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タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】NO.144[2005.7.13]  2005/07/13


c  るいネットメールマガジン【 る い 】NO.144 [2005.7.13]

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        メルマガ 【 る い 】  NO.144[2005.7.13]
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1  今週の注目投稿
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★ 社会統合お題より、「私権原理から共認原理への大転換(自分発から
    みんな発へ)」についての議論をご紹介します。
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◇ “みんなの時間” 
       【中根猛 (25 愛知 会社員) 05/07/11 PM01】  
 
  「生まれて初めて」仕事を始めて、今年で2年目。最近、自分の中で
  ようやく芽生えてきた実感がある。いわゆる“時間”についての感覚
  ・捉え方が、僕の中で何となく変化してきたのである。

  今まで、さも当たり前のように「思い込んできた」感覚では、「日々
  の“時間”というものは、あくまで“自分のもの”であって、それを
  仕事のために、あるいは集団or社会のために必要な分だけ“割いてい
  く”、それが“働く”という事なのかな?」・・・という捉え方をして
  いたように、正直、思う。 

  しかし、そのような「私権的な」時間に対する意識では、まったく仕
  事に向かう活力は出てこない。そもそも、何のために社会に出たのか、
  仕事をしているのかも見えないまま、活力はどんどん衰弱してゆく。

  しかし、日々の仕事の中で、対象(=周りの顧客や仲間)の様子を注
  視してきた中で、最近ではこんな風に思う。

  『“自分の時間”なんて、実は存在しないんじゃないか?あるのは、
  ただ、自分に割り当てられた“みんなのための時間”だけ。本来「み
  んなの期待に応えるための課題=仕事」を、“させてもらっている”。
  つまりは、“みんなのための時間を、自分に与えてもらっている”の
  ではないか。だからこそ、時間はその配分に十分に気をつけて、有効
  に活用していかなければ・・・。』

  180度、発想の転換。自分からみんなへ。「既に」、時代のパラダイ
  ムは私権原理から共認原理へと転換している。誰だって本当は、「み
  んなの期待に応えたくて」、社会に出る訳だし、同時に集団にも属し、
  仕事を始めてゆくはず。それならば、そのために使う“時間”とは、
  実は初めから“みんなのための時間”である。あくまで「その中に自
  分の方が身を置いている」に、過ぎない。

  すべての人が、共認充足のために存在する「共認存在」であるならば、
  僕らは常に“みんなの時間”を生きている、という事が言えると思う。
  
  全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=94300

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◇ 自己犠牲は旧い。 
     【山崎許子 (27 札幌 OL) 05/01/29 PM08】  
 
  >いったい大切なのは自分なのでしょうか?相手なのでしょうか?
   (参照 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=972 )

  役に立てたら嬉しい、みんなの期待が活力源といった話になると、
  「まずは自分が幸せになる事が大事なのよ。」とやんわり反対意見を
  言う人がいます。その言葉の奥には、みんなや相手のことを考えると
  自分に不利益が生じてしまう(=自己犠牲?)という感覚が見てとれ
  ます。

  相手にとっての充足が、すなわち私益を得ることであって、相手が得
  をするということは、多かれ少なかれ自分の取り分が減る(損をする)
  という事が前提にないと、「自分の幸せが大事」という発想も「自己
  犠牲」という発想も生まれません。
  みんなが私権を共認していれば、相手の充足(私権充足)=自分の非
  充足(損)が成立しますが、これは私権時代においてのみ成立するこ
  とです。要するに、自己犠牲はもう旧い。

  相手の期待に応える事が充足につながる共認原理の社会においては、
  相手(みんな)=自分であり、相手が喜ぶ事で自分が損をすることが
  あれば、それはいわゆる「偽善」と呼ばれる行為でしかありません。
  (今や、偽善的な振舞いは相手にも不快感を与えるだけで、互いに充
  足できない。)

  >それとも自分と相手がイコールの比重を持つのでしょうか?もし、
  自分と相手がイコールの比重を持つとすれば、その主体はもはや自我
  では在り得ず、(当然、個人という観念も消えて)全く新しい概念が必
  要になります(同上)

  「共認」は、相手(の充足)=自分(の充足)。
  人が喜ぶ顔を思い浮かべただけでも嬉しくなったりヤル気が出てくる
  ことを思えば、そこに「自己犠牲」という発想は生じません。
  この相手=自分を明確に理解するための根拠が、人々の活力源が「私
  権原理から共認原理に転換している」ということ。これさえ把握でき
  れば済むだけの話なのです!  
     
