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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.534(2009/12/19)  2009/12/19


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第534号*
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                         ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
  □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第534号
  ■映画インプレッション『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド』
  ■TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.202)
  ■「エンジンのかからない映画レビュー」第39回目
  ■石男的衛星電影案内(Vol.468)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイドMOVIE大戦2010』
  監督:田崎竜太 主演:桐山漣
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  ☆仮面ライダー単体で1本の劇場版の公開となりました。仮面ライダ
  ーディケイドの本当の最終回と仮面ライダーWの本当の1回目をリン
  クさせた作品となりました。

  ついに始まってしまったライダー大戦。世界の破壊者となってしまっ
  たディケイド=士(つかさ)は、夏海やユウスケの願いもむなしく、次
  々と仮面ライダーたちを倒していく。本当に士は悪魔の戦士となって
  しまったのか。一方、新たにゾル大佐・蜂女を得て復活していくスー
  パーショッカー。全ライダーを敵に回して戦うディケイドの旅のゴー
  ルは!?

  一方、鳴海探偵事務所に舞い込んだ今回の依頼は、幽霊を捜してほし
  いとでもいうべき不思議な調査。そして、この事件を追う翔太郎とフ
  ィリップの前に大きな試練が訪れる。この世を去ったと思われていた
  探偵の師匠・鳴海荘吉が突然その姿を現したのだ。真実の行方は、2
  人が初めて仮面ライダーWとなったあの夜の出来事“ビギンズナイト”
  へとさかのぼる。そして、ディケイドとW、2人の仮面ライダーが自
  らの運命に正面から向き合ったとき、戦いは新たなステージへと導か
  れる…。

  TVシリーズのディケイドの最終回は1回目に戻るというトンデモな
  終わり方だったので、劇場版が本当の最終回というのは想定内でした
  が、これを見事にWのビギンズに繋がっている展開は面白いですね。

  ディケイドの方では、電波人間タックルの登場がオールドファンには
  たまりませんね。蜂女が及川奈央というのも見事なキャスティングで
  した。トドメは夏海が仮面ライダーキバーラに!

  Wは吉川晃司がまさかの仮面ライダースカルに変身してしまうのが、
  凄いですね。ハードボイルドがテーマらしくて怪傑ズバット並にキザ
  なセリフを言うのがツボでした。最年長ライダーでしょうね。

  前回の劇場版で崩壊した「大ショッカー」が、死神博士とゾル大佐が
  「スーパーショッカー」を結成してましたが、なんともコミカルでし
  た。ライダー同士の戦いがシビアな分、ショッカーが笑わせに使われ
  ていました。
 
  公式サイト http://www.w-dcd.com/

  STONEMAN推薦度★★★☆ 電波投げ度★★★☆
                                 (10点満点:★=2点・☆=1点)

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劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー コレクターズパック [DVD]
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■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.202)
  『パブリック・エネミ−ズ』
   監督:マイケル・マン 主演:ジョニー・デップ
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  ☆1930年代、アメリカは大恐慌の中、世の中では、民衆の生活は
  貧窮に見舞われていた。そして、そのときの人として、ジョン・デリ
  ンジャー(J・デップ)は、汚い金の眠る銀行を襲撃していた。
  それが、ラクシャリーな生活をするための洋服や車を得るための手段
  であった。しかし、警察はもはや、彼とその仲間達の行動には容赦無
  くなっていく。愛する人に出会ったジョンの行く手には、フーバー長官
  (後のFBIを形成したかとまで言われる人物)のもと、メルヴィンが
  指揮を執る警察官らの攻防に、はたして、ジョンは太刀打ちできるのか・・・。

  監督は、M・マン、かって、「マイアミ・バイス」を手がけ続け、さら
  には、「ラスト・オブ・モヒカン」「ヒート」「コラテラル」「ハンコ
  ック」等の大作を描いてきた。特に、彼の拳銃さばきのシーンには定評
  があり、その激しさと生々しさには、つばを飲むほどの迫力がある。

