メルマガ:青い瓶の話
タイトル:「青い瓶の話」 No.59  2004/02/03


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 ■■■                  青い瓶の話
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 ■■■                                         そこにいるだけのあいだ。
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                                                2004年2月2日号 No.59
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●「兎とサングラス」vol.2

○「ウサギ男のサングラス」・戸越 乱読堂
○「雪兎」・榊原 柚

○青瓶 2497
○青瓶 2498・北澤 浩一

○「二月の電線」・市川 曜子

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●「ウサギ男のサングラス」・戸越 乱読堂


「サングラス外したら?」女が言った。
「満月が眩しくて」男が返した。
「バッカじゃないの?気障なせりふ」

 男には外せない理由があった。両眼が充血しているからだ。そんな理由で?と
思う人は充血した時の男の目を見たことが無いからだ。尋常なものではないのだ。
白目の血走り方は寝不足によってとかの範疇を超えている。さらに黒目さえもが
赤味を帯びて凝固し始めの血液のように無気味で凄惨な色をしている。

 男の目が充血するのは満月の晩を挟んで数日だけで、それ以外はなんともない。
充血しているからと言って痛みを感じたり、視力に変調を来たすことも無いので
実害はないと言える。
 ただ、中空の月が欠け始めるとその時交際していた女が決まったように男のも
とを去って行く。男は充血した目を女たちが気味悪がって去って行ったのだと信
じていた。何人もの女に理由を尋ねたが誰一人明確な理由を話さない。もちろん、
男には心当たりが無い。何人かは「満月の晩で懲りたわ」と口を濁した。男が充
血を女に見せたくないと考える根拠はこれだった。

 フロントガラスの先に赤い灯火が振られるのが見えた。飲酒運転の一斉検問の
ようだった。警察官の指示に従って車を停める。運転席側に交通警官が走り寄る。
男がウィンドウガラスを下ろすと「お忙しいところすみません。アルコールの検
査です」と妙に愛嬌のある声を掛け、検知器を口元に差し出した。
 一滴も飲んでいないので男はハァっと一息吐いた。
「はい、大丈夫です。ありがとうございました。でも運転手さん、夜中にサング
ラスを掛けて運転は止めてください。安全運転義務違反になりますよ」と警官は
言った。

 男は仕方なく、薄いサングラスを外して、グローブボックスにしまった。窓を
閉めて、サイドブレーキをほどき、ルームミラーを見て車を出そうとした時に助
手席に座った女が声を立てた。意味のある言葉ではなかった。
「どうしたの?その目、真っ赤じゃない」
「いや、ちょっと疲れていて、大したことじゃない」

 女が男に引っかかってまだ10日ほどしか経っていない。二人にとって初めての
満月の晩だった。
 男は取って置きの冗談を話し始めた。
「狼男って知ってるだろ?」
「ええ、いつもは普通の人なのに満月の晩になると全身に茶色い毛が生えて、耳
がぴょんと伸びて、口が耳まで裂けて狼になっちゃうんでしょ」
「良く知っているね。実は私は狼男ではなくてウサギ男なんだ。満月の晩になる
と、全身に白い毛が生えて、耳がぴょんと伸びて、目が充血して…最後に女性を
襲うんだ」
 男はそう言って女の顔をのぞき込んだ。駄目押しに上唇を引き揚げて前歯を出
して見せた。
「きゃはは、面白い。でも、目が赤いだけで、全身に白い毛も生えていないし、
耳も長くなっていないじゃない」若い女は笑いながら言った。

 ここまでは毎回同じだ。何人もの女に何度も話しているので慣れたものだ。次
の決めセリフがはまれば女は男のものだ。
「ホテルの部屋に入らないと、耳は伸びないし、ベッドに入らないと白い毛は生
えてこないんだ」
 女は少し黙って「じゃ、確かめる。ホテルに行きましょ」と言って男の目を見
た。

 女なんてちょろいもんだ。男は思った。でも、落とすのはこんなに簡単なのに
どうして落とした直後に自分のもとから去ってゆくのかは分らない。

 男は行き付けのラブホテルに向かって角を曲がった。部屋に入ると女は「先に
使うわね」と言ってバスルームの扉に手を掛けた。そして「出てきて、白い毛も
長い耳もなかったら許さないわよ」と続けてバスルームに姿を消した。
 やがて衣擦れの音に続いて、シャワーを使う音が聞こえた。男は冷蔵庫を開け
て缶ビールを取り出した。普段は飲まないのだが、女と寝る前だけは少しだけア
ルコールを入れる。

