メルマガ:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★
タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.563(2010/7/3)  2010/07/03


  **************************** 
  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★* 
  *■□■■□□■☆彡*           第563号* 
  *■■■■■■■■■*2010/7/3        * 
  **************************** 
※このメールは等幅フォントでご覧ください。 
==【もくじ】======================================================== 
  □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第563号 
  ■映画インプレッション『宇宙ショーへようこそ』
  ■TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.229)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.496) 
  ■編集後記 
====================================================================
■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『宇宙ショーへようこそ』
  監督:舛成孝二 主演:黒沢ともよ(声) 
--------------------------------------------------------------------
  ☆「R.O.D」シリーズや「かみちゅ!」を手がけ、アニメファンから絶大
  な支持を受ける舛成孝二監督による初の劇場作品です!

  全校生徒わずか5人の小学校に通う小山夏紀。彼女はうさぎのぴょん吉
  を逃がしてしまい、従姉妹の周(あまね)と少しギクシャクしていた。
  夏紀たちは毎年恒例の子供たちだけによる夏合宿の最中、裏山で傷つい
  た犬を介抱する。しかしそれは犬ではなく、2100万光年離れた惑星プラ
  ネット・ワンからやってきた宇宙人、ポチだった。助けてもらったお礼
  に夏紀たちを月へ招待するポチ。しかし、これが宇宙を巻き込む大冒険
  の始まりだった…。

  本作はクオリティの高い映像(CGを多用せず、圧倒的な動画枚数)、胸
  躍る大宇宙への冒険、見知らぬエイリアンとの心温まる交流、スピード
  感溢れるバトルシーンと、様々な魅力がコレでもかと凝縮していました。

  メインキャストの子供たちを等身大の子役が演じ、キャラにリアルな血
  肉を通わせていました。特に夏紀と周の関係が深く描かれていて、子供
  の頃に友達とこんなことで喧嘩したよなぁと思い出されました。

  子供たちを宇宙に連れて行く宇宙人・ポチ役の藤原啓治の、軽妙かつシ
  リアスな芝居も必見です。男の子も女の子も、幼児からお年寄りまで、
  家族で楽しめるエンターテイメント作品でした。。

  ポチの家のシーンは、LOTRのホビットの家の描写を思い出していま
  いました。

  公式サイト http://www.uchushow.net/

  STONEMAN推薦度★★★☆ ワサビ好き小学生度★★★☆
   (10点満点:★=2点・☆=1点)

==================================================================== 
『宇宙ショーへようこそ 公式ガイドブック』
 http://amzn.to/9ttNNi(←amazonでチェック!)

==================================================================== 
■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.229)
  『ブライト・スター』
   監督: ジェーン・カンピオン 主演:アビー・コーニッシュ
---------------------------------------------------------------------

  ☆19世紀の初頭、イギリス、ロマン主義の詩人として著名なジョン
  ・キーツの短い生涯を、彼を愛したファニーを通して、「ピアノ・レ
  ッスン」「ある貴婦人の肖像」のジェーン・カンピオン監督が描く。

  1818年、幼くして両親を亡くした貧しい詩人キーツは、編集者ブ
  ラウンンのもとで暮らし、詩を書いていた。まだ売れずに苦しい生活
  をしながら、結核の弟をときに見舞っていた。そんな時、隣に暮らす
  ブーロン家の長女ファニーと出会う。ファニーは、社交界で夜な夜な
  踊りあかし、得意の裁縫で自慢なドレスを作っては装っていた。そん
  な違う境遇の二人ながらもファニーの文学への興味から二人の距離が
  徐々に縮まり愛し合うようになる。しかし、貧困のためにキーツは結
  婚に踏みきれず、さらには、キーツ自らも結核にかかり・・・。

  キーツの詩的な言葉がふんだんに散りばめられ、カンピオン監督の美
  しい映像もさらに美しさを増す。キーツの伝記的映画かと思いきや、
  かなりファニーの視点で描かれているのも、やはりフェミニズム的な
  カンピオン監督ならではの手法か。幾分キーツは、この映画の中では
  主たる人物像に見えず、ファニーを描く上でのいわば手段だ。

  キーツは自然や人の美しさを詩に表現し、単に繊細なだけではなく病
  弱ながらも心の強さを持ち備えるというキャラクターで、ベン・ウィ
  ショー(「パフューム ある人殺しの物語」で繊細ながらも独特な存
  在感を見せた。)が色白で痩せた英国人で、ほどよくこなしている。
  さらに、ファニー役のA・コーニッシュは不思議な個性を持ち備えた
  豪州女優だ。特別に強烈な個性を持ちえているようには感じられない
  が、そのキャラクターで演じられたファニーはとりわけ自然に見え、
  キーツへの強く熱い思いを静かにかつ感情的に演じている。

  何はともあれ、キーツの詩とカンピオン監督の詩的な優しい映像美と
  で、文芸的な気分を大いに味わえる作品である。

==================================================================== 
『ピアノ・レッスン』DVD
 http://amzn.to/aFzyk3 (←amazonでチェック!)

