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タイトル:週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★ Vol.512(2009/7/18)  2009/07/18


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  *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★*
  *■□■■□□■☆彡*           第512号*
  *■■■■■■■■■*2009/7/18       *
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                         ※このメールは等幅フォントでご覧ください。
==【もくじ】========================================================
  □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第512号
  ■映画インプレッション『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
  ■TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.179)
  ■石男的衛星電影案内(Vol.446)
  ■編集後記
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■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN
  『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
  監督:デヴィッド・イェーツ 主演:ダニエル・ラドクリフ 
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  ☆世界的に絶大な人気を誇る史上最強のファンタジー「ハリー・ポッ
  ター」シリーズ第6弾です!

  闇の帝王ヴォルデモートがマグル(人間)、魔法使い両方の世界にお
  ける支配力を強めようとし、ホグワーツはもはやかつてのような安全
  な場所ではなくなってしまう。ハリーは学校の中にも危険が潜んでい
  るのではないかと疑うが、最終決戦が迫っていることを知っているダ
  ンブルドア校長は、ハリーに戦いの準備をさせることに力を入れる。
  二人はヴォルデモートの防御を解く手がかりを見つけようと、旧友で
  あり元同僚でもあるホラス・スラグホーンを魔法薬学教授として学校
  に迎える。一方、ホグワーツにはロマンスが訪れ、学校全体に恋愛ム
  ードに浮き立っているが、悲劇の運命は近づいていた…。

  原作は昨年最終巻を迎え、映画もクライマックスに近づいてきました。
  監督は、前作『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』に引き続きデヴ
  ィッド・イェーツがメガホンを取りました。

  ロンとハーマイオニーのロマンスなどホッとするシーンはあるものの
  ほぼ前編が暗いトーンでホラー映画ばりのショックシーンもあるので
  子供向け映画とは言えないですね。スネイプの秘密が明かされたり、
  クライマックスにはとんでもない悲劇が…。

  原作最終巻『死の秘宝』は2部作として映画化されるようですね。前
  編が来年2010年11月、後編は2011年8月公開だそうです。

  公式サイト http://harrypotter.warnerbros.co.jp/

  STONEMAN推薦度★★★★ ロンもてもて度★★★☆
                                 (10点満点:★=2点・☆=1点)

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ハリー・ポッターと謎のプリンス (上下巻2冊セット)
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4915512576/ulcstone-22/ref=nosim

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■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.179)
  『サンシャイン・クリーニング』
   監督:クリスティン・ジェフズ   主演:エイミー・アダムス
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  ☆ローズ(A・アダムス)は、ハウス・クリーニングの仕事をしなが
  ら、不動産取り扱いの資格を取るべく勉強をするシングルザー。学生
  時代はチアリーダーで人気者だったもののいまやしがなく生活をする
  のに誠精一杯。妹のノラ(エミリー・ブラント)は、なかなか自立で
  きずに父と暮らし、アルバイトもなかなか続かずじまい。そんな駄目
  な姉妹に転機は訪れる。ローズは、大学時代の彼氏が結婚したにもか
  かわらず切れず付き合ってはいるものの、その関係は発展しようもな
  かったが、彼の仕事を通じて事件や自殺で亡くなった人たちのあと片
  づけをするという商売をし、悪戦苦闘しながら二人で何かを少しずつ
  学んでいく・・・。

  離婚、アルコール中毒、自殺、事件、シングルマザー、不倫、教育、
  仕事・・・と現代社会の問題点を細かく刻んで織り込んだ物語の中で、
  一生懸命に生きる女性の姿を演じるアダムスは、時に無様でも微笑ま
  しく、見るものの心を和ませる。彼女の前作「魔法にかけられて」で
  も絶世の笑顔を見せてくれたが、ここでも彼女の笑顔は輝かしい。
  「ダウト」では、厳粛なカソリックの世界に生きる聖者としての役も
  初々しかったけれども、やはり、彼女には笑顔の役がぴったりだ。

  さらに、妹役のブラントは「プラダを着た悪魔」でのキャリアウーマ
  ンから180度代わって不器用な女の子役で、彼女の演技の幅を見せ
  てくれた。名優アラン・アーキンも久しぶりの登場で、「リトル・ミ
  ス・サンシャイン」のときの辛口おじいちゃんの役と同様に、お茶目
  でりりしい老齢のお父さん役は、高感度抜群だ。

  いろんな要因を詰込んだ物語だが話がもつれることもなくうまくまと
  まっていれ、心地よく感情移入できる。不思議な雰囲気に包まれたア
  ルバカーキーの家族を、切なく愛くるしく描いたヒューマン・ドラマ。

