メルマガ:仮想力線電磁気学
タイトル:仮想力線電磁気学  2006/12/09


========================================================================
 ━┓→
 N┃→          仮想力線電磁気学
 ━┛→
========================================================================
------------------------------------------------------------------------

●もう一度だけ言わせて下さい特集 m(_ _)m

------------------------------------------------------------------------

予告では、今月から仮想力線電磁気学の話を再開するはずでしたが、もう一度だ
け、現代環境論の欺瞞について言わせて下さい。
前回、「言うだけ無駄」などという投げやり的なことを申し上げてしまいました
が、やはり、一地球人として、看過できない問題ですので、こういたしました。
というわけで、申し訳ありせんが、もう一回だけ、お付き合い願います。
非常に長いのですが、これでも、ほんの一部分にすぎません。
どうか御了承願います。

****************************************
--.搾取している事実に気付かない
****************************************

世の中には、風車が気象や気候に与える悪影響を理解できない人たちが、少なか
らず存在するようです。
なぜ、理解できないのか?

まず一つには、エネルギーを得るということが、どういうことなのか?、わかっ
ていない…ということがあると思います。
電力などのエネルギーを得るためには、他の何かからエネルギーを奪わなければ
なりません。
エネルギーを奪われた側は、状態が変わってしまいます。
つまり、風力発電を行うと、風(大気循環)の状態が変わってしまうのです。
エネルギー保存則のことを考えれば、これは当然のことです。

そう、風力発電は、自然界からエネルギーを「搾取」するものなのです。
「略奪」と言ってもいい。
あるいは、もっと穏やかに、「消費」と言ってもいい。
となれば、無視できぬ問題であることに気付くはずです。

風車を密集させて設置すると、うまく回らなくなります。
これは、風車どうしが、互いに、風から(限りある)運動エネルギーを奪い合う
からです。
実際、そのせいでうまく回ってくれない風力発電施設があるのです。

このことすら理解できない方は、以下の部分を読んでも、無意味でしょう。

****************************************
--.風の役割を知らない
****************************************

さて、ここまでは理解できても、なお、風車の悪影響を理解できない人たちが、
数多く存在します。
なぜ、理解できないのか?
それは、風が果たしている重要な役割について知らないからです。

風は、気象や気候に、大きく関与するものです。
このことを知っていれば、風車の悪影響、すなわち、風車こそが異常気象(気候
変動)の最も直接的な原因となり得るものであることに気付くはずなのです。

そこで、以下の部分では、風の役割について確認していきたいと思います。

****************************************
--.温度差の緩和
****************************************

風が果たす重要な役割の一つに、まず、温度差(位置の違いによる温度の違い)
を緩和する…というのがあります。
風が吹かなくなると、温度差が酷くなるのです。

ここで、わかりやすい例を挙げましょう。
海に近い所では、海と陸との比熱の差(海>陸)から、以下のような風の吹き方
が見られるものです。

まずは、昼間。
陸の方が温度の上がり方が大きいために、海よりも高温になる。(温度差が生じ
る。)
このため、陸で上昇気流が生じやすくなる。
その結果、陸と海との間で、大気循環がおきる。
高度の低いところでは「海→陸」の風が吹く。
海からの風により、陸は冷やされる。
また、高度の高いところでは「陸→海」の風が吹く。
これにより、陸の熱が、海へと運び出される。
以上の働きにより、陸と海との温度差が緩和される。

次に、夜間。
海の方が冷めにくいために、陸よりも高温になる。(温度差が生じる。)
このため、海で上昇気流が生じやすくなる。
その結果、やはり、海と陸との間で、大気循環がおきる。
高度の低いところでは「陸→海」の風が吹く。
陸からの風により、海は冷やされる。
また、高度の高いところでは「海→陸」の風が吹く。
これにより、海の熱が、陸へと運び出される。
以上の働きにより、やはり、海と陸との温度差が緩和される。

ちなみに、両者の変わり目となる頃には、温度差が無くなるので、風は吹かなく
なる。
これを「なぎ」と言う。(朝なぎ、夕なぎ。)

このように、風には、温度差を緩和する働きがあるのです。
というか、原理的に、風というものは、温度差を緩和するように吹こうとするも
のなのです。
このことを、まず知っておく必要があります。