====================================================================
====================================================================
■石男的衛星電影案内(Vol.496)7/3〜7/9 by.STONEMAN 

  7月5日(月)21:00 BS-11(衛星第2) 
  『プロジェクトA』('83 香港) 
  監・主)ジャッキー・チェン
  ※香港が世界に誇るアクション・スター、ジャッキー・チェンの10
   周年記念映画。非道の限りをつくす海賊を倒すために、正義の味方
   ジャッキー・チェンは、盟友ユン・ピョウ、サモ・ハン・キンポー
   とともに、敵のアジトへ乗り込む。ジャッキーの体を張ったアクシ
   ョンの数々がつるべうちの傑作。

  7月6日(火)21:00 BS-11(衛星第2) 
  『プロジェクトA2 史上最大の標的』('87 香港) 
  監・主)ジャッキー・チェン
  ※大ヒット作「プロジェクトA」の続編。20世紀初頭の香港を舞台
   に、ジャッキー・チェン率いる水上警察・陸上警察が、清朝に抵抗
   する革命軍や“西環の虎”と呼ばれる暗黒街のボス、清朝から送り
   込まれた暗殺団、悪らつな香港島の警察署長など、次から次へと現
   われる敵に敢然と立ち向かっていく姿を描いたアクション大作。

  7月7日(水)20:00 BS-11(衛星第2) 
  『プロジェクト・イーグル』('91 香港) 
  監・主)ジャッキー・チェン
  ※ジャッキー・チェン自身が最も気に入っているキャラクターだとい
   う「サンダーアーム龍兄虎弟」の主人公、世界中をかけめぐり秘宝
   を探す冒険家“アジアの鷹(たか)”の活躍を描く、アクション満
   載のミステリー・アドベンチャー。砂漠を舞台にジャッキーの限界
   ギリギリのアクションが展開する。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本 
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 
  7月8日(木)19:20 
  『ハンコック』('08 アメリカ) 
  監)ピーター・バーグ 主)ウィル・スミス
  ※スーパーヒーローだが事件や事故を力で解決するため、かえって市
   民に被害をもたらすなど、正義の味方なのに厄介者。仕事嫌いで昼
   から酒びたりという、ユニークさでは空前絶後の主人公がハンコッ
   ク。しかし、カリスマ性があり、二枚目も三枚目も演じられる貴重
   な個性のスミス(「アイ・アム・レジェンド」)だからこそ魅力的
   かつ活き活きと演じ、大ヒットも納得。スケールの大きなスーパー
   ・アクションの数々、中盤に待ち受ける驚愕の急展開など、ラスト
   まで一気呵成に楽しませる痛快編だ。監督は「キングダム/見えざ
   る敵」のP・バーグ。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch 
  7月4日(日)21:00ほか 
  『DEATH NOTE』('06 日本) 
  監)金子修介 主)藤原竜也
  ※名前を書くだけでその人物を殺すことができる「デスノート」。死
   神・リュークが落としたこのノートを拾ったのは天才的な頭脳を持
   つエリート大学生・夜神月(やがみライト)だった。彼は犯罪の無い
   理想の世界を創ろうと、このノートに犯罪者の名を書き続ける。犯
   罪者が次々に謎の不審死を遂げる中、人々の間で救世主「キラ」の
   存在がささやかれ始める。やがてICPO(インタポール)は一連のキラ
   事件を解明するべく週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.563(2010/7/3) 、謎の名探偵「L」を警視庁に送り込む…。

==================================================================== 
『プロジェクトA DVD-BOX』
 http://amzn.to/aH8Nda 0 (←amazonでチェック!)

********************************************************************* 
■編集後記 
  ☆もう7月ですねぇ…今日からは話題の『踊る大走査線 THE MOVIE3 ヤ
  ツらを解放せよ!』が公開ですね!拡大公開で大ヒットするでしょうね。
  
==================================================================== 
【amazonで買い物される時は下のURLからお入り下さい!】 
http://bit.ly/aSrd4k (売り上げの一部がカンパとなります)
==================================================================== 

  ***************************************************** 
  https://twitter.com/stoneman_ulc
  ↑ツイッターはじめました!フォローよろしくお願いします。
  ***************************************************** 
  http://mixi.jp/view_community.pl?id=881459 
  ↑mixi「うるとら★ラッキー★シネマ」コミュニティ 
  ***************************************************** 
  ★ULCホームページ★(仮稼働中) 
  http://www.ulc-stone.com 
  ***************************************************** 
  ●○●○●読者ボランティア・ライター募集中●○●○● 
  映画の感想を投稿してくれるライターさんを募集中 
  mailmaga#ulc-stone.com(#を@に変えて下さい) 
  ↑詳しくはこちらまでメールして下さい! 
  ***************************************************** 
======================================================================== 
■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.563(2010/7/3) 
■発行:ULC (Ushimitu Listeners Club) http://www.ulc-stone.com 
■編集長:STONEMAN (from HIROSHIMA city) 
■問合せ先(ご意見ご感想も)> mailmaga#ulc-stone.com(#を@に変えて下さい) 
■購読&解除はそれぞれの配信サービスにてどうぞ。 
【まぐまぐ】ID:0000025922 
  http://www.mag2.com/m/0000025922.htm 
【メルマ!】ID:m00017409 
  http://melma.com/mag/09/m00017409/ 
【E-Magazine】ID:stoneman 
  http://www.emaga.com/info/stoneman.html 
【メイラックス】ID:MM3E96CCB3C7B20 
  http://www.mailux.com 
========================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。