メルマガ:【マスコミが伝えない事実】
タイトル:るいネットメールマガジン【 る い 】 [2003.05.21]  2003/05/21


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      メルマガ 【 る い 】  NO.41 [2003.05.21]
              http://www.rui.jp
 
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1  社会統合会議室 注目投稿ダイジェスト
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★今までの流れ:社会統合板では、新しい人間関係(認識仲間)を求める
 人々の意識潮流について議論しています。
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 現在は「共認域」についての議論が盛んです。
 参考投稿⇒ http://www.rui.jp/message/05/43/06_dd9c.html
 (人類は、縄張り闘争を‘生存域’から‘共認域’の争いに転換させた)
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◇ 共認域を巡る縄張り闘争の絶対性  
              【田中素 37 長崎 企画 03/05/15 AM01】

  大きく捉えれば、社会の規範や制度はもちろん、宗教や芸術、生活様
  式など「文化」と呼ばれるものの盛衰も全て、共認域の縄張り闘争と
  言えるのではないかと思います。 

  例えば、ハリウッド映画は今やアメリカ的価値観を流布していく重要
  な世界戦略課題の一つになっています。また、今回のイラク戦争での
  ブッシュ発言が話題になったように、キリスト教の宗教的価値観も国
  家間闘争の大義名分に一役買っています。これらは、宗教や芸能とい
  う共認域の縄張りと国という最大の生存域の縄張りとが重合した例です。 

  言うまでもなく、宗教も映画も、初めから国家興隆の手段として生み
  出された訳ではありません。むしろ既存の国家体制が作り出した私権
  の現実、苦の現実から逃避し、頭の中だけの充足を得るために大衆の
  中から自然に起こってきたものです。逆に、キリスト教も多くの芸術
  文化も、その黎明期には時の権力から強い弾圧を受けた歴史を持って
  います。 

  しかし、その共認域があるレベルの広がりと勢力を持ちだすと、国家
  を統合する者としても無視するわけには行かなくなり、やがては体制
  の中に取り込もうとする、という構造が歴史的には多く見られます。
  その中味がたとえ代償充足であっても、成員の共認内容が統合されて
  いることが、安定と秩序化を目指す集団にとっては最重要課題になる
  からです。 

  そこまで力を持たない段階であっても、既存の体制や生存域のあり様
  に関わらず、場合によってはそれと対立してでも、人はある日生まれ
  た共認域を(強弱はありますが)できる限り拡大しようと試みを始め
  ます。それほど共認域の縄張り闘争は人類にとって絶対的な位置を占
  めているように思われます。それは人類が、可能性を感じた共認内容
  ⇒観念内容に収束することが種としての適応を規定する存在だからで
  はないでしょうか。 

  http://www.rui.jp/message/05/49/53_7ec7.html


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◇ 人を探すんじゃなくて、共認域を作れば良いんだ!  
            【佐々木健二 24 徳島 企画 03/05/11 AM02 】
  ≪要約≫
  ほんの数年前までは、 
  ・まあ、楽しければ良いじゃん。 
  ・どうせ無理なんだから、楽にいこうよ。 
  ・あくせく努力するのって、なんかダサいよね。 
  ・なに難しく考えてんだ。とにかく動け。 
  そういった空気(共認域?)が漂っていて、社会の事を考えているこ
  とはマイナス視(異端視・宗教視)されていました。 

  しかし、閉塞感が強まり、社会不全が捨象し切れなくなった結果、
  「それじゃ駄目だよね」という空気(共認域?)が漂って居ます。 
  だからこそ、「社会の事を、一緒に考えよう」という呼びかけが、さ
  ほど異端視されず、むしろ肯定視されるようになったのだと思います。 

  場の空気(共認域)とは、かくも重要なもの。 
  例えば、交流会でお会いする人達も、「出口が見えない。答が欲しい」
  という共認がなされた共認域(縄張り)の中だからこそ、問題追求型の
  中身の濃い話できるのでしょう。 
  逆に言えば、同じ人とでも「まあ、楽しければ良いじゃん。」という共
  認域のもとではお互い異端視される事を恐れ、何もしゃべれないんだと
  思います。 

  「交流会は縄張り闘争」http://www.rui.jp/message/05/44/29_d1d0.html 
  を拝読するまでは、真面目な話って、それに意義を感じている人とは喋れて、 
  (逆に)意義を感じて居ない人とは喋れないと思っていました。 
  そういった認識の元では、意義を感じている人を探す事に終止していた
  ように思います。そして、「でも、そんな人、どうやって探すの?どこ
  に居るの?」と思っていました。 

  それが、“人”に規定されているのではなく、“人が作り出す共認域”
  に規定される事を知り、意義を感じている人を探すのではなく、そうい
  う共認域を作り出していけば良い事に気づけました。 
 
  http://www.rui.jp/message/05/46/79_64fe.html


★あわせてこちらの投稿もごらんください ------------------------------

◇ 共認闘争とは、その先にあって、共認内容を戦わせて、共認域を拡大する
  =認識仲間を増やすことが目的なんだと思いました。仲間が増えることが
  勝つと言うことなのだと思います。相手を否定する戦いではなく、仲間を
  増やす戦いと思うと楽しい。( 36 広島 農業 ) 
  http://www.rui.jp/message/05/47/28_d66b.html


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 開催予定日  東京:5/24(土)5/31(土)6/ 7(土)
        大阪:5/31(土)6/ 7(土)6/15(日) 
  開催時刻   14:00〜17:30交流会 
 開 催 地  東京:東京都大田区蒲田5-38-3 蒲田朝日ビルディング  
        大阪:大阪市淀川区西中島4-2-26 天神第一ビル 
 
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  フリーダイヤル:0120−408−333(日・祝日を除く、午後1時〜8時)

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