メルマガ:【マスコミが伝えない事実】
タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】[2005.6.8]  2005/06/08


  るいネットメールマガジン【 る い 】[2005.6.8]

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        メルマガ 【 る い 】  [2005.6.8]
            http://www.rui.jp/

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1  今週の注目投稿
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★ 社会統合お題より、「活力再生需要を事業化する」についての
  議論をご紹介します。
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◇ 感謝のトレーナー 
    【足立晴彦(46 大阪 塾講師) 05/06/08 PM01】  
 
  朝起きられない、同僚に電話で起こしてもらっても、また寝て
  しまい、会社に遅刻する。会社に出てくれば仕事は普通にでき
  るし、特に仕事場での人間関係に悩んでいる訳でもない。そん
  な若者と話をする機会があった。

  彼は話し始めて5分も経たないうちに、ポロポロと涙を流し始
  めた。その涙の意味、泣くという行為の意味を尋ねたが、返事
  は返ってこない。泣くことはよくあるらしいが、無意識のうち
  に、涙が出ていて、それについての自己分析は今までほとんど
  していなかったのである。

  まずはその涙の意味を、考えうるところからいくつか出してみ
  た。変われない自分が情けないのかと最初は考えたが、実は相
  談して助けてほしいという気持ちもある反面、一方では早くこ
  の場から逃れたい、自分ひとりの空間に戻りたいとの思いから、
  許してほしいの意思表示の涙でもあったようである。

  そんな彼も以前に人に勧められて、感謝と謝罪のトレーニング
  を試みたらしいが、1、2度で無理と諦めたようである。何事に
  おいても少しでも困難な障害にあたるとすぐに諦め、無理と自
  分で納得してしまう。まさに変わりたいのだが、変われないの
  ジレンマに陥ってしまっていたのである。

  感謝はどのようなときにすればいいのかが、薄っすらとは分か
  っているだけで、感謝や謝罪すべき人や場面光景が鮮明にイメ
  ージできていない様子であった。

  そこで過去の出来事をいろいろとヒアリングしてから、具体的
  にアドバイスした。仕事でうまくいったとき、目前のお客さん
  の顔は浮かぶが、その仕事を与えてくれた上司や、期待をかけ
  てくれている同僚にまで、感謝の念が及ばないのである。

  仕事をさせて頂けることに対して、お客さん、上司・同僚以外
  にも当然両親や友人に教わった事も多々あるはずである。目の
  前以外の人への感謝の念がイメージできないのである。

  今まで、電話で起こしてもらったりしたことで、人に甘えてし
  まい、挙句の果てにはその行為に対して感謝どころか、ありが
  た迷惑とすら感じ、もうほっといてほしいとの気持ちすら持っ
  ていたようである。

  そこで人が直接手をかけるより、自分ひとりでこの悩みから脱
  出させる方法はないかと考えた。過去にも悩み相談は一進一退
  で、時間を空けるとすぐに元にもどるとの経験があったので、
  日々の反復練習を勧めてみた。

  まずは早速今日話したところの反復ということで、もう一度具
  体的な場面と感謝すべき対象、感謝すべき理由を彼の口から語
  らせた。さらにその内容を紙に書かせ、それを毎晩音読するこ
  とを勧めた。

  そしてその後彼は毎日、他にも感謝や謝罪すべきことを紙にま
  とめ、コピーを提出してくる。彼の想像以上に文がすらすらと
  つづることが出来、自己分析も少しずつではあるが、できるよ
  うになってきた。またその後は遅刻もなく仕事に励んでいるよ
  うである。

  感謝のトレーニングもいきなり一人で出来ない場合には、メニ
  ュー等をアドバイスしてくれるトレーナーが、最初は必要かも
  しれない。
   
  全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=92299
  
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◇ 共認回路再生需要 
       【平賀崇之(27 茨城 教育)04/09/29 PM07】  
 
  >この収束不全は、まず最基底の適応欠乏⇒可能性探索回路を
  強く生起させる
  (参照 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=71819 )

  可能性探索回路の第一の収束先は「共認回路再生」ではないか
  と言う事。

  >思えば、欠陥が少ないと思われる多くの人々でさえ、私権や
  自我、自分観念に絡み取られて、共認回路が錆び付いているの
  ではないだろうか?
  そうであるがゆえに、みんなの期待を心底から看取することが
  できず、厄介な現実を捨象し、無難にやり過ごす術だけを身に
  付け、活力無きまま日々生き続けているのではなかろうか?
  (参照 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=78278 ) 

  なんで屋に訪れるお客さんの意識は様々だ。
  その多くが「場の珍しさ」であることに間違いは無いが、その
  他にも「悩み相談」「答えが欲しい」「聞いて欲しい」「しゃ
  べりたい」「道場破り」etc・・・
 
  その全てが共認回路再生欠乏と捉えると辻褄が合うのではない
  だろうか。

  可能性探索回路が共認回路再生に収束していることから考える
  と、共認回路を再生しないことにはどうにもならないというこ
  とを、適応欠乏の次元で感受しているのだと考えられる。
  「何か面白いことはないか?」という意識が「人間ウォッチン
  グ」や「路上パフォーマンス」「みんなフィーバー」に向かっ
  ていることからもその事実が伺える。

  収束不全発の探索基調の最初の収束先は「共認回路再生」。
  みんなの共認回路再生期待に応えうる実現体が、次代のトップ
  需要になっていくのではないだろうか。
 
   全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=78575
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◇ 路上は「第4の産業」のフロンティア 
     【東努(25 大阪 プランナー) 03/11/07 AM01】  
 
  露店をやってて意外とびっくりするのが、バリバリ働いてるサ
  ラリーマンや自営業の人なんかが、結構真剣に「なんでだろう
  ?」を聞いてくること。業種もさまざまで、ネット関係からマ
  スコミ、建築関係までいろんな仕事をしてる人たちが、なんで
  屋さんにやってきます。

  答が見えない現代だからこそ、「答を探したい!」という気持
  ちが強い。とくに自分の仕事の中に、あきらめずに可能性を追
  求、やりがいを求めてる人たちは、「みんな」「社会」が何を
  考え、何を求めてるかを肌で感じることが出来る「露店」とい
  う場所に、非常に興味と可能性を感じている様子です。

  思えば「教育」業界も個人による勉強から、仲間・友達との期
  待の中での勉強へ。「カフェ」なんかも閉じた空間から、人間
  ウォッチング、集団を感じられる場所へ。
  「農業」「工業」「サービス業」と変遷を遂げてきた産業の形
  態は、新しい潮流の中、「共認充足」「認識充足」を商品の主
  体とした、新たな産業の形態へと変化を遂げている様に思いま
  す。実際「答えもどき」ではあるかもしれないが、スターバッ
  クスのようなオープンカフェをはじめ、いち早くみなの期待に
  応えた場所は確実に皆に受け入れられ、拡がりつつあるように
  思います。

  そんな、「認識産業」とも言うべき新たな仕事・産業の可能性
  に気付き始めた人たちにとって、現在の露店は「みんなが何を
  もとめているのか?」「答えは何なのか?」みんな期待・不全
  とその中身を知ることが出来る、新たな産業の「命」・「要」
  となる場所だと直感してるんじゃないかと思います。

  みんなの期待に応える「第4の産業」。
  新たな産業革命の最前線は、この露店にあるのかもしれません。
  
  全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=64031
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