  全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=84818
  
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◇ 超国家・超市場論13 人類の新たな活力源=圧力源 
      【四方勢至 (老年 京都 編集) 02/05/21 PM05】  
 
  では、人類の新たな活力源⇒圧力源は何か?
  それは、すでに『人類500万年のパラダイム転換』に明示されている。
  (参照 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=100&c=4&t=1#00 )

  >サル→人類が共認機能→観念機能を武器に進化してきた動物であり、
  その生存と進化の前提条件の一つであった物的生存圧力(自然圧力と
  外敵圧力)⇒物的生存課題をほぼ克服し得たのだとすれば、あるいは
  少なくとも動物的な生存圧力はもはや主要な活力源たり得ず、従って
  物的生産はもはや第一義課題たり得ないとしたら、残るのは同類圧力
  の活力源しかない。
  
  人類は、これまで500万年に亙って自然圧力・外敵圧力だけを対象とし
  (そして期待・応望の同類圧力を生命源として)、共認機能と観念機能
  を進化させてきた。
  そして5500年前(日本は2000年前)、同類闘争圧力が加わるや否や、わ
  ずか数千年で、自然圧力・外敵圧力をほぼ克服してしまった。
  これから先、人類は同類圧力(同類闘争圧力も含む)を主活力源として、
  共認機能・観念機能を更に進化させてゆくしかない。元々サルは、同
  類圧力を主活力源として共認機能を進化させてきたのだから、それは
  基本的には充分に可能である。

  >また、既に動物的な生存圧力を克服した共認社会では、環境その他
  の人類的課題に対する期待・応望の同類圧力=共認圧力が解脱充足と
  並んで主活力源となり、人々の期待に応える政治や哲学や科学や芸術
  が主活動となる。そして、期待・応望を主活力源とするそれらの活動
  は、評価収束によって必然的に創造闘争=共認闘争の圧力を形成し、
  それが期待・応望の主活力を加圧する。
  
  つまり、共認社会の同類闘争は、人類的課題に応える創造競争=共認
  闘争となる。(政治であれ哲学であれ科学であれ芸術であれ、提起され
  た認識は共認の獲得を目的としており、最終的には社会共認となるこ
  とを目指しているので、創造競争は本質的には共認闘争である。)
  但し、あくまでも人々の期待に対する応望が主目的であって、闘争が
  主目的なのではない。闘争圧力は、評価収束によって期待・応望から
  必然的に派生する期待・応望の強化圧力であり、それによって人類的
  課題に対する期待・応望の活力は、極めて強力なエネルギーを持つこ
  とになる。

  >人類的課題に対する期待と応望を主活力源にして創造活動を営み、
  評価収束による創造競争(=新たな同類闘争)によって圧力=活力を高
  め、その同類闘争を同じ評価収束⇒評価共認によって統合する社会、
  これは原始人には夢想だにできなかった社会である。
  
  にも拘らず、同類圧力=共認圧力を生命源とする社会であるという根
  本パラダイムは、極限時代と同じである。ただ人類は、動物的な生存
  圧力の場を超えて、超動物的な同類圧力=共認圧力の場へ移行する段
  階を迎えただけである。それは、共認動物が到達するべくして到達し
  た必然的世界であり、実は滅亡の危機に瀕した今こそ、動物的限界を
  引きづっていた前史が終わり、真の人類史が始まる、その起点となる
  時なのである。  
 
  http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=31505

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