メルマガ:仮想力線電磁気学
タイトル:仮想力線電磁気学  2015/09/13


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 ━┓→
 N┃→       仮想力線電磁気学
 ━┛→
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●反エコ(環境)ファッショ特集 号外

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前回同様、他のメルマガ(サマータイム制導入に反対する)の流用
記事での代用です。
体調が戻るまで、どうか御了承願います。


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-.「法的安定性」主義が原発事故を引き
  起こした
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 まずは、体調不良の激化で、長期間、配信が止まってしまったこ
 とを、お詫び申し上げます。

 さて、超〜久々の今回は、いつも(って、五ヶ月も前の話ですけ
 ど)とは違う形式で行きたいと思います。(次回から、前回まで
 の形式に戻ります。)
 テーマは、『「法的安定性」主義が福島第一原発事故を引き起こ
 した』です。

 そ、「集団的自衛権」批判でネタにされた「法的安定性」主義こ
 そが、福島第一原発事故の一因だったのですよ。
 今回は、そのことをお話したいと思います。

 なお、『おしめり気象学』斬りの話は今回はお休みですが、環境
 ファッショ関連の話は(ちょっとだけですが)出てきますので、
 どうか最後まで読んでやって下さい。m(_ _)m


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-.言葉の定義も説明せずに…
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 集団的自衛権に絶対反対のサヨクやマスゴミは、首相補佐官だか
 が「法的安定性は関係ない」とか言ったことをネタにして、責め
 立てましたよね。
 でも、「法的安定性」って、何?

 例によって例のごとく、言葉の定義もろくに示さずに、批判して
 ばかりいたわけです、サヨクとマスゴミは。
 まず、この点から呆れさせられましたね。

 「法的安定性」って、一般の人に馴染みのある言葉でしょうか?
 まぁ、確かに、「法(的)」や「安定(性)」は、馴染みのある
 言葉ですけれどもね。
 でも、両者がくっついて「法的安定性」となると、『言語明瞭、
 意味不明』になるのではないでしょうか?

 「安定性」って、何の安定性?
 何かが「法」を侵さないという意味の安定性?
 それとも、「法」そのものの安定性?

 それに、「法」って、何の法?
 憲法?、それとも、「○○法」と呼ばれる法?
 「法的」だけでは、何の法だかわからないではありませんか。

 「法的安定性」という言葉の定義もはっきりさせずに「法的安定
 性」という言葉を使って人を攻撃されても、シラケさせられるだ
 けです。


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-.憲法には(集団的)自衛権のことは書
  いてない
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 ま、仮に、「憲法を侵さない(違憲ではない)」ぐらいの意味だ
 ったとしましょう。
 実際、ほとんどの集団的自衛権反対論者たちは、現行憲法すなわ
 ち戦後憲法を論拠に反対しているわけですからね。

 でも、だとすると、これは全く空虚な…というよりも、デタラメ
 な論理だと言わざるを得ません。
 なぜなら、現行憲法には、集団的自衛権のことは、何も書かれて
 はいないからです。
 個別的自衛権のことすら、書かれてない。
 「自衛」という言葉が全く出てこないのです。
 これが現行憲法の実態なのです。
 ならば、法的安定性など関係ないでしょう。

 書かれてもいないのに「違憲だ」などとほざくのは、ペテンです。
 書かれてないものを論拠に「違憲だ」だの「合憲だ」だのと決め
 つけるのは、まったく馬鹿げた論争です。
 あまりにアホらしくて、付き合ってられません。


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-.書いてないから解釈する必要がある
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 現行憲法に(集団的)自衛権のことが書かれていないのは、否定
 できない事実です。
 書いてないから、『解釈』する必要があるのです。
 書いてあることをネタにし、それを無理矢理『解釈』することに
 よって、結論を出そうとする…
 そんなことをする必要があるのは、(集団的)自衛権のことが書
 かれていないからです。

 ちなみに、書いてないことを論拠にした論は、検証不可能です。
 なぜなら、決め手となる絶対確かなものが、少なくとも書き物の
 中には無いからです。
 ですから、『解釈』によって得られた結論は、検証不可能なので
 す。
 検証不可能は疑似科学の特徴だったのではありませんか?

 それに、『解釈』というものは、とかく、その人の都合のいいよ
 うにされがちなものです。
 ですから、良くてせいぜい仮説にすぎず、大抵は『こじつけ』で
 しかないものです。
 「集団的自衛権は違憲」論も、その程度のものでしかないのです。


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-.9条が放棄の対象としている戦争とは?
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 それでも、反対派は『9条』を盾に抵抗することでしょう。
 では、『9条』には何が書かれているのでしょうか?

