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＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ＊■□■■□□■■■＊週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★＊ ＊■□■■□□■☆彡＊ 第５８３号＊ ＊■■■■■■■■■＊２０１０／１１／２０ ＊ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ※このメールは等幅フォントでご覧ください。 ==【もくじ】======================================================== □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第５８３号 ■映画インプレッション『マチェーテ』 ■ＴＡＫ・Ｇのフィルム・コラム (Vol.249) ■「エンジンのかからない映画レビュー」第60回目 ■石男的衛星電影案内（Vol.516） ■編集後記 ==================================================================== ■映画インプレッション（新作映画）by.STONEMAN 『マチェーテ』 監督：ロバート・ロドリゲス 主演：ダニー・トレホ -------------------------------------------------------------------- ☆クエンティン・タランティーノとロバート・ロドリゲスが競作したＢ 級映画へのトリビュート作品『グラインドハウス』の中に登場したこと により世界中で噂となった予告編が奇跡の映画化です。 どこの街角にもいるごく普通の日雇い労働者風の男。だが、よく見ると その形相は見るからに恐ろしく、凶悪殺人犯と言われても誰も疑わない 面構えだ。だが、彼こそが伝説的な辣腕下連邦捜査官マチェーテだった。 メキシコの麻薬王トーレスに恐喝され、不法移民嫌いの米政治家の暗殺 を依頼されるが、それは政治家とトーレスの仕組んだ罠で、マチェーテ は暗殺犯として追われる身となってしまう…。 マチェーテを演じるのは、ロドリゲス監督が映画史上最高に凄い顔の持 ち主と大絶賛する、ダニー・トレホ。そして、この映画愛から生まれた 超Ｂ級映画に、ハリウッドでも名高い数々の一流俳優がその想いに賛同 して出演しました。移民を嫌う人種差別の米政治家、マクラフリン上院 議員をロバート・デニーロ。移民関税執行局職員サルタナをジェシカ・ アルバ。表向きはタコス売りの女戦士ルースをミシェル・ロドリゲス。 尼僧姿のマフィア娘のエイプリルをリンジー・ローハン。そして、上院 議員下でうごめく麻薬王トーレスをスティーヴン・セガールが演じまし た。 冒頭から激しいバイオレンスシーンの連続で、Ｒ−１８指定になってし まうのも仕方ない程でした。後半は主人公のマチェーテよりもゲストの 悪役たちが目立ってしまっていました。特に最終ボスのセガールは初の 悪役なだけに見せ場を一人で持っていった感じです。 リンジー・ローハンって『クッキー・フォーチュン』では清純派アイド ルだったのに私生活でトラブル続きなのも影響してかとんでもない変貌 ぶりですね。 公式サイト http://www.machete.jp/ STONEMAN推薦度★★★☆ 裏エクスペンダブルズ度★★★☆ （１０点満点：★＝２点・☆＝１点） ==================================================================== 『デス・プルーフ』×『プラネット・テラー』 ツインパック [Blu-ray] http://amzn.to/9f1IUC（←amazonでチェック！） ==================================================================== ■ ＴＡＫ・Ｇのフィルム・コラム（Vol.249） 『リトル・ランボー』 監督；ガース・ジェニングス 主演；ビル・ミルナー ------------------------------------------------------------------------------ ☆絵を描くことが大好きな５年生ウィルは、父を亡くし寂しい想いを 胸に秘めながら、宗教（プリスマス同胞教会・・・こういうのもある のですね。）に厳格な母と祖母、妹と静かに暮らしていた。その宗教 の教えの下、娯楽的なテレビや映画等は許されず、授業に使われる映 像さえ避けていた。そんな時、出会ったのが相当なやんちゃ坊主、リ ー・カーターだった。リーも離婚した母と共に・・・のはずが、スペ イン人の事業家と奔放だわ、兄は兄でわがまま放題。そして、二人は まったく違った性格でありながらも接近、偶然見かけた『ランボー』 をアイデアに映画自主作成をしながら交流を深めていくのであった・・・。 １９８２年のどこかイギリスの郊外、どこかできっとあったであろう 小さな出来事を暖かく描いている。とりたてて特別なストーリーでも シーンが織り込まれているわけでもないけれど、シルベスター・スタ ローンの演じたランボーを演じながら夢見心地のウィルが、まだまだ 幼い少年の可愛さをぎゅっと凝縮して演じてくれる。