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＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ＊■□■■□□■■■＊週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★＊ ＊■□■■□□■☆彡＊ 第７３６号＊ ＊■■■■■■■■■＊２０１３／１０／２６ ＊ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ※このメールは等幅フォントでご覧ください。 ==【もくじ】======================================================== □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第７３６号 ■映画インプレッション『陽だまりの彼女』 ■ＴＡＫ・Ｇのフィルム・コラム（Vol.398） ■石男的衛星電影案内（Vol.667） ■編集後記 ==================================================================== ■映画インプレッション（新作映画）by.STONEMAN 『陽だまりの彼女』 監督：三木孝浩 主演：松本潤、上野樹里 -------------------------------------------------------------------- ☆女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1のキャッチコピーが話題と なるなど、女性から絶大な支持を受ける、越谷オサムの同名ベストセ ラー小説を『ソラニン』『僕等がいた』の三木孝浩監督が映画化しま した。 新人の営業マン・浩介（松本潤）は、ある日、取引先で幼なじみの真 緒と再会する。10年ぶりに対面した真緒は、バカにされていた中学時 代と打って変わって、魅力的な女性になっていた。彼女のおかげでか つての純粋な気持ちを取り戻した浩介は、やがて真緒を愛し、結婚を 視野に入れるようになる。しかし彼女はある秘密を抱えていた…。 公開から興行成績が３週連続１位と大ヒットしてますが、松本潤がさ えないサラリーマンを演じて、『のだめカンタービレ』以来３年ぶり に上野樹里がスクリーンに戻って来たのがヒットの要因なんでしょう か？ 松潤演じる主人公が鉄道マニアという設定も面白いのですが、彼女が 若いのにビーチ・ボーイズのファンで金魚にメンバーの名前をつけて いるというのも微笑ましいですね。 二人の中学生時代を演じた二人も雰囲気が似ていて良かったですね。 特に真緒役の葵わかなは「乙女新党」というアイドルグループでアイ ドルもやっているようですが、女優としても今後が楽しみです。 彼女に秘密があるというのが宣伝文句ではありましたが、まさかの展 開に驚かされました。ファンタジーなのに生活をリアルに描いただけ に絵空事には思えないところが感動させているのでしょう。 公式サイト http://www.hidamari-movie.com/ STONEMAN推薦度★★★ キャット空中三回転度★★★☆ （１０点満点：★＝２点・☆＝１点） ==================================================================== 『陽だまりの彼女』(新潮文庫) 越谷オサム著 ￥540 http://p.tl/1EqB（←amazonでチェック！） ==================================================================== ■ＴＡＫ・Ｇのフィルム・コラム（Vol.397） 第26回東京国際映画祭レポート -------------------------------------------------------------------- ☆今年の映画祭は、台風の最中に終結した。世界各国から寄せられ選 別された作品群の中からさらにコンペティション部門、他、部門が設 けられた中で受賞が決まる。コンペティション部門で観客からのもっ とも評を得たのは、「レッド・ファミリー」。イ・ジュヒョン監督の デヴュー作でありながらも、韓国の鬼才、キム・ギドクの脚本で、幸 せを偽る家族と、ケンカは絶えないけれど真実の家族を対比させ、現 代の自国の問題を警鐘すべくシリアスに描き、人々の心を打ったのだ ろう。そして、つい先ほど、発表されたサクラグランプリは、スウェ ーデンのパンク・ミュージックを愛する少女たちの青春を描いた作品 「ウェー・アー・ザ・ベスト」だった。監督ルーカス・ムーディソン が、デヴュー作の「ショー・ミー・ラヴ」を振り返るかのように、久 しぶりに心温まる青春映画を撮り上げた。 ９日間のこの映画祭期間に１５本のコンペ作品を全網羅するのは、な かなか容易ではない。しかし、世界の国々のいろんな生活、文化を知 ってもらおうと画策するこの映画祭の思いは見事で、賞を獲得した作 品以外も、それぞれの良さがあった。その内の他２本をご紹介。 「ドリンキング・バディーズ」婚期をちょっとだけ遅れているアメリ カ人の男女間の心模様を微妙に描く。互いに恋人がいるケイトとルー ク。同じビール工場で働き、仲の良い飲み友達でもある。そんな二人 の心情がリアルに描かれ、ちょっとだけほろ苦かったりする。ロー・ バジェットのため著名な俳優ばかりではなかったものの、絶妙な演技 を披露してくれた。ケイト役のオリヴィア・ワイルドは、開放的な性 格でも、心はなぜかシリアス、そして、ケイトの同僚ルークの彼女ジ ルが、かわいいだけじゃなく現実的なのがアナ・ケンドリック。適役 だった。身近に感じられ、共感ももてるのも、監督が俳優らにその場 その場でのアドリブをふんだんに求めたために、作られた感情表現で はなく、役者らのその状況での反応が映し出されたとも言える。 「エンプティ・アワーズ」メキシコの海辺の小さな町でモーテルを営 む叔父の手伝いで、18歳になるかそこらの男の子が仕事を通じて経験 する人との関わり、恋、性への目覚め。静かな海辺で、穏やかな人々 が醸し出す一生活空間にまるで入り込んだような気分にさせられる。 もっとラテンな感覚の人々が出てくるかと思いきや、たばこや不倫、 等々、やや昭和の感覚にも似たムードが漂う。ノスタルジックにも似 た心地で見終える。 ==================================================================== 『ショー・ミー・ラヴ』ルーカス・ムーディソン監督デビュー作[DVD] http://p.tl/usYO（←amazonでチェック！） ==================================================================== ==================================================================== ■石男的衛星電影案内（Vol.667） 10/26〜11/1 by.STONEMAN ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの１本 ＜ＮＨＫ・ＢＳプレミアム＞ デジタルBS-103ch 10月28日（月）21:00 『Ｗの悲劇』（'84 日本） 監）澤井信一郎 主）薬師丸ひろ子 ※大女優の身代わりとなってスキャンダルを背負い、その代償として ヒロインの座を手に入れた若き劇団研究生と、彼女をめぐる複雑な 人間模様を描いた傑作ドラマ。