 そこには、こんなことが書かれています。

  (1) 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に
    希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武
    力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久に
    これを放棄する。
  (2) 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、こ
    れを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 ここで見過ごしてはならないのは、まず、(1)の「国際紛争を解
 決する手段としては」という部分の存在です。
 つまり、放棄の対象としているのは、国際紛争解決手段としての
 戦争だけなのです。
 あらゆる戦争を放棄しているわけではないのです。

 さらに、もう一つ、見過ごしてはならない部分があります。
 それは、これまた(1)なのですが、「国権の発動たる戦争」とい
 う部分の存在です。
 そう、放棄の対象としている戦争とは、「国権の発動たる戦争」
 だけなのです。
 ですから、国権の発動による戦争ではない戦争は、放棄の対象に
 はなっていないのです。

 となると、米国様の権威の発動たる戦争は、違憲ではないことに
 なるでしょう。
 「国権」の「国」とは、日本国のことなのですから。
 ならば、米国様の権威の発動たる集団的自衛も、ぜんぜん違憲で
 はないことになります。
 余談ですが、「中国」様の権威の発動たる戦争、すなわち、「中
 国」様のための戦争も、違憲にはならないことになります。

 本当に9条をもとに解釈を行うと、こうした(さらには以下に出
 てくるような)結論も可能なのですよ。
 9条を振り回すことが如何に愚かなことか、わかるでしょう。

 ちなみに、(2)の軍保持と交戦権の禁止は、「前項の目的を達す
 るため」と書かれているのですから、国権の発動たる戦争(武力
 による威嚇、武力行使)、それも国際紛争解決手段としての戦争
 についてだけに言えることなのであって、他の戦争(武力による
 威嚇、武力行使)については関係の無いこと…としてしまうこと
 も可能なのです。
 それに、交戦権を禁じているのは、「(日本)国」についてだけ
 なのですからね。
 (宗主国たる)米国様や「中国」様は言うまでもなく、日本の民
 間団体でも許されることになるのです。

 おっろし〜い憲法ですねぇ。
 っつーか、まったくのカス憲法でしょう、これでは。
 そんなのを「護れ!」とは、イカレてるとしか言いようがありま
 せん。


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-.自衛は「紛争」なのか?
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 9条が放棄の対象にしているのは、国際紛争を解決する手段とし
 ての戦争なのです。
 では、自衛は紛争と言えるでしょうか?

 たとえば、レイプされそうになった女の人が自衛のために腕力で
 抵抗したら、それは「紛争」ということになるのでしょうか?
 普通は、ならないですよね。

 国の場合だって、同じです。
 やられそうになって、自衛のために抵抗しても、「紛争」という
 ことにはならないのです。

 「紛争」という言葉は、普通、何かの権益等をめぐって争う場合
 に使うはずです。
 自衛は、何かの権益等をめぐって争う行為ではないのですから、
 「紛争」ではありません。
 ならば、やっても「違憲」にはならないでしょう。

 このように、9条をもとにしても、集団的自衛権が違憲であると
 いう結論は導き出せないのです。
 「違憲」という結論は、ご都合主義による『こじつけ』にすぎな
 いのです。


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-.「学者」と呼ぶに値しない憲法学者ども
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 というわけで、現行憲法をどんなにネタ利用しても、集団的自衛
 権が違憲であるという結論は導けないのです。
 そんな行為は、見苦しい『無いものねだり』でしかないのです。
 従って、真の憲法学者なら、「現行憲法には、集団的自衛権に関
 することは書かれていないので、違憲・合憲の判断は出来ない。」
 と述べるはずなのです。

 ところが、国会やマスゴミに起用される憲法学者どもは、「違憲
 だ!」などとほざいているのです。
 まったく、呆れた連中です。
 「学者」と呼ぶに全く値しない連中です。

 今時、肩書きなんかを信じるのは、全く愚かなことです。


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-.憲法に書かれていないことはやらない
  主義
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 本当は(憲法に)書いてないのに、ご都合主義的解釈までして、
 書いてあることにして、「違憲だ!」とほざく、「戦後憲法」原
 理主義者たち。
 まったく、偏執狂としか言いようのない連中です。

 そして、そんな偏執狂なら、「憲法に書いてないから、やらない。
 やらなくていい。やってはいけない。」という理屈をこね回した
 としても、ちっとも不思議ではないでしょう。

