メルマガ:南米旅行記
タイトル:南米旅行記  2003/06/09


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


南米旅行記No.18(2003年6月9日 Mon.)


▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
 
sars怖いですね。東南アジアに話のネタでも探しに、ふらっと訪ねようと思
っいたんですけど、中止しました。

 ヤワラー(バンコックの中華街)で、シンハー
(昔、タイで流行っていたビール)を飲みながら、フカヒレなんか食べるのも
乙なものですな。それとも、屋台の海鮮網焼きで、ビールともち米かな。

 しかし、sars は憎たらしいですね。空気感染する可能性があるそうだから
ある意味エィズより危険といえるかもしれません。

   はやく、治療法を見つけてくれ〜。
                                             エドワルド
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

Index

1. 友達の死
2. 南米旅行記XIX
3. ワンポイントスペイン語単語
4. ワンポイントスペイン語文法
5. 毛虱II

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

友達の死

グアテマラのアンティグア(グアテマラの京都のようなところ)のはずれに
あるホコテナンゴというところに数件の売春バーがある。その一軒は日本人が
お化け屋敷(ブスばかりいるから)と呼んでいたバーである。

そこで、ゼ0(アンティグアにあった日本レストラン)のオーナーのユ0さん
含む日本人数人(旅行者)とレストランの地元従業員が飲んでいた。地元の人間
がチノと絡んできたので、日本人旅行者と口論になった。それを見ていたユ0さ
んが仲裁に入り現地人を表に連れ出し、殴った。

殴られた現地人は、地元のチンピラのところに応援を頼みに走ったとき、剛
毅なユ0さんは、他の日本人とそこで飲み続けていた。

しばらくして、10数人のチンピラが現れ、一人がテーブルでお酒を飲んで
いるユ0さんの首を羽交い絞めにして、他のものがコーラの瓶で顔を滅多打
ちにし、最後は腕で首を締め上げ窒息死させた。

ユ0さんと共に戦った日本人の一人は、頭を瓶で叩かれて痴呆状態にな
り、もう一人は鼻骨を折られたが逃げ切り救われる。一緒にいたゼンの従
業員(グアテマラ人)は戦わずして逃げていた。

ユ0さんの肉体がバーに朝まで残された。朝、警察がドアを開けて中に入
ると、太陽の光線に照らされた風船のように膨れ上がった顔を附けた細身の
体がコンクリートの床に転がっていた。
         
☆補足
         
ユ0さんも地元の連中(チノと馬鹿にしてくる連中)をゼン(レストラン)に
連れ込んで袋にしていたと言うことですから、殺されるべきして殺されたと
言うことでしょうか。グアテマラの秘密警察に関係があり、矢0氏
(日本人でグアテマラ軍に影響力がある)との交友関係があるから、自分を過
信していたのでしょう。あれだけ武器を持っていたのだから、ホコテナンゴに
もピストルの一丁も持っていけばよかったのにと思うのは私だけでしょうか。
         
中南米では、アジア人をチノ(中国人)と呼び、道を歩いていると、そこら
中からチ〜ノという掛け声が飛ぶ。チノという言葉には、中国人という意
味のほかに、「召使、醜い、インディアンと黒人の合いの子」などの、凄い意味
が含まれている。この言葉の意味を知っているアジア人がチ〜ノと声を掛けら
れたとき、発狂して地元民とトラブルになることが多い。
         
グアテマラという国では、何十年も内戦がつづいたので、人を殺しなれている
人間や殺されるところを見ても驚かない人が多い。だから、殺人事件が頻繁に
おこる理由になっている。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

南米旅行記XIX

リマには、レストランをやっている日系人が多い。レストランを覗くと、アジ
ア系の人間が中で働いているので直ぐに「ああここは日系人の経営だな」とわか
る。中国人かもしれないという人がいるかもしれないが、中国人は中華料理屋を
だし、韓国人はまだレストランを経営する実力はないから、ペルー料理屋をして
いる東洋人は、殆ど日系人だ。

