メルマガ:青い瓶の話
タイトル:「青い瓶の話」 No.40  2003/05/21


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 ■■■                  青い瓶の話
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 ■■■                                                      水取の雨。
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                                                2003年 5月21日号 No.40
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○「みみこ」・平良 さつき
○「春・夏終了、人生下季に向かって」・小嶋 啓一
○「緑色の坂の道」

●「邦画の恋愛映画ベスト10」・十河 進

○青瓶 2480
○「夜の魚」(yoru-no-uo)
 北澤 浩一

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●「みみこ」・平良 さつき


 彼女を初めて見たのは入学式だった。新入生が緊張の面持ちで並んでいる中、
細くて長い彼女の両腕はゆっくりと空を動いていた。その手首から肘にかけて、
数枚の絆創膏が貼られていた。
 
 離島出の私は寮で暮らすことになった。同じ部屋の先輩はとても親切だったが、
留学のため数ヶ月で出て行ってしまった。下着だけで過ごしたり、酒を飲んだり、
一人の生活を満喫した。
 蒸し暑い晩、消灯後にビールを飲んでいた。1時を過ぎた頃、ドアをノックさ
れた。入学式の女の子だった。
「一階で一人部屋なのここしかなくてさ」
  彼女は勝手に入ってきてベランダの壁をよじ登り、
「窓の鍵、開けといてね」
 そう言って闇に消えて行った。その間、私はひと言も発せなかった。

 明け方、彼女は帰ってきた。
「おみやげ」
 細身のボトルを差し出された。ワインだった。受け取ると、そのままドアに向
かったので慌てて名前を尋ねた。
「みみこ」
 そう言い残して静かに出て行った。入寮半年にして、初めての会話だった。

 彼女は周囲の人間からあまり好かれていなかった。芸術科だった彼女はクラス
の子と言い争い、相手の絵を床に叩きつけたり、タバコが見つかって停学になっ
たりしていた。そういう素行を私は特に気にせず、彼女も私の部屋に居つくよう
になった。
 絵がとても好きみたいだった。木の台を持ち込み、食事もせずに描き続けるこ
とも多かった。思うように描けないときはいきなり踊りだした。ずっとバレエを
習っていたらしい。生意気な感じのガニ股歩きも、挑戦的に上を向いた顎も納得
がいった。
「みーちゃんは踊り子だからさー」
 それが口癖だった。音楽は流さず、鼻唄に合わせて私にはよくわからないステ
ップを踏んでいた。身体の全てが痛いほどに細く、そして美しかった。

 男の噂は絶えなかった。教師と不倫しているとも言われていた。その事に関し
て彼女は何も言わなかったし、私も訊かなかった。当時私にも彼がいたが、恋の
話は全くしなかった。

 一度だけ、みみこが酔って帰ってきたことがあった。部屋に戻りたくないと言
い、一緒に寝ることになった。壁を向いて寝ている彼女の頭を、しばらく撫でて
あげた。突然、彼女は起き上がった。
「やっぱり、自分の部屋で寝る」
 そう言って布団から出ようとしたとき、ディープなキスをされてしまった。
「ありがとう。じゃね」
 身体に力が入らず、追えなかった。彼に悪いなあ、そう思った。

 翌日、みみこは学校を辞めた。理由は誰にもわからなかった。私が学校にいる
間に荷物をまとめて寮から出てしまっていた。
 数日後、彼女から葉書が届いた。青い魚が涙を流している絵が描いてあった。
みみこらしかった。
 その魚は今、私の部屋の壁で泣いている。


平良 さつき:taira.s13@mbh.nifty.com
青瓶デスク
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●「春・夏終了、人生下季に向かって」・小嶋 啓一


 丁度、桜の咲く時期に会社を辞めた。
 その前に辞めたのは、夏の終わりで、気候や街の情景が違うことが感慨を深く
させる。今回も前回同様に計画的に辞めたわけではないので、今後の身の振り方
や次の居場所(知人の造語)についてはよく熟考せねばならない。

 厳しい世の中で戦い抜く(あまり好きな言葉ではないが)には、まず己を知る
事が必要だ。と、自己分析やら環境分析などと、人材コンサルタントがお得意で
あり、転職本に出てくる定石をまずは行う。
 わかってはいるが、分析を行ったところで自分を簡単に理解できるはずもない。
 では、近しい友人から自分について客観的に評価や分析をしてもらう。
 これも役に立たないわけではないが、自分の事をある程度知っている分でなん
らかの偏見等が評価にはかかってしまう。

