メルマガ:【マスコミが伝えない事実】
タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】  2005/01/19


  るいネットメールマガジン【 る い 】[2005.1.18]

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        メルマガ 【 る い 】 [2005.1.18]
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1  今週の注目投稿
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★ 幼・少・青・壮・老板お題より、「仲間第一って、みんなどうなん?」
  についての議論をご紹介します。
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◇ 「ゼロ」か「マジ」か、若者が築く思考の先。 
      【東努(25 大阪 プランナー) 04/01/04 PM09】  
 
  「マイナス思考」「プラス思考」っておもしろいですね。何か物事を
  考えはじめた時点では「思考」にマイナスもプラスもないはずなのに。

  「答え」が見えて可能性が見つけられたら、どんなに難しい思考でも
  「プラス」に感じるはず。みんな嫌がってる「マイナス」っていうの
  は、「考えても答えが出せないのに無駄に頭を悩ますなんて無駄じゃ
  ない?」これが「マイナス」の中身なんだと思う。

  じゃあ、今の若者って「プラス思考」なの?それとも「マイナス思考」
  なの?

  「楽しければいいんじゃない?何か問題なの?」
  「適当にやってりゃいいじゃん」
  「マジになんなよ。」

  「難しそう」なことを考えるときの若者の気持ちってだいたいこんな
  感じだろうか?そうやって難しい事を考える事から逃げる。
  「楽しければいいじゃん!」

  一方で友達とこんな話をしたことがある。

  「つまらない事をイチイチ気にする・問題視するような奴とは話して
  て疲れるよね〜。・・・けど、友人が真剣に悩んでいるときとかって、
  やっぱ真剣に問題をいっしょに考えてやりたいって思うよね。そんな
  とき、いいかげんに、物事を考えようとしない奴って、信用できる気
  がしないナ。」

  今の若者って、確かに、普段はだいたい「ワライ」好きで「楽しく」
  「たのしければ・・・」って気持ちが強い気がする。
  だけど、友達の悩みとか自分たちの将来とか「マジ」な部分もちゃん
  と持っていて、そんな事を話すときって難しい問題でもちゃんと「答
  えをだそう!」って必死に考える。
  課題を課題だと自覚したときからの本当の会話。
  思考のスピード、空気が変わる瞬間を感じることが良くあります。

  今の若者って、生まれたときから周りはおかしな事だらけ、だから、
  イチイチいろんな事に「マジ」になっても仕方がない。と思ってて、
  それよりは間違いだらけの社会から、いかにその影響を受けないか?
  という方法を身に付けてる気がする。それが、「楽しければいいんじ
  ゃない?」という視座を生み出しているんだと思う。

  そして、仲間の一人が社会に腐るほどある矛盾・理不尽の一つによっ
  て危機に陥った時になって、初めて「何とかしなきゃ!」って「マジ」
  に考え始めるんだと思う。

  「世の中間違いだらけ」→「考えてもしかたない」「疲れるだけ」→
  「楽しけりゃいいじゃん」という不可能視から、仲間が悩んでたり、
  仲間に相談されたりっていう「仲間期待」「仲間圧力」から「マジ」
  になって初めて答えを出そうと考え始める。
  「現実直視」→「実現思考」という思考の変化があるように思う。

  「プラス」「マイナス」じゃなくて「0(ゼロ)」か「本気(マジ)」
  かなのかも知れない。

  本気になった若者たちの力ってどのくらいか知りたくありません?
  それを知るためにも、「いっしょに考えようぜ!」「マジな話をしよ
  う!」って期待・圧力をかけていけたらな、と思います。  
 
  全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&m=66538 
 
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◇ 足算思考・引算思考・相乗思考 
          【伊賀本寿徳(25 大分 会社員)05/01/10 AM01】  
 
  長い学生時代を振り返って見ると幼〜小〜中学生までは、いわゆる
  「人生の足算」を教えられていたのだなと感じます。学校へ行って、
  より多くの友達をつくり、新しいことを勉強し、できなかったこと
  をできるようにしていく。
  テストの点数が多ければ、いい高校もいけるし、いろいろな経験が
  多ければ多いほどいいという、いわゆる「足算思考」です。

  一変して、高校生くらいになると「人生の引き算」を教えこまされ
  ます。いろんな情報や誘惑に惑わされず、しっかりとした目標を持
  ちなさい、そのためには、余計なことに時間を費やしている暇はな
  いよというふうに。
  たくさんあることの中から、ほんとうにしなければならないことだ
  けを残す「引算思考」です。

  今まで教わった勉強の内容は、ほとんどわすれてしまいましたが、
  いわゆる「先生」と呼ばれる人たちから得たモノは、この「2つの
  思考」ぐらいだったように思います。

  しかし、仲間第一となっていた僕らの世代にとっては、この2つの
  思考はどこか居心地の悪さを残すものでした。その居心地の悪さは
  なんだったのかと考えれば、それらの2つの思考が常に「自分」と
  いうものを立脚点としなければならなかったことが挙げられるでし
  ょう。

  正月に同級生と話してみて改めて感じたのですが、仲間同士の中で
  身についた思考というものが、実はあったのではないかなと、いう
  なれば「相乗思考」とでも呼ぶべき思考です。

  これは「自分」が思考の立脚点というよりも、「相手」の思考を立
  脚点とし、それに乗っかるような感覚の思考です。

  相手と話しているうちに、「自分の思考」が、思いがけずはっきり
  してくるような感覚があったり、「相手の思考」がきっかけで今ま
  で思いもつかなかった「発見的な思考」が生まれたりといったぐあ
  いに。しかもそれは、たいてい単なる馬鹿(バカ)話をしていると
  きではなく、本気(マジ)話をしている時にそのような感覚がうま
  れていた気がします。

  今まで曖昧だったのですが、この「相乗思考」を行うことは、自己
  閉塞しない非常に柔軟な思考を可能にし、かつ互いに与える思考へ
  の相乗効果も期待できるという、仲間第一になった世代ならではの
  思考方法なのかもしれません。
 
   全文 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&t=6&m=83835

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