メルマガ:仮想力線電磁気学
タイトル:仮想力線電磁気学  2005/06/24


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 N┃→          仮想力線電磁気学
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●第106回 第4章・遠隔作用と疑似近接作用(その36)

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当メールマガジンを御購読いただき、誠にありがとうございます。

さて、今回は、前回予告したように、相対論や量子論・量子力学の本質とも言え
る、時空トリックの初歩について説明します。

なお、このメルマガは等幅フォントで御覧下さい。

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161.時空トリック入門
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間違った理論からは、期待される正しい結論とは矛盾する間違った結論しか得ら
れません。
ですから、当然、事実とも矛盾します。
このため、こうした矛盾を解消してくれるような『トリック』が必要になってく
るわけです。

ちなみに、天動説の場合は、周転円というトリックを用います。

これに対し、近接作用の場合は、『時空トリック』を用います。
これは、時空、すなわち、位置や時間をいじることで、矛盾を解消しようとする
ものです。

たとえば、マックスウェル電磁気学の場合は、『ローレンツ圧縮(変換)』とい
うトリックにより、位置や時間をずらすことによって、矛盾を解消します。
つまり、決定論的に位置や時間をいじるわけです。
これが相対論の実態です。

「エネルギーの粒子」の場合は、『(存在)確率』というトリックにより、位置
や時間をぼかす(ごまかす)ことによって、矛盾を解消します。
つまり、非決定論的に位置や時間をいじるわけです。
これが量子力学の実態です。

このように、『時空いじり』によって、自分たちが信じたがっている理論の欠陥
や矛盾をごまかすのが、『時空トリック』というわけです。
ですから、相対論や量子力学は、まさに『時空トリック』そのものなのです。

そこで、今回と次回は、この『時空トリック』について説明します。

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162.時空いじりの効用
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時空をいじると、どうして、間違った理論から、期待される正しい結論が得られ
るようになるのでしょうか?
それは、時空、すなわち、位置と時間が、物理学の最も基本となる概念だからで
す。
時空という概念が無ければ、物理学もあり得ない…と言っても良いくらいです。
それくらい基本となる概念なのです。

物理学は、結局のところ、『運動』あっての学問です。
『静的釣り合いの問題』も、要するに、運動しないための条件に関する議論です
から、結局、運動あっての学問なのです。
電磁気学も、一見、運動とは関係なさそうに見えますが、その本質は、電荷の運
動であって、結局、運動あっての学問なのです。
このように、物理学は、運動あっての学問なのです。

一方、その運動という概念ですが、これは、結局は、位置と時間によって把握・
記述されるものです。
速度や加速度も、位置と時間という概念があっての概念です。
ですから、運動の基本は、位置と時間なのです。

以上の議論から、物理学にとっては、位置と時間が最も基本となる概念であるこ
とがわかるでしょう。
そして、このことから、時空、すなわち、位置や時間をいじれば、都合の良いよ
うに理論をどうにでも改造・変造できることも、わかるでしょう。
これが時空をいじる理由です。

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163.人が勝手に決めたもの
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もっとも、こういう話をすると、真面目な方は、「どうして人間の都合の良いよ
うに時空をいじってしまって良いの?」という疑問がわいてくるでしょう。
その(主な)理由は二つあります。

一つは、時空、すなわち、位置とか時間というものが、人間が勝手に決めたもの
だからです。
位置とか時間という概念は、物質のように、もとからあるものではありません。
人間が、自然を把握・記述するために、決めた=造ったものなのです。
ですから、人間様が決めたものであるものである以上、それをいじるのも人間様
の自由…というわけです。

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164.数式なら思いのまま
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時空をいじれるもう一つの理由は、時空いじりの正体が『数式いじり』であるこ
とです。

数式というものは、人間が自由に考案したり、改造・変造したりすることができ
るものです。
こうした数式の特徴を悪用するわけです。
つまり、時空、すなわち、位置や時間を数式で表してしまえば(数式化してしま
えば)、後は自由にいじることができる…というわけです。

たとえば、位置を x や x' といった数式(単項式)で表したとしましょう。
その一方で、x' = x + 5 という数式を考案したとします。
こうした数式を考案すること自体は、人間の自由です。
すると、位置 x は 5 大きい x + 5 という値に変更できますね。
こうして、位置をいじることができる…というわけです。
ちなみに、これは、決定論的な時空いじりの一例です。(念のため。)

