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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.566(2010/7/24)  2010/07/24


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★* 
  *■□■■□□■☆彡*           第566号* 
  *■■■■■■■■■*2010/7/24       * 
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※このメールは等幅フォントでご覧ください。 
==【もくじ】======================================================== 
  □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第566号 
  ■映画インプレッション『借りぐらしのアリエッティ』
  ■TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.232)
  ■「エンジンのかからない映画レビュー」第53回目
  ■石男的衛星電影案内(Vol.499) 
  ■編集後記 
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『借りぐらしのアリエッティ』
  監督:米林宏昌 主演:志田未来(声の出演)  
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  ☆スタジオジブリ2年ぶりの新作は、メアリー・ノートンの児童文学
  「床下の小人たち」を原案にした心温まるファンタジーです。

  アリエッティはとある郊外の古い屋敷に住んでる小人の女の子。小人の
  一族は、自分たちの暮らしに必要なモノを必要なだけ人間の世界から借
  りて生活する、借りぐらしの種族だ。アリエッティが初めて借りに出た
  その夜、借りの最中に病気の静養でこの屋敷にやってきた少年・翔に姿
  を見られてしまう。人間に姿を見られたからには、引っ越さないといけ
  ない。掟と好奇心の間でアリエッティの心は大きく揺れるのだった…。

  本作は派手なアクションシーンも幻想的な架空の世界もなく、臨場感溢
  れる描写や、自分たちの分を知って身の丈に合った生活を楽しむ小人た
  ちを丁寧に見せることで、我々の日常と床板一枚を隔てた先にある小人
  たちの世界を楽しませてくれました。

  人間から借りた人間のものを小人が自分たちの生活に合わせてリメイク
  して使っているところがとても芸が細かくてアリエッティの世界へ引き
  込まれてしまいます。

  少年の翔が12歳なのに余りにも子供らしくなくクール過ぎるのがちょ
  っと可愛げがないだとか、唯一の悪役のお手伝いのハルの行動が余りに
  も突飛過ぎるとか、突っ込みどころは多々あれど、アニメーションとし
  ての完成度の高さに魅入ってしまいました。

  94分という尺なので、まだまだこの世界を覗いていたいと物足りなさ
  を感じてしまうかもしれません。

  公式サイト http://www.karigurashi.jp/index.html

  STONEMAN推薦度★★★☆ 度★★★☆
   (10点満点:★=2点・☆=1点)

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セシル・コルベル『Kari-gurashi〜借りぐらし〜』
(借りぐらしのアリエッティ・イメージ歌集アルバム)
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■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.232)
  『エグザム』
   監督:スチュアート・ヘイゼルダイン  主演:ルーク・マブリー
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  ☆とあるビルの一室に集められた8名の男女。彼らは、一流企業のな
   んらかのポジションにスカウト、あるいは、応募し、既にいくつかの
  段階に勝ち残った優秀なる人物だった。さらにその中から何人かが試
  験に合格し入社できるのだ。しかし、試験管のあいまいな試験問題へ
  のルールは、彼らを困惑させ、1.監視員には一切問いかけはできず、
  2.試験用紙に決して損傷を与えないこと、3.その部屋から出れば失格、
  という奇妙なもので、彼らを悩ました。それでも、個性豊かで頭脳明
  晰な8人は、ルールに反しないように何とか知恵を持ち寄り、質問と
  答えを導こうとするのだが・・・・。

  新たなる類の作品と期待しつつも、髣髴とさせられる某映画を何本か
  ある。(密室での勝ち残り、目を切り裂かれそうなシーン、etc) 
  加えて、作品がスタートしてしばらくはまったく表現されない近未来
  での設定や、企業の陰謀、世の中に蔓延る新ウィルスの存在やらが、
  密室の試験場で競う男女の心理の発展や方向性が表れると共に、徐々
  にあからさまになる。小さな舞台劇的ながらもバックグラウンドに潜
  む巨大なイメージは、見るものの想像を否が応でも膨らませる。

  日本では著名ではない俳優陣(が、彼らも役柄と同様に優秀なキャリ
  アをもっているらしい。)たちに期待したり定着しているイメージな
  どがないだけに、クリアな気持ちでストーリーを追っていけるし、素
  直な想像ができそうだ。

  誇大な発想を盛り込んでもいないので、半実体験的な感覚で鑑賞でき
  そうだが、大きな刺激は、さほど感じられないだろう。

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ルーク・マブリー出演『プリティ・ガール』 [DVD] 
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■「エンジンのかからない映画レビュー」第53回目byかからないエンジン
  http://mentaiazi.blog115.fc2.com/

 「レスキュー」(1988年 アメリカ)
 監督:フェルディナンド・フェアファクス 主演:ケヴィン・ディロン
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  ☆作品紹介…北朝鮮にて極秘任務にあたっていたシールズ部隊が捕虜に
  なってしまった。関係悪化を恐れた米政府をこれを黙殺。だが、シール
  ズ部隊の子供達はこれに反抗、自分達でレスキューチームを結成。父親
  達を救うべく、38度線を越える。

