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タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】[2004.09.21]  2004/09/21


  るいネットメールマガジン【 る い 】[2004.09.21]

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        メルマガ 【 る い 】   [2004.09.21]
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1  今週の注目投稿
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★ 「社会統合」の会議室から『規範となり得る構造認識』についての
   議論をご紹介します。
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◇ 構造認識がなぜ規範(充足可能性)となり得るのか? 
                   【馬場真一 ( 36 東京 農業 ) 04/09/15 PM11】 
 
  一見、無色透明とも思える構造認識が、なぜ充足可能性を感じさせる様な
  規範とつながっているのでしょうか?
  
  元来規範とは、
  「みんな期待(充足可能性)の結晶そのもの」
   (参照 http://www.rui.jp/message/07/78/87_7505.html )
  と言えると思いますが、それは何も無い所から生まれるのではなく、外圧
  (状況)認識に基づいて、より適応的に(≒より充足できる方向に)共認
  内容が収束することによって次第に形成されてゆくものだと思われます。
  目標とされる規範、タブーとされる規範とも、外圧適応に合致しており、
  それ故に規範が機能するとも言えるでしょう。

  その、外圧(状況)認識の位置に、現在では構造認識があるのではないで
  しょうか。
  
  構造認識は、
  「人間や社会の基礎的な仕組み(構造)を摘出し概念化したもの」
   (参照 http://www.rui.jp/message/03/91/52_b6b3.html )  
  であり、生存圧力から同類圧力へと場が移行した現在では、最先端の外圧
  (状況)認識なのだと思います。だからこそ、現実問題の突破口や実現可
  能性を指し示す力を持っており、みんなの(充足可能性に対する)共認内
  容を収束させ、規範を形成してゆく土台となり得るのではないでしょうか。

  今求められている規範とは、私権規範でもなければ自分や身内にだけ通用
  する規範でもなく、みんなの規範だと思います。そのみんな規範の形成に
  は、皆に通用する事実認識、皆の存在や意識を解明した構造認識が必要に
  なってくるのだと思います。
 
  全文 http://www.rui.jp/message/07/79/43_469d.html

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★★★併せて、「構造認識」に関するこれらの投稿もご覧ください★★★

◇ 観念捨象の実践模索では足りない=観念を必要とする地平 
         【四方勢至 ( 老年 京都 編集 ) 01/12/14 PM07】 
 
  本源充足の可能性が開かれたことによって、本能⇒共認の全ての感応回路
  =潜在思念は、代償物にすぎない感応観念を捨象して、充足基調の実践模
  索に収束してゆく。
  そして、この潜在思念による実践思考は、遂に充足型の本源派を(まだご
  く少数だが)生み出した。
  
  実際、役に立たない観念しか無いのなら、観念捨象の実践思考の方が、よ
  ほど健全な思考であると云えるだろう。
  しかし、観念を必要とする地平は、厳然として存在する。

  ●直撃圧力を超えたor社会構造に起因する危機・課題は、構造認識によっ
   てしか把めない。
   肉体危機(飢えetc)や精神破壊は、潜在思念(感応回路)でも把める。
   しかし、社会構造に起因する危機・課題(観念閉塞や経済破局や環境破
   壊etc)は、構造認識によってしか把めない。
   たとえ潜在思念が感取したとしても不鮮明であり、危機・課題を明確化
   し、解決する為には構造観念が不可欠である。

  ●社会は、体感共認(の空間的限界)を超えることのできる観念共認によ
   ってしか、統合できない。
   社会の問題(危機・課題)を把握⇒解決し、あるいは社会を変革⇒統合
   する為には、人類と社会の形成過程や存在構造(原理や法則)の解明⇒
   構造認識が不可欠である。
   また、構造認識とは、論理の整合する事実認識に他ならない。
   従って、誰もが認めることのできる認識であり、この事実の共認によっ
   て、はじめて社会の共認統合が可能になる。
  (注:感応観念は地域や利害によって異なるので、社会を統合できない。)

  ∴社会の問題を解決し、社会を統合するには、人類と社会についての構造
  認識(⇔事実の認識)が必要である。  

  全文 http://www.rui.jp/message/01/85/72_595a.html

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◇ 構造認識の最良のメディアは「人」そのもの 
       【阪本剛 ( 28 千葉 SE ) 02/01/26 AM01】 
 
  ◆構造認識はどう伝播するのか?
  我々は、思想や哲学は本を読んで学ぶものだと思っている。 
  だが、構造認識は、過去の思想や哲学とは異なり、その「人」自身がメデ
  ィアとなり伝えなければ伝播しないのではないか?という気がする。

  哲学を学ぶと言えば、普通は本を買ってきて勉強することだ。しかし、わ
  ざわざ思想書を買って読むような人は、そのような思想の世界に興味のあ
  る、ごく限られた人々だ。
 
  もし、構造認識を広めるターゲットが普通の人であるとすれば、例えば、
  「実現論」を渡して、「ハイ、読んでみて」じゃ、たぶん興味を持って読
  んでくれない。
  なぜなら、難しい話と言うだけで敬遠されるのが普通だし、ましてや、そ
  のコウゾウニンシキとやらが、一体何の役に立つのか良くわからないとお
  もうからだ。

  ◆不全の中身は人それぞれ
  一番早い方法は、普通の会話をする中で(その話のネタは、政治や経済の
  話から、仕事や家庭の話でもなんでもいいのだが)、突き当たっている問
  題点なり悩みなりに対して、「それはこう考えたらいいんじゃないの?」
  という「答え」を出してみることじゃなかろうか?

  というのも、人が問題点に突き当たるなり、悩むときと言うのは、大抵、
  間違った前提なり、固定観念なり、一口に言えば古いパラダイムにとらわ
  れて、抜け出せないときだからだ。

  しかもやっかいなことに、この古いパラダイムの中身は、実は人それぞれ
  の生い立ちや経験によって、微妙に違うのが当たり前。
 (パラダイム転換について、いろんな人がいろんな感想を持つのも、この人
  それぞれに不全のあり方が違うところにある。)

  となれば、その場その場で、臨機応変に話題は変えて、話にのってあげる
  必要がある。こんなことは「人」にしかできない。

  ◆良い答えを出すことがきっかけに
  良い答えが出てくれば、「へー、そういう考えもあるんだね」「すっきり
  した。ありがとう」と感謝してくれるだろうし、それで良き相談相手とい
  う信頼が出てくれば、「どうして、そういう風に考えるの?」と興味を持
  ってくれるかもしれない。

  そうしたら、構造認識について、少しずつ、話せばいいんじゃないだろう
  か?
  構造認識は、難解な普通の思想書や哲学と比べて、大変シンプルである。
  だから、誰でも理解できる。
  しかし、誰でも理解したいと思うような、きっかけは、人自体と、その人
  が話す言葉と触れることそのものなのではないだろうか?

  我々が誰かの話を聞きたいと思うのは、その「人」だからこそ話が聞きた
  い、耳に入る、ということが多いと思う。
  その心理の背後には、(言葉では言えない次元での)信用なり、評価があ
  るからだが、その心理は深い次元のものだろうし、そういう基盤を通じて、
  パラダイム転換は伝播していくのではなかろうか。

   全文 http://www.rui.jp/message/02/21/83_35ca.html

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