****************************************
--.温度差と異常気象
****************************************

さて、そこで質問です。
もし、風が吹かなくなったら、どうなるでしょう?
当然、温度差が緩和されなくなりますね。
つまり、温度差が酷くなるわけです。

では、温度差が酷くなると、どうなるのでしょうか?
答えは、大きな被害をもたらす大災害の天災がおきるようになる…です。
大雨・豪雨とか、大雪とか、落雷とか、狂風・突風・竜巻・猛吹雪とか…。
つまり、異常気象(気候変動)の原因となる…ということです。

これが、また、あまり知られていないことのように思われます。
実は、こうした天災となる気象現象は、温度差(の拡大)により、おこるものな
のです。

一番わかりやすいのが、前線ですね。
あれは、まさに、温度差の産物です。〈暖気vs寒気)
そして、温度差が酷くなれば、前線の勢力も強まるのです。

2006年の梅雨の異常も、実は、温度差が酷くなったせいなのです。
北の寒気の勢力が異常に強かった。
このために、梅雨前線がなかなか北上できず、梅雨明けが遅れたのです。
また、強い寒気のせいで、梅雨前線が、まるで寒冷前線のようになってしまいま
した。
そのために、局地的な豪雨(の被害)がもたらされたのです。

もっとも、破廉恥な国は、この事実を隠し、地球温暖化のせいにしているようで
すけれどね。
これこそ、誰かさんたちがさんざん批判してきた、科学と科学以外のもの(ここ
では政治)との癒着の典型というものでしょう。

****************************************
--.差とエネルギー
****************************************

物質が、エネルギーを得たり、放出したりするためには、なんらかの「差」が必
要です。
たとえば、位置エネルギーは、高さの差がなければ、得られることも、放出する
こともできないでしょう。

熱エネルギーも、そうです。
摂氏70度の鉄球を、同じ温度の水につけても、水は暖められないでしょう。
これは、(見かけ上)鉄球から熱エネルギーは放出されない…ということです。
(実際には、熱の出入りが釣り合った状態。)
これに対し、それより温度が低い摂氏50度の鉄球でも、摂氏20度の水につけるな
らば、水は暖められるのです。
つまり、鉄球は、熱エネルギーを放出することができるのです。

そう、放出されるエネルギーを決めるのは、絶対値(の高さ)ではないのです。
「差」なのです。
内部エネルギー(の高さ)ではないのです。
温度差なのです。

強風のような異常気象は、まさに、大きなエネルギーが放出される現象です。
それは、温度差が酷くなることにより、おこります。
普段吹いている無名の風(大気循環)は、これを緩和してくれるもの。
すなわち、異常気象がおこるのを、最小限にとどめてくれるもの。
その働きを妨害するようなことをすれば、異常気象が頻発するようになるのは、
当然のことでしょう。
風車は、まさに、その最も直接的な原因となるものなのです。
普段、風を順調に吹かせないから、温度差が酷くなり、一気に膨大な量のエネル
ギーが放出するような強風が吹いたりするのです。

また、以上の議論から、風車が、地球温暖化でたまった熱エネルギーを取り除い
てくれるものではないこともわかると思います。
重要なのは、あくまで「差」なのですから。

****************************************
--.有名人しか注目しない愚かな精神
****************************************

多くの方にとっては、風は、厄介者でしかないようです。
しかし、それは、ニュースになるような風(=被害をもたらす風)のことにしか
関心をもっていないからです。
世の中には、ニュースにならない風が、無数に吹いているのです。
中には、教科書にすら載らない、無名の風も沢山あるのです。
実は、そうした風こそが重要なのです。

このような世間から関心をもってもらえない風が吹くことにより、温度差が緩和
され、その結果、大災害をもたらす異常気象が発生するのを防いでくれているの
です。
こうした風のありがたみを、地球人は知るべきです。

有名人(著名人)にしか注目しないような精神は、捨て去るべきです。
そういう意味では、マスコミ人間たちの精神は、最も反科学的と言わざるを得ま
せん。

ちなみに、こうした精神(態度)は、共産圏の国でよく見られるものです。
有名人は、ものすごく大切にされる。(いわゆる偶像扱い。)
でも、無名の人民は、家畜以下の扱いを受ける。(ただの物質扱い。)
こんなところにも、マルクス主義の影響が見てとれます。

