メルマガ:【マスコミが伝えない事実】
タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】[2004.10.05]  2004/10/06


  るいネットメールマガジン【 る い 】[2004.10.05]

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        メルマガ 【 る い 】[2004.10.05]
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1  今週の注目投稿
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★ 「社会統合」の会議室から『悩み相談の新しいカタチ』
   についての議論をご紹介します。
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◇ 悩み相談は互いの共認回路を再生させる 
             【辻一洋 ( 38 北海道 企画 ) 04/09/22 PM11】 
 
  >露店で悩み相談する人や何となく居ついてしまう人、「答えて期待」
   とはちょっと違う気がして違和感を感じていたけど、もしかしたら
   「導いて期待」なのかな。
   構造認識(『共認心理学』『本源の性』etc)を使って導いてほしい
   んだ。
   (参照 http://www.rui.jp/message/07/63/05_bbb7.html)

  >悩み相談に来る人なんかは特に、自我思考から脱却しようともがい
   ている。そんな人たちが、なんで屋で『ゴマカシ活力』ではなく真
   に『活力再生』してほしいと、心から思う。
   (参照 http://www.rui.jp/message/07/70/01_0766.html)

  なんで屋に悩み相談に訪れる客は多い。
  彼らは自己不全発ではあるが、不全を強く自覚している。
  相手〜みんなの期待がわからないし、自分の中には答えがみつからない。
  だから、なんで屋に「導いて期待」を求めてくる。
  なんで屋に悩みを打ち明けた時点で、自分の殻を抜け出し、自分より
  相手(店主)に同化しようとし始める。

  親和欠陥・共認不全の細かな原因や精神構造は個々人それぞれ異なるが、
  どんな自己不全であれ、不全に対する答えは、「自分からみんなへ」
  のパラダイム転換、共認回路の再生のための「感謝と謝罪のトレーニン
  グ」、そして、みんなの期待(意識)を掴むには構造認識を会得すること
  であろう。

  だとすると、普通のお客さんが選ぶ「なんでだろう」のお題の答えと、
  答えの中身はなんら変わりはない。「何か面白いことないかなぁ」レベ
  ルの意識で来店する、探索基調の充足派よりも、強い不全の自覚がある
  悩み客の方が答え欠乏の強い=認識転換が早く、認識の有効性を感じる
  層だとも考えられる。現に30分や1時間で表情が生き生きと変わる人や、
  リピーターとして来店したり、お手伝いを始める事例も数多く聞く。

  思えば、欠陥が少ないと思われる多くの人々でさえ、私権や自我、自分
  観念に絡み取られて、共認回路が錆び付いているのではないだろうか?
  そうであるがゆえに、みんなの期待を心底から看取することができず、
  厄介な現実を捨象し、無難にやり過ごす術だけを身に付け、活力無きま
  ま日々生き続けているのではなかろうか?

  なんで屋露店における悩み相談とは、彼らと同化することで、実は我々
  自身の課題と対峙し、ともに共認回路を再生することが求められている
  場なのではないだろうか。  

  全文 http://www.rui.jp/message/07/82/78_046b.html
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◇ 自分だけの悩みなどない 
     【喜田育樹 ( 31 京都 デザイナー ) 04/09/29 PM09】 
 
  なんでや露店に来る客で、何も喋らずずっと座り込んでいる女子高生が
  いる。見た感じ無表情。時折笑顔で不思議な感じを漂わせており、病ん
  でいる印象。

  「何かお題聞いてみる?」と尋ねても返事はない。
  そのうち別のお客がやってきてお題に応えていると、その話にじっと耳
  を傾けてくる。彼女からの発言は何もないが、明らかに答えを求めて無
  言の発信をしているようにも見える。店主とお客の間で交わされている
  実感や認識に、少しずつ自らも重ね合わせているようだ。

  こういう姿もこれからの悩み需要に応えていく形なのかなと感じた。

  人間関係が上手くいかなかったり、何をしても活力が出なかったり、そ
  んな自分を否定してますます悪循環に陥ったり。
  今までは、自己啓発にしろカウンセリングにしろこんな悩み需要に対す
  る答えは、自分を肯定し、自分の中の可能性に気付く事、殻を破ること
  だとされてきた。

  しかし、セミナーやカウンセリングを通じてその時はそう感じれたとし
  ても、現実の日常に戻ればまた同じ生活を繰り返す例は多いよう。自分
  の中の可能性に気付いても、現実=みんなの中の可能性に気付いていな
  ければ解決には至らない。

  上記のような女子高生はそんな可能性をみんなの中に求めているように
  思えた。周りの会話の中に自分と同じ不全や実感を見つけた時、今まで
  それが自分ひとりの悩みであったものが、そうではない事に気付ける。
  そしてそんな不全が社会転換による必然的なものである事が解るほどに、
  その悩みが自分ひとりの課題ではなくみんなの課題として捉えることが
  できる。
  そうする事で徐々に自分の中だけではなく、現実社会のみんなの中に可
  能性が見えてくるのではないだろうか。

  個人的な悩みと思うから答えは出ない。
  共認心理学で個人的な悩みも普遍的なみんなの課題に昇華してこそ突破
  口は見えてくる。
  そこに導いてくれる構造認識に感謝!

  全文 http://www.rui.jp/message/07/85/79_5a2d.html
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◇ 同情は暗い、重い。それは表層だけだから。 
      【矢野悟 ( 23 高知 会社員 ) 04/10/04 PM06】 
 
  僕は、これまでに友人を自殺で2人なくしている。

  1人は高校3年生の時。幼馴染の女の子だったが、高校が違ってからは疎
  遠になっていた。最後に会ったのは、彼女が亡くなる1週間ほど前。たま
  たま同じバスに乗り合わせた彼女の表情は、少し疲れていた気がした。
  その時は、当然自殺するなんて思ってもいなかったが。

  もう1人は大学4回生の時。後からわかったことだったが、彼はうつだっ
  たそうだ。彼は携帯も持っておらず、2ヶ月ほど大学には来ていなかった
  が、それほど気にしていたわけではなかった。気が向いたらまたひょっ
  こりやってくるだろうと。

  どちらにしても、自ら命を絶とうと思った時、実行するには相当のエネ
  ルギーが必要だったはず。あの時自分がわかってあげられていたら、踏
  みとどまったかもしれないのに。どうして、どうして…。

  当時の自分の思いを文字にしてみたが、改めて読んでみると結構重い。
  暗い。でもそれって、結局は同化している「ふり」だったと思う。心底
  では同化できているわけもない。では、僕達は人の悩みを聞く時にどう
  しているだろうか。それを覆い隠すように、とにかく明るく話さないよ
  う、笑顔を出さないよう心がける。いかにも相手の不全に同化している
  かのように。しかし、いくら表層で同化しても、結局答えは出ないまま。

  >個人的な悩みと思うから答えは出ない。共認心理学で個人的な悩みも
   普遍的なみんなの課題に昇華してこそ突破口は見えてくる。
  (参照 http://www.rui.jp/message/07/85/79_5a2d.html)

  自分だけが抱えている悩みという捉え方では、上っ面でしか共有できな
  い。そうではなく、みんなに共通の課題として斬っていく。構造認識と
  自分の日常を重ね合わせていく。そして何が問題かを明らかにし、現実
  の突破口を見出していく。

  >共認心理学なら、明るく楽しく悩み相談が出来る! 
   (参照 http://www.rui.jp/message/07/87/14_6a31.html)

  これからの悩み相談って、それもありなんじゃないかと思った。  

  全文 http://www.rui.jp/message/07/88/07_e92d.html
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