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□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ メルマガ 【 る い 】 [2003.04.16] http://www.rui.jp □━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□ ─┬───────────────────────────────── 1 社会統合会議室 注目投稿ダイジェスト ─┴───────────────────────────────── ★今までの流れ:社会統合板では、新しい人間関係(認識仲間)を求める 人々の意識潮流について議論しています。 ================================================================= ◇ 闘いを知らない世代 【西知子 28 京都 秘書 03/04/05 PM09】 >私権圧力の衰弱と、残存する私権観念による社会捨象・思想捨象→ 衰弱する外向欠乏によって、不全捨象の充足基調⇒本源収束の潮流が 形成される。 (引用:http://www.rui.jp/message/02/49/80_6a0e.html) 貧困というみんな不全がなくなって、人類の適応不全というみんな不 全が顕在化するまでの30年間は、闘争圧力のない時代とも言えます。 だから若者が闘えないと言われるのもある意味当たり前で、闘える・ 闘えない以前に、そもそも闘いを知らないということだと思いました。 >そして’00年頃、私権統合の崩壊が決定的となり、閉塞感が強まっ て、遂に私権観念が瓦解した。私権観念の防波堤が破れたことによっ て、一気に社会不全が大きくなり、私権の衰弱も相まって潜在思念の 源泉部が私権不全から社会不全へと大転換した。 (引用:http://www.rui.jp/message/02/49/81_9adb.html) だけど、みんな不全が顕在化したこれからは、みんな不全に応えよう とする側と、自我・私権にこだわってその足を引っ張ろうとする側の、 明確な闘いになるんだろうと思います。 企業の不正を暴く内部告発などは、その発端現象ではないでしょうか。 そんな中で、中身の無い「仲良し規範」は、何の役にも立たないばか りか、それ自体が闘争忌避=現実逃避の存在として、自分も相手もど んどん取り残されてゆくことを、私たち無圧力世代の若者は自覚しな きゃと思いました。 http://www.rui.jp/message/05/26/96_f1d6.html ----------------------------------------------------------------- ☆上記の投稿は「幼少青壮老」の会議室にも掲載されました。 「世代」をテーマにしたこの会議室の他の投稿も是非ご覧ください。 ----------------------------------------------------------------- ◇ 「喰えればいい」と言う、二十歳の可能性。 【阿部紘 50代 大阪 経営 03/04/12 PM01】 社会に出るに当って、「給料は喰えたらそれでいい」と言い切る若者が 増えてきた、実に新鮮な心境だ。旧い世代の感覚で捉えれば、向上心 に欠けるとか、意気地の無い(欲の)奴となる。然し、仲間世代を乗り 越えてきた彼等の潜在意識は如何も違う。 続き⇒ http://www.rui.jp/message/05/29/92_3695.html ─┬───────────────────────────────── 2 るいの異世代交流会⇒円卓勉強会(どちらでも参加可)のお知らせ ─┴───────────────────────────────── ☆ 交流会参加者からの投稿をご紹介します。 ◇ 旧学問に代わる認識形成 【阿部和雄 41 東京 設備士 03/04/07 AM01】 社会科学の世界では、現象事実を客観的に捉えてその背後にある規則 性や法則をとらえることが基本的なルールです。これらはもっぱら学 者や一部の専門家による「研究」であり、その成果は「論文」として 発表され、教育機関やマスコミを通じて一般に広められて(どれほど 有効かは疑問ですが・・)きました。 これまで数回の交流会を経験して感じたのは、これまで「学問・研究」 と呼ばれていた行為ときわめて似た事を私たちはやっているのだな、 ということです。参加メンバーからさまざまな実感や現象事例が出さ れ、それらをまとめたりさらに分解したりしながら相互の関連や因果 関係をたどってゆく。そこに根概念やそれらを要素にした原因構造 (や実現構造)が見えてくる。実は学者や専門化が研究室にこもり思 索していたことを、普通に仕事をし生活をしている人たちが集まりお しゃべりをしながら実践しているのです。 また、これまでの学問は、学者が自分の研究テーマに合わせて都合よ く拾い集めた社会現象を旧観念を駆使して構造化(?)することでし た。一方私たちが取り組んでいるのは、社会の当事者としての実感・ 現象事実をあらゆる視点から集めその背後にある原因構造(実現構造) をみんなの手で探り出そうとすることです。どちらがより事実に則し、 現実に役立つかは明らかだと思います。 旧来の密室「研究」と「論文」に代わって、「交流の場の追求」とそ の追求成果が「投稿」として結実しネットを介して広く伝えられてゆ く。まさに事実の発見という学問・研究の可能性が万人に向けて開か れてゆく様を実感しています。 http://www.rui.jp/message/05/27/63_806f.html ----------------------------------------------------------------- るいネットでは、「実現可能性を探る」というコンセプトの下に、おしゃ べり型の交流会と勉強会を開催しています。行き詰まった社会の突破口・ 可能性を発掘するために、職業や年令を超えた様々な人が、社会の当事者 として語り合い、現実に使える認識を紡ぎ出してゆく『場』が、『るいの 異世代交流会⇒円卓勉強会』です。※参加費:1,000円/1回 (学生無料) 詳細・参加方法はこちら→ http://www.rui.jp/ruinet/annai_koryu.html 開催予定日 東京:4/19(土)4/26(土)5/11(日) 大阪:4/26(土)5/10(土)5/18(日) スケジュール 14:00〜14:30主旨説明会 14:30〜17:30交流会 開 催 地 東京:東京都大田区蒲田5-38-3 蒲田朝日ビルディング 大阪:大阪市淀川区西中島4-2-26 天神第一ビル ◆お問い合せ先:るいネット・事務局 E-mail : member@rui.ne.jp フリーダイヤル:0120−408−333(日・祝日を除く、午後1時〜8時) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※【 】内は投稿者名・プロフィール・投稿日時です。 ※お問い合わせは「るいネット編集部」ruinet@rui.ne.jp まで。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇るいネット⇒ http://www.rui.jp |