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□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ メルマガ 【 る い 】 [2003.07.24] http://www.rui.jp □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ 上記のアドレスからるいネットにアクセスしていただきますと、自動的に ログインできます。(一部のパソコンでは、使えない場合もあります) ─┬───────────────────────────────── 1 今週の注目会議室 〜仕事・起業・共同体〜 ─┴───────────────────────────────── ★「仕事・起業・共同体」の会議室では、生産の現場から立ち現れてくる 新しい潮流について議論されています。 ================================================================= ◇ 「労働環境の改善→労働時間の短縮」単純構図の弊害。 【佐々木健二 24 徳島 企画 03/07/11 PM10】 若年層の早期離職・中高年の自殺増などから、労働環境の改善が叫ば れている。そこで、槍玉に上がっているのが、労働時間の長さ。 しかし、労働時間を短縮すれば、本当に良くなるのだろうか? 仕事には三つの段階があると思う。 1:課題共認 何のためにその課題をやるのか。対象の分析など。 2:役割共認 (課題共認を基にして)誰が何をどのようにやるのか。 3:実務 労働時間を短縮するといっても、実務を減らすわけにはいかない。 削られてきたのは、課題共認の時間であり、役割共認の時間。 その結果、 ・何の為にこの仕事をやっているのか。 ・何で自分がこの役割を与えられているのか。 ・自分のやっている事がみんなとどのように繋がっているのか。 これらが、どんどん見えなくなっていると思う。 今求められるのは、労働時間を短縮するのではなく、(削減されつつ ある)課題共認・役割共認の時間を取り戻す事だと思う。 そういった当たり前の発想をも封じ込めるのが、「労働環境の改善→ 労働時間の短縮」という単純構図なんだと思う。 http://www.rui.jp/message/05/85/29_7e89.html ------------------------------------------------------------- ◇ 課題共認が命なら、課題を常に問い直すことは不可欠 【西知子 28 京都 秘書 03/07/19 AM00】 昨日、「出世してしまったから(出世がイヤで)会社を辞めた」と言 う女の子に会いました。興味があったので話を聞くと、以下のような ことを話してくれました。 その子はすごく明るくて感じ良い子で、以前は子供服の販売をしてた そうです。 「性格がいい→お客さんのことを考える→売上が伸びる→責任ある仕 事を任される」という、ある意味理想的な、日々の期待・応望充足と 真っ当な評価を得ていたのですが、責任者の立場になって、売上至上 主義の疑問と矛盾を無視できなくなったと言っていました。 そして、子供服の販売という課題を見つめ直したら、子供そのものを 対象化することになり、今は一から保育士の勉強をしてるそうです。 >「ノルマ」や「(自分の)金」という私権の(古い)価値観が、当事 者みんなの価値意識に塗り替えられていくというパラダイムの転換の 様を表している事例だと思いました。 (引用 http://www.rui.jp/message/05/78/66_2b2f.html) 若者の特徴として、「やるからには何でも楽しんでやる」という意識 があり、またその方法論が「自分課題からみんな課題へ」と昇華させ てしまうというところにあるのは可能性を感じますが、根本の疑問を 捨象して与えられた課題を楽しむだけでは、目先派(参考投稿 http://www.rui.jp/message/05/80/19_4745.html)に陥る危険性があ ります。 課題を楽しんでる人にこそ、その課題の根本を問い直す場が、仕事の 場と並行して必要だと思いました。 http://www.rui.jp/message/05/89/37_0c38.html ----------------------------------------------------------------- ★ あわせてこちらの投稿もごらんください(抜粋) ----------------------------------------------------------------- ○市場の縮小に伴い、「雇用形態」・「雇用者と被雇用者の在り方」も、 大きく変わっていこうとしていますが、いかに集団内において課題を共 認し構成員がそれぞれ当事者として、課題に向かえるか?というのはそ のまま、意識生産においては決定的な「仕事の質」に関わる部分だと考 えられ、そのための闘争集団をいかに実現できるか?というのは企業が 生き残っていくための必須条件のように思います。 企業のあり方「百の頭と百の手」( 25 大阪 プランナー ) http://www.rui.jp/message/05/88/03_bcbc.html ─┬───────────────────────────────── 2 『るいの異世代交流会⇒円卓勉強会』のご案内 ─┴───────────────────────────────── るいネットでは、「実現可能性を探る」というコンセプトの下に、おしゃ べり型の交流会と勉強会を開催しています。行き詰まった社会の突破口・ 可能性を発掘するために、職業や年令を超えた様々な人が、社会の当事者 として語り合い、現実に使える認識を紡ぎ出してゆく『場』が、『るいの 異世代交流会⇒円卓勉強会』です。※参加費:1,000円/1回 (学生無料) <開催日時> 大阪 7月26日(土) 14:00〜17:30 満員〆切 銀座 7月30日(水) 19:00〜22:30 満員〆切 京都 8月 2日(土) 13:00〜16:30 東京 8月 2日(土) 14:00〜17:30 満員〆切 大阪 8月 3日(日) 14:00〜17:30 大阪 8月 9日(土) 14:00〜17:30 東京 8月 9日(土) 14:00〜17:30 奈良 8月10日(日) 14:00〜17:30 新宿 8月20日(水) 19:00〜22:30 大阪 8月20日(水) 19:00〜22:30 神戸 8月23日(土) 13:00〜16:30 東京 8月23日(土) 14:00〜17:30 大阪 8月24日(日) 14:00〜17:30 詳細はこちら→ http://www.rui.jp/ruinet/annai_koryu.html ◆お問い合せ先:るいネット・事務局 E-mail : member@rui.ne.jp フリーダイヤル:0120−408−333(日・祝日を除く、午後1時〜8時) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※発行が遅くなったことをお詫び申し上げます。 ※【 】内は投稿者名・プロフィール・投稿日時です。 ※配信アドレスの変更、配信中止は、以下のページにて可能です。 http://www.mailux.com/mm_dsp.php?mm_id=MM3E9C2C446CC9D ※お問い合わせは「るいネット編集部」ruinet@rui.ne.jp まで。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇るいネット⇒ http://www.rui.jp |