 結局、自分自身の行動による試行錯誤でのみ自分にとって真の道(それって何
?)は見えてこないのだろう。そんな判断を少し苦い経験をした後に下してから
は、知らない人達との出会いや今までの自分の枠外と勝手に決めつけていた事等
に積極的に取り組んだりしている。

 そんな状況下で、出会った言葉が自分の中に突き刺さりこだましている。
「今できない事は一生できない」
 そうだよな、まずいつかやろうと思っている事はこの機会にまず始めよう。
 そんな自分の思いと、いろいろと世の中をさまよってきた奴は何か洒落たこと
が少しは書けるのでは?と北澤さんがくれたチャンスがこの寄稿に向かわせてく
れた。

 もう一つの言葉は厄介だ。これからどう付き合っていけば良いのか簡単にはわ
からない。
「地に足がついてない感じをうける・・・」同じ事を師と仰ぐ二人の先輩からた
て続け言われた。
 地に足がついてないと・・この指摘は大きな問題である。
 やばいよ、基本的に足元が固まってないと勝負などできなるはずがない。
 足を地につける事が先決だ。ひとつひとつの事に真摯に対応していく事しか今
の自分には思いつかないが、自問自答の日々はしばらく続くだろう。


小嶋 啓一:k1kojima@msj.biglobe.ne.jp

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○緑坂
                やすらぎについて。




■ 横浜の外れの坂を昇っていて、旅荘の看板をみつけた。
「しんせき」
 と、ひらがなで書いてある。
 何時かカリソメの愛に疲れたら、訪ねることにしようね。



                五月の雨。




■ 小学校の前庭に柳があって、次第に長くなってきている。
 久しぶりの雨で、子どもたちが傘をさしていた。
 学校には慣れたのだろうか。
 分散して歩くようになっている。


                なにもしない。




■ 切り株の前で寝転んでいて、
「遊んでくらしたいなあ」
 と、本気で思っていたりする。


■ すると、チャキチャキした江戸っ子の熟練したひとがやってきて、色々とそ
れではイケナイと意見をする。
 言われてみればモットモなので、すこし努力もするのだが、基本的には億劫な
のが先に立つ。
 なるべくなら、なにもしたくないもんである。



                六月の夜の道。




■ 坂を昇りきって曲がり角をまがると、古いコンクリの塀がある。
 常緑樹が並んでいて、白い花を咲かせているそうだ。
 夜目には確かでないが、甘い欲望の匂いがする。
 失われた恋のようだ。



                肩口。




■ ジャケットは肩で着るという。
 何処に所属するでもなく、ひとりでいることを自覚しながら歩いていると、
夏だというのに肩のあたりが寒い。


94 atari
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●「邦画の恋愛映画ベスト10」・十河 進


 もう一昨年のことになる。友人がやっている編集プロダクションが女性誌のパ
イロット版を請け負うことになった。映画の記事を作りたいというので僕にも依
頼があり、「邦画の恋愛映画ベスト10」を選べという。そこで二十代の女性読者
を想定しながら選んでみたのが以下の十本だった。出版された本が送られてきた
のを見ると、表紙は菊川伶。「もっともっと恋をしよう」という特集の中の1コー
ナーだった。うーむ、ちょっと古すぎたしマニアックすぎたかな、と反省したが
後の祭りである。そのせいではあるまいが、その女性誌はパイロット版だけで終
わってしまった。しかし、この十本、僕としてはすべてお勧めなんだけどなあ…
…。

■浮雲 (1955年) 監督:成瀬巳喜男 出演:高峰秀子/森雅之
 一度、見たら忘れられない映画がある。「浮雲」は男女の真実を教えてくれる
映画だ。人生の哀しさも学べるだろう。妻がいる男はいつも優柔不断。そんな男
を愛し、ついには地の果てのようなところまで男を追っていくヒロインが悲しい。
名匠・小津安二郎が脱帽した映画である。


■秋津温泉 (1962年) 監督・脚本:吉田喜重 出演:岡田茉莉子/長門裕之
 男と女の関係はどこまで続けられるのだろうか。大学生と女学生として出会っ
たふたりは純愛の関係を経て10年後に初めて結ばれる。女は男を待ち続け、男は
救いを求める時にだけ女を訪れる。男女の想いは次第にすれ違っていくのだろう
か。渓流が流れる秋津の四季が美しい。


■けんかえれじい (1966年) 監督:鈴木清順 出演:高橋英樹/浅野順子
 かつては、好きになった女性に「好きだ」と告白するのは男の沽券にかかわる
ことだった。硬派の男は男を磨き喧嘩に明け暮れねばならない。しかし、想いは
募るのだ。そんな時は、また喧嘩をすればいい。男の純情が悲しく、ふたりの最
後の別れのシーンが心に残る。鈴木清順はラブシーンの名手です。


