メルマガ:組紐工芸 工房 多津蔵通信
タイトル:夢幻出版社『多津蔵物語』 ”第二章”  2005/09/03


【新た成る再開】
一年振りに、メルマガを、発行致します。
長い!長い!休刊を、お詫び致します。
この一年で、会社の場所も変わりました。
下町から、上町へ、移転をしたのです。
理由は、消費者の在り様が、変わってしまったからです。
工芸の世界は、静かな佇まいの町が、相応しいのです。
工房の店に、間借りをしている弊社ですので、一緒に移転を致しました。

【多津蔵の第二章】
工房の第二章が、始まりました。
基本的な暮らしと、基盤と為る仕事は、確立を致しました。
この創世記の姿から、次なる姿を、作らねば為らないのです。
大切な事は、受注方の仕事から、提案型の仕事に、為る事なのです。
工房の企画で、工房で作り、工房が販売をする姿なのです。
この事は、何を意味するのか?
組紐のメーカーを目指す!のです。
下請けではなく、自立した製造販売を、確立するのです。
この取り組みが、第二章なのです。

【何を企画するのか?】
其の情報を得るのが、上町に移転をした”お店”の仕事なのです。
今年の正月明けから開いた店は、八ヶ月で、多くの事を得ました。
カテゴリーでしか申し上げれませんが、
”拘り”、”高級”、”色合い”、”光沢”、”希少価値”、”本物”等です。
この一つ一つに、”何が!・・・?”が、問われるのです。
”何に拘るのか!”、”何が高級なのか!”、”本物とは何を云うのか!”です。
答えられなければ、何も出来ません。

【聴く耳を持つ!】
訪れるお客様の声に、耳を傾けねば為りません。
声だけでは、十分では在りません。
お顔の表情、目の輝き、しぐさ、言葉使い、更には、香りも大切なものです。
五感を研ぎ澄まして、受け止めねば為りません。
問題は、誰が!完璧に出来るのか?です。
完璧には、誰も!出来ません。
関わる人、それぞれが、その人の持ち味で、一生懸命に受け止める事なのです。
異なりこそが、多様な感性を引き出してくれるのです。
違いを恐れるのではなく、違いに味わいを見付ける事なのです。
工芸とは、多様な世界観の産物なのです。

多津蔵の第二章が、始まりました。

                  夢幻出版社 編集長 田鶴彦之蔵人



*********************************************************** 再開一号。

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。