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タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】[2004.08.03]  2004/08/03


  るいネットメールマガジン【 る い 】[2004.08.03]

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        メルマガ 【 る い 】   [2004.08.03]
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1  今週の注目投稿
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★ 「社会統合」の会議室から『自我の性から本源の性へ〜人類の性は女発』
  についての議論をご紹介します。
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◇ 男たちは 『力の基盤』 を失った 
                   【浅田祥幸 ( 25 愛知 企画 ) 04/07/27 PM03】 
 
  私権時代、男にとってのセックスとは、性の充足を得ることそのものよ
  りも、むしろ『性闘争勝利の証』『独占支配の証』を得るための行為で
  あった。そのためには当然、『力の基盤』が必要となる。それが『私権
    の力』であった。そして、それを獲得するために、他人を蹴落としてで
  ものし上がっていく、私権闘争を繰り返してきた。

  そして、一方では女をモノにしたいという独占欲、もう一方では、獲得
  した以上は守っていかなければならないという庇護意識(規範意識)を充
  たしてきた。

  しかし'70以降、性権力の肥大化によって、もはや衰弱した私権の力では
  女をどうにも思い通りにはできなくなってしまった。
  (参照 http://www.rui.jp/message/07/32/92_01cc.html ) 

  つまりは『男が力の基盤を失った』ということを意味する。これがセッ
  クスレスの根本原因であり、まともな男ほど性闘争を放棄してしまった。
  しかし、トコトン庇護意識(規範意識)の薄い「無責任な男」だけが、相
  変わらず女の尻を追いかけまわす。そして女は、性的存在理由を充たす
  ために、そんな男に向かっていったのだ。つまりは「無責任な男ほども
  てる」ということである。

  >規範破りの相手には、常に最も集団性・規範性の低い下司男が選ばれ
   る。しかし、それは集団から見た場合であって、性的存在理由→性的
   自我に収束した女にとっては、己の期待に応えてくれる男が一番いい
   男(≒首雄)となる。かくして自我に支配された女は、その首雄収束
   の思い込み回路を使って、最低の下司男を最高の強者だと180度逆転さ
   せて思い込み、首雄収束を下司収束に換骨奪胎して終う。
   (参照 http://www.rui.jp/jitugenron/2_1_jinr.html#02 )

  今、男たちは『力の基盤』の獲得をめざして、あらたな闘争課題(=認
  識闘争)に向かいはじめた。そして、性の問題はいったん棚上げにされた。
  しかし社会の根幹部分である男女関係、そして一番の充足源であるセッ
  クスの問題を考えないわけにはいかない。

  ただ、現実の女がどうにも独占支配できないとなった今でさえ、隙あら
  ばと、いかにも支配できそうな弱い女に向かう。それが無理なら、金さ
  え払えば思い通りになる風俗へ向かう。それも無理なら、バーチャルの
  世界に向かう。

  『自分からみんなへ』の転換。頭では分かっていても、なかなか変われ
  ないのがこの性の部分だと思う。
  今、男たちに求められること。それは『力の基盤の獲得』に加えて『自
  我の性から本源の性へ』認識転換することではないだろうか。  

    全文 http://www.rui.jp/message/07/55/07_0c89.html

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◇ 男発だと必ず独占の性になり、女発だと共認の性になる 
          【岡田理恵 ( 31 大阪 受付 ) 04/07/29 PM11】 
 
  >女が性充足期待を出すと、同時に雄性ホルモンが分泌させる。
   そんな女の欲情を見て、男の性情動にスイッチが入る。 
   (参照 http://www.rui.jp/message/07/55/55_681a.html  )
  
  江戸時代の武家の性は実は女発だったと言う話を聞きました。
    日常的に女は挑発(おしとやかな立ち居振舞い)をしていて、夜は毎晩の
    ように、「お情けを頂きに参りました〜」とか言って、女の方が男の人
  の寝床に行き、男の人は必ず女の期待に応えてくれていたそうです。

  農民はというと、奈良時代からずっと夜這い婚。
  これも一見男発にも見えますが、そもそも女の家の玄関のところとかに
  今日は来てねーって言う目印を出していたので、これも結局、女発で女
  の期待に男が応えてる。

  どっちにしても女発(女の挑発と欲情発)だと死ぬまで性充足(セックス)
  が続く共認の性になって、男発だと必ず独占の性になって、時を経るほ
  どセックスレスになっていくんだなぁと思いました。  
 
  全文 http://www.rui.jp/message/07/56/27_fcd6.html

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◇ 人類の性は女の期待発 
        【田中素 ( 38 長崎 企画 ) 04/07/28 AM02】 
 
  >闘争存在でない雌は自然外圧を前に完全に役割を一旦喪失し、みんな
   に対する充足存在、首雄に対する応合存在に徹するしかなかった。
   (参照 http://www.rui.jp/message/07/52/60_d1f5.html )

  この時、人類の雌は、みんなの期待に応える首雄への感謝の回路を強く
  形成すると同時に、自らの可能性である性役割への期待も極めて強く形
  成していったのではないかと思います。
  他方、性闘争本能を封鎖し、常に過酷な自然外圧の矢面に立っている首
  雄にとって、闘争圧力から生じる解脱期待は恒常的に内在するものの、
  その期待をあからさまに顕在化させる余裕は非常に小さかっただろうと
  思います。

  従って、首雄と雌が和合の性に至る道筋は、まず謝罪・感謝回路から応
  合回路を太くした雌が首雄の内在的な解脱期待の高まりを察知・同化し、
  そこに応合する形で自らの性充足期待を表出し挑発する。
  それに首雄が応えることで雌の性情動が本格作動し、その反応によって
  首雄の性情動スイッチも入る、という風に、雌発の期待と応合のキャッ
  チボールによって進んだのではないでしょうか。

  サル・人類以前の生物の多くは、発情期にはもっぱら雄が雌を挑発し、
  雌は閂をかけてひたすら待っているだけ。姿形も雄の方が派手ですが、
  サル・人類では、雌が挑発存在になっています。
  これが上記のように雌の存在理由欠乏の強さが関係しているとすれば、
  これは、初めに雌に存在理由欠乏が刻印された真猿時代に始まった変化
  ではないかと思われます。
  (参照 http://www.rui.jp/jitugenron/1_5_saru.html#02 )

  現代は、性は女からではなく男からアプローチするものといった常識や、
  女の挑発といっても、思わせぶりなサインをちらつかせ、それを男が勝
  手に(?)読みとって突っ込む、といった駆け引き的なイメージがあり
  ますが、それは私権時代特有の様式に過ぎず、もっと明確に女から性充
  足期待=役割充足期待を表に出していくことが、本来の人類の雌雄関係
  =性のあり方だったのではないでしょうか。  

  全文 http://www.rui.jp/message/07/55/45_8f9b.html

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☆☆☆ 併せて、こちらの投稿もご覧下さい ☆☆☆  

●力の基盤 
    【一力広明 ( 20代 埼玉 素人 ) 04/07/29 AM02】 
  http://www.rui.jp/message/07/55/88_365b.html

●性規範の再生も、女発 
    【安西伸大 ( 30 岐阜 会社員 ) 04/08/01 PM10】 
  http://www.rui.jp/message/07/57/24_c716.html

●たった3千年の壁 
    【岡田理恵 ( 31 大阪 受付 ) 04/07/29 PM10】
  http://www.rui.jp/message/07/56/19_199c.html  
 
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