 実際、彼らは、これを実践しているのです。

 たとえば、拉致被害者救出。
 これが国の義務であるとは、憲法には書いてません。
 だから、やらない、やらなくていい、やってはいけない…ってわ
 けです。

 防災も、国の義務とは書いてない。
 「プレート境界は滑りやすい」とする「日本の地震学」を疑うこ
 とも、国の義務とは書いてない。
 当然、原発事故防止も、国の義務とは書いてない。
 だから、やらなくていい、やってはいけないことだったのだぁ…
 となる。
 そういうバカなことをやっていたから、事故が起きてしまったの
 です。

 そう、やっぱり、「法的安定性」主義が福島第一原発事故の一因
 だったのです。
 「法的安定性」主義とは、現行憲法を偶像崇拝する主義なのです
 からね。

 ついでに言っておくと、原発事故で国が責任をとらなければなら
 ないということも、現行憲法には書いてません。
 だから、とらない、とらなくていい、とってはいけない…ってわ
 けです。
 実際、政治家どもは(マスゴミも)、そう決め込んでますよね。
 これまた、「法的安定性」主義あっての勇気(?)なのです。

 「法的安定性」主義が全くのカスであるが、これでわかったでし
 ょう。
 あ、そうそう、復興が国の義務であることも、書いてないですよ
 ね。
 だから、復興怠慢できちゃうわけですよ。
 それでも、「法的安定性」主義を支持しますか?


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-.憲法に書いてあることは可能な限り拡
  大解釈して利用する主義
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 「法的安定性」主義は、また、『憲法に書いてあることは可能な
 限り拡大解釈して利用する主義』でもあります。

 たとえば、51条には「両議院の議院は、議院で行った演説、討論
 又は表決について、院外で責任を問われない」とあります。
 で、「法的安定性」主義者の政治家どもは、これをどんどこ拡大
 解釈していくわけです。

 つまり、「院外で責任を問われないのだから、原発事故の責任も
 問われないはずだ」ということになり、「だから、議院の集まり
 である国(国会や政府)も、原発事故の責任を問われないことに
 なるはずだ」となり、故に「国(国会や政府)は、原発事故の責
 任をとらなくていいのだ」となるわけです。
 それで、彼らは、原発事故の全責任(収束責任、賠償責任…等々)
 を東電に押し付けることが出来ているわけです。

 こうしてみると、「法的安定性」主義が極悪思想であることがわ
 かるでしょう。
 それでも支持しますか?


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-.「環境」や「原発事故責任」で国民を
  騙すから反対される
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 「法的安定性」主義は全くのクソですが、だからといって、私は、
 集団的自衛権を認めているわけではありません。
 いや、正確には、日本という国の集団的自衛権は認める(独立国
 なのだから、当然のこと!)のですが、日本の政治家どもに集団
 的自衛権は認めることについては「絶対反対!」なのです。

 言っておきますが、集団的自衛権を実際に行使することになるの
 は、国民ではなく、政治家どもです。
 でも、その政治家どもは、「環境(気象、気候…等々)」や「原
 発事故責任」問題で、国民を騙しつくしています。
 そんな連中に集団的自衛権を認めてしまって、いいのでしょうか?

 こいつらは、地球温暖化(「湿った空気が流れ込むため」論など)
 という嘘(それも実害のある大嘘!)で国民を騙し、しつこく煽
 り続けているような連中ですよ。
 しかも、原発事故責任を東電に押し付けている無責任どもの集ま
 りです。
 そんな連中に集団的自衛権を認めたら、どうなると思います?
 やはり、「大本営発表」のように、国民を騙すことでしょう。
 また、しくこく煽ることもすることでしょう。
 「予防原則」なんて殺し文句を用いて、批判や検証を封じ込めた
 りもすることでしょう。
 さらに、「国際貢献」なんて言葉を振り回して、正当化したり、
 審美化したりもすることでしょう。
 そして、それを行使したことによって生じた「悲惨な」結果の
 責任も、誰かに押し付けて逃れてしまうことでしょう。
 そうなっても良いのですか?
 普通の人なら、答えは「ノー」でしょう。

 サヨクではないのに集団的自衛権になぜか賛成できないでいる人
 たちが沢山いるのは、ここで述べたような政治家不信があるから
 です。
 だから、私は安倍(総理)に言いたい。
 国民に理解してもらいたければ、環境ファッショのような国民を
 騙すことをするのをやめ、国の原発事故責任を素直に認めよ!と。

 でも、安倍は、たぶん、聞き入れないでしょうね。
 なぜなら、彼は、親の七光りならぬ祖父の七光りで成り上がった
 人物だからです。
 こういう人たちは、人から信用を得るための苦労というものをし
 たことがない。
 だから、人から信用を得ることの重要性も理解できない。
 だから、騙しやゴーマンが自分自身にも害を及ぼしてくることが
 あるものなのだということが理解できない。
 ならば、私の忠告に耳を貸すわけがないでしょう。