そんな中で、西海の近くに日本人の家族がやっているレストランがある。レス
トランというより日本の大衆食堂という言葉がピッタリで、メニューは大体
ペルー料理なのだが、一品だけ日本食がある。それは蕎麦で、器はどんぶり
でなく洋食の平皿が使われており、関西風の御つゆが零れそうなぐらいナミ
ナミと注がれている。日本でこの蕎麦を食べたらそんなに美味しいとは思わ
ないだろうけど、日本の裏側のペルーで何ヶ月ぶりに食べると、何ともいえ
ないほど美味しいのだ。

カエ プーノをこのレストランとは反対にセントロの方向へいくと中華街が
あり、漢字で書かれた看板が目についてくる。入り口には横浜や神戸の南京町
にあるような、だが、それより小振りの中華門がちゃんとあるのである。この
とき、日本人に人気があったのは、飲茶ができるレストランだった。味は香
港やマカオに比べると落ちるが、許容範囲で、種類のほうも、海老、サメ、豚
肉などのシュウマイや粽と豊富でなかなかだ。

ペルー料理は、肉、魚介類と何でもあり、種類が豊富であるが、メキシコ料理
とちがって辛くない。

特に私の一押しは、セェビーチェである。生の魚、海老、蛸などをレモンの汁
であえたもので、酸っぱくて絶品だ。ビールを飲みながら食べるとたまらない。

我々、貧乏旅行者は、高級レストランなどめったに行けるものではないから、い
つも行くのは街の食堂である。そこで食べるペルーの肉料理は、顎が痛くなるほ
ど固い。お金を出して、こんなものをペルー人はよく食べるなという代物だ
が、地元の人間とってはご馳走なのだろう。一度、セントロにある
プラサ デ サンマルティンの近くのホテルでバーベキュのようなものを食べた
のだが、やはり硬くて、あまり美味しくなかった。料理では、メキシコがラテン
アメリカNo.1の地位にあるのは不動であろう。

ペルー人の紹介で、ホテルの最上階にあるレストランへ篠原さんと入った。窓
側の席からはサン マルティン広場が見下ろせて眺めがいい。広場には人々が溢
れ、幸せそうなカップルが抱きついていたり、待ち合わせをして相手が来ないの
か時計を真剣な顔して見ている人がいる。
(何で顔まで見えるんだ。まあ、ええやんけ)
「篠塚さん、肉でも食べましょうか」
「このペルー風バーべキューにしょうか」
「美味しそうですね」
バーベキューを注文するとしばらくして、ウエーターが洗面器の真ん中に、錐
形の糸巻きのようなものが付いている鍋と厚切りにした真っ黒な肉を持ってきた。
鍋に真っ黒い肉(おそらく古い)を入れてしばらく焼いてから、篠原さんが一
口、肉片を口に入れた。
「なんだ、これは、物凄く硬いよ」
「本当ですか」と肉片を口に放り込むと「硬い」と思わず叫んでいた。何十回と噛
み砕くのでだがなかなか柔らかくならない。顎が痛くなるので、ある程度のところ
で丸ごと飲み込む。味はとにかく、この肉は日本人には硬すぎる。日本人は食に
柔らかさを求めてきたので、日本人の顎は世界標準と比べて、相当柔なものになっ
ているのではないか。兎に角、篠原さんとやっとの思いで肉を平らげる。久しぶり
の高級レストラン(一人15ドルぐらいだったので、一般のペルー人や私にとって)
だったのに、顎が疲れるためにお金をだしたようなものだった。

総合的に考えて、ペルー料理のラテンアメリカでのランクは下から数えたほう
が早い。当時は経済的に破産状態なので、料理の味に構っていられなかったといえ
ばそれまでだが、食べ物はあまり洗練されてないというのが、私の感想である。私
は貧乏旅行者だから、比べる対象はいつも大衆食堂レベルなのだが、食通の国では
大衆食堂でもなかなかいけるのである。高級レストランに関しては「我知らず」で
あるので悪しからず。
つづく・・・・