  ディズニーも関わっているキッズ・アドベンチャー・アクション。監督
  は「スパイメーカー」のフェルディナンド・フェアファクス。主演はマ
  ッド・ディロンの弟ケヴィン・ディロン。「ER」のクリスティーン・
  ハーノス。「サロゲート」のジェームズ・クロムウェルなど。

  ストーリーを一言で言うと、「子供達が北朝鮮でグーニーズ!」昨今の
  国際情勢からは到底考えられない映画なのですが、当時は良かったんで
  しょう。子供達は北朝鮮の「悪い大人達」相手に大暴れ。悪い大人達は
  銃もバンバン撃ってきますが、子供なので当たりません。イエーイ。

  全編に渡ってシンディ・ローパーのあのテーマソングが聞こえてきそう
  なぐらい、能天気で子供らしいアクションが繰り広げられ、見てるこち
  らはアホくさくなってきますが、出来自体はそれほど悪くなく、単なる
  「グーニーズ」の亜流映画としてはまあそこそこのレベル。
  
  今後、DVD化することはおそらくないであろう本作、見つけたら記念
  に買っておいてはいかが?

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『スパイメーカー』[VHS]
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■石男的衛星電影案内(Vol.499)7/24〜7/30 by.STONEMAN 

  7月27日(火)21:00 BS-11(衛星第2) 
  『燃えよドラゴン』('73 アメリカ/香港) 
  監)ロバート・クローズ 主)ブルース・リー
  ※世界的に大ヒットし、カンフー映画ブームの原点となった作品。主
   演のブルース・リーは、映画の完成後に急逝したこともあり伝説の
   スターとなった。香港の沖に浮かぶ要さい島に秘密諜報員として潜
   入し、麻薬密売組織と対決する主人公の活躍を描いた傑作アクショ
   ン。何よりも「アチョー」と奇声を発し、敵をバッタバッタと倒し
   ていくブルース・リーの切れの良いカンフー・アクションがみもの。

  7月28日(水)20:00 BS-11(衛星第2) 
  『ドラゴン危機一発』('71 香港) 
  監)ロー・ウェイ 主)ブルース・リー
  ※ブルース・リーが香港映画界の大立者レイモンド・チョウの呼びか
   けでアメリカから香港に戻って主演した第1作で、彼を世界的スタ
   ーに押し上げるきっかけとなった作品。洪水で農作物に大被害を受
   け、町の製氷工場で働くことになった正義感の強い青年が、そこで
   行われている麻薬にからむ不正に気づき、得意のカンフーで悪党一
   味と対決する。
 
  7月29日(木)21:00 BS-11(衛星第2) 
  『ブルース・リー 死亡遊戯』('78 香港/アメリカ) 
  監)ロバート・クローズ 主)ブルース・リー
  ※「燃えよドラゴン」で世界的なスターになったブルース・リーが急
   逝したため、残った彼のアクション・シーンに吹き替えなどを撮り
   加えて完成させた作品。人気スターが国際シンジケートに狙われて
   事件に巻き込まれるという設定となった。214センチの巨人、N
   BAの人気スター、カリーム・アブドゥル・ジャバーを相手に、1
   72センチのリーが壮絶な死闘を繰り広げるラストはさすがに迫力
   満点。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本 
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 
  7月28日(水)19:20 
  『ピンクパンサー2』('09 アメリカ) 
  監)ハラルド・ツワート 主)スティーブ・マーティン
  ※1963〜93年に計7作が生まれた「ピンク・パンサー(ピンクの豹)」
   シリーズは06年、マーティンの主演でリメイクされてヒットしたが、
   その続編が本作。思い込みが激しく、ドジを連発する迷キャラ、クル
   ーゾー警部は今回、国際色豊かな犯罪捜査の“ドリーム・チーム”に
   加わるが……。前作に続いてのJ・レノやE・モーティマーに加え、前
   作のケヴィン・クラインから交代したJ・クリーズ、A・ガルシア、J・
   アイアンズら前作以上の豪華競演陣や、米国で活動中の日本人俳優、
   松崎悠希も出演。旧シリーズで名物だったアニメ場面も健在だ。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch 
  7月25日(日)21:00ほか 
  『39 刑法第三十九条』('99 日本) 
  監)森田芳光 主)鈴木京香
  ※森田芳光監督が、心神喪失者の行為は罰しないとする、刑法第39条を
   モチーフに、人間の心の闇を描いたサイコ・サスペンス。鈴木京香、
   堤真一らが出演。猟奇的な夫婦殺害事件が発生し、劇団員の男が逮捕
   される。やがて裁判が始まり、容疑者の男の人格が豹変したことから、
   司法精神鑑定が行われる…。

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『ピンクパンサー2 (特別編)』[DVD]
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■編集後記 
  ☆やはりジブリブランドは強いですね!監督らは公開2週目にも関わら
  ず、地方を舞台挨拶回りをやってましたが、広島にもやってきましたね。
  アリエッティは上映時間も短いので回転率も良いので劇場側も儲かって
  笑いが止まらないでしょうね。
  
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