  今回はパイレーツ・オブ・カリビアンのイメージがしっかりとこびり
  ついているジョニーに主役の白羽の矢が当たり、昨今の彼の役どころとは
  趣の違った役どころでの出演で、シャープなラインの演技を披露している。 

  ナラティブな部分で中盤中だるみ気味の感じを受けたが、終盤には締ま
  ってきたムードで、ハラハラするジョンと警察とのぶつかり合いに、ヤ
  キモキさせられる。そんな中でも、ラブ・ストーリーとしての範疇もゆ
  るぎなく盛り込まれていて、ラストに続くジョンとその女、ビリー
  (M・コティヤール)の思いの絡みに心熱くされる。

  また、近日公開された「3時10分、決断の時」といい、クリスチャン
  ・ベイルの哀愁漂う捜査官の役柄にも感心させられる。他、ビリー・ク
  ラダップやスティーブン・ドーフ等々、味のある役者の出演もこの映画
  の味を引き立たせている。 

  ラスト・シーンに繋がるシーンで、ジョンが見るクラーク・ゲーブルの
  映画「男の世界」が、とてつもなく効果的で、実際、そのゲーブルの役
  にジョンは、自分を重ねて観ていたのかどうかは、定かではないが、
  スタイリッシュにエンディングに導いていく・・・。 
  ギャング・スター・ムービーでありながら、最後に心熱くさせるラブ・
  ストーリー仕立てにしたのは、更なる聴衆者を集める商業的手段だった
  のか、あるいは、監督自身のロマンティックなお人柄によるものなのか。

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『パブリック・エネミーズ』サウンドトラック
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■「エンジンのかからない映画レビュー」第39回目byかからないエンジン
  http://mentaiazi.blog115.fc2.com/

  「バトル・フォース」(1981年 アメリカ)
 監督:エドワード・マーフィー 主演:キャメロン・ミッチェル
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  ☆ストーリー…東シナ海に浮かぶ謎の島。そこでは謎の呪術師軍団達と
  謎の科学者スービア博士が美女をさらっては食料や実験材料としていた。
  島を守るは彼らの作り出したカンフー・サムライ武闘派ゾンビ軍団、彼
  らに敵うものは誰もいないはずだった。
    
  アメリカ産のごった煮アクション映画。監督はエドワード・マーフィ。
  主演は「野郎ども地獄へ行け」のキャメロン・ミッチェル。その他、こ
  の映画にしか出てない人々が目白押し。

  美女、水着、食人、邪教、カンフー、カラテ、サムライ、チャンバラ、
  爆破、マシンガン、バズーカ、ゾンビ、スプラッタ、全部出ます!ウソ
  じゃないですホントです。B級映画ならではのお客様に媚びた大サービ
  スっぷりですね。
  
  ただし、それら全てを詰め合わせた映画なんてロクでもないものなのは
  当然お分かりかと思います。登場人物は頭が全員メガフォース、ゾンビ
  が刀を持って暴れ回り、アジア系兄ちゃんはカンフーで対抗、低予算な
  らではのショボイドンパチと、色々な意味で見所が盛りだくさん!
  
  B(バカ)級の名に相応しい出来のトンデモ映画。好きなお方は是非ど
  うぞ。

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キャメロン・ミッチェル主演『ミネソタ無頼』 [DVD]
http://amazon.co.jp/o/ASIN/B00005V1TO/ulcstone-22/ref=nosim

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■石男的衛星電影案内(Vol.468)12/19〜12/25 by.STONEMAN

  12月21日(月)21:00 BS-11(衛星第2)
  『ハッピー フィート』('06 アメリカ)
  監)ジョージ・ミラー 主)イライジャ・ウッド(声)
  ※南極大陸に暮らす皇帝ペンギンたちにとって求愛に欠かせない「歌」
   は特別なもの。ところが、小さいマンブルは生まれながらの音痴。
   足をパタパタ鳴らし踊ることは得意だが、ペンギンの長老たちから
   渋い顔をされ、群れのやっかい者となってしまった。やがて青年に
   なったマンブルは、仲間にご機嫌なダンスを披露するのだが…。タッ
   プダンスなど動物たちの動きも楽しいミュージカル仕立てのフルC
   Gアニメーション。

