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□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ メルマガ 【 る い 】 [2003.10.02] http://www.rui.jp □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ ─┬───────────────────────────────── 1 今週の注目会議室 〜仕事・起業・共同体〜 ─┴───────────────────────────────── ★「仕事・起業・共同体」の会議室では、生産の現場から立ち現れてくる 新しい潮流について議論されています。 ================================================================== ◇ 共認原理に委ねた方が、何事もうまくいく 【冨田彰男 ( 40 兵庫 経営管理 ) 03/08/25 PM10】 かつて、序列原理が強固だった時代は、上司は肩書きにモノを言わせ て、部下に「ああせい、こうせい」と命令するだけで、部下は従って いた。上司からすると、部下が命令に従うのは当然であった。しかし、 今や、肩書きにモノを言わせた命令では、人は動かない。成果も上が らない。 序列原理が崩壊したにもかかわらず、序列原理の中で生きてきた中高 年の頭の中には「部下を従わせなければならない」「上司だから上司 らしくあらねばならない」という序列観念は残っており、それが強迫 観念となっているのではないだろうか。 序列原理の枠内で、いくら考えても答えは出ない。むしろ、序列原理 と、それでは動かない現実との間のギャップは広がるばかり。序列原 理に基づく強迫観念に囚われて、もがけばもがくほど、うまくいかな い。そうして、考えることさえやめてしまう。現在の中高年が鬱病や ノイローゼで悩んでいるのは、序列原理が捨てられず、「こうあらね ばならない」という強迫観念から抜けることができないからではない でしょうか。 私も、かつては「自分がやらねばならない」「部下を従わせなければ ならない」と肩を張っていましたが、それでは、仕事も何も全然うま くいきませんでした。最近は、仕事上でも、共認の場を形成すること に注力するようにしています。そうして、共認の場ができると、みん なが真剣に考えてくれます。「何とかしなければならない」と自分一 人でもがいていた時よりも、はるかに物事が自然とうまくいくように なったように思います。 序列原理にしがみつくほど閉塞する。共認原理に委ねると、はるかに 楽に、何事にも可能性が開けていく。「序列原理から共認原理への転 換」とはこういうことではないでしょうか。 http://www.rui.jp/message/06/05/96_dca0.html ★ 上記投稿を受けて(要約)---------------------------------------- ○序列原理が崩壊しつつある(既に若者が興味を持たなくなっている)現在、 序列原理に固執すればするほど、上位と下位の層の意識の乖離が生じ、ますま す現実とのギャップが広がることになります。下位の層は充足を求めて集団離 れ(企業離れ)から人収束を強める一方、上位の層は強迫観念的にかられて、 欠乏に蓋をしたまま解決しない(答えが出せない)悩みを考えているように思 えます。序列原理の旨みは既になくなっており、その枠にしがみつけばつくほ ど、序列の逆転現象が生じるのではないでしょうか。 ( 31 高知 企画 ) http://www.rui.jp/message/05/88/03_bcbc.html ○近年、どこの企業でも導入されている成果主義であっても、序列原理をその ままにしておいたのでは、所詮蹴落としあいの道具にしかならないのではない か。そのような成果主義の下では、同僚の頑張りを認めることは、上司から自 分への評価を下げる事に繋がるからだ。「責任」という言葉に重く縛られてい るせいか、部下の指導も評価も自分が全てやらなければならないと思いすぎて いると思う。本来、部下への指導も、評価も、一人の上司がやらなければなら ないものではなく、みんなで指導して、みんなで評価すればいいだけの話なの ではないか? ( 24 京都 会社員 ) http://www.rui.jp/message/06/08/80_e72f.html ------------------------------------------------------------------ ★ 『序列原理の崩壊』の理由はこちらをごらんください。 ------------------------------------------------------------------ ◇先端回路への収束 【北村浩司 ( 壮年 滋賀 広報 ) 03/09/16 PM08】 http://www.rui.jp/message/06/15/38_a0ad.html ※上記投稿の文中で引用されている「実現論」は紙面でも読んで いただけます。詳しくはこちらをどうぞ。 http://www.rui.jp/ruinet/annai_syuppan.html ─┬───────────────────────────────── 2 『るいの異世代交流会⇒円卓勉強会』のご案内 ─┴───────────────────────────────── るいネットでは、「実現可能性を探る」というコンセプトの下に、おしゃ べり型の交流会と勉強会を開催しています。行き詰まった社会の突破口・ 可能性を発掘するために、職業や年令を超えた様々な人が、社会の当事者 として語り合い、現実に使える認識を紡ぎ出してゆく『場』が、『るいの 異世代交流会⇒円卓勉強会』です。※参加費:1,000円/1回 (学生無料) <開催日時> 大 阪 10月 4日(土) 14:00〜17:30 東 京 10月 4日(土) 14:00〜17:30 満員〆切 福 井 10月11日(土) 13:00〜16:30 京 都 10月18日(土) 14:00〜17:30 東 京 10月18日(土) 14:00〜17:30 お茶の水 10月25日(土) 14:00〜17:30 大 阪 10月25日(土) 14:00〜17:30 奈 良 11月 1日(土) 14:00〜17:30 詳細はこちら→ http://www.rui.jp/ruinet/annai_koryu.html ◆お問い合せ先:るいネット・事務局 E-mail : member@rui.ne.jp フリーダイヤル:0120−408−333(日・祝日を除く、午後1時〜8時) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※発行が遅くなったことをお詫び申し上げます。 ※【 】内は投稿者名・プロフィール・投稿日時です。 ※配信アドレスの変更、配信中止は、以下のページにて可能です。 http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E9C2C446CC9D ※お問い合わせは「るいネット編集部」ruinet@rui.ne.jp まで。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇るいネット⇒ http://www.rui.jp |