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タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】[2004.08.17]  2004/08/17


  るいネットメールマガジン【 る い 】[2004.08.17]

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        メルマガ 【 る い 】  [2004.08.17]
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1  今週の注目投稿
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★ 「社会統合」の会議室から『男の庇護意識(本能)』についての
   議論をご紹介します。
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◇  庇護意識による性欲の生起 
               【喜田育樹 ( 31 京都 デザイナー ) 04/08/13 PM11】 
 
  戦前の男達は性も含めて一生妻や妾を守っていたと聞きます。戦前の
  男達は一度関係した女は一生面倒を見ていくという庇護本能やそこか
  ら派生する規範意識、責任意識が非常に強く、性も同様に一生面倒を
  見ていたと聞きます。

  これまでは男の性欲をもっぱら独占、支配欲⇒性闘争本能の側面だけ
  で捉えていました。だから現在のセックスレスの原因=男側の性欲の
  衰弱は、女が強くなりすぎたから=性権力支配によるもので、性闘争
  勝利の証としてのセックスが無意味になったからだと捉えていました。

  しかし独占の性だけでは手に入れてしまったら直ぐに飽きるはずで、
  戦前のような生涯セックスをしていたような性欲はどこから生じてい
  たのか、さらには男達の庇護意識、責任意識が性欲とどう結びついて
  いるかが疑問でしたが、

  >女発(女の挑発と欲情発)だと死ぬまで性充足(セックス)が続く共認
   の性になって、男発だと必ず独占の性になって、時を経るほどセッ
   クスレスになっていくんだなぁと思いました。
  (参照 http://www.rui.jp/message/07/56/27_fcd6.html ) 
  と、性は本来女発であるという認識によって繋がったように思いました。

  性というのは本来、女発の「充たして」という挑発・欲情が先にあっ
  て、その女の挑発・欲情を見て男も欲情し性欲が生起していたのだと
  思います。
  そして女発の「充たして」という性充足期待と、男側の「充たしてあげ
  る」という意識は、男の「守ってあげる」という庇護意識、責任意識と
  もピッタリ重なり合い、「女を充たせるのがいい男」という役割規範と
  共に男側の性欲は飽きる事無く生起していたのだと思われます。

  そしてこの「守ってあげる」という庇護意識が、力の基盤を失った現在
  の男達の中にも根強く残っているからこそ、「女は煩わしい」「女は怖
  い」⇒性の敬遠、という意識を生み出しているのだと思いました。
 
  全文 http://www.rui.jp/message/07/64/33_2574.html
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◇ 「性」を巡る男の課題 
        【丸一浩 ( 40歳代 滋賀 農業 ) 04/08/14 AM09】 

  >そこで「性」を社会課題として共認していく必要があると思う。現在
   の危うい男女関係の末路、そして新たな性の可能性の発信が重要であ
   ろう。そのために、この会議室は注目すべき「場」を提供している。
   
      性が社会課題になれば、性は組織課題にもなる。くだらない規範や固
   定観念を捨て、「性」に真っ向から向かい合う組織が、明日への突破
   口と新しい活力を創出できるような気がする。
  (参照 http://www.rui.jp/message/07/58/92_2368.html ) 

  先日あるテレビ番組に、暴れん坊で有名な元衆院議長の政治家が出演し、
  スタジオにいる、若い女性達(20代100人)に対して、「俺には妾がいて、
  これからも作る、しかし、その時にはその娘の親に承諾をもらい、そし
  て、妾にしたからには、絶対俺が守ってやる!!」と宣言していた。

  そこで、司会者が「妾になりたい人はスイッチを!」と言うと、何と80
  人程の女性達が”YES”のボタンを押していた。
  ジェンダー論者(男女同権論者)にすれば、目をむくような反応だが、こ
  れが、今の若い女性達の実感なのかな!?と思った。
  
  実際、セックスレスをテーマにしたなんで屋劇場の後の勉強店で、若い
  女性達の実感を聞いてみると”将来に対する漠然とした不安感がある…
  今のまま仕事をしていてもそれだけで充足できる気がしないし、結婚し
  て一対婚家庭に入ってもそこでの子育てには全く自信がない、可能性が
  感じられない、不安感が一杯・・・。”という事だった。
  
    この若い女性達の個人的な内容とは言え、普遍的な不安に対して、「何
  が何でも守ってやる!!安心させてやる!!」というこの政治家の言葉
  は大きな意味をもったのだと思う。

  ”女や子供を守る”と言う男の根本規範を私権の力や旧い規範で、実現
  しようとしても、可能性がない事は今の若い女性達は潜在的には気付い
  ていると思う。しかし、不安(=不全)を少しでも解消できる、安心で
  きる可能性があるのなら、そこに収束しようとする・・・。

  生殖存在・充足存在としては当たり前とも言えるこの意識を真っ当な方
  向に導く事、未だに残存する自我や邪心、私権にさえ応合してしまう女
  性の充足性を本来の男規範で充たす事。
  「性」を巡る男の課題は、絶対であると同時に、急務であると思う。

   全文 http://www.rui.jp/message/07/64/44_8b0c.html
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◇ 人類の恒常的な庇護意識は集団本能発ではないか(1) 
        【北村浩司 ( 壮年 滋賀 広報 ) 04/08/12 PM03】 
 
  生殖期間中のメスは行動能力が激減します。
  従って、単体動物(単体哺乳類)においては性闘争に勝利した、オスが
  同時に縄張りを確保し、そのことで生殖期間中のメスと、子供の生存を
  保証する=庇護する形となっています。
  しかしこの形態は、メスを獲得したオスがそのメスたちを庇護するもの
  であり、かつ庇護期間は、あくまでメスの生殖期間中に限定された話で
  す。

  それに対して集団動物(哺乳類)は、通常はメスと子供の集団(母系集
  団)の周辺をオスが取り巻いている、内雌外雄の形態をとっています。
  つまりオスたちが外側にいることによって、メスと子供を防衛している
  (先に食われる)のです。

  この形態においては、実際にメスと生殖を行うのは、ボスだけですが、
  ほかのオスたちもメスや子供を庇護しています。つまり実際のメスの独
  占・占有とは無関係です。かつ子育て期間中のメスもそうでないメスも
  存在するので、庇護期間はほぼ恒常的です。
  (だからこそメスたちは一匹のオスだけでは無く、オス全員を集団周辺
   に惹きつけておかなくてはなりません。)

  サル・人類のオスの庇護意識は(単体時代の本能を下敷きにしつつも)
  直接的には、この集団動物系の庇護本能に起因していると考えられます。
  
  全文 http://www.rui.jp/message/07/63/69_9227.html
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★★★併せて「庇護意識」に関するこれらの投稿もご覧ください★★★

◇ 人類の恒常的な庇護意識は集団本能発ではないか(2) 
         【北村浩司 ( 壮年 滋賀 広報 ) 04/08/12 PM04】  
   http://www.rui.jp/message/07/63/73_bfab.html  
    
◇ 庇護の中身 
          【谷光美紀 ( 32 愛媛 経理 ) 04/08/07 AM00】  
   http://www.rui.jp/message/07/59/18_f7a0.html

◇ 疲れるかけひきを超えた地平へ 
     【田村飛鳥 ( 28 京都 会社員 ) 04/08/09 AM00】 
  http://www.rui.jp/message/07/59/88_3707.html 
 
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