****************************************
--.水との関連
****************************************

水が気象や気候に与える影響については、みなさんも御存知のことと思います。
たとえば、その比熱の大きさゆえに、温度変化を緩和してくれていることとかで
すね。

水の役割は、結構、知られているようです。
でも、風の役割は、ほとんど全くと言ってもいいほど、知られていないように思
います。
本当は、風の役割の方が、もっと大きいいのです。

たとえば、風は、海流が生じる最も大きな原因となっているものです。
ですから、風の吹き方が変わると、海流にも影響が出るのです。
その結果、海水温が変わり、気象や気候にも影響が出る。

風が弱まれば、海流の勢いも弱まるのは、すぐにも理解できると思います。
ところが、もっと複雑な現象もおこり得るのです。

たとえば、陸との間で吹く風が妨害されると、それを補うように、海側へ迂回す
るような風が吹くことがある。
すると、そこに、今まで無かったような海流が生じる。
あるいは、元からあった海流が、さらに勢いづけられる。
こうして生じた海流のせいで、たとえば、今まで無かったような温海水の流入と
いった現象がおこるようになるのです。

もし、そういう現象が北極海でおきたら…。
もう、おわかりでしょう。

****************************************
--.水の働きを助ける
****************************************

水が蒸発すると、気化熱を奪いますよね。
これにより、冷まされるわけです。

さらに、蒸発した水は、雲になり、太陽光線を遮ってくれる。
つまり、過熱するのを防いでくれるのです。
あるいは、冷える時期や時間帯には、保温(熱が逃げるのを防ぐ)の役割を果し
てくれますね。

このように、水は非常にありがたい存在なのですが、もし、風が吹かないと、水
のこうしたありがたみは、海や、そこにごく近いところでしか、得られません。
海から、ちょっとでも離れた陸の部分では、恩恵は一切なし。
その結果、砂漠のような気候になるでしょう。
寒暖の差が、ものすごく激しくなる。
否、それ以前に、雨が降らず、カラカラに乾燥してしまうでしょう。

そうならずにすんでいるのは、風が雲を運んできてくれているからです。
このように、風は、水がもたらしてくれる恩恵を、陸地部分にももたらしてくれ
るものなのです。
そう、風が吹かなければ、陸地の大部分は、生命の存在し得ない環境になってし
まうのです。
たとえ広大な海があったとしても。
水だけでは、駄目なのです。
風が必要なのです。
風のありがたみが、これでおわかりになったでしょう。

そういう風の働きを悪くするようなことをすれば、どうなるか?は、もはや明白
でしょう。
内陸部での乾燥、沿岸部での大雨。
これは、お隣りの国、中国でおきている現象そのものです。
そのとばっちりを、日本も食らうことがあったとしても、別に不思議ではありま
せん。

****************************************
--.全体の構造が見えない
****************************************

ところで、風は、大気循環の一部です。
そのことに気付けば、風の果している重要な役割が、少しは見えてくると思うの
ですが…。

もしかしたら、風車の悪影響を理解できない人たちは、大気循環という全体の構
造が見えていないのかもしれません。
部分にとらわれて、全体が見えない。
異なるスケールで見ない目。
まさしく、近接作用信者たちの目ですね。

もっとも、「構造」といっても、剛体や弾性体などで出来ているわけではありま
せん。
ですから、容易に乱れやすいのです。
このことに気付けば、風車の悪影響がわかるようになると思うのですが…。

****************************************
--.「地球」が意味するもの
****************************************

風車の悪影響を認めない人たちは、「地球」という言葉を好んで用います。
「地球環境」とか、「地球的規模」とか。
「地球市民」なんて言葉もありますね。

「地球」などというと、いかにも大きなスケールでものを見ているように思われ
がちです。
でも、それが誤りなのです。

地球的規模でしか見ていないということは、その外のことは見えていない・見よ
うとしない…ということなのです。
ですから、たとえば、太陽活動(主に黒点活動)などの影響は、完全に無視する
わけです。
現に、地球温暖化論者たちの言う「自然現象」には、太陽活動の活発化は、全く
含まれていません。
地球シミュレータなんか、まさに、その典型です。

