メルマガ:【マスコミが伝えない事実】
タイトル:るいネットメールマガジン 【 る い 】[2004.06.22]  2004/06/22


  るいネットメールマガジン【 る い 】 [2004.06.22]

□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

        メルマガ 【 る い 】   [2004.06.22]
            http://www.rui.jp/

□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
─┬─────────────────────────────────
1  今週の注目投稿
─┴─────────────────────────────────
★ 「社会統合」の会議室から、『なんで屋の現在・未来』についての
   議論をご紹介します。
======================================================================  
◇ おとこおんな三題 
            【阿部佳容子 ( 41 大阪 営業 ) 04/06/19 PM05】 
 
  19歳のちょっと生意気そうな、でも十分にいけてる女の子が、「いい
  女って、なに?」を聞いてきた。
  彼女は最近知り合ったスペイン人の女性にいい女をみる、という。シ
  ングルマザーながら母子関係良好、たくましく、陽気で快活。全世界
  共通の「おっかぁ」の姿が目に浮かぶ。
  
  23歳の店主は彼女の実感をうまく掬い取り、女にしかできない役割と
  して、出産・子育てを抽出し、こどもとの関係=母性という線からい
  い女を探ろうとする。「応望性」「肯定性」「安定性」というキーワ
  ードが出て、充足存在としてのいい女を切りとってみせる。

  いけてる女の子は言う。
  「でもね〜、おんなが男のひとたちの中で仕事をちゃんとしようと思
  うと、『オンナ』を捨てなあかんでしょ?」
  
  「なんで?男と同じ土俵でやる必要ないやん。男は闘争存在やんねん
  からその分野で思いっきり力を発揮してもらったらええやん。でも仕
  事って、それだけだったら完結せーへんやん。オンナはせっかくええ
  もん持ってんねんから、そっちの土俵で仕事やったらええやん。それ
  でやっと、ひとつの仕事が完結するんちゃう?」
  
  「何か今のん、スーッと入ってきた〜」
  いけてる女の子は来た時よりもっと輝いた表情で「また来ます!」と、
  露店をあとにした。

  就活中の大学生、「いい男がいないのはなんで?」を聞いてきた。
  ヘナヘナした態度とデレデレした物言いは、一見して軟弱男の典型。
  某ジャニーズ系グループのコンサートに通い、彼らをいい男だと言い
  切る彼は、もはや懐かしい感じすら漂う軟弱男ぶり。その時点で、ギ
  ャラリーの若い女の子たちが放ったシラッとした一瞥はほとんど「半
  答え」。店主は、男=闘争存在とした上で、その中身の変遷を板書し
  ていく。

  力→経済力(お金)→?。

  じゃあ、今のいい男って?家庭、学校、企業、国家、社会・・、どの
  段階で切っても、答えを出せない現代にあっては、まさに答えを出せ
  る男が闘う男、いい男なんじゃないかな、と店主が続けた後で、
  「なんでもごまかす男はダメ」「問いかけてるのに、カワす男はブー」
  「おちゃらけて、笑いで済ます男はサイテー」
  
  容赦のない若い女の子達の声が飛んでくる。
  「やっぱ、どんな課題でも真正面から受けとめて、一生懸命みんなの
  ために本気で必死で考えてくれる男がいいよな〜」「そうそう」

  今の社会に累積された課題は、どれもそうたやすく答えが出せるもん
  じゃないけど、逃げたりかわしたりしないで、真正面からとことん考
  えて、答えを出せる男がいい男ではないでしょうか?

