メルマガ:【マスコミが伝えない事実】
タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】[2004.06.29]  2004/06/29


  るいネットメールマガジン【 る い 】[2004.06.29]

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        メルマガ 【 る い 】  [2004.06.29]
            http://www.rui.jp/

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1  今週の注目投稿
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★ 「社会統合」の会議室から、『自我ではなく、共認こそが原点』
  についての議論をご紹介します。
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◇ 自我教育によって、命がどんどん軽くなっていく 
              【小松由布樹 ( 39 岐阜 農業 ) 04/06/23 PM10】 
 
  >親が子供を殺す、無差別の殺人、または自殺の増加が見られる。表層
  的かもしれないが仲の良い友達、わかりあえる仲のはずの親子がキレた
  だけで人を殺す、どうしようもないわけじゃないのに自殺。
  共通して言える事は、『命の軽視』にあると思う。
  (参照 http://www.rui.jp/message/07/37/81_7f40.html )

  このような事件があるたびに、識者やマスコミからは、「“命の重さ
  (尊さ)”の教育が必要」などという主張が出てくる。しかし、このよ
  うな短絡殺人は年々増加しており、むしろ命はどんどん“軽く”なって
  いっているようにさえ感じる。

  「命の重さ」とは、つまり「何故生きるのか?」、いやむしろ「何故
  死ぬのか?」の意味を考えることなのだと思う。そこには触れずに、
  「命を大切にしましょう」と何万回唱えてみたところで、それでは何
  の答えにもなっていないのではないだろうか。

  「何故死ぬのか?」
  先日のなんでや劇場で、それについて触れられ、とても印象に残った。

  全ての生命(オスメスに分化した生物)は、必ず死を迎える。それは、
  生物史的に見て「種の存続・進化」のために他ならない。個体が何年も
  何百年も生き延びるのではなく、個体が滅んで世代を重ねることによっ
  て、生物は進化してきた。つまり「種=全体」こそが原点なのであり、
  この認識無くして、命の重さなど教育できるはずがない。

  ところが現在の教育は、言うまでもなく、“個人が原点”“自分は絶対”
  とする個人主義・自我教育であり、「全体が原点」であるという認識は
  完全に捨象されてしまっている。
  しかし、“個人が原点”“自分は絶対”であればあるほど、全体のこと
  などどうでもよくなり、従って、他人の命さえどうでもいいものになっ
  てしまう→短絡殺人が増えるのは、必然ではないだろうか。
  (アメリカ個人主義が、自由の名の下に平気で人殺しをするのは、象徴
   的な事例だと思う。)

  しかし、このような不気味な事件が増えていくことに加え、批判するだ
  けで答えを出せないマスコミ(⇒旧観念勢)に対する反感と不信⇒旧観念
  支配に対する庶民の反感が顕在化していけば、自我教育の“おかしさ”
  に人々が気づき始めるのも、時間の問題だと思う。  
  
  全文 http://www.rui.jp/message/07/39/21_5d1b.html
  
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◇ 『なぜ人を殺しちゃいけないのか?』 
        【浅田祥幸 ( 25 愛知 企画 ) 04/06/25 PM01】 
 
  『なぜ人を殺しちゃいけないのか?』
  『なぜ自殺しちゃいけないのか?』

  いずれもなんでや露店で聞かれたお題である。
  最近露店でも、『生きる』あるいは『死ぬ』ということに関して話しを
  することが時々ある。小松さんの投稿にもあるように、

  >全ての生命(オスメスに分化した生物)は、必ず死を迎える。それは、
  生物史的に見て「種の存続・進化」のために他ならない。個体が何年も
  何百年も生き延びるのではなく、個体が滅んで世代を重ねることによって、
  生物は進化してきた。つまり「種=全体」こそが原点なのであり、この
  認識無くして、命の重さなど教育できるはずがない。 
  (参照 http://www.rui.jp/message/07/39/21_5d1b.html )

  「種=全体」こそが原点であるならば、外敵に殺されることはあっても、
  同類同士で殺しあう、ましてや自殺することなんかありえない。
  なのに・・・一見ごくごく普通の若者から、平然と上記のような疑問が出て
  くるのは本当にビックリする。

  >現在の教育は、言うまでもなく、“個人が原点”“自分は絶対”とする
  個人主義・自我教育であり、「全体が原点」であるという認識は完全に捨
  象されてしまっている。しかし、“個人が原点”“自分は絶対”であれば
  あるほど、全体のことなどどうでもよくなり、従って、他人の命さえどう
  でもいいものになってしまう→短絡殺人が増えるのは、必然ではないだろ
  うか。
 
  自殺者が増えるのも、同じこと。「自分さえよければいい」この思いなく
  して自殺だってありえない。
  逆に、人類は高度な医療技術の発達や、福祉政策によって、何の役割も担
  えないまま多額の資金を投入して「ムリヤリ生かされている」人々も一方
  で存在している。

  これも「個人が原点である」という自我教育、あるいは「命は大切なもの」
  というお題目によって生み出されたものだと思う。「全体(=みんな)が原
  点である」とするならば、個人をムリヤリ生かすということにだって疑問
  を感じずにはいられない。

  今必要なのは、どれだけみなが役割を担える社会を構築していけるか、つ
  まり自我教育によって悉く解体された社会的な『役割規範』をどれだけ再
  生していけるか、にかかっていると思う。そして、どれだけ『期待共認』
  を形成していけるか。
  それが人類にとっての『みんなを原点として生きること=進化すること』
  なのだと思う。

  全文 http://www.rui.jp/message/07/39/83_75b7.html
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◇ 自我回路より共認回路の方が充足できる 
         【岡田理恵 ( 31 大阪 受付 ) 04/06/25 PM06】 
 
  「自分」っていうものに拘ってる女の子を露店で見ました。
  何を言っても相手を否定し続けて、ずっとずっと自分って言う主張を
  しつづけたまま・・・しかも1時間も拘り続けているいるその姿を見てい
  ると、だんだん痛々しく見えてきました。心が悲鳴を上げてて、なん
  だか可哀想と言うか悲しくなってきました。

  >それに対して、親和共認や役割共認や規範共認etcの共認回路が自我
  回路を制御(一部は封印)することによって、人格は成長してゆきます。
  (参照 http://www.rui.jp/message/00/27/72_92bf.html )

  誰でも、本当は自我回路より共認回路を使ってる時の方が充足度が高い
  のを知ってるからこっちに行きたいくせに、自分自分って言う(思って
  る)からみんなが去って行って、誰も入れてくれなくて、結局また自分
  自分になるしかない…って言う悪循環。
  いつまでたっても、なにをしても、どこにいても、誰といても全然充足
  できないんじゃないかと思いました。

  >自己満足に替わる価値や充足を積み重ねるだけでいいと思う。
  >今どれだけ自我が強いかなんて、大した問題じゃない。「で、それが
  どうしたの?」って思う。人を否定視する気持ちと肯定視する気持ち、
  両方あるなら後者を伸ばしてゆけばいいだけ。誰にも自我回路と共認回
  路があるのなら、共認回路を使って自我回路を使わないようにしていけ
  ばいいだけのこと。 
  (参照 http://www.rui.jp/message/00/06/71_5dd9.html )

  「自我回路を制御」ってイヤイヤとか我慢とか無理矢理とかで制御して
  いくのではなくて、共認回路の方が楽しいことや嬉しいことが一杯あっ
  て充足度が高いから自我が制御されていくって感じなのかなって思いま
  した。
  
  全文 http://www.rui.jp/message/07/39/92_c3f7.html

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