メルマガ:メルマガ版鹿砦社通信
タイトル:メルマガ版鹿砦社通信05/04/04号  2005/04/04


★緊急ニュース!!★
【CONTENTS】
☆待たせたぜ! 遂に月刊『紙の爆弾』創刊! 『噂の真相』なき後の<受け皿雑誌>不
在の中で、われわれの“出番”がやって来た!

☆社会的犯罪企業「アルゼ」、またしても新刊『アルゼ王国 地獄への道』(3月18日
発売)に対し、出版差し止めの仮処分を申し立て!「偽造紙幣事件」への関与の疑惑、い
よいよ濃厚に! 4月18日、アルゼ創業者オーナー・岡田和生ら証人尋問(東京地裁民
事18部)に出廷予定!

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☆待たせたぜ! 遂に月刊『紙の爆弾』創刊! 『噂の真相』なき後の<受け皿雑誌>不
在の中で、われわれの“出番”がやって来た!
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 2005年4月7日は、鹿砦社の歴史にとって記念すべき日になるだろう。それは、1
969年創業以来の長年の蓄積の中から、ようやく悲願の本格的月刊誌の創刊が達成され
たからだ。
 ここに至るまで、ジャニーズ情報誌『Jマニア』(書籍扱いの月刊誌。現在55号)で
月刊の定期刊行物の発行のペースを培い、また『噂の真相』が休刊を公表した中で、『紙
の爆弾』の“前身”ともいえる『スキャンダル大戦争』を季刊ペースで発行(9号で『紙
の爆弾』に発展的解消)してきた。
 長い道程だった───。『噂の真相』休刊前後から、「ポスト噂真」として幾つかの雑
誌、幾人かの人物がささやかれながら、この1年余り表面化はしなかった。やはり“切り
込み隊長”は鹿砦社だったと、我ながら意気揚々たる想いだ。
 かつて、『噂の真相』を岡留安則氏が創刊したとき(1979年)、氏は一本どっこの
編集者であって、決してサラリーマン編集者ではなかった。当時は、氏ほどの強固な思想
や根性がなくても、多くの雑誌が群雄割拠したし、60年代から70年代にかけての疾風
怒濤の雰囲気を、それらの多彩な雑誌が吸収した、まだ幸せな時代だったように記憶する
。『紙の爆弾』の発行人・松岡が、出版という泥沼に足を突っ込んだのも、この頃、78
年にわずか300部の『季節』というタイプ印刷の小冊子を出してからのことだ(創刊準
備号、特別増刊号含め14冊で休刊。いつの日か廃刊号を出したいと願っている)。
 今、月刊『紙の爆弾』は、発行部数も数万部(非公開)スタート、50歳も半ばに入ろ
うとする発行人・松岡にとっては<ラスト・ジハード(最後の聖戦)>、まだ20代の若
手編集長・中川志人にとっては、最初の本格的な戦場としてある。
 われわれが切り込んだ後から、幾つか後続雑誌のウワサも聞かれる。それはそれで、お
互いに競合し切磋琢磨できる意味でいえば、いいことだ。良貨が悪貨を駆逐するのか、悪
貨が良貨を駆逐するのか分からないが、『噂の真相』が創刊した70年代後半の情況より
も、この4月1日に全面施行された「個人情報保護法」の法的規制にみられるように、い
ろんな面で雑誌やメディアが生き延びるには厳しくなってきているから、ヤワなスタンス
では生き延びることができないことだけは確かなことだろう。
 今はなき『噂の真相』と、その総帥だった岡留氏(と、その著書)に対して、感傷的な
評論や持ち上げが横行している。だが、それらは、どこかピンボケである。
 われわれは、『噂の真相』が、既存大手メディアに対置した<スキャンダリズム>の精
神を継承し、これをさらに発展させていくことのみを、出版界の大先輩・岡留氏から学び
実践すればそれでいいのだ。横行している評論や持ち上げる人たちは、このことを忘れて
いる。
 マルクス流に言えば、「世界を解釈するのではなく、世界を変革する」ことが、われわ
れの新雑誌『紙の爆弾』の使命でもあるのだから、だ。
 ようやく創刊成った月刊『紙の爆弾』に圧倒的なご支援を! 毎月、コーヒー一杯のお
金を月刊『紙の爆弾』に投資しよう!
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☆社会的犯罪企業「アルゼ」、またしても新刊『アルゼ王国 地獄への道』(3月18日
発売)に対し、出版差し止めの仮処分を申し立て!「偽造紙幣事件」への関与の疑惑、い
よいよ濃厚に! 4月18日、アルゼ創業者オーナー・岡田和生ら証人尋問(東京地裁民
事18部)に出廷予定!
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 名うての社会的犯罪企業「アルゼ」に対する死闘も、いよいよ大詰めに来た。われわれ
は、これまでの取材と死闘の総決算として、アルゼ告発第4弾書籍『アルゼ王国 地獄へ
の道』を3月18日に刊行した。
 本年初めから偽札事件が社会問題になっているが、その第一章には、昨年夏、パチンコ
・ホールを恐怖に陥れた「偽造紙幣事件」について、アルゼ子会社「セタ」(アルゼもセ
タもジャスダック上場企業)専務の失言テープや、写真などをもとに、アルゼ・グループ
の関与の事実を明らかにした。
 この出版をめぐり、「偽造紙幣事件」について、もっと度肝を抜くような証拠資料の存
在も記述したところ、この資料を所有する人物に、ヤクザからの引き渡しの脅し、そして
警察の家宅捜索が行われ、この重要資料が押収されている。
 4月4日発売の『週刊ポスト』(4月15日号)も、ジャーナリスト・溝口敦氏が4ページに渡り、この「偽造紙幣事件」について書いている。もっとも、われわれの本の受け売りだが。
 また、これと軌を一にするかのように当社に対しては、みたび出版差し止めの仮処分が
申し立てられた(過去2度の勝敗は1対1)。
 当社は、この差し止め仮処分に対して、当然全力で立ち向かうことは言うまでもないが
、われわれは痩せても枯れても出版人だ、あくまでも出版物によって、彼ら社会的犯罪企
業の住人らを、地獄への道に送るべく対決するしかない。これは文字通り<戦争>である
。戦争は中途半端で終わったら、こちらが殺られる。むこうが、もうやめてくれ、という
まで闘うしかない!
 そして、来る4月18日(月)は、アルゼ告発第2弾書籍『アルゼ王国はスキャンダル
の綜合商社』の本訴の最終段階、証人尋問だ。原告アルゼ側は岡田のほか、元執行役員・
及川麻子、被告鹿砦社側は松岡が出廷する予定になっている。原告岡田・及川は、頑なに
出廷を拒否したが、裁判所からに出廷を命じられた。
 本件は、この証人尋問をもって結審し、6月頃に一審判決の見込みである。

