メルマガ:南米旅行記
タイトル:南米旅行記  2006/01/29


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南米旅行記No.55(2006年1月29日 Sun.)


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Index
1.今週のコラム
2.株
3.メキシコ旅行記LVI
4.南米旅行記LVI
5.あとがき

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今週のコラム

今回のライブドアショック(マネックスショック)は、ヒューザ
ーの小島社長の証人喚問の前日にライブドアに対して行った東京
地検特捜部の強制捜査から発端だ。なぜ、証人喚問の前日に強制
捜査を強行したのだろうか。一部の評論家は、証人喚問で安部官
房長官の名前が出てくるので、国民の目をそらすためにライブド
アへの強制捜査を行ったと発言しているが、果たしてそうなのだ
ろうか? 

自民党の議員がヒューザーから献金を受けているのは明白の事実
で、ライブドアの投資事業組合にも自民党議員も関係していると
囁かれ、ここでもやはり安部氏の名前が取りざたされている。

それでは、安部氏を救うためにライブドアに強制捜査を入れたと
いう前提が崩れてしまう。

ご存知のようにライブドアの罪状は、「偽計取引」「風説の流布」、
「粉飾決算」である。

ある企業を買収するために株式交換という手法を使った。しかし、
実際には株式交換する前にその会社を投資事業組合(実質ライブ
ドア)を通じて買収しており、株式交換は1:1という法外な率
で行われ、4千万円(増資して7千万にする)の価値しかない相
手側の株式に対してライブドア株は数倍の価値があった。その後、
交換した自社株を投資事業組合に移動(既に、現金で買収してい
る)した後、売却(買収するという情報を流すことによって、株
価があがる)する。その代金をライブドアに還流(外国の金融機
関を迂回して)させて、一部をライブドア本体の利益として計上
したことが取りざたされている。そして、粉飾決算と株式分割
を組み合わせることで、相乗効果的に株価があがった。

上記した一連の手法の中に粉飾決算、偽計取引、風説の流布が組
み込まれている。本来、子会社といえども他の会社に渡った株券
を売却した利益はその会社のもので、この売却代金を本体に還流
させて決算をいじくることは粉飾決算になるだろし、株式交換を
する前に現金で買収していたというのは偽計取引、前記のものを
組み合わせて株価を吊り上げたことは風説の流布にあたるらだろ
う。

この行為により堀江以下3人の幹部が逮捕され取調べを受けてい
いるが、粉飾決算は別として、偽計取引や風説の流布は多くの会
社で頻繁に行われているらしい。

それにもかかわらずライブドアが強制捜査を受け、幹部四人が逮
捕されているということは、ヒューザーの耐震偽装問題より重要
度の低い事件(自民党に対するダメージが少ない)であり、安部
官房長官との係わりが薄かったか、あるいは、ある種の壁によっ
て事実が見えにくいようになっているからであろう?

ある人は検察が独自に動いたと言っているが、私はわが国に三権分
立などないと思っているので、政権の何らかの思惑が動いて、ラ
イブドアへの強制捜査に繋がったと思う。

たとえば、「身を切らして骨を絶つ」ではないが、大型疑獄事件に
発展する可能性のある耐震偽装問題から国民の目をそらせるため
に、比較的関係の浅いライブドアの堀江の逮捕劇を全面に持って
きたのではないだろうか。実際に、国民の関心はライブドア事件
に釘付けで、ヒューザーの小島社長の証人喚問は霞んでしまい、
他の総合研究所の内河所長や姉歯建築士などは忘れ去られてしま
っている。

私のような一般人では知ることのできない力が動いており、政治
と経済の闇の部分の輪郭がぼやけて見えた事件であったのではな
いだろうか?

                  エドワルド

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ライブドアショックの渦中で

18日の夜は一睡もせず、チャットの株式部屋で対策を立て
ていました。

信用取引の維持率が急低下、あのままストップ安が続くよう
だったら、破産していたでしょう。

17日は絶好調で過去に得たこともない利益を享受していま
した。ところが後場が始まってすぐ、積み木崩しのように
一年間築き上げた利益がなくなる舞台が始まったのです。

それはマネックス証券がライブドア関連会社の株式の信用掛け
目を0にしたのが切っ掛けでした。そのニュースが流れるや否
や、マネックスにおいてライブドア関連の株式を担保にしてい
る投資家だけでなく、他の証券会社でライブドア関連の株式を
担保にしていた投資家の売りが始まり、それがほぼすべての投
資家に波及していったのでした。

私も下半身から血の気が引くのを感じながら、信用取引の処分
に懸命になりました。しかし、落とし穴があったのでした。

私が大量に所有するイートレードという銘柄に固執してしまった
のです。他の銘柄を処分しても、この株を処分しなければ話にな
らないと思いながら、分割銘柄だし、ネット証券No.1、SBIグル
ープの中核だから、大丈夫だと高を括っていたのです。