 缶ビールを半分ほど飲んだところで、バスタオルを緩く巻いた女が扉を開けて
出て来た。
「あ、白い毛も長い耳もないじゃない。許さないぞ」
「いや、服の下は随分生えてきたんだけれど」と言いながら男は入れ替わりにバ
スルームに入った。暖かく、湿った空気の中にバスソープの香りと女の匂いが漂
っている。気持ちがどんどん高揚してくる。慌しくシャワーの湯を浴びているう
ちに男の意識はいつも朦朧としてくる。いつもそうだ。男は思った。肝心のこと
はいたしているのだが、はっきりとした記憶が伴っていない。

 目が覚めると、相当の疲労感を感じるし、いつも女は泥のように眠っている。
そして女が目を覚ますと決まって女の口から別れの言葉が発せられる。いつもの
ことだ。曰く「私はあなたに相応しくない」「今日は楽しかったけど、ずっとこ
うしてはいられないわ」などなど…。
 男は結婚なんて意識したことは無い。次から次へと女が変わることも嫌ではな
い。むしろ面倒がない分ありがたいとさえ思っている。問題はただ一つ。女が去
る理由が不明なことだけだった。

 灯りが落ちた部屋に戻り、メークがほどかれたベッドに滑り込み、滑らかな肌
の肩に手を回し、顔を引き寄せて唇を重ね、体を重ねる。少し汗ばんだ肌が男の
体に吸い付いてくる。合わせた体の一部が男の粗い肌をくすぐる。そしていつも
のように記憶が曖昧になってくる。

 誰かが男の体を揺すっている。まだ休んでいたい。
「ねぇ、起きてよ」
 目を開けると朝日が眩しかった。珍しいこともある。後朝に女の方から声を掛
けられたのは初めてだ。
「あなたって本当にウサギ男だったのね。私びっくりしちゃった」女が興奮して
言い寄る。

 男には何のことか分らない。しかし、妙に明るい女の声を聞くと、うっすらと
全身に張り付いている疲労感が消え、快活な気持ちになった。この女は別れ話を
切り出さない。男はそう思って少し安堵した。
「ねぇ、もっと続けて。私あなたみたいに逞しい男の人を待っていたの」女はそ
う言って裸の胸を男の顔に押し付けてきた。
「ま、待ってくれよ。起きたばっかりだし、疲れていてすぐにはできないよ」
男は当惑して答えた。
「えーっ。さっきまであんなに愛してくれたじゃない。一晩に16回?17回もして
くれた人あなたが初めてなの」

「16回?17回だって?まさか、それじゃ1回当り20分もないじゃないか?そんなにし
たはずはない」
「私だって最初は驚いたわ。これって早漏?とかも思ったわ。あんまり早いんで
すもの。でも、質より量に圧倒されたわ。一緒に暮らしているうちに早いのは治
ると思うの。そうして回数が確保されればあなたは私の理想の夫だわ」

 男は自分が本当にウサギ男だったことをその女に初めて教えられた。男は小学
生の頃ウサギの当番だった。ウサギの生態は良く知っている。下手な鉄砲も数撃
ちゃ当たるとでも思っているのかウサギのオスは飽くことなくメスウサギに挑み
かかる。回数が多い分かどうかは知らないが営みの短さにも驚かされる。弱い動
物なので無防備な態勢を長く続ける訳にもゆかないのだろう。早撃ちがウサギの
性行動なのだ。
 ウサギ男も満月を過ぎてしまえばただの男に戻る。問題は精力絶倫と言うか、
淫乱と言おうか、彼のもとを去ろうと思わなかった初めての女は月の満ち干に無
関係に元気そうなことだった。

 男は突然思い出した。別れた女たちがいずれも目の下に深く濃い隈を作り、消
え去る時に前の晩とは違って少しO脚気味に歩いていたことを。

 目の下に隈を作るのは今度は自分の番だ。


戸越 乱読堂:fabulousboy@anet.ne.jp
隠居(編集部注:願望であります)

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●「雪兎」・榊原 柚


 オンボロ車は駐車場で、昨夜の大雪に埋もれていた。青空のスカッとした色が
眩しい、土曜日の昼。
 脛の半ばほどもある雪にずぼずぼと足を突っ込みながら車に近づいてみると、
ボンネットの上に、雪兎がいた。

 両手に収まるコンパクトな大きさだけれど、緑の耳をつけた立派な雪兎だ。目
にはどこから取ってきたのか、きちんと南天の実が付いていた。
 私はこれから、この雪をかき分けて出かけなければならない。乗っけて走れば
崩れてしまうだろうし、お盆を取りに行って家の冷凍庫に保存しておこうか、他
の車に乗っけておこうか、考えた。