こうしてみると、実は、決して大きなスケールでは見ていないことがわかるでし
ょう。
結局のところ、特定のスケールでしか見ないという、やはり近接作用信者の目に
すぎないわけです。
つまりは、マルクス=アインシュタイン的な目なわけです。
古臭い20世紀の流行そのものです。

****************************************
--.気圧原理主義
****************************************

さて、風の重要性が理解できない原因の一つに、「気圧原理主義」とでも言うべ
きドグマが支配的であることが挙げられると思います。
つまり、低気圧とか高気圧とかが最も根本的なものであり、風はそれによって生
じる二次的・副次的・派生的なものにすぎない…という考え方です。
そのために、風は軽く低く扱われてしまうのです。

しかしながら、この「気圧原理主義」(注:著者の造語)は、物理学的には、非
常に偏った思想と言わざるをえません。
なぜなら、低気圧や高気圧といったものは、風によって生じるものだからです。

風とは、空気の運動です。
そこで、空気の運動を風とするならば、まさに上のようなことが言えるのです。

低気圧では、上昇気流が生じていることは、御存知でしょう。
で、上昇した空気の分だけ、空気が薄くなる。
よって、圧力が下がる。
これが、低気圧の正体です。

一方、高気圧では、下降気流が生じています。
で、空気が下降してくる分、空気の圧が高まる。
これが、高気圧の正体です。

つまり、これらは、上昇気流や下降気流によって生じるものなのです。
一方、上昇気流や下降気流は、空気が上・下に運動する現象です。
ですから、上・下方向に吹く風なわけです。
ということは、低気圧も高気圧も、(上・下方向に吹く)風によって生じている
ことになるでしょう。
となれば、風の方が、より根本的なものになるはずです。

このように、「気圧原理主義」は、非常に偏った、古臭い思想なのです。
こんなものに固執しなければならない義務など、どこにもないはずです。
「気圧原理主義」を捨てれば、風の重要性も認識できるようになるはずです。

低気圧や高気圧こそ、実は派生的なものなのです。
より根本的なものをではなく、全く派生的なもの(中間生成物的なもの)をあり
がたがる姿勢は、「場」をありがたがる近現代物理学の姿勢と、どことなく似て
いるように思います。

ちなみに、上昇気流や下降気流は、温度差によって生じるものです。

****************************************
--.単一、統一
****************************************

困ったことに、自称「環境のことを心配している人たち」は、今回述べたような
風の重要な役割を、ほとんど全くと言っていいほど、知りません。
だから、彼らは、単純に、「二酸化炭素を減らしさえすればいい」と考えていら
れるのです。
そして、その目的達成のためなら、何をしてもかまわない…と考えるのです。
恐ろしい人たちです。

確かに、二酸化炭素が増えすぎて良いはずがありません。
しかし、だからといって、それを減らすためなら何をしても良い…ということに
はならないでしょう。
風力利用とは、まさしく、そういう類の行為になるのです。

「〜さえ(い)なくなれば、良くなる」という単純志向の考え方は、社会主義者
が好む考え方です。
かつて、ドイツの国家社会主義者たちは、ユダヤ人さえいなくなれば、世界は良
くなると説きました。
それよりもっと前から、マルキストたちは、金持ち(資本家、ブルジョア)さえ
いなくなれば、地上の楽園が実現できると説きました。
こうした考え方にそっくりです。

「〜さえ(い)なくなれば…」というのは、「〜」のことしか考えていない証拠
です。
逆に言うと、他の(関与の)可能性は一切認めない!ということです。
これは、あまりに偏狭な危険思想です。

この「〜」のことしか考えないというのは、全ての原因を「〜」だけのせいにす
るということです。
これは、物理学においても流行りの統一思想に似ています。
やはり、狂信的な思想の世界にすぎないのです。

****************************************
--.金、金、金
****************************************

昔は、経済界は、環境問題というものを敵視していました。
ところが、今や、その逆です。
「金の成る木」になったわけです。
ボーナスシーズンにでもなろうものなら、「買え、買え、買え」です。