  去年の9月からいっしょにやっている若い店主が、はじめてオトコマエ
  に見えた瞬間だった。

  やりとりを見ていて、「いや〜、おもしろいっすね〜」と、場に参加
  してきたのはノホホ〜ンとした感じの医学部5年生。デレデレ男を尻目
  に、「じゃあ、いい女って何なんすかね〜」と聞いてきた。
  店主はていねいに答えていく。そのひとつひとつにフンフンとうなず
  いていたノホホ〜ン男が、思い出したように質問をした。
  
  「でもね、めっちゃブサイクな充足女より、めっちゃキレイな性悪女
  の方がええと思いません?」
  
  一瞬、場がフリーズしそうになった矢先「充足女にブスはいません!」
  ピシャリと店主が言い切った。ギャラリーから拍手喝采。ノホホ〜ンも
  デレデレも「おぉ!!」という明るい、気づきの表情。

  「結局、表情に全て現れるんです、それはツクリそのものの美醜を超え
  て人に訴える力、ひとを引きつけてやまない力をもっているのです。」
  その場にいた男も女も、全員が心から拍手をした瞬間だった。

  ず〜っと年下の店主が、初めていい男に見えた。

  閉店後、近くの喫茶店で、店主とデレデレ・ノホホ〜ンを交え軽いお
  しゃべりをした。デレデレに「認識の効用」という言葉を教え説明し
  ている最中に、ノホホ〜ンが屈託なく尋ねてきた。
  「親子なんですか?」    「へっ?」
  「えっ?露店やってるおふたりは、どういう関係やろと思って。」
  「ええっー!わたしらのことぉ?。親子って・・・アリエヘンヤ〜ン」
  思いっきりイスからずり落ちながら、23歳の店主と親子に間違えら
  れたことに悪い気はしない。

  既成の言葉では表現しにくい2人の関係を説明し、「いや〜、ますます
  おもしろいっすね〜」とノホホ〜ンが言うのを聞きながら、いい男なら、
  息子ってのもいいかも、って思ったりする。

  露店にはいろんなおとこおんながやってきて、いろんな話をやりとりし、
  一瞬ありえないような関係を結びながら、それぞれの日常に環っては、
  またどこからか集ってくる。

  全文 http://www.rui.jp/message/07/37/16_09ed.html

 ------------------------------------------------------------------
◇ 秩序収束と答え探索の綱引き 
       【岡田淳三郎 ( 60代 大阪 経営 ) 04/06/18 AM01】 
 
  みんなフィーバーや制度収束や国家収束etc秩序収束ばかりが目に付
  くが、答え探索は、ニュース収束や人間ウォッチングや仲間内でのマ
  ジ話くらいしか顕在化していない。
  
  これは、共に最深部の適応⇒探索の収束先でありながら、秩序収束は
  とりあえずの適応収束である(従って、既存の制度etc、具体的な収束
  先が存在する)のに対して、答え探索は最深部での適応収束であり、従
  って(ニュースも、ウォッチングも、マジ話も)社会収束であるという
  所までは云えるが、その具体的な収束先がはっきりしない(=答えが見
  えない)からである。

  強いて云えば、現在、最深部の(答え)探索は、みんな探索⇒社会収束⇒
  事実収束へと向かっている。
  そこに今後は、とりあえず制度や国家に収束しても、(共認原理に対す
  る私権原理の)矛盾が目に付くばかりで、答えにならない(上手くいかな
  い、活力が生じない)という現実が、深部への探索圧力として加わる。
  
  更に、批判するだけで答えを出せないマスコミ(⇒旧観念勢)に対する反
  感と不信が広がってゆくが、これは旧観念支配に対する庶民の反感の顕
  在化に他ならず、旧観念支配の終焉の始まりである。

  マスコミ(⇒旧観念勢)に対する反感が広がれば、庶民は遂に旧観念支配
  の網を破って本音を発信し始める。まず、人権・福祉が、次いで同権・
  個人が槍玉に挙がり、それ(旧観念批判)を支える根拠が求められる。
  その根拠こそ、事実の認識であり、私権時代を突き抜けて原始⇒サル⇒
  生物史にまで遡った社会構造論である。
  
  そして、それに基づく答えこそ、序列原理から共認原理への転換であり、
  実践的にはなんでやネットワークの構築である。  

  全文 http://www.rui.jp/message/07/36/47_d6b5.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※【 】内は投稿者名・プロフィール・投稿日時です。
※投稿は一部要約しています。
※配信アドレスの変更、配信中止は、以下のページにて可能です。
 http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E9C2C446CC9D
※お問い合わせは「るいネット編集部」ruinet@rui.ne.jp まで。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇るいネット⇒ http://www.rui.jp 

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。