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

ワンポイントスペイン語単語
De nada (どういたしまして)
デ ナーダ

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

ワンポイントスペイン語文法
acabar de + inf. 「〜にしたばかりです」
なにかをやり終えたときに使う。近接過去ともとれる。

Acabo de comer. (わたしは食べたばかりですよ)

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

毛虱II

「病院へ検査に行こうよ」
「今からかい」
これでエィズと宣告されるかもしれない絶望感とひょっとしたらエィズでないか
もしれないという期待感が混ざった、みょうな感じだった。

 車を運転して病院の前に来たのだが、通り過ぎてしまった。
「あ〜、通り過ぎたよ」
Uターンして病院の駐車場に入ると、もう脂汗が背中を濡らしていた。
無言でドアを開け、助手席の方に回りドアを開ける。日本では絶対といってい
いほどしなかったアクションだが、ここはアメリカだし、ラテンの女性と一緒だ
から自然にそんな行動ができる。

病院の受付で、検査のことについて聞くと、夜なので検査が終了したとのこと
だった。

内心「助かった」と思ったが、ここまで追い詰められて、ようやく検査に来たの
に、検査を受けられないということが、口惜しくもあった。

エィズで悩むよりも決着を付けたいと思うのだが、次の日には弱虫の病気が出て、
検査にいけないのである。

「しかたがないね。明日またくるか」
「そうね」

どういうわけか、あれだけ「検査に連れて行ってくれ」と言っていたソチ
が、翌日から検査のことを口にださなくなった。不思議だったが、無理矢理、検
査を受けさされる外部からの圧力がなくなったので、情けなかったが、自分で検
査に行く勇気はなかった。

風呂上りに水銀軟膏を塗り、目の詰まった専用の櫛で髪の毛に付着した毛虱の
卵を取る行為を二週間続けた。一週間ぐらいでよかったかもしれないが、念のた
めである。いままで、陰毛や胸毛がある自分を見慣れているので、毛がなくなっ
た体を見ると何ともいえない違和感を覚える。子供の体を見ているようで滑稽
だった。

解説、キューバは、アメリカの経済制裁で薬品や食料が不足がちです。石鹸も不
足しており、外貨のないものは石鹸を買えないから水しか浴びていないの
で、虱、毛虱、疥癬など、日本では根絶されてしまったような寄生虫が
ウジョ、ウジョしているのです。

もちろん、私も寄生虫の御三家をきっちり貰ったのですが、寄生虫、停電、配
給など日本の終戦直後のような生活(知らないが)をしたので、貴重な経験にな
りました。今でも、キューバは私が滞在した1994〜1997当時とあまり変
わっていないようなので、興味のある人は、ぜひキューバの一般家庭に滞在して
みてはどうでしょうか。泥棒や寄生虫などに悩まされますが、自分たちの親や祖
父母がどのような生活をしていたか、知る絶好の機会になるでしょう。

おわり
//////////////////////////////////

★ このメールマガジンについてのご意見、ご感想について質問等、
  ございましたら cubajapo@m3.kcn.ne.jp までメールして下さい。

//////////////////////////////////

★ 登録/解除の方法
    http://www3.kcn.ne.jp/~cubajapo/melmaga.html 
「南米旅行記」は、上記のURLよりいつでも登録/解除可能です。

★ホームページ
     http://www3.kcn.ne.jp/~cubajapo/

&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&

★ 「南米旅行記」(週二回)
     発行責任者 :エドワルド
★ 発行システム
Mailax        http://www.mailux.com/index.php
E‐magazine    http://www.emaga.com/
メルマガ天国    http://melten.com/



「南米旅行記」は、本サービスを介した情報により発生あるいは
誘発された損害,情報の利用により得た成果、または、その情報自体の
合法性や道徳性、著作権の許諾、正確さについての責任を負いかねます。
&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&&

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。