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タイトル:「すまいや倶楽部」通信 10号  2003/06/18


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◎◎◎◎◎◎◎       No.010 03/06/18
    ◎◎◎     新世紀建築住宅マガジン「すまいや倶楽部」通信 
  ◎ ◎     「家は叶う 建つべし! 建つべし!」
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建築を取り巻く環境が劇的に変わりつつあります。
前号でお伝えした7月からの改正建築基準法に伴う、住宅の於ける
「シックハウス対策」の為の内装制限、機械換気設備の義務化に始まり、
高齢者、身体障害者が円滑に利用できるように特定建築物の建築物に
バリアフリー対応を義務づける「ハートビル法」や
建築物の係るエネルギーの使用の合理化の為の措置を義務づける「省エネ法」
など。
これらは年々改正されるのでその都度、知識を得てゆかなければなりません。
設計者も行政側も一層のしなやかさが要求されそうです。
デザインすることがどんどん遠のいて行きそうだと感じるのは私だけでしょうか?

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「照明器具のとりつけ」

お客様と設計を進めるうえで欠かせないのはコストです。
いつもコストを睨みながら、お客様の希望を最大限実現すべくあの手
この手を使っている今日この頃です。
コストも建築費の減額検討を重ねながら下げてゆくのですが
乾いた雑巾を絞るようになってくるといよいよ掟破りの必殺技に移ります。
あまり激しい必殺技は諸条件によって使いどころが違います。
なのでここで紹介してしまうと語弊を招くことにもなりかねないので
ライトなところを紹介します。

ライトというだけあって照明器具です。

照明器具は新築工事の中で器具まで選んで取り付けるのが一般的ですが
コスト削減のため、今使っている天井付けの照明を持ち込んでつけたりもします。
「照明器具は自分で用意するよ」といった場合は建築工事は天井に引っ掛けシーリン
グというコネクタのみを付けて引き渡します。

「引っ掛けシーリングの形」
http://www.koshinaka.co.jp/guide/attach/odelic/torituke/07tuba-maru.html

マンションやアパートに入居するときの状態と一緒です。
天井付けの照明は引っ掛けシーリングを使って固定するタイプが殆どなので
ご自身で取り付けることも容易です。

「取り付け方」
http://www.koshinaka.co.jp/guide/attach/odelic/torituke/08kaku-maru.html

これ以外の壁だしのブラケットタイプや蛍光灯タイプになると
器具に直接配線を接続しなければならないので感電したりすることもあります。
ある程度の知識が必要になります。

ダウンライトともなると建築中にあらかじめ天井に穴を空けたり回りに断熱材などを
しきこんだりする為、完全に電気工事士さんに依頼することとなります。

本題です。
器具をディスカウントストアやネットで安いところを探して自分で取り付けるのが
一番安いと思います。
しかし、これは上記の引っ掛けシーリングなどの電気工事士の資格が要らない器具
に限ったときのことです。
ダウンライトや壁付けのブラケットは電気工事士さんに依頼して取り付け料を別に
払うことになります。

ですから建築工事の中に照明器具代と取り付け代を込みにした場合と
安いところで自分で買って取付けのみを電気工事士さんに頼んだ場合の相対金額を
比べないとどちらが安いかはわからない時があるのでご注意ください。


アトシエシゲ一級建築士事務所
http://homepage3.nifty.com/at-shige/

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