メルマガ:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★
タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.547(2010/3/13)  2010/03/13


  **************************** 
  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★* 
  *■□■■□□■☆彡*           第547号* 
  *■■■■■■■■■*2010/3/13       * 
  **************************** 
※このメールは等幅フォントでご覧ください。 
==【もくじ】======================================================== 
  □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第547号 
  ■映画インプレッション『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』 
  ■TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.213)
  ■「エンジンのかからない映画レビュー」第45回目
  ■石男的衛星電影案内(Vol.480) 
  ■編集後記 
====================================================================
■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN 
  『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』 
  監督:楠葉宏三 主演:水田わさび(声)
-------------------------------------------------------------------- 
  ☆「ドラえもん」の劇場版30周年を記念する本作は、人魚が暮らす
  美しい深海の世界を舞台に描く冒険ストーリーです

  のび太はドラえもんのひみつ道具“架空水”によって町を海の底に見
  立てて遊んでいた。そこに、本物の魚に混じって人魚族の王女・ソフ
  ィアが迷い込んでくる。彼女は五千年前に故郷の星で怪魚族と争い、
  地球に逃げてきた一族の末裔だという。ドラえもんたちは彼女の故郷
  を訪ねるため、人魚スーツを着て海底の冒険に出発する。しかし、そ
  の途中でしずかちゃんが何者かにさらわれてしまう。果たしてドラえ
  もんたちを待ち受ける運命とは…?

  人魚族と怪魚族の五千年も続く因縁を終わらせるべく、ドラえもんた
  ちが“人魚の剣”にまつわる伝説に関わっていくストーリーはさすが
  劇場版らしく深いSF設定でした。2005年のリニューアル後、テ
  レビ版、映画と総監督を努める楠葉宏三が監督を務め、脚本は前作
  『のび太の新魔界大冒険』に引き続き作家の真保裕一が担当していま
  す。

  劇場版新シリーズでお馴染みのコミカルに表情を変える(特に「温か
  い目」)キャラクターは本作でも健在でした。また、真矢みき、温水
  洋一、ケンドーコバヤシ、さかなクンといったゲスト声優がそれぞれ
  の持ち味を生かした演技で花を添えていました。

  ソフィアにデレデレな男たちにしずかちゃんがスネているのがなんと
  もいいですね。

  公式サイト http://doraeiga.com/2010/

  STONEMAN推薦度★★★ しずかちゃん嫉妬度★★★☆ 
   (10点満点:★=2点・☆=1点) 

==================================================================== 
『のび太の人魚大海戦』主題歌「帰る場所」(青山テルマ)
http://bit.ly/9iqDcb(←amazonでチェック!)

==================================================================== 
■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.213)
  『ハート・ロッカー』
   監督:キャスリン・ビグロー 主演:ジェレミー・レナー
---------------------------------------------------------------------

  ☆ジェームス二等軍曹(J・レナー)は、トンプソン軍曹(ガイ・ピ
  アス)の爆弾処理中の事故死のあとに赴任期間38日間でイラク、デ
  ルタ・チームへ迎えられた。彼は、爆弾処理ロボットを使用しなかっ
  たり、爆撃防護服を脱ぎ捨てて爆弾処理をしたりと、かなり無謀とも
  思える対処をし、他隊員の神経をますますナーバスにさせる。それで
  も、乾いた砂漠のようなイラク、バグダッドで、団結、助け合いなが
  らの任務を通して、各々違う人格の男達の絆は深まるものの、ジェー
  ムスの冷静さを欠いた行動にますますチームは心揺るがされる・・・。

  今年のアカデミー賞作品賞、監督賞、他4賞を獲得し、話題騒然とな
  った作品である。このたくましく骨太な映画を手がけたK・ビグロー
  は、女性として初の監督賞を獲得した。

  ノンドキュメンタリー、あるいは、アクションともいえるジャンルを
  このような女性が描いたとはまさに驚きなのだが、彼女は、過去にも
  「ハート・ブルー」、「ブルー・スチール」、「K−16」と男心を
  手に取るように理解しているかのごとくに男の世界を表現している。

  さらには、冒頭で「The War is Drug …」と引用し(よく覚えておい
   て見るといい。)、それをラストにつなげてみると、ジェームスが作
  品中、多くを語らないにしても、身震いするほど恐ろしい心情が垣間
  見えてくる。

  さらには、主だった3人の隊員の大きく異なる性格で、戦争の無残さ
  やどれほどまでの心理的ダメージが大きいかを微妙に表現し、事実起
  こりうる悲劇だけではなく、男の戦い様やふと垣間見せる態度や表情
  で、地獄のような戦場で心身状態を言葉少なくとも感じさせる。

  「ハート・ブルー」でもあったように、男と男の殴り合いのシーンで、
  おかしな深層心理が見えてくる。戦争の合間のひと時の急速の時、ふ
  と鍛えた身体を試すかのように、殴り合って、何故かその行為が激し
  くなっていく・・・・でも、それが、性的興奮を高めるかのような行
  為に繋がるとでも見えるかとも思えば、殺人的衝動を引き起こしそう
  な気配があったり、まさに彼らの世界は狂気的。それを、あの美貌の
  持ち主、ビグロー監督が撮りあげた。よほど、その人間像を理解して
  作品にのぞんだに違いない。

==================================================================== 
『ハート・ロッカー』オリジナル・サウンドトラック
http://bit.ly/babdCQ(←amazonでチェック!)