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『サンシャイン・クリーニング』オリジナル・サウンドトラック
http://amazon.co.jp/o/ASIN/B00279ASWC/ulcstone-22/ref=nosim

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■石男的衛星電影案内(Vol.446)7/18〜7/24 by.STONEMAN

  7月21日(火)21:00 BS-11(衛星第2)
  『スタートレック ネメシス』('02 アメリカ)
  監)スチュアート・ベアード 主)> パトリック・スチュワート
  ※1966年から始まった人気TVシリーズ「スター・トレック」の
   劇場版第10作。ピカード艦長率いるエンタープライズ号は、外交
   指令を受け、長年敵対してきたロミュラン帝国の母星ロミュラスに
   やってきた。そこで彼らを待っていたロミュランの新総督は、若い
   ころのピカードそっくりのシンゾンという男。彼はピカードのクロ
   ーンだった…。7作目から始まった「ネクスト・ジェネレーション」
   シリーズの最終章。

  7月22日(水)21:00 BS-11(衛星第2)
  『U−571』('00 アメリカ)
  監)ジョナサン・モストウ 主)マシュー・マコノヒー
  ※第二次世界大戦下、米軍は北大西洋上に停泊中のドイツの潜水艦U
   −571から、暗号解読機エニグマ奪取を試みる。旧式の潜水艦を
   利用しU−571に奇襲をかけた作戦は成功。しかし、帰るべき自
   分たちの艦が撃沈されてしまう。生き残った兵士達は、やむなく奪っ
   たU−571で帰航する事に・・・。慣れない敵艦で、敵からも味
   方からも狙われることになった男たちの攻防をスリリングに描いた
   海洋アクション大作。

  7月23日(木)21:00 BS-11(衛星第2)
  『ザ・ダイバー』('00 アメリカ)
  監)ジョージ・ティルマン・ジュニア 主)ロバート・デ・ニーロ
  ※黒人青年のブラシアは、人種差別の残る海軍に入隊。泳ぎの腕を見
   込まれ甲板兵に抜てきされる。やがてダイバーを夢見るようになっ
   た彼は、100通に及ぶ嘆願書を書き、養成所への入学を認められ
   る。しかしそこには、鬼教官サンデーが待っていた。アフリカ系ア
   メリカ人として初めて栄誉ある「マスター・ダイバー」の称号を勝
   ち取った男の実話をR・デ・ニーロとC・グッディング・ジュニア
   というアカデミー賞スター共演で映画化。

  ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本
  <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch
  7月22日(水)21:00
  『魔法にかけられて』('08 アメリカ)
  監)ケヴィン・リマ 主)エイミー・アダムス
  ※アニメーションで始まるが、主人公のプリンセスが魔法の王国から
   ニューヨーク(NY)に飛び出してからは実写映像に変わるというア
   イディアが秀逸で大ヒット。夢物語の世界と現実の違いに気づかな
   いお姫さま。その格好や歌・踊りなど現実の人間が見ると突飛で違
   和感ありありというギャップが爆笑を誘う。ある意味、ディズニー
   映画のセルフ・パロディだが、アカデミー歌曲賞に4曲もノミネー
   トされた挿入歌の数々などミュージカル場面は本格的で、家族向け
   娯楽作として逸品。

  <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch
  7月19日(日)21:00ほか
  『佐賀のがばいばあちゃん』('06 日本)
  監)倉内均 主)吉行和子
  ※漫才師・島田洋七の少年時代の体験を元に書き下ろした、ベストセ
   ラー小説の映画版。極貧生活にあっても持ち前の人生哲学で明るく
   切り抜ける、がばい(佐賀弁で“すごい”の意)ばあちゃんと少年
   の心のふれあいが涙と笑いで綴られていく。「金持ちになったら大
   変よ。よかもん食べたり、旅行に行ったり。忙しか。」など、どこ
   までもポジティブなばあちゃん語録にもご注目を。戦後まもない広
   島。原爆症の父を亡くし、女手一つで育てられていた少年・明広は
   佐賀のばあちゃんの家に預けられることになったが、ばあちゃんの
   家は超貧乏だった…。

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魔法にかけられて [Blu-ray]
http://amazon.co.jp/o/ASIN/B0019BE31Q/ulcstone-22/ref=nosim

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■編集後記
  ☆いよいよ映画館も夏休みモードに突入ですね。ハリポタを始めポケ
  モンなどファミリー映画が目白押しですね。混雑を避けてレイトでお
  客の少なそうな映画を見るものいいかもしれませんね。

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