■めぐりあい (1968年) 監督・脚本:恩地日出夫 出演:酒井和歌子/黒沢年

 60年代、勤労青年たちは苦悩した。いや、青年たちの未来への不安や現状に対
する閉塞感はいつの時代も変わらないのかもしれない。そんな鬱々とした心は、
愛する相手がいれば癒されていく。男は躯だけではなく、心も求めるものなのだ。
酒井和歌子の初主演映画。黒沢年男との純愛が眩しく美しい。


■恋する女たち (1986年) 監督・脚本:大森一樹 出演:斉藤由貴/柳葉敏郎
 80年代の少女たちは強い。その言動はハードボイルドである。ハードボイルド
な言動とは、つまり「やせ我慢」だ。彼女たちはナイーブで傷つきやすい心を持
ちながら、恋する相手の鈍感さを許すのである。しかし、高校生の頃の男ってホ
ントに鈍感だ。「少女をなめるなよ」という言葉が効いている。


■あ・うん (1989年) 監督:降旗康男 出演:高倉健/富司純子/板東英二
 テレビ版もよかったけれど、親友の人妻に恋心を抱き、ひたすら耐え続ける役
を演じる健サンが悲しい。向田邦子は男を描くのが上手かったけれど、実は女の
心の奥底の怖さを見つめ続けた人ではなかったか。健サンが忘れた帽子を秘かに
被る富司純子のシーンに女心の凄さが見える。


■Love Letter (1995年) 監督・脚本:岩井俊二 出演:酒井美紀/柏原崇
 人は時間を留めておくことはできない。時は過ぎゆき、記憶だけが残っていく。
その記憶さえいつか失われていく。しかし、忘れてしまった記憶が甦ることもあ
る。フィアンセの死をきっかけにヒロイン(中山美穂)は中学時代の自分を思い
出す。淡い恋、そして…。生きるとは、何かを失うことか。


■Shall we ダンス? (1996年) 監督・脚本:周防正行 出演:役所広司/草刈
民代
 男が何かを始めるきっかけになるのは、やはり恋である。中年男の純情な恋は
相手の拒絶にあって、初めて明確な目的を見出す。それは自尊心の問題だ。不倫
が当たり前のようになった時代に登場した映画だが、おそらくこの主人公は現実
の男たちの等身大の姿だ。世の中には純情でシャイな中年男もいる。


■身も心も (1997年) 監督:荒井晴彦 出演:奥田瑛二/かたせ梨乃/柄本明
/永島暎子
 若い頃に愛し合った男女が再び出会ったらどうなるか。昔を取り戻そうとする
のだろうか。身も心もむさぼり合おうとするのだろうか。かたせ梨乃と柄本明の
ハードなベッドシーンからは、過ぎ去った青春時代の恋を取り戻そうとする激し
さが伝わってくる。同時に長い人生を経た諦念も見えてくる。


■コキーユ・貝殻 (1998) 監督:中原俊 出演:小林薫/風吹ジュン
 中学生の頃の淡い初恋の記憶は、どんな人にとっても宝物だ。しかし、30年後
の同窓会で初めて相手の気持ちを知った主人公はどうすればいい? 妻子はいる。
仕事もある。でも、どうしょうもなく惹かれていくのだ。「私の耳は貝の殻、海
の響きをなつかしむ」という詩のフレーズが切ない。


十河進:sogo@mbf.nifty.com
雑誌編集者

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青瓶 2480
            あなたが夢想するよりも、世界の方が動いている。




■ 数日の間、東京を留守にしていた。
 深夜、高速を昇ってゆくと次第に雨になる。
 それは細かくて、ところどころ塊のような霧も出ていた。
 隣を大型のトレーラが抜いてゆく。普段この道を走りなれた仕事車である。
 私は、その尾灯を眺めながら、峠の終るのを待っていた。



■ 仕事上で例えばトラブルがあるとする。
 担当者とやりあう。場合によってはその上、経営陣の判断を仰ぐこともある。
 経営陣で足りないときには、もうすこし広い視野。関係各団体や省庁、正式
な文章を準備する覚悟が必要なことも、ままあった。つまり、社会の中の点と
いう認識である。覚悟とはいえ、これはくたびれる。こちらは丸裸だ。
 ひとは形勢が不利になったときにその地肌が顕れるような気がする。
 そこから、自腹を切って酒が飲めたり、ただ仕事だけの付き合いで過ぎてゆ
くかにも流れてゆく。その時その時の判断は、後でとりかえしがつかない。