 やはり、苦労したことのない男は、いくつになってもダメ人間の
 ようです。
 私が安倍を全く支持しないのは、そういうところがあるからです。
 そんな人物に国が護れるわけがないですからね。


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-.東日本大震災の巨大津波は「見たこと
  ある」津波だったのか?
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 さて、今年も、マスゴミが「異常気象」バカ騒ぎやってますね。
 特にNHKは悪質で、それらを、百パーセント、「地球温暖化の
 せい」とこじつけています。
 そして、そのために、被災者たちに「見たこと無い」と言わせる
 取材を盛んに行っています。

 ならば、NHKに質問しよう!
 東日本大震災の巨大津波は「見たことある」津波だったのか?と。

 もちろん、違いますよねぇ。
 ならば、なぜ、国は、あの巨大津波のことを「異常に巨大な天災」
 と認めないのでしょう?
 「見たこと無い」ことなら、「異常」なことでしょうに…。

 そ、またまた得意のダブル・スタンダードです。
 あの原発事故の原因となった巨大津波が「異常に巨大な天災」で
 ないのなら、「見たこと無い」気象を「異常気象」と大げさに言
 うのは変です。
 「見たこと無い」気象を「異常気象」と言うのなら、原発事故の
 原因となった巨大津波も「異常に巨大な天災」となるはずです。

 忘れてもらっては困るのは、今のNHKの経営陣にはアベノ支持
 者が何人も含まれているという事実です。
 ということは、NHKによる環境ファッショや原発事故責任押し
 付けファッショは、アベノご意向…ってことでしょう。
 そんなご意向の人物に集団的自衛権を認める気になれますか?

 わたしゃ〜、絶対になれないですね。


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-.「法的安定性」主義と予防原則
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 予防原則とやらが、地球温暖化説への批判だけでなく、検証まで
 をも封じ込めちゃってますね。
 まさに反科学の極みです。

 でも、「法的安定性」主義者にとっては、これは当然のことなの
 かも。
 なぜなら、「予防原則で保護されている説を検証する義務が国に
 はある」ということが現行憲法には書いてないからです。
 また、「予防原則のせいで生じた不合理・不条理による損害の責
 任が国にある」ということも書いてません。

 予防原則って、実質、法みたいなものですよね。
 従わないことを許さないのですから。
 もしかして、予防原則って、法学系の連中が造って導入推進した
 んじゃないの?
 ま、だとしても、少しも驚きはしませんけどね。
 だって、検証を重視する真の理系人間なら、とても賛同できる代
 物ではないですからね。
 違ってたら大変でしょう。
 実害があるわけですから。
 そう思わないのは、「悪法も法なり」などと居直って得意になる
 のが好きな法学系人間だけでしょう。

 「法」は、すっかり、公害になっちゃってますね。
 こんなことしてると、法の権威ってもんが、どんどん失われてい
 ってしまうんじゃないの?
 権威の無いものを崇めたがる人間なんて、いないと思うんですけ
 どー。


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-.「法的安定性」主義は『基本的人権の
  尊重』と矛盾する
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 「憲法に書いてないから、やらない。やらなくていい。やっては
 いけない」という「法的安定性」主義は、要するに、サボリを正
 当化するためのトリックです。
 事実、「法的安定性」主義者たちは、拉致被害者救出をサボって
 きました。
 また、「プレート境界は滑りやすい」とする「日本の地震学」を
 疑うことをサボってきました。
 それらの結果については、改めて言う必要は無いでしょう。

 彼らは、そんな結果を招いてしまった自分たちのやり方を「合憲
 だ」と思っています。
 ですが、それは真っ赤な嘘です。
 なぜなら、それらは、被害者となった人たちの『基本的人権』を
 踏みにじっているからです。
 拉致被害者救出サボリは、拉致被害者らの『基本的人権』を踏み
 にじっています。
 また、「プレート境界は滑りやすい」とする「日本の地震学」を
 疑うことをサボったことは、巨大津波の被害者らの『基本的人権』
 を踏みにじっていますし、原発事故被災者らの『基本的人権』は
 もちろんのこと、東電関係者らの『基本的人権』まで踏みにじっ
 ています。
 現行憲法は、『基本的人権の尊重』を唱えているはずです。
 それに反することをしたのなら、それは、合憲どころか、完全に
 違憲でしょう。

 このように、「法的安定性」主義者こそが、実は「違憲」しちゃ
 ってるのです。
 そんな自分たちのことを「護憲派だ」などと自己評価して酔いし
 れているのですから、ほ〜んと、おめでたいやつらです。


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-.矛盾だらけのガラクタ憲法にはガラク
  タ解釈がお似合いか?
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 そういえば、現行憲法には、国に国防の義務があることが書かれ
 ていませんね。
 そーか、だからサボってきたのかぁ。(笑)
 でも、国防サボると、日本国民はもちろんのこと、在日サンや外
 国人の『基本的人権』も『尊重』できなくなっちゃいますよ。
 それって、「違憲」じゃん!