しかし、非情にも株価は急落、信用維持率が見る見る減って、翌
日には日経平均−743円、私の維持率30%で危機的な状態に
なっていました。

積み上げてきた利益はすでになく、このまま下げ続ければ破産す
る危機に直面したのです。

株式のチャットへ行くと、多くの投資家が不安に慄いていました。
私も寝ることができず話し続けていたのでした。対策を練ると
いうより、誰かに側に居て欲しかったというのが本音だったでし
ょう。

ところが、その中の一人が17日まで絶好調だった投資家(10
0万から7000万まで増やした)がライブドアショック(通は
マネックスショックという)で一瞬にしてマイナスが3000万
になり、追証が払えず、破産、樹海へ行くというブログを貼り付け
たのです。部屋にいる全員がますます暗くなり、私などは体が震
えてくるほどでした。

そして夜は明け、19日の前場が始まったのでした。気配は売り
一色、ストップ安の様相を呈していました。「俺も樹海行きか」と
観念したとき、突然上値で買いが現れた(*おそらく、政府が入
れた)のでした。「助かった」と叫んでいました。

おお、神よ。私を救いたもうた。アーメン。

*政府がヒューザーの小島社長の証人喚問で取りざれている某
官0長官や元国土0長官を救うべく(国民の目をそらすために)
その前日にライブドアへ捜査を入れたところが、株価が異常に
下がりすぎたので慌てて公的資金を入れたという噂。

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メキシコ旅行記XXVI

ベラクレスは曇っていたが、ここアカプルコの空は晴れ渡っている。
朝の海岸通り(ラテンアメリカでは海岸通りをマレコンと呼ぶ)
を重いバックパックを背負いながら歩いている。海は朝の強い陽
光に反射してキラキラ光っている。眩しくて目を開けてられない
ほどだ。さすがに南国の太陽は暴力的だ。


陸地の方を見ると高層ビル群が見える。高いもので30階ほど
あるだろうか。昔、アカプルコというアメリカのテレビドラマ
を見たことがあるが、まさにそのままの風景だ。ということは、
ホテルもその当時と変わらず昔のデザインで、まるで1960
年代に迷い込んでしまったようだ。違いは、テレビドラマがセ
ピア色で、目の前にある風景が原色であることだ。

メキシコでは大統領の任期の終わりが近づくと、新しいリゾート
の建設が始まる。なぜ、新しいリゾートを建設するかというと、
あらかじめ大統領一族が周辺の土地を買収し、彼らに巨万の富
が転がり込むようにするためである。その結果、古いリゾート
には人が来なくなり、高層ホテルは改装もされずに放置される
のだ。

日本の田中角栄を始めとする政治家も、新幹線や高速道路の予
定地付近の土地を買い占めて大儲けをしたという話を聞くが、
政治家はどこの国でも同じような発想をするものである。

浜辺の砂は薄茶色で日本の海水浴場となんの違いもない。日本
にまで響き渡っているリゾートだが、こんなものかとがっかり
させられる。海岸通りの歩道にはリアカーのようなものが置か
れて魚を売っている。今さっき、漁であげられたものだろう。
上空には、その魚を狙っているカモメが旋回して飛んでいる。

腹が空いていたので、海岸通りから陸の方に少し入ったところ
にある雑貨屋に入った。そこでパンと牛乳を買って食べている
と、太った中年のおばさんが話しかけてきた。

「どこからきたの?」と前歯が一本ない口を開いた。

やれやれ、このおばさん歯がないじゃないと思いながら「日本
ですよ」と答える。

「私のおばあさんは、日本人だったんだよ」
「へえ、それで日本のどこの人ですか」«
「そこまでは知らないんだけど」

日本人の血が混ざっているといってもインディオの顔は日本人に
似ているので、メキシコ人と日本人が混血したとしても見分けが
つかない。

「この国は好きかい」
「みんな陽気で気に入っていますよ」
「そう言われるとうれしいね」
「訊きたい事があるんですけど」
「なんだね」
「この辺に安いホテルないですかね」
「あそこの建物あるだろう。安いホテルだよ。一ドルぐらいで
泊まれるはずだよ」
「そうですか」
「そう。じゃ、この国を心ゆくまで楽しんでね」と言って店の外
に出て行った。
彼女の後姿に向って「ありがとう」と言うと、彼女は気にしな
いでというように頷いた。


ロビーはホテルのものというよりも、一般の家の居間のようだっ
た。まず、部屋を見せてもらうと、窓がなく、ベットのシーツ
は湿っていて居心地が悪そうだったが、料金が1ドル50セント
ほどなので泊まることにした。どうせ一泊だけだし、他のホテ
ルを探しに行くには疲れすぎていた。ベットに横になると吸い
込まれるように眠りに引き込まれた。

