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タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】[2005.12.14]  2005/12/14


  るいネットメールマガジン【 る い 】[2005.12.14]

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        メルマガ 【 る い 】  [2005.12.14]
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1  今週の注目投稿
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★社会板〜日本の未来お題より、「次代の活力源は?(みんな期待⇒答えの
供給者)」についての議論をご紹介します。
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◇ 巨大な課題の持つ短期分散力を長期高密度反転させる
                  (現実課題=共認課題) 
        【佐藤英幸 (43 新潟 塾長) 05/11/25 AM00】  
 
  下からの圧力を形成しようとしたとき、期待したような成果が現われ
  ないときは、その期待の内容が間違っているか、序列原理が残ってい
  て共認圧力を上回っているか、共認媒体の封緘(ふうかん)、などが
  考えられる。

  「形だけ序列原理」の場合には、課題共認によって大抵のことは突破
  できるが、「形だけ共認原理」の場合には認識形成の時間がかさむば
  かりで会議が長引く。そして会議(参加)への期待そのものがしぼん
  でゆく。

  「形だけ序列原理」。例えば私は塾長の肩書きを持っている。しかし、
  これは対外的に、集団の代表者は誰かと聞かれたときに答えるだけで、
  塾の中身は課題共認以外には見つからない。ただ、その課題共認の中
  身が、受験勉強であったり、学校の定期テストであったり、日頃の補
  習であったりして、個人課題や私権課題と結びつきやすいから、社会
  的な共認課題を意識的に上位の課題として持って来ることを心がけて
  いるにすぎない。それが私の(集団での)役割であると考えても矛盾
  はない。

  そして社会的な共認課題が、生徒の「本当に知りたかったこと」とイ
  コールになったのは、生徒の世代の多勢の仲間収束が、人をいじめて
  も面白くない、ただ遊んでいても面白くない、他に仲間でできること
  はないのか、社会ってなに?というふうに、外向収束を追求しはじめ
  たところに、るいネットで認識形成を続ける大人としての私が彼らの
  えさのように目の前に現われたことによる。
  
  私という人が社会に興味を持ち周囲の人よりも詳しいし正しそうなの
  で、人物に収束してみているという感じである。(そういうとカッコ
  いいがえさは毎日ついばまれているのだから毎日新鮮な認識を仕入れ
  るか創造するかしなければならない。)

  供給者が毎日答えを供給することによって、昨日聞いた生徒と今日授
  業を受けた生徒とはたった一日だがされど一日の違いが生じる。それ
  が生徒たちの話し合いの中では最先端の一歩の違いになるので、必然
  的に出席率や通学日数は増加する。

  (もしくは生徒の中の供給者が出現する!)

  そしていつのまにか、受験勉強、定期テストの勉強、日頃の課題、と
  いう臨戦課題と、肩を並べるくらいの臨戦課題に社会課題がのし上が
  ってきた結果、課題と課題が一体化されて、強い対象認識力をその子
  の段階に応じて各自が持ち始めているという状況なのだと思う。その
  場合「漢字テスト」と「最先端観念」はイコールに近づく。

  言い換えれば、数ヶ月の努力で突破できる軽い課題から、数年を要す
  る重い課題に転換され、次にその重い課題の臨戦度が上昇することで、
  塾にいる数年間の貴重さが、期限を共認するに至ったという感じである。

  学校であれ塾であれ、「卒業」という期限のある集団では、課題共認
  と期限の共認(=臨戦性)が生命線でもあり、限界でもある。そこで、
  生命線を強化し、限界を突破するためには、いかに(集団や人が)外
  の社会と繋がっていて、集団の卒業を超えたところでも仲間でいられ
  ると思ってもらえるかが重要になってくる。

  それが「人収束」であり「共認媒体収束」だと思うし、長大、巨大な
  課題の持つ短期分散力を長期高密度反転させる鍵だと思う。このこと
  は有期限の集団以上に無期限の共同体のほうが難易度の高い課題であ
  ることは言うまでもない。しかし、確実に「実り」は大きいのである。  
 
