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タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】[2005.6.22]  2005/06/22


  るいネットメールマガジン【 る い 】[2005.6.22]

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        メルマガ 【 る い 】  
            http://www.rui.jp/

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1  今週の注目投稿
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★ 社会統合お題より、「実現論って何?」についての議論を
  ご紹介します。
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◇ 生きる意味という答えを探し続けた学生時代 
       【清水志保 (23 大分 会社員) 05/06/18 PM05】  
 
  高校生の時、青年海外協力隊に参加したいと、強く思っていました。
  日々の生活の中では、自分が問題だと感じていた事(主に環境問題
  等)に関して話す相手は居なかった(と言うか、この類のマジ話が
  出来なかった。)ので、早く就職が決まったら協力隊として人の為
  になる事がしたいなぁ。と考えていました。

  ある日、地元で説明会があったので、こっそり放課後に部活を休ん
  で参加することにしました。説明会に来ている人達は、私(当時17歳)
  よりもずっと年上で、話が合うのか?と緊張しましたが、共通の課
  題があったという事で、意外と意気投合し、とっても充実した時間
  を過ごせたと感じました。

  その頃ちょうどやりたい事が見付からず、進路の話も学校で始まっ
  た位だったので、青年海外協力隊という自分の中では生きる道しる
  べとなる一つの答えを見付けた気になっていました。いつものしが
  らみから一切解き放たれた空間での話し合いだったので、可能性も
  感じました。

  だけど、結局私は行かなかったのです。その理由はもちろん、『実
  現論』に出合ったからです。『次代を読む』を一人で読んだ時、鼓
  動が高鳴ったことを今でもハッキリ覚えています。すぐに誰かにこ
  の事を伝えたい!!って思いました。
  今まで自分の潜在思念で感じていたことが全て書かれていたのです。
  すっごく不全を掴んでくれてるし、道も示してくれている。この時、
  初めて自分の周りにある課題を見つめることが出来ました。今まで
  は身の回りの課題を完全に捨象していました。多分、どうしても答
  えが見付からないから、目を背けていたのでしょう。

  答えが見付からないから何かにとりあえず収束しちゃう。それが人
  であったりする訳ですが、やっぱりそれだけじゃ駄目だったのだと、
  改めてるいネットの投稿を読んで気づかされました。もっともっと、
  出口が欲しい!!と感じている人達に、当事者としてこの認識を広め
  ていきたいし、伝えて行きたいです。 
 
  全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=92912
       
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◇ 実現論って何? 
     【石橋直樹 (40 大阪 企画営業) 05/06/19 PM08】  
 
  >複雑なことに、新たな場と旧い主体のズレ(潜在意識と顕在意識
  の断層)、および旧い場と旧い主体のズレ(旧い共認圧力と旧い私
  権活力の断層)が相互に絡み合っており、この場と主体の間の二重
  のズレが、現代人に得体の知れない大きなストレスを負荷し、疲労
  を蓄積させてゆく。
  (参照 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=100&c=4&t=4#02 )

  この実現論の記述、複雑な状況を述べているだけに何となく分かる
  ような分からないような印象。それが読後感。どのようなことを云
  わんとしているのだろうかと考えてみた。

  例えば男女関係。

  一対に縛られない新たな男女関係を潜在意識では探索していても、
  一対規範や制度という支配共認が上記の本源意識を封じ込める
  (新たな場と旧い主体のズレ)。かといって一対規範に即して可能
  性を探索しても一向に活力が出てこない(旧い場と旧い主体のズレ)。

  例えば教育。

  役に立つ勉強を探索しても、学校のカリキュラムは旧来のまま(新
  たな場と旧い主体のズレ)。しかし受験勉強と割り切っても活力は
  出てこない(旧い場と旧い主体のズレ)。

  例えば仕事。等々、、、

  このように具体的に考えていくと現実に当てはまる。あるいは日常
  漠然と感じていることをが構造認識として提示されている。それが
  実現論だと思った。  
  
   全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=92985
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◇ 旧観念と新しい概念装置の決定的違い 
      【北村浩司(壮年 滋賀 広報) 02/09/02 PM11】  
 
  相手に伝える際に、旧観念と新概念の根本的な違いを意識しておく
  ことは極めて重要だと思う。

  旧観念=近代思想と私権規範は、ともに価値観念である。つまりそ
  れらは人間のあるべき姿や目標を観念化したものであり、頭の中を
  価値意識や目標意識で統合するためのみに存在する。だからこそそ
  れを受容する際には「共鳴」が不可欠である。逆に共鳴できなけれ
  ば価値対立or無視される。(しかし、いくら「共鳴」しようともそ
  れらは状況を把握するのにも、実際に物事を実現する際にも一切使
  えない。)

  それに対して新概念は全く性格が違う。それはいずれも人間や社会
  の基礎的な仕組み(構造)を摘出し概念化したものである。(収束
  と統合、不全と解脱、共認機能etc.)その意味では自然科学の諸概
  念や物理法則と同様のものである。
  
  だから新概念には旧観念的な意味での「答え」はない。
  それは答え=実践方針を発掘していく「道具」なのである。
 
  そこで必要なことは「共鳴すること」では無く、深く着実に「理解
  すること」である。そして構造概念であるがゆえに、ある程度全体
  (基礎概念とそれに付随する認識)を理解し、身に着けてもらって
  始めて現実に適用していける。(時間はかかるが、一旦身に付けれ
  ば分析や方針化に着実に効力を発揮する)
 
  >「既存の観念が現実に役に立たないこと。」それさえ共有できれ
  ば、後はゆっくりと一緒に考えていけばいいんですね。
  (参照 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=38961 ) 

  現在出版されている書物(もちろん新聞も)は、ほとんどが旧観念
  のスタイルで書かれている。従って現代人(特に活字に慣れ親しん
  でいる人)はおよそ観念といえば、何らかの価値や目標を、直ちに
  指し示めしてくれるものという、誤った先入観を持っている。だか
  ら受容する際にはそれに共鳴できるかどうかだけを問題とする。

  「旧観念が無効である」ことを共有するとともに、この旧観念と新
  概念の全く異なる「パラダイム」の違いの説明が不可欠だと思う。
  そこでは、旧観念的な共鳴(価値観念としてそれを見ること)とい
  う文脈でしか新概念を理解できない人は、対象から除外した方がよい。
  そして、新概念の位相を理解した人たちに対して、この地道な「勉
  強」と「吸収」の持久力をいかに生み出す=相手との間で作り上げ
  られるかが、伝播の際の最大の課題となる。  
   
  全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=39152

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