そのときの実写 とウィルの絵のかけ合わせで見せてくれるシーンは、一瞬ファンタジ ーの世界へと誘ってくれる。時代背景が８０年代だけに、ちょっぴり 懐かしいようなダサいような雰囲気があって、刺激的ではない穏やか なストーリーにうまくあっている。デュランデュランの「ワイルド・ ボーイズ」やディペッシュ・モードの「ジャスト・キャント・ゲット ・イナフ」等々懐かしのナンバーも。 二人の作り上げた「SON OF RANBOW」の短編が最後に挿入されるが、 その本当に短い作品ですが微笑ましくとても胸を熱くされる。 お子様系映画と侮れない一本です。 ==================================================================== 『銀河ヒッチハイク・ガイド』ガース・ジェニングス監督作品ＤＶＤ http://amzn.to/dmM8gz (←amazonでチェック！） ==================================================================== ■「エンジンのかからない映画レビュー」第60回目byかからないエンジン http://mentaiazi.blog115.fc2.com/ 『妖術秘伝 鬼打鬼』（１９８０年 香港） 監督：サモ・ハン・キンポー 主演：サモ・ハン・キンポー ---------------------------------------------------------------------- ☆作品紹介・・・車夫のチェンには美人の妻がいた。だが、その妻は不 倫を働き、不倫相手であるチェンの雇い主は、金に汚い道士の力を借り て、チェンを亡き者にしようと企む。数々の妖術、亡霊がチェンを襲う 兄のやり方を嫌う弟道士の助けを得て、そしてお得意のカンフーで必死 に逃げ延びるチェンであったが・・・。 妖術とキョンシー、そしてサモ・ハンが大暴れする、「サモ・ハンホラ ー三部作」の一作目。製作・監督・脚本・主演はご存知「動けるデブ」 ことサモ・ハン・キンポー。共演はチョン・ファに『必殺！ドラゴン復 讐拳』のチャン・ルン。『燃えよデブゴン』のピーター・Ｋ・ヤン。 『霊幻道士』のラム・チェンインも登場。 とっても楽しめるホラーアクション映画です。サモ・ハン演じるチェン は、もう嫌になる程色んな怪異に襲われます。正体不明の幽霊女に、腐 って蛆虫の沸いたキョンシー、そして、道士によって操られた自分の腕 果ては謎の黄金バットもどきに、物真似ゾンビ！ これらが恐怖のための「コワイ」演出として機能しながらも、また一方 で、「当事者は真面目なんだけど笑ってしまう」という、良く出来たホ ラーコメディに不可欠なものを見事に持ち合わせておりまして、そこに サモ・ハンのカンフーアクションまでぶち込まれるのですから、面白く ないわけがない！ しかし、この映画の何が怖いかって、終わり方があまりにも衝撃的なこ と。当然っちゃ当然のオチなんですけど、驚きましたよ本当に。 ==================================================================== 『妖術秘伝/鬼打鬼』ＤＶＤ http://amzn.to/9cTnga (←amazonでチェック！） ==================================================================== ■石男的衛星電影案内（Vol.516）11/20〜11/26 by.STONEMAN ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの１本 ＜ＮＨＫ・ＢＳ−２＞ デジタルBS-2(102)ch 11月22日（月）21:00 『ラヂオの時間』（'97 日本） 監）三谷幸喜 主）唐沢寿明 ※舞台演出・脚本家として活躍していた三谷幸喜の映画初監督作品。主 婦のみやこは、自分が初めて書いた脚本がラジオドラマになり有頂天 で生放送のスタジオに参加する。ところが、主演女優千本のっこのわ がままが発端となり、脚本内容がどんどん変えられていってしまい…。 ラジオドラマの制作現場を舞台に、さまざまな人々の悲喜こもごもを 描いていく、シチュエーション・コメディー。 ＜ＷＯＷＯＷ＞ デジタルBS-5(191)ch 11月24日（水）19:10 『ボルト』（'08 アメリカ） 監）バイロン・ハワードほか 主）ジョン・トラボルタ（声） ※少女ペニーは動物保護施設で白い子犬を引き取り、ボルトと名付ける。 ５年後、ボルトはペニーを守るため、破壊力のある“スーパー・ボイ ス"を武器に悪の軍団と戦っていた。それは人気ティーン女優となった ペニーが出演するドラマの話だったが、ハリウッドのスタジオ育ちの ボルトはそれを現実だと信じていた。ある日ボルトは、さらわれたペ ニーを救おうと走り出し、勢い余って段ボール箱に入ってしまう。そ れを知らずに箱はニューヨークまで発送される。ニューヨークに着い たボルトは、野良猫ミトンズにハリウッドへの道案内を命じる。２匹 は道中で、テレビおたくのハムスター、ライノと出会う。 ＜チャンネルＮＥＣＯ＞ SKY PerfecTV! 261ch 11月21日（日）21:00ほか 『宮澤賢治−その愛−』（'96 日本） 監）神山征二郎 主）三上博史 ※「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」の精神を貫き、37歳の若さで没した 詩人・宮澤賢治の生涯を、『ハチ公物語』の神山征二郎(監督)、新藤 兼人(脚本)のコンビで映画化した感動作。