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タイトル:南米旅行記  2003/05/30


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南米旅行記No.13(2003年5月30日 Fri.)


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いまアメリカは日本の戦前のような神の国(キリスト教原理主義の価値で国の
政策が左右されている)になったようです。
 出来損ないのアルコール中毒者が大統領になり、アメリカ国民を戦争中毒
にしようとしています。今から2000年前、ジュリアス シーザーは軍功に
よって生涯ディクタダオル(独裁官)になりました。Mr. Presidentは軍功によ
り、エンロンや911事件(情報を掴んでいたのに手を打たなかった)のスキ
ャンダルを覆い隠し、テキサスコネクションの利益を図るつもりなのでしょう。
 神を語るものが、自分のスキャンダルを覆い隠し、自分の近しい人間の利益
のために、多くの弱者を巻き添えにする戦争を起こそうとしているのですから、
恐ろしい事としかいえません。
               我々の世界に神のご加護を

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index
1. キューバ人はサルサがお好き?
2. ヒヨコ戦争(キューバ)
3. ワンポイントスペイン語センテンス
4. ワンポイントスペイン語文法
5. 南米旅行記XIV

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キューバ人はサルサがお好き?

日本でキューバというとサルサ、サルサというとキューバと思われている
ようですが、キューバ人の普段聞く音楽はロマンティカ(字のごとくロマ
ンティクな曲)が多いのです。この傾向は、何もキューバだけでなくラテン
アメリカ全体でそうなのである。

ロマンティカ大国と言えばメキシコ、ファン ガブリエル(男であるがメキ
シコの美空ひばり)アナ ガブリエル、ルイス ミゲル、クリスチャン カ
ストロ(ベロニカ カストロの息子)、など数を上げれば切がないぐらいのア
ーテストの名前がすぐに浮かんできます。

私が始めてキューバ島を旅した1994年初頭、クリスチャンのnunca voy a 
olvidarteがスーパーヒットしていて、街角を歩くと、Junte lo mas hermozo 
que vivia contigo. Los detalles y las cosas que me haran recodarte. Ahora voy
 a marcharme. Pues tu lo desidiste. 〜. という歌詞をラジオに合わせて歌う
キューバ人の声が必ずといっていいほど聞こえてきたものです。それだけキュ
ーバ人がこの曲を頻繁にリクエストしていたということでしょう。

一般のキューバ人の家に行って、持っているカセットテープを見せてもろうと、
メキシコのロマンティカのテープが多いこと。そらそうですよね、サルサ(ダン
ス音楽)を昼間から聞いていたらハイパーテンパーになっちゃいますよ。

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ヒヨコ戦争I(キューバ)

私の雌鳥が14匹のヒヨコを孵(鶏は平均10個前後卵を生み 孵すのに、
21日間温める。 一挙には卵を生まなく、一日に一個ずつ生んでいく)した。
しかし、親鳥はその内の2匹のヒヨコを突付いて、虐待する。それを、ヒヨコ
を預けていた嫁の叔母が、隣の家の主人に「親鳥が2匹のヒヨコを突付くんで
すよ」と相談すると、「それじゃ、うちの雌鳥はおとなしいから、うちの雌鳥に
育てさせよう」と申し出た。

一ヶ月間、私のヒヨコは順調に育ち続け大きくなっていた。そして、そのころ
隣の主人がヒヨコを返してきたのである。返されたヒヨコはこちらのヒヨコと
は大きさも模様も違い、明らかに私の鶏の子供でないのは一目瞭然だった。

「なんだ。これは、うちの鶏の子供じゃないぞ。それにビルエラ(鳥の病気)
だよ」「君の鶏が立派だから、卵を摩り替えたか分からないね」
「どういうこと」
「こちらの鶏が立派だから、隣のオヤジがこちらの卵を二個盗って、向こうの
卵二個をこちらの巣にいれた。親鳥は自分の子供じゃないと知っているから、
二匹のひよこを虐待したと推理することができるね」
「そんなこと関係ないよ。 自分のヒヨコで病気の一番弱っているのをよこし
たんだ。それも病気の奴をね。俺のヒヨコに移ったら全滅だな」
キューバ人は本能的に生きているから、相手が多大な損失を蒙ることでも自
分の得になることだと躊躇なく行なう。
「そうだよ。悪い奴だね」と嫁の従兄弟は頷く。
自分が同類の人間でも他の人間の行動を批判するのは、キューバ人の悪い癖
である。ラテンといういい加減な気質の上に、社会主義という退廃的共産主
義が被さる相乗効果で、キューバ人のモラルは世界でも最低レベルになって
いる。