==================================================================== 
■「エンジンのかからない映画レビュー」第45回目byかからないエンジン
  http://mentaiazi.blog115.fc2.com/

  「殺しのアーティスト」(1992年 アメリカ、ブラジル)
 監督:ウォルター・サレス・jr 主演:ピーター・コヨーテ
----------------------------------------------------------------------
  ☆ストーリー…リオデジャネイロノホテルで起こった謎の猟奇殺人事件
  ナイフで切り裂かれた友人の仇の為、その調査を行っていた写真家マン
  ドレークは、逆にナイフで襲撃され、重傷を負う。復讐の念とナイフの
  魅力に取り憑かれたマンドレークは、ブラジリアン柔術の使い手ヘルメ
  スを尋ね、その暗殺術を身に付ける為の特訓に励む。

  アメリカ、ブラジル合作のサスペンス・アクション。監督は「モーター
  サイクル・ダイアリーズ」のウォルター・サレスjr。主演は「エリン
  ・ブロコビッチ」のピーター・コヨーテ。共演は「ドーベルマン」のチ
  ェッキー・カリョ。「リバイアサン」のアマンダ・ベイズ。
 
    殺しの道具である「ナイフ」に重点が置かれている、一風変わったサス
  ペンスです。光を反射させるナイフの刃。擦れ合うナイフの金属音。加
  えて迫真のナイフ・アクションの数々。その手の好事家にはたまらない
  でしょう。

  面白いのが、ヘルメスがマンドレークにナイフの修行を行わせるシーン。
  ナイフの代わりに定規を持たせ、構えの練習をさせてみたり、鏡に向か
  ってひたすら突きや斬りの練習をさせてみたりと、なかなか手が込んで
  います。   
  
  一風変わった、ちょっぴり大人なサスペンスを楽しみたい方はどうぞ。
  なかなかの佳作です。

==================================================================== 
ピーター・コヨーテ主演『殺しのアーティスト 』[VHS]
 http://bit.ly/bxrg4S(←amazonでチェック!)

==================================================================== 
■石男的衛星電影案内(Vol.479)3/13〜3/19 by.STONEMAN 

  3月15日(月)20:00 BS-11(衛星第2) 
  『大統領の陰謀』('76 アメリカ) 
  監)アラン・J・パクラ 主)ロバート・レッドフォード
  ※ニクソン大統領を失脚させたウォーターゲート事件を題材にした力
   作。ワシントン・ポストの二人の若手記者ボブ・ウッドワードとカ
   ール・バーンスタインは、権力の腐敗の真相を究明するため、命を
   かけた追跡調査を開始する。ダスティン・ホフマンとロバート・レ
   ッドフォードの共演も話題となった。アカデミー助演男優賞(J・
   ロバーズ)、脚色賞、美術・装置賞、音響賞の4部門を受賞。

  3月16日(火)21:00 BS-11(衛星第2) 
  『ジュリア』('77 アメリカ) 
  監)フレッド・ジンネマン 主)ジェーン・フォンダ
  ※アメリカの女性劇作家、リリアン・ヘルマンの回顧録を映画化。リ
   リアンの人生に大きな影響を与えた二人の人物、幼なじみの女性ジ
   ュリアと、恋人である作家のダシール・ハメット。彼らとの友情と
   愛が描かれていく。監督は「地上より永遠に」の名匠フレッド・ジ
   ンネマン。アカデミー賞では11部門でノミネートされ、ジュリア
   を演じたバネッサ・レッドグレーブの助演女優賞をはじめ、助演男
   優賞、脚色賞の3部門で受賞した。

  3月17日(水)21:00 BS-11(衛星第2) 
  『追想』('56 アメリカ) 
  監)アナトール・リトヴァク 主)イングリッド・バーグマン
  ※革命によりその幕を閉じたロマノフ王朝最後の皇帝ニコライ2世の
   末娘、アナスタシア皇女生存説をもとにした歴史ロマン。病院で自
   分はアナスタシアだと告白した謎の女アンナ。ロシアのもと将軍・
   ボーニンは、アンナを皇女に仕立て上げ、皇帝が残したばく大な資
   産を手に入れようと企むが…。ハリウッドを追放されていたバーグ
   マンの復帰作で、見事2度目のアカデミー主演女優賞を獲得した。