 国防とは「自衛」のことですが、なんと、現行憲法は、国に自衛
 の義務があることが書かれていないのです。
 これで、どうやって、日本にいる人たちの『基本的人権』を『尊
 重』出来るというのか?

 まぁ、書いてないのは「しても良い」ということなら、矛盾はあ
 りませんけれどね。
 でも、あらゆる戦争(武力による威嚇、武力行使)や、そのため
 の軍の保持を禁じているのだとしたら、これ、完全に矛盾してい
 ますよね。
 侵略者の魔の手から、どうやって、日本にいる人たちを護れると
 いうのか?
 こうしてみると、現行憲法は、矛盾だらけのガラクタ憲法である
 ことがわかるでしょう。

 9条を見ると、米国のご都合主義がみえみえです。
 もし全ての戦争を『いけないこと』にしてしまうと、米国が日本
 に対して行った「太平洋戦争」も『いけないこと』になってしま
 います。
 米国にとって「太平洋戦争」は『平和や自衛のための戦争』すな
 わち『正しい戦争』であったことにしなければなりません。
 だから、全ての戦争を放棄の対象にはしなかった(「国際紛争を
 解決する手段としては」などという『ことわり』を入れた)ので
 す。
 でも、日本国の「自衛」について述べてしまうと、戦前日本がや
 った戦争(その中には大東亜戦争も含まれる)も『自衛のための
 戦争』論で正当化することが可能になってしまうので、日本国の
 「自衛」について述べるのをしなかったのです。
 さらに、9条が「日本国民は」で始まる点にも注目しなければな
 りません。(いわゆる「平和」説教の部分。)
 米国は、原爆投下や、焼夷弾などによる「大空襲」で、丸越しの
 民間人を大量虐殺しました。
 ですから、「日本国民」も過ちを犯していたことにしなければな
 らなかったのです。
 それで「日本国民は」で始めることにしたわけです。
 こんなふざけきったカス憲法をありがたがることができるのは、
 ゴリゴリの従米だけでしょう。
 これについては、手前味噌で恐縮ですが、以下のホームページを
 見ていただけるとよくわかると思います。

   http://page.freett.com/tarkun2828/mm6/66.htm


 このように、現行憲法は矛盾(もしくは欠陥)や欺瞞だらけのガ
 ラクタ憲法なのです。
 ですから、どういう主義をとるにしても、改憲は絶対に必要なの
 です。

 でも、自称「護憲派」の人たちは、現行憲法の矛盾や欠陥を一切
 認めないわけです。
 それって、ただの偏執狂じゃないの?

 ま、矛盾(欠陥)だらけガラクタ憲法には、ご都合主義のガラク
 タ解釈がお似合いかもしれませんね。
 「書いてないから、やらない」だの、「自分に都合のいいように
 拡大解釈していいのだぁ」だの…。
 その程度の憲法だからこそ、そういう破廉恥が出来てしまうので
 しょう。

 自衛サボリで「平和」が実現できるわけがありません。
 要するに、彼らの言う「平和」とは、「自分さえ良ければ(酷い
 目に遭わなければ)、それで良いのだぁ」というエゴです。
 彼らが口にする日本語は、日本人の日本語とは違うのです。

 それにしても呆れるのは、海外進出している企業が、スポンサー
 となって、マスゴミに「集団的自衛権、反対!」を煽る報道をさ
 せていることです。
 こうした企業は、私設の軍隊でも持ってるのでしょうか?
 江戸時代のように鎖国してるのなら、集団的自衛など、まず不要
 でしょうけれどね。
 でも、今のように日本企業が世界中に進出してしまっている時代
 になってしまうと、「海外のことなど、知ったこっちゃね〜よ」
 は通用しないのではありませんか?
 それとも、「中国」軍が守ってくれるとでも思っているのでしょ
 うか?
 だとしたら、本音バレバレですね。(笑)

 ということで、「集団的自衛権」の話は、これでおしまいにしま
 す。
 次回からは、前回までの話に戻ります。


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 発行者: tarkun(たーくん)

 連絡先: tarkun0507@yahoo.co.jp

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 配信 : MailuX  http://www.mailux.com/

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