メルマガ:【マスコミが伝えない事実】
タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】[2004.09.07]  2004/09/07


  るいネットメールマガジン【 る い 】[2004.09.07]

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        メルマガ 【 る い 】  [2004.09.07]
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1  今週の注目投稿
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★ 「社会統合」の会議室から『活力再生需要の発掘と支援』についての
   議論をご紹介します。
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◇ 活力再生需要に対しては、『供給者不足』 
            【安西伸大 ( 30 岐阜 会社員 ) 04/09/05 PM09】 
 
  みんなに正確な状況を伝える役割を果たすべき、マスコミや官僚や学者
  =統合階級の認識では、民間には『3つの過剰』が存在していることに
  なっています。
  いわゆる『過剰設備・過剰債務・過剰雇用』=『供給過剰』です。

  しかし改めて考えてみると、こうした状況認識に違和感を感じます。
  確かに、不必要な設備や返すべき借金や生産性の上がらない人材を抱え
  た経済主体が存在していることは事実でしょう。

  しかし、それらの多くはあくまでみんな期待からズレた、物的需要=旧
  い需要に過剰に投資した結果として発生した供給過剰であり、特に民間
  の経済主体であれば、それらは日々の市場淘汰圧力によって自然に合理
  化されていくはずのものだと思います。

  また長期為替レートでみても、変動相場制に変わった71年以降、一環し
  て円高基調となっており、それだけ日本の生産性が評価されつづけてい
  るということであって、先行きを悲観する必要など全くないと思います。

  逆に、現実社会から隔離された空間に居座って、悲観ばかりしている彼
  ら統合階級こそ、もっとも合理化や淘汰に無縁な存在と化しており、彼
  らの作り出してきたものこそ、過剰=ムダそのものなのではないでしょ
  うか?

  これでは、新しい現実を直視して、日本国内に膨大に潜在している、物
  的需要に代わる新しい需要=類的需要の萌芽に気づくことすら、難しい
  のでは、と思います。

  >ポストカードに留まらず、心の潤いを求めた需要というのは着実に存
   在している。美容・健康志向やペット需要などもそう。さらに、なん
   で屋でも時々出会う、悩み相談も・・・。しかし、この時代閉塞の中で、
   これらは当然の需要でもあり、『心の潤い』からさらに『活力再生』
   を求める需要なのではないかと思う。みんな『活力』を欲しがってる。
   (参照 http://www.rui.jp/message/07/70/01_0766.html )  
  
  『活力再生の必要性』という視点をもとに、改めて社会を俯瞰してみる
  と、浅田さんが指摘されたような需要は、ほかにも、老人介護の領域や、
  子育て支援の領域など、担い手が必要なものは沢山ありそうです。

  また、集団、とりわけ家庭のなかでは、悩み相談も、お年寄の世話も、
  子育ても、当たり前のように無料で行われていたのが、もはや家庭内で
  は処理しきれなくなり、集団の外に溢れ出てきています。
  現実には、『供給過剰』ではなく『供給不足』である類的な需要領域が
  膨大にある、ということです。

  こうした脱集団系の、未だ市場化されていない潜在需要に気づき、それ
  らを担う真っ当な供給者に対して、国家紙幣によって積極的に支援して
  いくことこそ、次代の社会統合者に期待される役割だと思います。  
   
  全文 http://www.rui.jp/message/07/74/03_a2df.html
  
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◇ ワクワク活力再生!  
      【佐藤賢志 ( 41 東京 デザイナー ) 04/09/06 PM10】 
 
  先日のなんでや劇場で扱われた「活力再生需要」は面白かった。
  これまでの旧い物的需要ではなく、みんなに必要とされているけれども、
  供給者がいない活力再生需要に、支援金等を投入していってはどうか?
  という議論だった。

  ・NPOやボランティア
   (但し、現在一定の売上がある=必要とされている活動に対して。)

  ・子育て(社会参加したい女性の支援=子育て環境の整備に対して。
       更に本質的には、まともな子供を育てる為には、生産活動と
       いう現実圧力がかかっている場面での子育てが必要。)

  ・農業(輸入頼みの日本の食環境改善、人材育成。更には上記子育て
      環境も絡めて、全寮制の学校を農村に作ってはどうか?)

  ・悩み相談、占い、カウンセリング、自己啓発セミナー等「心」の需要
    (但し、現状その道のプロが対応しているが、まともな答えが出てる
    とは言い難い。例えば、共認心理学を基により普遍的な答えを出す
    場に対して。更には、それを勉強する意欲のある人に対して。)

  ・企業コンサル(序列原理を超えた、みんながやる気を出して仕事に取
          り組める様な、組織つくりのアドバイスに対して。
          起業を志す人を的確に支援する活動に対して。)

  ・その他、地域の活性化等・・・。

  いづれもポイントは、供給者となる「人」「活動」に対しての支援とい
  う点だと思う。もはや「モノ」や「ハコ」は要らない。
  
  現時点での普遍的な評価指標である「お金」が、必要な需要を担う供給
  者に、みんなの評価として支払われるという事。
  普遍評価を得れば、供給者の活力は無限大に高まりそう。

  さらに、いろんな活動を発掘しよう! いろんなアイデア出し合おう!
  活力再生! 活性化社会! イキイキ人生! ・・・楽しみです。

  全文 http://www.rui.jp/message/07/74/34_587c.html

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☆☆☆ 併せて、これらの投稿もご覧下さい ☆☆☆  

●お上が決める補助金→万人が認める支援金へ 
      【田野健 ( 42 東京 監理 ) 04/09/07 AM00】 
  http://www.rui.jp/message/07/74/53_92b9.html

●新需要=類的需要は市場原理も国家(力の原理)も越えた地平に存在する 
      【阪本剛 ( 30 千葉 SE ) 04/09/06 AM01】
  http://www.rui.jp/message/07/74/11_626b.html 
 
●本物の供給者達が、新市場の可能性を開く 
      【西谷文宏 ( 26 和歌山 建築設計 ) 04/09/06 PM08】  
  http://www.rui.jp/message/07/74/22_01a5.html

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