大正時代。故郷の花巻で貧 しい農民の現実を目の当たりにした賢治は、盛岡の農林学校に進学し、 農業に没頭していく。そんな中、最愛の妹・トシが肺結核にかかり…。 ==================================================================== 『ボルト』 [Blu-ray] http://amzn.to/bBfLHC（←amazonでチェック！） ********************************************************************* ■編集後記 ☆１１月１７日水曜日に広島市映像文化ライブラリーにてひろしま通の 研修会を行いました。広島エイト倶楽部のスポーツ３作を見せていた だきました。５０年前のカープのキャンプを撮影した作品は、カープ が呉でキャンプしていた貴重な映像をまさに密着取材で同じ旅館に泊 って風呂に入っている選手まで撮影されていて今なら考えられない映 像でした。 昭和３９年の東京オリンピックの時に聖火が全国を回ったのですが、 その聖火が広島を通った時の模様を撮影した作品は、これまた当時の オリンピックの盛り上がりぶりが判る映像で聖火を見るだけに平和公 園に６万人の見物客が集まる姿は圧巻でした。旭橋が出来たばかりで あのアーチ部分に人がたくさん登って見物する姿は衝撃的でした。 =================================================================== ★STONEMANオススメ本★ 『東京ポッド許可局 〜文系芸人が行間を、裏を、未来を読む〜』新書館 リスナー登録者数14万人を誇る大人気ポッドキャスト放送が、待望の書籍化！ 「東京ポッド許可局」とは、マキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオら 録り下ろし「書籍版許可局」3回分が収録されたCDも封入！ http://amzn.to/930zfg ==================================================================== 【amazonで買い物される時は下のURLからお入り下さい！】 http://bit.ly/aSrd4k （売り上げの一部がカンパとなります） ==================================================================== ***************************************************** https://twitter.com/stoneman_ulc ↑ツイッターはじめました！フォローよろしくお願いします。 ***************************************************** http://mixi.jp/view_community.pl?id=881459 ↑mixi「うるとら★ラッキー★シネマ」コミュニティ ***************************************************** ★ＵＬＣホームページ★（仮稼働中） http://www.ulc-stone.com ***************************************************** ●○●○●読者ボランティア・ライター募集中●○●○● 映画の感想を投稿してくれるライターさんを募集中 mailmaga#ulc-stone.com（#を@に変えて下さい） ↑詳しくはこちらまでメールして下さい！ ***************************************************** ======================================================================== ■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.583（2010/11/20) ■発行：ＵＬＣ （Ushimitu Listeners Club) http://www.ulc-stone.com ■編集長：ＳＴＯＮＥＭＡＮ (from HIROSHIMA city) ■問合せ先（ご意見ご感想も）＞ mailmaga#ulc-stone.com（#を@に変えて下さい） ■購読＆解除はそれぞれの配信サービスにてどうぞ。 【まぐまぐ】ID：0000025922 http://www.mag2.com/m/0000025922.htm 【メルマ！】ID:m00017409 http://melma.com/mag/09/m00017409/ 【E-Magazine】ID:stoneman http://www.emaga.com/info/stoneman.html 【メイラックス】ID:MM3E96CCB3C7B20 http://www.mailux.com ======================================================================== |