風車建設も、そうなのです。
儲かる。
雇用(失業者)対策にもなる。(統一ドイツがよい例。)
また、国から、かなりの額の補助金も出る。
風が吹けば、自治体が儲かる。
たかる連中が増えるのは、当然でしょう。

所詮は、「金、金、金」の世界なのです。
本当は、環境のことなど、これっぽちも真面目に考えてはいないのです。

****************************************
--.不自然な人工物
****************************************

風車は、不自然な人工物にすぎません。
そのことは、植物と比較してみると、よくわかります。

野生(自然、天然)の森林を見て下さい。
全体が緩やかな流線型のような形をしていますでしょう。
こうして、風を受けるのを最小限に抑えているわけです。
風が、出来るだけ、自分たちの上を流れるようにしているわけです。

このようになれるのは、木々がほぼ同じような高さに育つからです。
自分だけ飛びぬけて大きくなろうとすると、自分だけモロに風を受けてしまう。
だから、みんなに合わせるのです。
このように、互いに牽制しながら、互いに利用し合って生きているのです。

実を言うと、木は、風が強いと、大きくなれないのです。
北海道に来るとわかると思うのですが、風の強い所には、背の大きな木は生えて
いません。
うんと強い所では、木が一切生えていません。
もっと強い所では、草すら生えていない場合があるものです。

このように、木は風が強いと、大きくなれないのです。
そのため、ほぼ同じ大きさに育つのです。

以上のように、木などの植物は、群生することで、風を受けるのを最小限に抑え
ているのです。
さらに、植物は、風を受けると、なびきます。
風に出来るだけ逆らわないようにしているわけです。

こうした特徴は、どれも、風を阻害しないようにするものです。
つまり、風(大気循環)に対する悪影響を最小限に抑えるものです。
自然というものは、まことにうまく出来ているものなのです。

これに対して、人工物は、そうではありません。
森林でも、防風林のような人工的な森林は、風を阻害します。
風を遮る壁のように生えていますでしょう。
あれは、まことに不自然な木の生え方です。
街路樹や庭木なども、同様です。
こういうものを見ても、本当の自然を知ることは出来ません。

風車は、もっと不自然なものです。
あれは、積極的に風を受けようとするものです。
そんな事業を「グリーン」と呼ぶのは、詐欺ではないか?
風車は、植物ですらないのに…。

ついでに言うと、ビルなどの巨大建造物も、風(大気循環)に悪影響を及ぼしま
す。
あれが、いかに不自然なものかは、今更、言うまでもないでしょう。
風の重要性を知っていれば、あんなものを許すわけがないのですが、今日では、
むしろ「どんどん大きなの作れ!」です。
やはり、「金」と「ミエ」の世界にすぎないのです。

               * * *

以上、長々と語ってきましたが、これでも、現代環境論の欺瞞のほんの一部にす
ぎません。
風車の悪影響についてさえも、その一部にすぎません。(何しろ、風の役割につ
いてさえ、その一部についてしか触れていないのですから。)
しかし、これだけでも、問題は明らかだと思います。

最後に、このテーマの締めくくりとして、次の二つのことを申し上げておきたい
と思います。

 1.イメージや宣伝に騙されるな!

 2.タダより高いものはない!

========================================================================

■□ お知らせ □■

迷惑メール排除のため、件名によるフィルターリングを行っていますが、日本語
入力の出来ない環境の方のために、従来の「仮想力線電磁気学」に加えて、新た
に「vlofem」(カギ括弧不要)でも良いようにいたしました。
これにより、国外のPCからでも、こちらにメール送信出来ることになります。
よろしくお願い申し上げます。

========================================================================

 発行者 : tarkun(たーくん)

 連絡先 : tarkun0507@yahoo.co.jp
       迷惑メール対策のため、件名によるフィルターリングを行ってお
       ります。
       件名には必ず「仮想力線電磁気学」または「vlofem」(いずれの
       場合でもカギ括弧は不要)と記入して下さい。
       それ以外は、迷惑メールと判断され、受信されません。

 配信  : MailuX http://www.mailux.com/

 バックナンバーの閲覧、購読の解除、配信先の変更は、下記のHPへ。
  http://www.f8.dion.ne.jp/~tarkun/mm/mailux.htm
 購読の解除や、配信先の変更は、御自分でお願いします。

========================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。