□本家『鹿砦社通信』もご一読を!
鹿砦社HP(http://www.rokusaisha.com/)
当社代表・松岡の青春グラフィティ「われわれの内なる<1970年代>」の連載が好評です。鹿砦社ホームページの「甲子園村だより」にて公開しています。(4月4日更新)

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月刊『紙の爆弾』毎月7日発売!
定価500円(本体476円+税)A5判/112頁

私たち「暴露本出版社」鹿砦社は、かの「噂の眞相」の<受け皿雑誌>としてその<スキャンダリズム>の精神を継承し、新しいスキャンダル雑誌を創刊します! <ペンのテロリスト>として、世のタブー、巨悪に立ち向かう雑誌にします!
創刊5月号は「三井住友銀行は“マフィア・バンク”」・「“ポスト小泉”でいいのか!? 地元では不人気の安倍晋三の素顔」のほか、特集「これで『言論の自由』を守れるのか!? メディアのウミを絞りだす」など<爆弾>満載!!

『アルゼ王国 地獄への道』松岡利康&特別取材班=著
定価1,470円(本体1,400円+税)四六判/上製カバー装/256頁

偽造紙幣、著作権侵害、ラスベガス・カジノライセンス不法取得、限りない訴訟の乱発と相次ぐ敗訴……「K-1」スポンサーのパチスロ大手「アルゼ」の企業犯罪を告発!! 出版差し止めと巨額3億円訴訟に抗し、鹿砦社が総力でおくる!!
【内容】第一章◎真相!!偽造紙幣事件はアルゼ子会社「セタ」の謀略だった!!/第二章◎破綻の危機に瀕したラスベガス・カジノ構想/第三章◎崩壊寸前の深刻な内部事情/第四章◎警察との関係と告訴・告発の行方/第五章◎対SNKプレイモア著作権・商標権訴訟にアルゼ完敗/第六章◎終わりなきホールとのトラブル/第七章◎方針転換の兆しが見え年初頭の話題の書!!

■メルマガ版鹿砦社通信 2005/4/4号■
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 E-mail: nakagawa@rokusaisha.com
  URL:     http://www.rokusaisha.com/

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