  12月22日(火)21:00 BS-11(衛星第2)
  『NOEL ノエル』('04 アメリカ)
  監)チャズ・パルミンテリ 主)スーザン・サランドン
  ※クリスマス・イブの夜、様々な事情で孤独や悩みを抱えて生きる人
   たちに起こるささやかな奇跡を描くハートウォーミング・ストーリ
   ー。長期入院中の母を抱えるバツイチのローズ、美しい婚約者を愛
   するがゆえ激しいしっと心にさいなまれるマイク、そしてそんな彼
   の重すぎる愛に悩むニーナ・・・。個性派俳優チャズ・パルミンテ
   リの監督デビュー作。タイトルの「ノエル」はフランス語で「クリ
   スマス」の意味。

  12月23日(水)21:00 BS-11(衛星第2)
  『大停電の夜に』('05 日本)
  監)ゲイリー・ロス 主)トビー・マグワイア
  ※街がいちばん華やぐクリスマス・イブの夜、首都圏が大停電に見舞
   われた。突然の闇に驚く人々…彼らにとって特別な一夜が始まる。
   過去にとらわれているバーのマスター、不倫の恋に迷うサラリーマ
   ン、生きる希望を失いかけた人気モデル、結婚によって心の平穏を
   求めた妊婦、長年連れ添った夫に秘密を持つ老女、遠く離れた恋人
   に想いをはせる青年など、暗闇の中で自分を見つめ直す12人の男
   女を描いたロマンチックな群像劇。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
  12月19日(土)22:50
  『おくりびと』('08 日本)
  監)滝田洋二郎 主)本木雅弘
  ※2009年2月22日(現地時間)に開かれた第81回アカデミー賞で、かつ
   て外国語映画賞が名誉賞だった時代を除くと、邦画として史上初め
   て外国語映画賞に輝いた話題の秀作。10数年前、納棺師の世界を知っ
   て感銘した主演の本木自身が映画にすべく奔走し、「陰陽師」の滝
   田洋二郎が監督に。納棺師というユニークな題材を通じ、“生と死”
   という普遍的テーマを芳醇に描いたのが感動的で、アカデミー賞以
   外も世界の各映画祭で絶賛を浴びた。納棺師になりきった本木のた
   たずまいが、山形ロケの風景共々、実に美しい。ぜひ家族揃って見
   て感動したい。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
  12月20日(日)21:00ほか
  『Dolls』('02 日本)
  監)北野武 主)菅野美穂 
  ※北野武監督が、3つの物語を交錯させながら紡ぎ出す愛の映画。日
   本の四季を色鮮やかに綴った映像美や、文楽を取り入れた斬新な演
   出で、ヴェネチア国際映画祭で高い評価を受けた。幸せな恋人同士
   だった佐和子と松本。しかし松本は社長令嬢との結婚のため佐和子
   を捨てる。そして挙式当日、松本のもとに佐和子の自殺未遂の報せ
   が届く…。

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おくりびと [DVD]
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■編集後記
  ☆先日(12/11)から3日間、広島で開催されたダマー映画祭に
  参加してまいりました。コンペだけでなくシンポジウムやワークショ
  ップが多くプログラムに組まれてました。私もいくつか参加しました
  が、印象的だったのが俳優の伊原剛志さんのワークショップでした。
  今回はご自身がプロデュースした短編作を上映してからの質疑応答で
  したが、90分もたっぷりお話を聞かせていただきました。『硫黄島
  からの手紙』出演後から英会話を勉強されて、ハリウッド映画のオー
  ディションを受けたり、今回の短編作もオールLAロケで撮影したり
  と海外づいているのですが、海外進出の理由を聞かれた伊原さんは、
  アメリカで年齢を30代に見られたので、海外なら10年若返られる
  と思ったのがきっかけだそうです。
      
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