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タイトル:素敵な暮らしをあなたに  2004/04/12


NO.50

おしゃれ
 

気まぐれな春風の到来を合図に、一斉に厚い上着が消えて、

街を行く人々の服装が軽く明るくなりました。

突風の中をおしゃれに颯爽と歩いて行く人達が、何だかちょっと眩しく見えます。

美しい装いは、

本人だけでなく、周りをも楽しい気分にしてくれますね。

 

おしゃれは生活のスパイス、活力のようなものなのかもしれません。

朝の身支度で、気に入ったコーディネートができれば、それが普段着でも、

今日一日、充実したものにしようという元気で前向きな気持ちになってきます。

ましてや、外出着は、行った先での気分や人間関係にも大きく影響してくるような気がするのですが。

有名なデザイナーが対談の中で

「おしゃれの基本は、自分の体型の欠点を知り、それを洋服によって補うことです。

おしゃれをすると、お顔の表情もよくなり、人は優しくなるんですよ」

と、言っていました。

 

年に数えるほどですが、華やかな場所に出席する機会があります。

自分の容姿だけでなく、その日の天候なども考えて、手持ちの中であれこれ組み合わせるのですが、

洋服ばかりではなく髪型を変えることでも、雰囲気を変えることができますね。

普段は縁のないマニュキア、踵の高い靴、小さめのバッグ・・・・・。

たったこれだけのことですが、何となく豊かな気持ちになって不思議です。

おしゃれをした人達が沢山集まる場所は私にとっては学習のチャンスです。

大振りのアクセサリーでアクセントをつけている方、

洋服の色そのものを楽しんでいる人、エスニックな衣装、ブランド物・・・・・、

色々なおしゃれの仕方を見ることができるのです。

ある会場で、何となく華のある中年女性を見かけました。

ふくよかな体型に白と黒の大きな千鳥格子のオーソドックスなスーツでしたが、

終始にこやかな表情で、周りの人達と談笑する立ち振る舞いが、気持ちのよいほど堂々としていたのです。

まずは自分に自信を持つこと、それがおしゃれの基本かもしれません。

ご近所に住む、いつもきれいにしている女性が、

庭の植木の剪定から家事、近くの店に買い物、お出かけと、その都度、

「まめに着替えますの。服装によって、言葉遣いや部屋のインテリアまでも違ってきますのよ。」

と、言いました。

ちょっと華やかな洋服は”タンスの肥やし”になりがちですが、

「着ていくところがないっていうのは、何もなさらないからじゃないですか。

行動すれば、おしゃれをしていくチャンスは、きっと、見つかりますよ。」

おしゃれな人は、人生に積極的で、ゆえに充実していて、

そのためにいつまでも若々しいのかもしれません。

 

日々追われる中で、

おしゃれ・・・・忘れないようにしたいですね。


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