 雪兎を作ったのは小学校の時だった。
 東京に記録的な大雪が降った1983年、小学校4年生。近所に住む恵子ちゃんと、
森の中で雪を転がしたりかまくらを作ったりして遊んだ。
 木に覆われた飛び石の石畳の道を抜けると、突然目の前が開け、空き地のよう
な公園に出る。隣はお茶の畑で、ブランコと渡り棒があるだけのスペース。誰も
足を踏み入れていない土曜日の昼過ぎ。この雪、使い放題なんだね!と狂喜して、
犬のようにごろごろ転がったりした。

 水分の多い雪にびしょびしょになりながら遊び尽くし、気づくと日が落ちてほ
の暗い雪の夜が始まっていた。森を抜けて帰らなくちゃ、と焦る私に、最後に雪
兎を作ろうよ、と恵子ちゃんが言った。
 一人一羽ずつ、丸くて美しい兎ができた。私のは目と鼻がちまっと詰まった仔
兎、恵子ちゃんのは、最後に雪を振りかけてお菓子のようにふわふわ。気をつけ
て持って帰ろ、家に帰ったら冷凍庫に入れようね、と話すと、恵子ちゃんは、外
に飾るほうがいいなあ、と言った。家には冷蔵庫もなくて、小さい弟と妹が何で
も壊してしまうから。でもお父さんに見て欲しいから、車の上に飾るよ。トラッ
クの上。

 クラスが変わって、顔を合わせなくなり、東京にはもう雪も降らなかった。
 大学生の時、ふとあの空き地を思い出した。確かここに、森を抜ける道があっ
たはず。バイトから帰る夜中、自転車でその森を探した。
 道を忘れたのだろうと、何度もぐるぐる回った。1時間ほどしてやっとわかっ
た。
 道は塞がれて、100戸はありそうな大きなマンションが建設中であった。木の
うっそうと茂る中にある、長屋のような不思議な恵子ちゃんの家。トラックの脇
に資材が積み重なった駐車場。地主の梅本さんの蔵。とっくになかった。


 日は穏やかに差していて、ボンネットの上の雪兎も日光を浴びている。
 溶けるのも、崩れて落ちるのも必然かな。鏡餅のように鎮座した兎をボンネッ
トに乗っけたまま、出発することにした。
 隣のフェアレディの主である女性が、ロングのコートを着て現れた。サングラ
スを外して、眩しそうに雪に埋もれた車を見ている。空きの駐車スペースでは、
帽子に手袋の姉妹がきゃーっと歓声を上げて雪の玉を投げている。私はボロ車で
雪を撒き散らしながら道に出た。


榊原 柚:ur7y-skkb@asahi-net.or.jp
青瓶デスク

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○青瓶 2497
                そこにいるだけのあいだ。




■ そうこうしていると雨になった。
 久しぶりの雨だと思える。
 粉のように、時々風で揺れている。
 一月の間、青瓶MMはお休みをしていた。
 何をしていたかというと、自分にとっての青瓶とは何かというような、いわゆ
る青春の課題を追認していた。
 智恵あるインドの牛のような、デスクからの哲学的突っ込みに応える。
 何時間もかけてメールを書く。
 ほんでもって、酒を嘗めて、ああとかうう、とか唸っていたりした。
 バカジャナイダロウカ。
 ともいえるな。



■ ま、何でもいいんですけど、ある部分で力が抜け、または密度のある文章を
書くことは難しい。
 第三者に分かってもらえなければならないからだが、この第三者という対象を
想定することも厄介である。
 月も雲間になくは、いやに候(村田珠光)。
 つまりどこかで不完全なもの、隙間のあるような形態をよしとする。



■ 話は変るが、NYに撮影した作品を一覧のギャラリーにした。
「Give A Whistle」
http://kitazawa-office.com/Give/Give.html
 List 1 〜3 というところに掲載している。
「列島いにしえ探訪」では前から一覧になっていたが、Give もそのようにしろ
との声が多く、いやいやながら数日で仕上げた。
 誰でもそうだとは思うが、Webやデザインに傾くとすぐに徹夜になる。
 コピーを書くのは、調べるだけ調べ、後は降りてくるのを待つだけのようなと
ころがあるが、デザインの実装というものは単純に実務である。
 前者が虚空から花束を掴み取るような仕事だとすれば、後者はそれを支える水
廻りのようなものか。どうでもいいことだが。
 撮るのは一瞬、デザインが数年。一覧公開まで更に数年。
 ところがまだ、膨大にあるのである。


