いている。」
 ということを理解でき、そして、先ほどの「バ〜?」は、"Bag?"
 であるということが分かり、"Plastic, please."という回答が
 即座?に出てきたのです。
  わずか数秒のスーパー店員と私との会話でしたが、この場合は
 ラッキーでした。というのも、店員が、私は「バ〜?」の意味が
 分からないのではなく、質問の意味が分からないのではと推測し、
 更に詳しく、表現を変えて質問してくれたから理解できたのです。
 あと、目の前の紙袋が大きなヒントとなりました。更に、私の
 これまでのスーパーでの買い物経験から、通常、紙袋かビニール袋
 に入れてくれるということを経験から知っていましたので、ビニール
 袋のことを"Plastic bag"と言うのだな、ということもその時に
 理解でき、ラッキーにも会話がつながったのです。このような
 ことは、日常、良くあるケースです。何もリスニングの為に難しい
 単語を一杯知っていたり、難しい表現をたくさん憶えておく必要は
 ありませんが、ちょっとした過去の体験、知識が大きく影響する
 のです。
  最初のニューヨークでの教授の例でも、もし屋台のおじさんが
 もう少し丁寧な表現で聞いてくれていれば、その教授も意味が
 理解できていたかも知れませんネ。実はこのあたりに「リスニング
 力」向上のカギが隠されているのです。


  どうですか? これで、読者の方もある程度、「リスニング力」
 のほんとうの意味をかなり理解できてきたのではないでしょうか?

  それでは、この「リスニング力」をつけるにはどうすれば、良い
 のでしょうか?
  前回おしらせしました英語リスニング教材CDによる基本的な
 トレーニングは勿論大切です。「英語耳」にすると言う意味では。
 特にまだ、リスニングの基礎のできていない人にとっては、かなり
 有効でしょう。
  ただし、これだけでは不十分です。多くのリスニング教材を利用
 して失敗する人と、成功する人の差は、実は別のところにあります。
  このあたりを、次に解説いたしましょう。

  皆さんは「猫に小判」と言う諺はよくご存知ですネ。人間にとって
 価値のある小判でも、それを使えない猫にとっては意味が無いという
 ことですが、しかし、よく考えて見てください。「猫に小判」でも
 大いに価値が出るケースがあるのです。もし、自分のうちの猫が小判
 をくわえて家に戻ってきたらどうでしょうか? それを見た飼い主は
 大喜びで猫を誉め、その猫の大好きなご飯をたくさん与え、猫にとって
 もその小判は結果的に価値のあるものとなります。しかし、その小判を
 猫が寝床に埋めて、誰も発見できなければ、やはり「猫に小判」です。
  すこし回りくどい例で申し訳ありませんでしたが、要は、「どの
 ような素晴らしい道具(教材)でも、その特性を知り、最大限に活用
 しなければ価値がでない。」ということです。更に言えば、その道具
 が自分に合っているか、気にいって何度も何度も使用し、その道具を
 十分に使いこなせるようになるか否かが、ポイントです。
  そして、そのためには自分の現在の弱点を知り、どのような教材を
 選び、どのようにその教材を活用するかが、重要なポイントです。


  しかし、これ以外にも、リスニング力向上の為にもっと、もっと重要
 なことがあるのです。
  が、...結構長くなってきましたので、この続きは次回の
 お楽しみとします。
  是非、皆さんもこれまでの自分自身のトライアル経験を振り返り、
 どのようなところが不十分であったかを、次回までに色々考えて
 おいて下さい。
 
                − 次号、第3節に続く −

 〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜☆1☆の終わり〜〜〜〜〜〜▲〜〜〜〜〜〜〜

 このところ、本来の留学関連の話題から少し離れてしまっています。「留学
関連用語明解!」を楽しみにしておられる読者の方には申し訳ありませんが、
「実践英語」や「リスニング力」も留学を目指す人にとって大切なキーワード
ですので、是非、無視しないで熱心にお読み下さい。きっと、今後の留学の
役に立ちますョ!