数日して隣の主人を見かけた私は「返してもらったヒヨコ、小さすぎるんじ
ゃないかい」と詰問した。
「そんなことないよ」
「でも、あなたのところのヒヨコは大きいし、病気もなさそうだな。一番小
さな、病気の奴をよこしたんじゃないの」
「そんなことないよ。あれは君のヒヨコだよ」
「模様を見てみてよ。全然違うじゃないの。これはあなたの雄鶏の模様だ。な
んで、そんな見え透いた嘘を付くんだよ。それがキューバ人の悪いところな
んだ」
「そんなことない。チーノ」
チーノという単語には、中国人という意味のほかに、召使い、醜い、インデ
ィオ及びムラートと黒人の混血(これらの人種は南米の最下層)という酷い
枕詞が並ぶ。
「おまえ、誰に『チーノ』と言っているんだ。俺のヒヨコを猫糞しておい
て、『チーノ』はないだろ。この『アフリカーノ』」
「おれはここで生まれた。アフリカ人じゃないよ」といいながら、両手で目
の横をすりあげて、両目を吊り上(目が細いチーノという意味)げた。
「それじゃ、俺だって日本で生まれたんだよ。おれの血液には中国人の血は
一滴も入っていないけど、あんたにはアフリカ人の血がいっぱい入っている
ようだ。あんたの髪の毛(縮れている)はなんだ。もういい、キューバ人はい
つも見え見えの嘘を付くからな。まるで子供のようだ」
このころ、「おれは中国人じゃない」という傲慢な中国人に対する差別意識を
持っていたことが、怒りを倍増させた。
「チーノ」
「うるさい、このアフリカーノが」

こうして、ヒヨコ戦争は始まったのである。

つづく・・・・・
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ワンポイントスペイン語単語
?Cuantos a~nos tiene usted?    ?Cantos a~nos tienes?(何歳ですか)
(クアントス アニョス テエネ ウステド)(クアントス アニョス チエネス)

初めの文が丁寧語で、後ろの文の動詞は二人称専用の活用なので、主語がいらない。

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ワンポインットスペイン語文法
受動態
ser+過去分詞
過去分詞は主語の性、数によって変化する。
La sen~olita  es querida por todos.(ゴメス嬢はみんなから愛されている)
過去分詞が女性形になっています。
El alcarde es respetado en todos parte.(市長はいたるところで尊敬されています)
過去分詞が男性形になっています。
Sus ideas son respetadas por todo. (その考えはみんなから尊敬されている)
過去分詞が複数になっています。
普通、過去分詞は原型comer からerを除いてido かidaをつけるだけなのです
が、不規則なものがあります。
escrito(escribir), abierto(abrir) ,cubierto(cubrir),muerto(morir,)vuelto(volver)
disuelto(disolver) ,roto(romper), visto(ver) ,puesto(poner) ,supuesto(suponer)
hecho(hacer) ,dicho(decir)

estar+過去分詞は次回説明します。
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南米旅行記XIV

バスから数人の乗客が降りていったようである。寝ているのか、起きている
のかわからない状態でぼんやりと彼らの歩いている気配を感じていた。しば
らくして、篠原さんが棚の上のバックパック(小さめの)のチャックを開け
てゴソゴソしている。
「ないよ。カメラとレンズがなくなっている」
「本当ですか。そういえば、ちょっと前にバスが停車したときに、数人の乗客
が降りていきましたけど、その中に泥棒がいたんでしょうかね」
「君のようにバックパックを抱いて寝ればよかったよ」
「そうですね」
ここは、日本じゃないんだぞ。貴重品を体から放して置いていたら、盗まれる
のは常識じゃないかと心の中で呟いた。実際、私も貧乏旅行を始めたころ、よ
く物を取られた。酷いときなんか、貴重品(パスポート、お金、トラベラーズ
チェック)の入った腰巻ベルトを枕の下に置いてホテルをチェックアウトした
こともあった。そのときは、たまたま、盗られる前に部屋に戻り、事なきを得
たが、盗られたらどうしていたのだろうと考えると、今でも背筋がぞっとする。
旅行中はボーとしていたり、ちよっとぐらいという気持ちを持つのは禁物である。

当時、リマにはセントラルバスステーションがなかったので、大通りの路肩
にバスが横付けされた。バスを降りて少し歩くと、大きな広場があり馬に乗った
英雄の銅像があった。あの有名な南アメリカ独立の英雄の一人である、サン 
マルティン将軍像である。この広場は、彼の名が付けられており、サン マル
ティン広場という。

ペルーになぜ、アルゼンチン人の将軍の銅像があるのか不思議になるが、彼は
19世紀の初頭、ペルーをスペインの手から解放するために軍隊を率いてアン
デスを越えてやってきたのである。南米の上の部分は、シモン ボリバルが解
放し、下の部分はこのサン マルティン将軍が解放したのである。この時、二
人はエクアドルのグァイアキルで会談するのだが、その後サン マルティン将
軍は、フランスへ謎の亡命をする。いずれにしろ、彼はチリ、アルゼンチンを
解放したのだから、英雄には違い
ない。

この広場もそうだが、ペルーの建物はどれも古めかしく堂々としている。さ
すがに、ペルー副王庁が置かれていただけのことある。銀の産出量の多かった
ペルー(当時、ヌエバ カスティヤと呼ばれていて)は、メキシコ(ヌエバ 
エスパニア)と共にスペインの植民地経営の要であった。

この街は、30年前南米で一番綺麗だと賞賛されていたのであるが、経済
政策の失敗により、建物は修復されておらず、荒れ放題だった。その荒廃した
感じが雰囲気を醸し出し、前世紀のヨーロッパとは、こんな具合だったのでは
ないかなと思わせる。朝の澄み切った空気の中、篠原さんと私は、誇らしく歩
いていた。
つづく・・・・

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