  全文http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=101385

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◇ トラブルは自分課題をみんな課題へ転換させる鍵? 
    【田野健  ( 42 東京 監理 )  05/12/12 PM10 【印刷用へ】  
 
  >そしていつのまにか、受験勉強、定期テストの勉強、日頃の課題、
  という臨戦課題と、肩を並べるくらいの臨戦課題に社会課題がのし上
    がってきた結果、課題と課題が一体化されて、強い対象認識力をその
  子の段階に応じて各自が持ち始めているという状況なのだと思う。
  その場合「漢字テスト」と「最先端観念」はイコールに近づく。
  (参照 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=101385 )

  この事は果たして佐藤さんの塾や子ども達に限った話だろうか?
  実は我々大人たちの日常も同じような構造があるのではないかと考えた。
  子ども達の受験勉強や日頃の課題は子どもにとっては仕事である。裏
  返せば大人たちの仕事も子ども達のいやでいやでしようがない、でも
  やらなければならない勉強と同じ位相にある。

  仕事も勉強もやらなければならない事と捉えている以上、本当の対象
  化はできない。佐藤さんの投稿をそっくり大人の仕事の世界に置き換
  えてみた。

  私自身、最近、佐藤さんがおっしゃる「課題と課題の一体化」のきっ
  かけをようやく掴み始めた。
  仕事ではトラブルや困難課題はつきものである。今まではその状況に
  なると必然的に守りに入り、いかに回避するか、事無く処理するかに
  埋没していた。このトラブルに対する処し方が最近変わってきた。そ
  のきっかけが社内ネットという開かれた場である。さらにその先にあ
  るるいネットという存在である。

  何かトラブルがあれば真っ先にそこに開きだす(=投稿する)。ネッ
  トに投稿しながら、それを読み返しながら次第に自分の課題からみん
  な課題へ頭の中が転化し始める。「何とかしなければ」から「どうす
  ればいいのか」へ転換する。そしてその先に「本来どうすればいいの
  か」という課題の構造化へ向かえるようになる。

  もちろん、緊急度やトラブルの大きさに左右されるが、トラブルが大
  きければ大きいほどこの仕組みを使ったほうがうまくいく傾向にある。
  当然、多くの人のレス投稿や、正誤の判断を与えられることで方向性
  が須らく導かれていく。

  この事は自分が発したトラブルだけでなく人から発信されたトラブル
  に対しても同様に意識が向かえるところが味噌でもある。こうして仕
  事という半自分課題が真っ当な社会空間に開かれることが可能になる。

  トラブルの事例を挙げたが、この思考方法を身につければ、日々の仕
  事の場面でも活かされ、自分の仕事が社会空間とどう繋がっているか、
  何に対応できるか、成果をどう活かすことができるかに自然と発想が
  向かえる。結果、同じ仕事をしていても、活力が湧くし、常に外部環
  境を捉えていれば何一つとして同じ仕事はない事に気付いていく。毎
  日が発見の連続になり、仕事=認識の入り口になっていく。ここまで
  くれば成果の上昇は期待できる。

  >その場合「漢字テスト」と「最先端観念」はイコールに近づく。
  (参照 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=101385 )

  大人にとって「漢字テスト」と「再先端観念」がイコールに近づくこ
  とは仕事という半自分課題と本来仕事が持つ社会性(=みんな期待)
  が繋がった時だと思う。

  >「人収束」であり「共認媒体収束」とは長大、巨大な課題の持つ短
  期分散力を長期高密度反転させる鍵だと思う。
  (参照 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=101385 )

  不謹慎な発想ではあるが仕事においてはトラブルという期限付きの超
  臨戦課題が意外と長期高密度反転させる鍵なのかもしれない。  
  
  全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=102495

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