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タイトル:メルマガ版鹿砦社通信04/11/24号  2004/11/24


【CONTENTS】
■鹿砦社第2弾<アルゼ本>『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』の「出版禁止の仮処分」に対する異議申し立てが却下! 当然ながら「保全抗告状」を提出!!

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■鹿砦社第2弾<アルゼ本>『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』の「出版禁止の仮処分」に対する異議申し立てが却下! 当然ながら「保全抗告状」を提出!!
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 神戸地方裁判所尼崎支部より小社第2弾<アルゼ本>『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』に対して昨年10月に下された「出版禁止仮処分」決定に対し、われわれは本年6月に「保全異議申立」を行った。その後両者に対して審尋が行われたものの、10月29日に、神戸地裁尼崎支部が改めて仮処分決定を認可する決定を下した。
 この本の「出版禁止仮処分」に対してわれわれが異議申し立てを行った背景には、第3弾『アルゼ王国の崩壊』に対する同仮処分が却下になったことがある。こちらの第3弾書籍が仮処分申請を受けた時には、あの『週刊文春』差し止め事件があり、「報道の自由」や「表現の自由」に対して世間的な注目が集まっていた。時期がそれに重なっていたので、対応する形で神戸地裁尼崎支部は第3弾の発売禁止仮処分を却下した(と思われる)。この時には、われわれも時流に即したその姿勢を評価し、数々の因縁がある同支部に対する考えを改めようかと思ったところであったが、やはり何も変わってはいなかったようだ。
 というわけで、11月19日、われわれは大阪高裁に対し「保全抗告状」を提出した。われわれの主張についてはこれまでと全く変わらない。アルゼ株式会社、岡田和生、及び及川麻子はあくまで公的存在であり、プライバシーは制限される。『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』で述べられている事実は十分に真実である。そして、本件仮処分については何が問題でその決定に至ったのかの十分な説明がなされていないし、相当の理由がない。それだけである。
 結局のところ、「言論の自由」「報道の自由」や「表現の自由」に対する抑圧はわれわれのような<か弱い><小さな><地方の>出版社を、誰も見ていないところで叩くことによって始まるのだ。それは、世間で大きな話題になった、かの「松文館“わいせつ”裁判」事件が、彼らが<エロ>で<マンガ>だから容易に「表現の自由」を規制できたというのと同じである(同裁判については、一審で松文館が敗訴したものの、即時控訴し、現在控訴審で争っている。われわれは彼らについて『スキャンダル大戦争』4号と5号で報じ、それが名誉毀損であるとされ、争っているが、この「“わいせつ”裁判」については評価しているつもりである)。
 いずれにしても、われわれはアルゼに対し、徹底抗戦する所存であるし、負ける気もしていない。読者の皆様には、さらなる注目をお願いする。

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■メルマガ版鹿砦社通信 2004/11/24号■
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