 尚、次回は、今回の続きの「第3編:リスニング力強化のコツ」及び「第4
編:実践英語への道」を予定しており、これにて一連の特集を終了したいと
考えています。
(但し、「リスニング力向上」に関しての読者からのご質問やご報告があれば、
今後も随時メルマガの中で、ご紹介させていただきます。)


 今回の稽古はこれで終わりです。 お疲れ様でした!
それでは、次回をお楽しみに。( Take care and study hard! )


    ●●● 次回は、9月24日(水曜日)発行予定です。●●●


   (お願い)毎回恒例の下記P.S.も、是非、お読み下さい。
=====================================================================

■タイトル:【実践留学道場】 (第161号 2003/9/17 発行)

■このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用
 して発行しています。( http://www.mag2.com/ )

 □まぐまぐID: 0000034453

 □購読の登録・解除: http://members.aol.com/hajimepapa/merumaga.htm
  (解除は、ご自身で行なっていただけるよう、お願い致します。)

 □バックナンバ: http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000034453

■このメールマガジンは、(株)電網社の『MailuX』を利用して発行して
 います。( http://www.mag2.com/ )

 □MailuX ID:MM3F2C21707E783

 □購読の登録・解除:
   http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3F2C21707E783
  (解除は、ご自身で行なっていただけるよう、お願い致します。)

■ご意見、ご感想: HajimePapa@aol.com

■発行人: HajimePapa("道場主”&"師範”&"編集スタッフ”)

■関連ホームページ: http://members.aol.com/hajimepapa/index.htm

=====================================================================
Copyright (c) 2000-2003 HajimePapa
許可なく複製・転載することを禁じます。

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

P.S. 読者特別会員専用HP(メルマガ購読ページから、パスワード
    ”ForSuccess”にて過去アクセス可能でした)は、現在一時的に
    閉鎖させて頂いており、アクセス不可です。m(_ _)m(ただし、既
    会員の方の会員番号、ハンドルネームは継続有効です。(^_^) )
     今後、特別会員向けの企画を、別途、検討させて頂きますので、
    ご了承下さい。(下記、「たけぼーの英語散歩」にも、このハンドル
    ネームにてご参加下さい。今後色々特典あり!)
     また、会員であるなしに関わらず、留学、英語学習関連のご相談
    は、GoAbroadClinic@aol.comにて、継続受付中ですので、是非ご活用
    下さい。もちろん、相談は無料です!
 
     ↓↓↓ 留学、英語関連HPの情報です。私のHP  ↓↓↓
     ↓↓↓ も随時更新しています。是非ご覧下さい!  ↓↓↓
==== [ ▼PR ] =======================================================
     ☆★☆ 英語専門のアクセスランキング ☆★☆
     =======================
          当メルマガも参加しています!
     英語についてのサイトを探すならこちらをクリック!!
   ⇒http://english-ranking.8ne.jp/07/ranklink.cgi?id=Hajime
======================================================= [ ▲PR ] ====
==== [ ▼PR ] =======================================================
■                                 ■
□・留学のベースとなる英語力向上は「たけぼーの英語散歩」にて!   □
■  英語力増強の、「ネット英文添削コース」もここから。      ■
□  ⇒http://www1.linkclub.or.jp/~takebo/            □
■                                 ■
□     ☆★☆ HajimePapaの趣味のホームページ ☆★☆      □
■     ======================      ■
□・各種コレクション、英語、留学、資格、WEBリンク検索等々内容  □
■ 盛りだくさんの楽しいホームページです。 是非、ご覧下さい。   ■
□  【『TOEIC高得点取得の秘訣』も随時追記更新中です!】   □
■ メインページ⇒http://members.aol.com/hajimepapa/index.htm   ■
□【実践留学道場】⇒http://members.aol.com/hajimepapa/merumaga.htm□
■ (↑メルマガのバックナンバーや読者専用ページへは、ここから↑) ■
□・留学、英語学習関連のメッセージは何でも下記掲示板へご記入を!  □
■  ⇒http://yy2.ziyu.net/yy/Hajime.html            ■
□                                 □
======================================================= [ ▲PR ] ====

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。