  3月18日(木)20:00 BS-11(衛星第2) 
  『ウォーク・ザ・ライン 君につづく道』('05 アメリカ) 
  監)ジェームズ・マンゴールド 主)ホアキン・フェニックス
  ※1950年代のアメリカ。ミュージシャンになる夢があきらめられ
   ないジョニーは、オーディションに挑戦し見事合格。妻子を残して
   ツアーに出た彼は、運命を変える出会いをすることに…。2003
   年に死去したカントリー・ミュージック界の大スター、ジョニー・
   キャッシュの伝記映画。主演のホアキン・フェニックスが、伝説の
   スターの栄光と苦悩を細やかに演じ、相手役のリース・ウィザース
   プーンがアカデミー主演女優賞に輝いた。
 
  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本 
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 
  3月16日(火)20:30 
  『クローズZERO II』('09 日本) 
  監)小栗旬 主)三池崇史
  ※高橋ヒロシの人気コミック「クローズ」を独自のオリジナル・スト
   ーリーで実写映画化して大ヒットした「クローズZERO」の続編。引
   き続いて鈴蘭高校の“てっぺん(頂点)”をめざすワイルドな高校生、
   滝谷だが、“殺しの軍団”の異名を持つ他校、鳳仙学園の不良軍団
   を相手に、命がけの戦いに臨むことに……。滝谷に真のリーダーシ
   ップが問われるという、新たなテーマが魅力的。前作同様、三池監
   督ならではのキレのいい演出、キャストの体をはったアクションも
   見ものだ。金子ノブアキ、三浦春馬といった新キャストも要注目。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch 
  3月14日(日)21:00ほか 
  『百万円と苦虫女』('08 日本) 
  監)タナダユキ 主) 蒼井優
  ※『さくらん』の脚本家・タナダユキが、蒼井優を主演に迎えておく
   る青春ストーリー。短大を卒業して就職浪人中の鈴子。ひょんな事
   件に巻き込まれた彼女は、家族のもとを離れ、100万円貯まるごとに
   誰も知らない土地へ引っ越しし、一人で生きていこうとするのだが…。

==================================================================== 
『百万円と苦虫女』 [DVD]
 http://bit.ly/9R6VM5(←amazonでチェック!)

********************************************************************* 
■編集後記 
  ☆オスカー大予想クイズ!へのたくさんのご応募ありがとうございま
  した。今年は残念ながら全問正解者はいらっしゃいませんでした。し
  かしながら、1問だけ間違えた方が3名もいらっしゃいました!応募
  者全員の中から抽選で下記の5名の方にラッキー賞をお送りします!
  当選確認メールをお送りしましたのでメールをご確認下さい。もし、
  届いてない場合ご連絡下さい。

  ■オスカー大予想クイズ!当選発表■
 
  全問正解者:なし

  ラッキー賞(Amazonギフト券1000円分)5名様
  ・みりん(福岡)・エイちゃん(宮城)・やっこ(茨城)
  ・ハリセン(大阪)・KID(東京)

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
  カプライトさんで当メルマガをご購読されていただいている方にお知
  らせです。カプライトさんは3月29日でサービスを終了されます。当
  メルマガも3/27配信分で終了となります。大変ご迷惑をおかけいたし
  ますが、引き続きご購読いただける方は、別のメルマガスタンドさん
  でアドレスを登録して下さい。(どのスタンドも無料です)

  オススメ!【まぐまぐ】ID:0000025922 
  http://www.mag2.com/m/0000025922.htm 
  ↑日本最大のメルマガスタンド(登録無料)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

==================================================================== 
【amazonで買い物される時は下のURLからお入り下さい!】 
http://bit.ly/aSrd4k (←何を買ってもOKです!)
==================================================================== 

  ***************************************************** 
  https://twitter.com/stoneman_ulc
  ↑ツイッターはじめました!フォローよろしくお願いします。
  ***************************************************** 
  http://mixi.jp/view_community.pl?id=881459 
  ↑mixi「うるとら★ラッキー★シネマ」コミュニティ 
  ***************************************************** 
  ★ULCホームページ★(仮稼働中) 
  http://www.ulc-stone.com 
  ***************************************************** 
  ●○●○●読者ボランティア・ライター募集中●○●○● 
  映画の感想を投稿してくれるライターさんを募集中 
  mailmaga#ulc-stone.com(#を@に変えて下さい) 
  ↑詳しくはこちらまでメールして下さい! 
  ***************************************************** 
======================================================================== 
■週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.547(2010/3/13) 
■発行:ULC (Ushimitu Listeners Club) http://www.ulc-stone.com 
■編集長:STONEMAN (from HIROSHIMA city) 
■問合せ先(ご意見ご感想も)> mailmaga#ulc-stone.com(#を@に変えて下さい) 
■購読&解除はそれぞれの配信サービスにてどうぞ。 
【まぐまぐ】ID:0000025922 
  http://www.mag2.com/m/0000025922.htm 
【メルマ!】ID:m00017409 
  http://melma.com/mag/09/m00017409/ 
【E-Magazine】ID:stoneman 
  http://www.emaga.com/info/stoneman.html 
【メイラックス】ID:MM3E96CCB3C7B20 
  http://www.mailux.com 
【カプライト】ID:7594 
  http://kapu.biglobe.ne.jp/?GL 
========================================================================

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。