つづく・・・

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南米旅行記LVI

 コルンバからバスでサンパウロまで一直線だ。バスはボリビアと
違って断然綺麗で快適だ。ブラジルはメルセデスベンツのバスやフ
ォルクスワーゲンの車をライセンス生産しておりアジアの中国や東
南アジアの国々の先駆けのような国である。多くのグローバル企業
が世界戦略のためにこの国に進出してきているのである。

途中、巨大湿地帯パンタナルを横断する。ここには、ワニ、ピ
ラニア、哺乳類、亀類、鳥類、魚類などの多くの野生動物のワイ
ルドライフが展開されている。バスの中からはパンタナルの自然
を満足いくまで楽しめなかったが、広大な湿地帯に沈む夕日は大
きくてダイナミックだった。いつか時間があれば、ゆっくり滞在
して、ピラニアでも釣りたいものである。

バスがいきなり止まった。道に降りて前方を見ると車が彼方ま
で停車して止まっている。事故があったようだ。そのまま、バスは
10時間以上も停車し、早く先へ行きたいけど、いつバスが出発
するかわからないもどかしさに、いらいらした。ラテン系の民族
はノンビリしているのであろう。楽しく話をして涼しい顔をして
いる。

サンパウロは800万の人口を擁する大都市である。高層ビル
が林立しており、東京よりも立派な都市に見える。第二次世界大
戦後の好景気の頃、これらの高層ビルは建てられたのであろう。

地下鉄に乗ってリベルタージ駅で降り、ペンション荒木に行く
が、ベットがうまっていて、泊ることができないと管理人がいう。
他のホテルは10ドル前後するので、ロビー(応接間のような感じ)
でいいから寝かしてほしいと泣きつくと「押しの強い人だね」と小
言をいわれるが泊めてくれることになる。

この管理人は、中0といい、旅行者の中では評判が悪く、いわ
くつきの人間である。セーフティーボックスに預けた貴重品を、
ちょくちょく盗むと噂されていて、態度も大きい。何でこんなと
ころで管理人をしているのかは不明なのであるが、荒木の女性経
営者の愛人と言う噂もある。

しばらく、ロビーでブラブラしているとベットが空いたので部
屋に移動できることになる。しかし、この管理人、毎日部屋が空
くのだから、最初から部屋が空くまでロビーで待たせればいいも
のを、ベットがないと直ぐに断り、お金がない貧乏旅行者が藁を
も掴む思いでお願いすると「押しが強い」と小言をいうのだから、
冷酷無比な人間だ。

貧乏旅行者はUS1ドル、US2ドルで勝負しているのである。他
の日本人宿に泊ってUS10ドル、US20ドルなんて簡単に使えな
いのだ。旅を始める前の計画の時点で、荒木の一泊US1ドル30
セントという宿泊代は旅の予算に組み込まれており、予定外の出
費は命取りになるのである。飛行機のチケットはエクアドルアウト
であるから、途中で旅を中断して帰ることができない。飛行機
(アメリカまで)のチケットを買うのに満たないお金をエクアド
ルまで持たさなければならないのだ。だから、自然と押しが強く
なるのだ。それに対して小言を言われると、貧乏旅行者に対し
て「死ね」というのと同じことになる。

管理人に「あんたは押しが強すぎる」と何回も小言を言われ
ながら、部屋に通され部屋に6台ある二段ベットの一区画を提
供され、危険なブラジルでの居場所を確保した。
中0の野郎。今考えても腹立つ。

つづく・・・・・・


 


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あとがき

あとがき

本当に、お久しぶりです。前回は選挙のとき以来ですから、4ヶ
月ぶりですか。

しかし、年末は株高で儲かって儲かってしかたがなかったので、
メルマガのことなんかすっかり忘れていました。

「儲かっていいですって」〜〜〜〜

いやいや。私もライブドアショックに引っ掛かってしまいました
よ。ライブドアの株は持っていなかったのですが、やはり、余波
を受けました。

投資資金の40%が一瞬に消えました。一日に負けた最高額が
更新され、430万になってしまいました。ひょっとして日本人
の平均収入では・・・・

現物だけ持っていればよかったのですが、維持率40%〜50ま
で信用を利用していましたから、被害甚大でした。

勉強になったのですが、時既に遅し多くのお金が消えてしまった
あとです。まさしく後の祭りです。

信用取引をやっている皆さんは、維持率が100%を割らないよ
うに余裕をもって株取引をしてください。余裕を持って取引をし
ていると株価が下がっても買います余力がありますので、逆に
チャンスになります。

お互いに慎重に、頑張っていきましょう。

                    エドワルド


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