メルマガ:【マスコミが伝えない事実】
タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】[2005.4.5]  2005/04/05


  るいネットメールマガジン【 る い 】[2005.4.5]

□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

        メルマガ 【 る い 】  [2005.4.5]
            http://www.rui.jp/

□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
  
─┬─────────────────────────────────
1  今週の注目投稿
─┴─────────────────────────────────
★ 幼・少・青・壮・老お題より、「いつも自信がないのは、何で? 」
  についての議論をご紹介します。
======================================================================  
◇ 自信を求めること 
      【大岸万里子 (22 京都 学生) 05/03/12 PM10】  
 
  実は、「自信を持てなくて不安になる(一見内向き思考)」=
  「周りに期待をしている(外向き思考)」。
 
  周りの期待を感じられないから、一人になったようで不安になる。
  逆に不安にならないというのは、自分を守るために周囲に壁を作って
  見ないようにしているからであって、つまり

  >幼児期の母親から刻印された親和欠損による精神不安や恐怖記憶が
  要因となって、対象から逃避(危機逃避回路による)したいという欠
  乏が働いている。
  しかしその対象が例えば原点が幼児期の母親の親和であれば、幼児に
  とって母親は絶対的な存在であるわけで、もともと存在した欠乏と逃
  避したいその対象は一体のものである。だからその時点で意識は大き
  く混濁する。従って対象を否定、封鎖するためには、同時に自身が持
  つ対象に対する欠乏も否定・封鎖する必要が出てくる。
  (参照 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=47433 )

  ここが大きな気付きでした。そして、もがいてももがいてもどうにも
  ならない悪循環の苦しさを感じます。

  >通常は自我は他者否定と自己讃美(自己陶酔)のプラスに用いられ
  るが対象を否定しきれない場合、そのように対象+主体封鎖という現
  象を引き起こすのであろう。(同上) 

  自我の力が強くなりすぎると、他者否定のみならず自分の欠乏をも覆
  い隠そうとする。
  そのため、秘められた欠乏があることを周囲が気付かない上に、自分
  でも認識しない。完全な期待封鎖で自己主張も強くないため表面的に
  は自我が強いようには見えず、周囲状況に対する認識力が乏しいため
  に「とりあえず」の充足系の仮面をかぶっています。

  とても怖い点だと思いました。
  (もっと周囲に開いてゆくこと。役割があることを素直によろこぶこと。
   そして、その姿を周りも受け止めて評価してゆくこと。
   こうあれば越えてゆけるのではないか、とみんなで結論が出ました。)

  「自信をなんで持てないのか?持ちたい!」と追求しようとすること
  は、表層では自我充足を求めているようにみえても、本当のところは
  周りの評価を得ようとしていること。
  その姿勢があるというのは、それだけでこれから開く蕾。

  可能性を感じます。 
   
  全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=87255
  ---------------------------------------------------------------
◇ 期トレ 
   【西知子 (30 京都 秘書) 05/03/26 PM11】  
 
  「不安発ではなく充足発で課題に向かいたい」と、誰もがそう思う。
  では、どうすればいいのか。

  >自信がない

  自信がないというのは、課題共認⇒役割共認⇒評価共認の『評価』の
  部分だけに目がいってしまって、その間の無数の充足過程(対象)を
  捨象して、勝手に共認非充足→自閉思考に陥っているんだと思う。

  そこでお薦めなのが、期待のイメージトレーニング☆

  (1)今の状況を想像する、予定を考える、色んな人を思い浮かべる。
  (2)そうすると、そこで生じる想いや期待や課題がたくさんたくさん
    たくさん出てくる。
  (3)それを色んな人がやろうとしている(やっている)イメージが湧く。
  (4)そんな中で、今出来ること・やるべきことが見えてくる。

  こうやって、朝の布団の中で15分〜30分(1時間でもいいけど遅刻する
  ・・・笑)、期待のイメージトレーニングをすると、最初っから、課題を
  共有できた充足・期待されている充足を感じて物事に向かうことが出来る。

