メルマガ:【マスコミが伝えない事実】
タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】[2004.08.31]  2004/08/31


  るいネットメールマガジン【 る い 】[2004.08.31]

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        メルマガ 【 る い 】  [2004.08.31]
            http://www.rui.jp/

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1  今週の注目投稿
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★ 「社会統合」の会議室から『活力再生需要』についての議論を
   ご紹介します。
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◇ ポストカードは潤いを求める心の代用品 
                 【辻一洋 ( 38 北海道 企画 ) 04/08/20 AM00】 
 
  路上空間で、ギター少年とならんで良く出くわすのが「カード売り」だ。
  はがき、もしくは色紙サイズのカードに人物・動物・風景のイラストや
  写真、あるいは相田みつを風の詩など、さして上手いとも思えない素人
  然とした作品が結構な金額を売り上げているようだ。
  路上に限らず、ここ数年、文房具店や雑貨屋、書店などあちこちの店舗
  でも広いスペースを割いて販売されている。

  購買者の多くは観賞用に一人でファイリングしたり、自宅の壁に貼った
  りしている。もちろん知人に送ったり、客に配る店もあり、媒体として
  の需要もある。(ネット上でもグリーティングカードの無料サービスは
  定番メニューとなっており単なる鑑賞需要だけではないことは容易に推
  測できる。)

  カード需要は癒し欠乏等、現代人の乾いた心に潤いを求める、共認充足
  の基調に則った現象の一つであろう。仲間圧力の下、なかなか言葉を言
  い出せない期待封鎖の若者にとっては「潤いカード」が友人と繋がる媒
  体としても機能している。
  プリクラも同様に人をつなげる媒体機能を有しているが、カードは表層
  的なつながりにも潤いをもたらしてくれるとの期待も込められているの
  かも知れない。

  決して答えを与えてはくれないが、心の代用品としての「潤いカード」
  ブームは暫く続きそうだ。  

  全文 http://www.rui.jp/message/07/67/61_4777.html
  
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◇ 『活力再生』を求める需要 
        【浅田祥幸 ( 25 愛知 企画 ) 04/08/26 AM04】 
 
  >カード需要は癒し欠乏等、現代人の乾いた心に潤いを求める、共認充
   足の基調に則った現象の一つであろう。
   (参照 http://www.rui.jp/message/07/67/61_4777.html )

  ポストカードに留まらず、心の潤いを求めた需要というのは着実に存在
  している。美容・健康志向やペット需要などもそう。
  さらに、なんで屋でも時々出会う、悩み相談も・・・。

  しかし、この時代閉塞の中で、これらは当然の需要でもあり、『心の潤
  い』からさらに『活力再生』を求める需要なのではないかと思う。
  みんな『活力』を欲しがってる。
  正直「ポストカードの励ましの言葉なんて単なる代償充足の『ゴマカシ
  活力』に過ぎないんじゃないか」「そんなのしょうもない」と思ってた。

  でも現状では、
  
  >『自我教育によって、命がどんどん軽くなっていく』
   (参照 http://www.rui.jp/message/07/39/21_5d1b.html )

  にもあるように、自我教育による自我思考によって「自信をもたなきゃ」
  「やりたいことを見つけなきゃ」・・・などの不安も高まっている。
  「とりあえず彼氏(彼女)ほしい・・・でも長続きしない」という状態。
  だから、なんとなく元気が出たらそれでいいのかも。

  だけど、単なる励ましじゃなくて、「自分からみんなへの転換」を促す
  ような、そして「自我思考から実現思考への転換」を促すような、そん
  な大きなパラダイム転換を促す言葉を伝えていくのなら、その媒体は人
  だってポストカードだっていい。

  悩み相談に来る人なんかは特に、自我思考から脱却しようともがいてい
  る。そんな人たちが、なんで屋で『ゴマカシ活力』ではなく真に『活力
  再生』してほしいと、心から思う。

  全文 http://www.rui.jp/message/07/70/01_0766.html

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◇ 言葉書き、ポストカードは、「共認充足+答え欠乏」 
      【斎藤一浩 ( 30代 東京 建築士 ) 04/08/23 PM09】 
 
  知り合いに言葉書きが何人かいます。

  彼(彼女)らは、書いて並べてあるものよりも、書く前に色々な話をし
  てそこから出てきた言葉をその場で書く事が多い様です。
 (並べてあるのはむしろ、サンプル的に使っている)
  
  悩み事等を聞いてあげて、元気が出る言葉とかをしたためて売っている
  のだと思います。
  悩み事が無くても、「あなたはまじめでしょ。だから疲れている。そん
  な感じがしますよ。すばらしい事ですが・・・こうすればもっと楽にな
  るはずです。あなたも周りも・・・」と話し始めれば、嬉しくなる言葉
  は紡ぎ出せていくと思います。

  ここで、人を惹きつけているのは、「共感」「共認」の充足なのではな
  いでしょうか?
  だから、その最後に行き着いた答えらしい「言葉」は、心に潤いを与え
  てくれるのだと思います。

  ポストカードにしても、並べているだけで売れることは少なく、その絵
  や写真に纏わる思いやエピソードを語る事で、この「共感」「共認」を
  充足しているのだと思います。

  そして、しがらみの無い路上は(なんで屋で実感していますが)、打っ
  てつけの場所です。

  >決して答えを与えてはくれないが、心の代用品としての「潤いカード」
   ブームは暫く続きそうだ。
   (参照 http://www.rui.jp/message/07/67/61_4777.html )  

  「共感」「共認」充足と、「答え」となる「観念」に対する欠乏の意識
  潮流だと考えると、確かに、今後もこのブームは続くと思います。

  そして、「答えを与えてはくれない心の代用品」へのニーズは、「答え」
  を提示する事が出来たところに方向転換していくのは必然的だと思います。

  とすると・・・・「なんで屋」に可能性をますます感じます。

  全文 http://www.rui.jp/message/07/68/86_928c.html 

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