夏樹静子の同名小説を劇中劇として 取り入れながら、本編の物語と交錯させていく二重構造のアイデア が秀逸で、当時の若手新鋭スターだった薬師丸ひろ子が本編と劇中 劇それぞれのヒロインを熱演。 ＜ＷＯＷＯＷシネマ＞ デジタルBS-5(191)ch 10月27日（日）21:00 『高地戦』（'11 韓国） 監）チャン・フン 主）シン・ハギュン ※先に「JSA」で、北緯38度線の軍事境界線を舞台に、南北分断の悲劇 を鋭く浮き彫りにし、当時の韓国映画の歴代興収No.1の大ヒットを 記録した原作者のパク・サンヨン。彼が今回オリジナル脚本として 手がけた朝鮮戦争の知られざる秘話を、フン監督が巨額の製作費を 投じて壮大なスケールで映画化。「JSA」のシン・ハギュン、注目の 新星男優イ・ジェフンらが、南北の兵士たちによる熾烈な陣地の争 奪戦が繰り広げられていた激戦地を舞台に、迫真の演技合戦を展開。 その壮絶な苦闘は、熱い涙なしには見られない。 ＜チャンネルＮＥＣＯ＞ SKY PerfecTV! 633ch 10月26日（土）21:00ほか 『RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ』（'11 日本） 監）蔵方政俊 主）三浦友和、余貴美子 ※雄大な北アルプスを背景に走る富山地方鉄道を舞台に、一ヵ月後に 定年退職を迎える運転士とその妻が、第二の人生を模索する姿を描 く。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズのROBOTが企画・制作した感 動のドラマ。仕事一筋の日々を過ごしてきた鉄道運転士の瀧島徹は、 気が付けば59歳。定年後の人生は、専業主婦としてずっと彼を支え てきた妻のためにと思っていた。ところが妻は、夫の定年退職を機 に、看護士の仕事を再開すると宣言する…。 ==================================================================== 『高地戦』[DVD] \2,089 http://p.tl/CSiJ（←amazonでチェック！） ==================================================================== ==================================================================== 【STONEMAN２０１２年ベスト１】 『サニー 永遠の仲間たち』 デラックス・エディション Blu-ray http://amzn.to/SXReBy ********************************************************************* ■編集後記 ☆先日、プロ野球のドラフト会議がありましたが、ＴＢＳで例年特番 で事前に取り上げられていた選手が広島カープの１位と２位指名の選 手だったのには驚きました。２位の九里亜蓮君は家庭の事情で米子の お祖母さんに預けられて育ったのですが、中学時代に不良グループに 入ってしまったところを更生させて、元の仲間と縁を切るために教育 委員会に掛け合って転校させて野球の道に進ませてくれたお祖母さん とのエピソードが涙を誘いました。 １位の大瀬良大地君はダウン症の弟・元気君が喜ぶ姿を見せたいので 野球を頑張ったというエピソードでしたが、本当に弟想いの良いお兄 さんでした。きっとカープに入っても人気者になるでしょうね。 あ==================================================================== 【STONEMANオススメＣＤ】 メジャーデビューアルバム『推定無罪』 マキタスポーツ http://p.tl/Oalt（←amazonでチェック！） ==================================================================== 【STONEMANオススメＤＶＤ】 コラアゲンはいごうまん 実録・体験ノンフィクション漫談 [DVD] http://amzn.to/Q42g5j（←amazonでチェック！） ==================================================================== 【ＵＬＣストア・今週号で紹介した商品をまとめました】 http://astore.amazon.co.jp/ulcstone-22 ==================================================================== ***************************************************** 当メルマガのfacebookページを作りました！ http://on.fb.me/g2LofS「いいね！」を押して下さい！ ***************************************************** https://twitter.com/stoneman_ulc ↑ツイッターはこちら！フォローよろしくお願いします。 ***************************************************** http://mixi.jp/view_community.pl?id=881459 ↑mixi「うるとら★ラッキー★シネマ」コミュニティ ***************************************************** ★ＵＬＣホームページ★（仮稼働中） http://www.ulc-stone.com ***************************************************** ●○●○●読者ボランティア・ライター募集中●○●○● 映画の感想を投稿してくれるライターさんを募集中 mailmaga#ulc-stone.com（#を@に変えて下さい） ↑詳しくはこちらまでメールして下さい！ ***************************************************** ======================================================================== ■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.736（2013/10/26) ■発行：ＵＬＣ （Ushimitu Listeners Club) http://www.ulc-stone.com ■編集長：ＳＴＯＮＥＭＡＮ (from HIROSHIMA city) ■問合せ先（ご意見ご感想も）＞ mailmaga#ulc-stone.com（#を@に変えて下さい） ■購読＆解除はそれぞれの配信サービスにてどうぞ。 【まぐまぐ】ID：0000025922 http://www.mag2.com/m/0000025922.htm 【メルマ！】ID:m00017409 http://melma.com/mag/09/m00017409/ 【メイラックス】ID:MM3E96CCB3C7B20 http://www.mailux.com ======================================================================== |