■ 青瓶MMの読者には、業界というかなんというか、そういう世界に片足を突っ
込んでいる方が多いと思うので書いてみる。
 この春で、私はひとつの構造が変わったような気がしている。
 簡単に言えば、ある段階が終ったかのような、ひとつ勝負があったというよう
な。自分たちが思っているよりも世界の進み方の方が早くて、意識が追いついて
ゆかない。次第に狭まってくる陣地の中で、懸命に鼓舞してみたり、仮想を積み
上げてみたり。大きな声を出すひとはいつの時代でもいたものだが、そろそろ笛
吹けど踊らず。
 どうでもいいことなのだけれども。

 長いメールを書いたり、電話をしたり。
 その後、ショットグラスで酒を嘗めたり。
 ゆるやかに背中が痛むのだが、風呂に入る気がしていない。


03_05_20
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●「夜の魚」一部 vol.29

十八 渇く 2.




■ 外に出ることにした。葉子はそれ程飲んでいない。
 葉子は皮のコートを羽織った。口紅が赤い。地下の駐車場にゆきBMWを出し
た。葉子に運転をさせる。山手通りに曲がってゆく。
 私は鞄からカセットを出し機械に入れた。
「なに」
「フルベンというじいさんが指揮するオペラだよ」
「芝浦にゆこう」
 イブの夜の山手通りは混んでいた。千葉や多摩ナンバーが並び、渋谷からの坂
を下るのに一時間かかった。
 拍手の音が入っている。バス・バリトンの声が低く響いている。彼は悪役で、
幽閉された囚人を謀殺することを命ずる。
「訳がわからないわね」
 葉子は薄い不満を口にした。しかし、ボリュウムを絞ることはない。
 私は何か別のことを考えていた。酔いは鈍いものに変わった。
 私は葉子に心を読みとる能力があるのではないかと思っている。
 今、ワイダをもってくるのは何故か。


 葉子を眺めていると、切断された鮮やかな断片が印象に残る。そうしたシーン
はいくつも思い出すことができる。しかし、それらは分断されていてひとつのも
のとして統合されることがない。
 借りてきたビデオの中に鑑別診断をする場面があって、それは人間かそうでな
いのかを曖昧に区別する技術だった。友人から送られた文献のリストには、いく
つもの質問形式が例文として載っていた。「ボーダーライン・スケール」と呼ば
れるもので、該当するものが多い程疑わしいということになる。


「私は周囲の人や物事からいつも見放されているかんじがする」
「最初にあった時はその人はとても立派にみえるが、やがてガッカリすることが
多い」
「他人は私を物のように扱う」
「残酷な考えが浮かんできて苦しむことがある」
「私の内面は空虚だとおもう」


 確か、そのような質問が五十程度並んでいた。試みにテストしてみれば、恐ら
く私も該当の範囲だろう。
 ポーランドには沢山の強制収容所があって、そこでは何十万というユダヤ人や
ジプシーが殺された。人種、民族という曖昧な境界であったが、線を引き、ひと
つの民族を地球上から根絶しようとする思想は何処から出てきたのだろう。
 ベートーベンの、「フィデリオ」は難解で一般受けしないと言われる。確かに
ロマンチックでもないし、誇張されてもいない。暗く、聴いていると辛くなるか
のようだ。
 車が流れ出した。葉子がセカンドで引っ張った。舌先を伸ばしていた時の表情
は微塵もない。葉子は自分を物のように扱っているのだと気付いた。


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●本日のウダツ
・「はやく出しなさいよ、月一回じゃモノタリナイわよ」
 そう言われて久しい青瓶であるが、どうにか40号。ぜいぜい。
 いつの時代も妙齢の要求はキビシイ。
 本号から書き手に小嶋氏が参加した。小嶋氏は30代中ばから後半。じたじた匍
匐前身仲間である。
 デスク平良の「みみこ」。青い魚が泣く。BBSに感想をどうぞ。

●プレス的ウダツ(by BBS)
「第6回並河座展」のお知らせ
・私事ではありますが、来る6月10日から15日まで目黒区美術館市民ギャラリーで
標記グループ展を行います。ご興味があればお立ち寄りください。
初日、10日は午後1時から午後6時まで。11日からは午前10時から午後6時まで。
最終日、15日は午前10時から午後4時までです。入場は無料です。
私は10日,14,15日は大体美術館にいる予定です。
問い合わせ→戸越 乱読堂:fabulousboy@anet.ne.jp


BBS:http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00065121/
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■「青い瓶の話」                              2003年 5月21日号 No.40
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□編集長:北澤 浩一:kitazawa@kitazawa-office.com
□デスク:榊原 柚/平良 さつき/三浦 貴之
□「青い瓶の話」BBS:http://bbs.melma.com/cgi-bin/forum/m00065121/
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