04_02 02
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○青瓶 2498
                スパニッシュ・ヘブン。




■ 今回の戦争では劣化ウラン弾というものが使われている。
 これは、戦車などの装甲を打ち抜くためのもので、削れて粉になりながら抉る
ようにして内部にもぐりこむ。
 空気中に拡散した砲弾の先端に、強い放射性物質が含まれている。
 詳しくは個々でお調べ願いたい。
 つまり何が言いたいかというと、更に大きな暴力があるのだという確認である。



http://kitazawa-office.com/Give/view/view6/6_01_01.html
■ ブルックリン・ブリッジを渡るとき、タクシーの背後座席から振り向いて撮
った。絞りもピントも、広角特有の置きピンである。当時、MFのカメラを使った。
 モータードライブがないのが後から悔やまれた。
 運転手はイスラム系ではなく、わざと道を間違えたフリをして私に制された。
 まだ明るかったので、彼にチップはやらなかった。
 ボブ・ディランがまだ宗教活動に凝る前、確かサム・ペキンパー監督の映画で
主題曲を歌っていた。ビリー・ザ・キッドに撃たれて死ぬ若い保安官のための曲
で、砂漠に長くいた後、水も酒も飲んでいないかのような声で短く歌われる。
 軍隊に入るとグリーン・カードが貰えると誘われる。
 ジョー、というのはベトナム時代のGIの呼び方だが、今はどのように呼ばれて
いるのか。



■ 久しぶりに東京に雨が降って、このまま夜になりそうである。
 遠くのビルには灰色の靄がかかっている。
 昨日、二時間おきに結婚式の鐘を鳴らしていた教会の屋上は、鉄製の十字架が
雨に濡れ、まだライトアップはされていない。
 斜め向かいのビルの窓から、誰かがこちらを眺めている。


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●「二月の電線」・市川 曜子


 くぐもった声の向こうで都会の鴉が騒ぎはじめた。わたしはそれに気を取られ
たまま煙草に火をつけ、何度目かの「じゃあね。」を言い終えて、受話器を置い
た。
 痺れた耳は、触れると熱い。耳たぶをつまむと、奥にとどまっていた男の声が
鴉の鳴き声と一緒に遠のいていく。
 消えてしまったストーブの前で、ぎゅっと頭を抱えたまま丸くなっている猫を
撫でながら、窓を開けた。
 夜がまだ残っている通りを、サリッサリッと勢いよく肘を振り、スポーツウエ
アに身を包んだ人たちが速足で過ぎていく。じきに空が白くなり、仕事へ向かう
男たちが家々から出てくるだろう。
 電線にからまったままの凧を気にする者は誰もいない。


市川 曜子:wq2y-ickw@asahi-net.or.jp
版画家

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●本日のウダツ
・八戸に友達がいる。新卒での配属が郡山、その次が八戸。話しをするたび東京
に帰りたい、と言うのだが、次の配属はおそらく北海道だろう。
 秋口に、女3人で八戸を訪れたことがある。新幹線が開通する少し前で、私達は
わざと普通列車に乗っていった。揺れが心地よくて眠ってしまう。時折目覚める
と知らない駅名、降りる人も乗る人も一人かそこら。
 冬はすごいよ、誰も外に出ないからね。それでも営業回るけど、一件あたりの
時間がやたらと延びるんだ。

 寒ければ外に出ない。秋のうちに、外に出ないための準備をして。
 きっと友達もそんな生活に慣れて、今頃は窓の雪を眺め、お茶と雑談を楽しん
でいるのだと思う(榊原)。


 原稿を募集いたします。次回のテーマは、市川さんの原稿より頂きました。
■「二月の電線」
 締め切り:2月22日(日)24時とさせていただきます。
 発行予定:2月下旬
 宛て先 :下記の青瓶デスクまで。
榊原(ur7y-skkb@asahi-net.or.jp)
平良(taira.s13@mbh.nifty.com)
 冬の寒さは最後のあがき、皆様お楽しみください。(榊原)。


(青瓶BBSへの書き込み、お待ち致しております)
BBS:http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00065121/
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■「青い瓶の話」                              2004年2月2日号 No.59
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□編集長:北澤 浩一:kitazawa@kitazawa-office.com
□デスク:榊原 柚/平良 さつき/三浦 貴之
□「青い瓶の話」BBS:http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00065121/
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