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タイトル:「すまいや倶楽部」通信 22号  2003/10/01


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◎◎◎◎◎◎◎       No.141 03/10/01
    ◎◎◎     新世紀建築住宅マガジン「すまいや倶楽部」通信 
  ◎ ◎     「家は叶う 建つべし! 建つべし!」
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秋晴れで一年で一番気持ちの良い季節になりました。
昨日はマウンテンバイクで富士山の5合目から資材運搬用の道を下ってきま
した。途中で止めてまわりを見渡すと火山レキの地面が辺り一面に広がるだけで
視界には誰一人いません。
普段は「土地が広いと騒音にも悩まされなくて済む」と思うのですが
視界に一人きりはさすがに寂しいものです。
寂しいどころか本能が不安になります。
気持ちの良い場所、これからも探し続けます。
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「上水道の話」

普段何気なく使っている水道。
水道はどうやって運ばれるかご存知ですか?

私の住む小田原では酒匂川という大きな川の下流に
堰を設けて水をくみ上げ飲料水用に浄化して水道と
して使っています。
また、私の生まれた足柄山の金太郎のふもとの南足柄市という所では
街のずっと上流、人が殆どいない清流から水を取り入れ浄化して
水道としています。
南足柄の水を飲んでしまうと小田原の水は少し抵抗があります。
ところがこの小田原の水はパイプによって横浜まで運ばれています。
今は厚木のダムによって横浜に供給されているようなので量は
少ないとのことですが足りないときには横浜の方にも飲まれているそうです。
この他には地下水をくみ上げて町の飲料水としている町もあります。
水は人間に欠かせない生命の源です。
安全に安定して供給しなければならないのでその管理は
しっかりしていなければなりません。
管理者は市や町、県、組合など様々です。
家を建てる際にはたいがい敷地に接する道路の中に水道(上水道)の管が
埋設されています。造成地を購入されたなら既に敷地内に水道管が埋設
されていることでしょう。
都心部では当たり前のことですが水田や田畑の広がる地方や、山の中の場合、
新たに家を建てるときに敷地前の道路には水道管が無い場合があります。
この場合、管理者に水道管を引いてもらうことになりますが
工事自体を自費工事、つまり建てる人が自腹で水道管を引いてこなければ
なりません。
山の中では畑に水をまく目的で農家の人達が水道管を引いている場合が
あるのでその際には組合に申請を出して許可をもらわなければなりません。
水道代も割高な場合もあります。

道路の水道管から宅地内に引く管には太さの違いがあります。
25年位前は直径13ミリの太さが中心でしたが
今は20ミリに太くなりました。
太くなるほど安定してたくさん供給できるわけです。

新築の場合は指定がなくても20ミリを使うのですが
増築や既存建物の建替えなどでそのまま13ミリ管を使うと水圧が弱いと
2階で使う洗面所やトイレの水が少なくなってしまうこともあるので要注意です。
あらかじめ水圧を測ってもらい安心しましょう。

ところでどうして水道が勢いよく水が出るのでしょうか?
水は上から下に流れる性質を利用しているのです。
仕組みは簡単です。
山の高台などにコンクリートで出来た巨大な円筒形の建物を
見かけたことはありませんか?
あそこに一度水を貯めて勢いをつけるのです。
ジェットコースターの原理でしょうか?


アトシエシゲ一級建築士事務所
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