  慣れないうちは、
  ●出来れば1、2、3、4の順で行うこと。例えば、(4)から入ると
  自分観念に囚われたり、(3)を飛ばすと焦りに繋がったりすることが
  あるので。
  ●それぞれの段階で、充足感を感じること。
  ●自然に次の段階に思考が至るまで、ムリヤリ統合しないこと。今日は
  (1)だけ〜とかでもオッケーなので、気楽に可能な限り思考対象を広げ
  ること。に気をつけたらいいかも。 
  
  全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=87972
  ---------------------------------------------------------------
◇ Re:自己を守るための自我 
     【雪竹恭一 (38 大阪府 営業) 01/06/03 AM02】  
 
  >人は、自分ひとりで、自分を守るのはしんどいです。
  (参照 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=4867 )
  
  確かにしんどいですね。しかし、なぜそのようなしんどい思いまでして、
  人は自分を守ろうとするのでしょうか?いったい何を守ろうとしている
  のでしょうか?   

  私にも身に覚えがあることですが、人はしばしば自分のプライド、自己 
  幻想、自分観念といった自我による幻想そのものを守ろうとします。
  しかも、他人からみるとどうでもよいようなことほど、自分で勝手に固
  執して、強固にその幻想を守ろうとします。
  
  例えば、顔の美醜や身体の特徴や能力評価など、他人からみるとどうで
  もよくて、たいして問題にも思っていないことでも、他人の目を気にし
  て、他人の評価以上に自分の中で勝手に幻想を膨らませ、あつかましく
  も「自分は(他人が思っている以上に)もっとカッコイイ(美しい)、
  能力があるのだ」などとと思い込もうとします。(あまりあつかましく
  ない性格の人は、自己正当化できずに、逆に卑屈になったり、思い悩ん
  だりしますが、自己幻想に固執している点ではどちらも同じです。)

  そして、そのような自己幻想を守ろうとする原因(自我を生み出し、自
  己幻想を生み出す原因)が、他人から愛されないのではないかという不
  安、他人から嫌われるのではないかという恐怖、他人への警戒心などで
  あるわけですが、私は、そのような不安や恐怖も厳密に言えば幻影であ
  り、幻想ではないかと思います。つまり、不安や恐怖の幻影に怯え、人
  は自己幻想を守ろうとするのではないかと考えます。

  勿論、不幸にして親から可愛がられていないと感じたり、友達から仲間
  外れにされたと感じた経験は、多かれ少なかれ誰しもあることだと思い
  ますが、だからといって、他人の全てがいつもいつもそうではないかと
  不安がるのは、単にその欠損体験の幻影に怯えているだけであって、全
  く根拠のないことだと思います。
  
  冷静に考えると、寂しい思いをした以上に楽しい体験はいっぱいあった
  はずです。また、人間が共認動物である以上、全ての人が、その人をい
  じめたり、仲間外れにしたりすることは有り得ないことであって、必ず
  その人を必要とし、受け入れてくれる人もいたはずです。しかも、時代
  の流れは、他人を蹴落としてでも勝ち残ることより、分かり合いや信頼
  を求める人が増えているわけですから、実際に他人から攻撃されること
  を心配して、自分を守ることの必要性もずっと小さくなっているはずです。

  そう考えると、実際には殆ど心配する必要もない不安や恐怖の幻影に怯
  え、実際には殆ど誰も気にしてはいないことに勝手に自己幻想を膨らま
  して自分を守ることは、実にばかばかしいことではないかという気がし
  ます。実は、自分にはしんどい思いをして守らないといけないような中
  身はないのだ(守ろうとしているものの正体は不安幻影であり自己幻想
  である)というところまで思い至れば、自ずと心を開ける場所も見つか
  るのではないでしょうか。  
 
  全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=4916
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※【 】内は投稿者名・プロフィール・投稿日時です。
※投稿は一部要約しています。
※配信アドレスの変更、配信中止は、以下のページにて可能です。
 http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E9C2C446CC9D
※お問い合わせは「るいネット編集部」ruinet@rui.ne.jp まで。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇るいネット⇒ http://www.rui.jp 

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。