数式も、やはり、人が造ったものです。
ですから、自由にいじることが許される…というわけです。

以上が、『時空トリック』のことを「高尚なる科学」と信じて疑わない人たちの
言い分なのですが…。

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165.何でもありの麻薬の世界
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しかしながら、こんなことを許してしまったのでは、もう「何でもあり」になっ
てしまうでしょう。
何しろ、時空トリックを用いれば、どんなインチキ理論でも正当化できてしまう
のですから。
野心家の科学者(物理学者)にとって、こんな美味しい話はありませんよね。
これは極めて危ない『麻薬』のようなものです。
誘惑が多すぎます。
人を無気力に堕落させるものです。

物理学において、時空、すなわち、位置と時間は、自然を把握する上で、最も基
本となる概念です。
そこをいじくられたのでは、全てが狂ってしまいます。
逆に言うと、全てを、自分たちにとって都合の良いように、意図的に狂わせるこ
とで結果を合わせようとするのが『時空トリック』である…と言えましょう。
これでは、麻薬と同じ狂気の世界(倒錯・混乱・錯綜した世界)です。

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166.データ改竄と同じこと
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実のところ、見方を変えると、『時空トリック』は「狂わせる」という言い方が
ピッタリなところがあります。
なぜなら、『時空トリック』に見られる時空いじりは、本質的には、データ改竄
と同じことだからです。

たとえば、上の例で出てきた x' = x + 5 という数式による時空(この場合は位
置)いじりを見てみましょう。
すると、位置のデータが、具体的に、たとえば 1 だったとすると、1 + 5 = 6 
に変えられてしまいますよね。
これは、1 という位置のデータを 6 に改竄した…と言えます。

このように、『時空トリック』は、自分たちに都合の良いように、時空、すなわ
ち、位置や時間のデータを改竄する(狂わせる)行為と言えるのです。
ですから、控えめに言っても、『データ改竄と同じ効果をもたらすもの』という
ことになるのです。
また、はっきり言ってしまえば、『数式を用いることにより、不正が行われたこ
とをわかりにくくしたデータ改竄法』なのです。

はたして、こんなものが「科学」と言えるでしょうか?

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167.ただのアリバイ工作
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『時空トリック』は、さらに別の見方をするならば、『アリバイ工作』と同じで
あることに気付くと思います。
位置や時間をいじるということは、位置や時間を偽ることに他ならないのですか
ら。
数式によるアリバイ工作で、矛盾や欠陥をごまかす…それが『時空トリック』と
いうわけです。
こうなると、もう、ただのペテンですよね。

もっとも、人を拉致しておきながら、「やってない。否、やったけど、もうこの
世にはいない」などとほざく政権が支配する国を賞賛する人たちにとっては、そ
れでも(それでこそ?)「高尚なる科学」なのでしょうが…。
そういえば、彼らは、時系列的に見てもおかしい歴史観を人々にすり込んできま
した。
ここまでくると、『時空トリック』をまともな科学と信じ唱える人たちの正体が
見えてきませんか?

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168.捏造さえも可能
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さて、今まで述べてきた『時空トリック』の応用例は、矛盾や欠陥を隠すといっ
た程度のものでした。
しかしながら、『時空トリック』の威力(?)は、そんなものではありません。
より積極的に『時空トリック』を用いれば、運動(状態)を捏造することさえ可
能なのです。

下図を見て下さい。

 ●
 ┴───┴───┴───┴→x
 1   2   3   4

x=1の位置に●が表示されますね。
次に、●が表示される位置(のデータ値)をいじってみましょう。

     ●
 ┴───┴───┴───┴→x
 1   2   3   4


         ●
 ┴───┴───┴───┴→x
 1   2   3   4


             ●
 ┴───┴───┴───┴→x
 1   2   3   4

すると、●が右へ右へと運動(移動)しているように見えるでしょう。
SFなどの合成映像で、よくやりますよね。
このように、位置をいじると、運動(状態)を捏造できるのです。
ならば、こういうことを、図の上でではなく、数式上でやってみましょう。
すると、『時空トリック』によって運動(状態)を捏造することできることがわ
かるでしょう。

さて、この手口を応用すると、ありもしない『力(作用)』を捏造することもで
きてしまうのです。
そして、さらには、この世のあらゆる『力(作用)』を、時空によって説明する
ことさえできてしまうのです。
もちろん、いずれも、ただの屁理屈にすぎないのですが…。

ということで、次回は、このあたりの話をしようと思います。
これにより、『時空トリック』の威力(?)と空虚さが、今度こそわかっていた
だけると思っています。

それでは、次回をお楽しみに…。

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 発行者 : tarkun(たーくん) mailto:tarkun2@yahoo.co.jp
 配信  : MailuX http://www.mailux.com/

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