メルマガ:【マスコミが伝えない事実】
タイトル:るいネットメールマガジン【 る い 】 [2004.03.23]  2004/03/23


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      メルマガ 【 る い 】    [2004.03.23]
              http://www.rui.jp/
 
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1  今週の注目投稿
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★今回は「仕事・起業・共同体」の会議室から「企業の共同体化」についての
 議論をご紹介します。
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◇ 可能性のある企業を共同体に変えていきたい  
         【安西伸大 ( 30 岐阜 会社員 ) 04/03/18 PM10】
 
  僕には転職経験が一回、ある。

  5年半勤めた会社を辞めた理由は、仕事が上手くいかなくなったから
  でも、収入に不満があったからでも、人間関係が上手く行かなくなっ
  たから、でもない。会社の事業の将来性そのものに言葉にならない疑
  問を感じたからだった。

  そうした疑問について、会社の親しい仲間と一緒に『自分達の会社の
  事業は本当にお客様の期待に応えていると言えるのか』『この会社に
  将来性はあるのか』と、延々考え議論した。
 
  結局いつも最後には『自分達若手が会社を変えるしかない』と意気込
  んで仕事に臨んだ。

  必死に考えるのを一旦やめて目先の課題にひたすら向かえば、一時的
  に、自分の成績はあがった。でも、答えは出ないまま。

  そうやってなんとなく、答えを模索していた最中に、実現論とるいネ
  ットに出会い、『新しい認識』『共同体経営』『みんなの期待に応え
  ることが活力源になる』ということを知った途端『ずっと探していた
  のは、この答えとこの場だ!』と直感し、かなり感激した。

  即座に学んだ構造認識を使って、改めて日頃の仕事の現場を見直した
  り、商品の提案の仕方に応用すると、自分でも驚くくらいに、今まで
  の問題点を鮮明に認識でき、お客さんの納得度が変わり、それが楽し
  くて、成績がさらに上昇しはじめた。

  面白くなってきて、どんどん認識を勉強するにつけ、それまで漠然と
  して言葉にならなかった、会社の将来性に対する疑問は、結局のとこ
  ろ、会社の経営形態そのものを『私的なものから共同体的なものへと
  転換しなければ解決しないこと』も、次第に分かってきた。

  そして次代、私権活力衰弱に伴い、旧い仕事・旧い統合体の必要性が
  消滅する可能性すら、かなり大きいことにも、気づいた。

  その時点で会社への疑問は一切消え、新しい答えを探索する思考へと
  完全に転換し、新しい可能性へと素直に収束することができた。

  会社を辞める直前、かつての仲間と一つだけ約束したことを、今でも
  しっかり覚えている。それは、いつか彼らに『共同体経営とはどうい
  うものか、伝える』というものだ。

  共同体においては『みんなの役にたちたい』という新しい活力源とい
  つも一体であれば、周りの活力もすぐ上昇すること、とか『みんなで
  共認できるのは、事実だけ』であること、『共認原理と序列原理の違
  い』などが、少しづつ、分かってきた。

  できればかつての仲間だけでなく、可能性の感じられるあらゆる企業
  が、共同体経営になり、新しい活力と共認原理をもとに統合できれば、
  自分達で次代に適応可能な企業を次々と生み出すことができるんじゃ
  ないかな、と思う。  

  全文 http://www.rui.jp/message/06/91/81_2049.html

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◇ 「みんなの期待」に応えられる「超集団」的企業だけが
                       活性度を上昇させうる
             【阪本剛 ( 30 千葉 SE ) 04/03/23 AM01】
 
  私は、次代の企業の条件として、共同体である、ということのほかに、
  もう一つあるように思えます。

  それは、「超集団」的である、ということです。

  現在の企業が応えるべき課題、役割は、もはや、単なる集団の存続、
  成長や利益の獲得といった既存の集団の枠組みを越えた地平にあるの
  ではないでしょうか?
  それは、一言でいえば、(この掲示板で議論されているところの)社
  会的な期待、みんなの期待の実現、ということなのだと思います。

  その潮流を背景に、どの企業も環境(環境破壊)や健康(肉体破壊)、
  癒し(精神破壊)などのテーマを掲げています。が、集団の枠組みの
  中で、製品やサービスを提供し続けていますが、もはや誰も、そんな
  集団の枠組みの中での活動では、物足りないと感じているのではない
  しょうか?

  例えば、先日、ユニクロのファーストリテイリングが、野菜事業か
  らの撤退を決定しました。数年前までなら拡大の可能性もあったかも
  しれません。が、もはや、単なる健康志向では人々は可能性を感じな
  いのでしょう。(参考リンク↓)
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040323-00000051-mai-bus_all 

  集団の成員の側から見ても、同じようなことが言えると思います。単
  に自分の集団=企業の中の人間関係、課題では活力が出ないからこそ、
  普通の人々はどんどん社外でネットワーク・人脈を形成し、活動を活
  発化させているのでしょう。

  逆に、その枠組みを越える発想ができなければ、ますます閉塞、鬱屈
  していくのでしょう。うつ病のサラリーマンが増えているのも、集団
  の閉塞状況の進行が背景にあるのではないでしょうか。
  (参考リンクhttp://www.kobe-np.co.jp/rensai/angle/03.html)

  また、経営戦略という点から見てもそうかもしれません。いかなる集
  団も、社会的地平で人々の奥深い期待や欠乏を読み取り、意識潮流に
  合わせて素早く舵を切り直すことができなければ、存続すら危うく、
  自集団の枠組みに囚われるのはむしろ足枷、という段階に来ていると
  思います。(先日、アジア諸国の中央銀行が、ドルを売り始めている、
  というレポートを読みました。アメリカの覇権主義も、世界共認が見
  限り始めれば、時間の問題かもしれません。)
  (参考リンクhttp://tanakanews.com/blog/0402242313.htm)
 
  どれほど真剣に超集団的課題に取り組み、いかに超集団的期待に応え
  ることができるか。
  それが今後の企業の活性度を規定するように思います。 

  全文 http://www.rui.jp/message/06/93/22_5b83.html

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