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**************************** *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★* *■□■■□□■☆彡* 第501号* *■■■■■■■■■*2009/5/2 * **************************** ※このメールは等幅フォントでご覧ください。 ==【もくじ】======================================================== □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第501号 ■映画インプレッション『おっぱいバレー』 ■TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.168) ■石男的衛星電影案内(Vol.435) ■編集後記 ==================================================================== ■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN 『おっぱいバレー』 監督:羽住英一郎 主演:綾瀬はるか -------------------------------------------------------------------- ☆テレビ「ドラえもん」や「やぐちひとり」などの構成作家、水野宗 徳の初の小説が映画になりました。 1979年、北九州市の公立中学校。新任教師、美香子は赴任早々、男子 バレー部の顧問になった。しかし、部員全員やる気のない弱小チーム。 思春期まっさかりで、女性の裸を見ることしか頭にない部員たちに、 美香子は優勝したらおっぱいを見せる約束をしてしまう。以来、俄然 やる気を出して部活に励むようになり、少しずつ成長を見せる男子バ レー部。美香子は、本当におっぱいを見せなければいけないのか?! なんと実話に基づいた汗と感動を呼ぶ青春ストーリーということです が原作とは時代設定や場所も異なっています。昭和50年代の北九州 が舞台になっていて、当時のヒット曲がBGMでかかって作品を盛り 上げていました。 ビックリさせるタイトルですが、内容は駄目な中学生の駄目な青春ぶ りを見せてもらいました。CMでは泣ける映画のように宣伝してまし たが、そんな感動作ではなく、ちょっとノスタルジーに浸れる青春コ メディだと思いました。 主演の綾瀬はるかはまさに彼女のキャラ通りの役どころでした。大後 寿々花がどこで出てくるかと思いきや綾瀬はるかの中学時代の役でセ リフがない役でした。 公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/opv/ STONEMAN推薦度★★★ 昭和の男の子度★★★☆ (10点満点:★=2点・☆=1点) ==================================================================== 綾瀬はるか in おっぱいバレーオフィシャルPHOTOブック 価格:¥ 1,260(定価:¥ 1,260) http://www.amazon.co.jp/dp/4863360525/ref=nosim/?tag=ulcstone-22 ==================================================================== ■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.168) 『グラン・トリノ』 監督:クリント・イーストウッド 主演:クリント・イーストウッド --------------------------------------------------------------------- ☆老年のウォルト(C・イーストウッド)は、妻の死を迎えながらも、 悲しみにというよりむしろ怒りの表情で彼女の葬儀に参列する。出席 者のマナーの悪さ、子供たちの思慮に欠けた態度に腹立たしさを感じ ずにはいられないのである。そういったシーンから始まり、ウォルト の社会や家族から疎外された様子や、彼の気難しさが感じられながら、 その裏側に潜む悲しい過去や本来の心情が徐々に浮き彫りになっていく。 いつも苦虫をかみ殺したような、眉間にしわの表情で、何か気に障る ことがあるごとにうなっているおじいちゃん役のイーストウッド。 それでも、どうしても、ダーティ・ハリーの顔が髣髴とされ、トラッ クの運転席にいれば、「マディソン郡の橋」の役を思い出す。散髪屋 さんでのかなりどぎつい言葉のやり取りのなか、過去作品のイメージ をダブらせながら、汚い言葉を豪語するおじいちゃんのお茶目な一面 が見られるのは、驚きでもあり心和む。 静かなジャジーなメロディーにのせて物悲しいムードの漂う中、戦争 での悲劇を引きずっている老いた男性が、社会の問題を目の当たりに しながら、自分と家族との距離感がわからなかったり、近隣との付き 合いを素直に受け入れられいという人間を描きながら、いまだに戦争 のトラウマに苛まれている人の存在や人種問題等いくつかの社会問題 を掲げながら、人の心の温かさを暖かく力強く表現した映画だ。 かすかに笑いを誘うシーンもあるけれど、冷や冷やドキドキの暴力的 シーンがいくつかお目見えする。そして、銃所有にあまり厳しくない アメリカを象徴するアイコンのような男ウォルトを監督自身演じるが、 その銃の危険さを主張するための一手段かも。 そして、現社会には存在しないであろう正義感あるヒーロー的人物や 考え方の欠損を述べたかったに違いない。現代社会を映し出す映画が 減少している中、貴重な映画であるとともに、イーストウッドの俳優 としての最後の出演映画になる。 ラストシーンのイーストウッド自身の寂しげな歌声に、愛くるしいジ ェイミー・コラムのとのコラボは美しく切ない。 ==================================================================== ミリオンダラー・ベイビー [DVD] 価格:¥ 2,000(定価:¥ 3,990) http://www.amazon.co.jp/dp/B000AC8OV0/ref=nosim/?tag=ulcstone-22 ==================================================================== ■石男的衛星電影案内(Vol.435)5/2〜5/8 by.STONEMAN ☆今週は「あなたが選ぶBS20歳の名作集」の放送のため、夜9時 代の衛星映画劇場はお休みです。 ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本 <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 5月3日(日)20:00 『レッドクリフ PartI』('07 アメリカ/中国/日本/台湾/韓国) 監)ジョン・ウー 主)トニー・レオン ※日本でも広く親しまれている歴史書「三国志」を、香港からハリウ ッドに渡って大物になったJ・ウー監督が映画化するという壮大な プロジェクトだったが、あまりのスケールにPartI・IIに分けること になった2部作のPartI。約100億円の巨費を注いだスペクタクルは圧 巻で、PartIIの見せ場、“赤壁の戦い”で活躍する英雄たち(アジ ア各国から集められた超豪華キャスト競演!)を先がけて紹介しな がら、ウーならではの華麗なアクションも満載。日本ではアジア映 画史上最高のヒットを記録。PartIIを見る前に必見の放送だ。 <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch 5月3日(日)21:00ほか 『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』('08 日本) 監)塚本連平 主)市原隼人 ※アクセスランキング20ヶ月連続No.1の人気ブログ小説を、市原隼人 主演で映画化した痛快青春コメディ。70年代の田舎町を舞台に、市 原隼人扮するイタズラ好きな高校生と駐在さんの攻防がコミカルに 描かれていく。高校生のイタズラに反撃する大人気ない駐在さんを 『20世紀少年』の佐々木蔵之介が快演しているのも見どころ。イタ ズラを仕掛けることに生きがいを感じている “ママチャリ”率い る7人の高校生。だが新しく町にやってきた駐在さんは日本一、大人 気ない男だった。なんと、彼はママチャリたちのイタズラに仕返し してきたのだ。しかもママチャリたちが一瞬にして心を奪われたマ ドンナは、駐在さんの奥さんで…。 ==================================================================== ぼくたちと駐在さんの700日戦争 コレクターズ・エディション〈2枚組〉 [DVD] 価格:¥ 3,908(定価:¥ 4,935) http://www.amazon.co.jp/dp/B001AX11MC/ref=nosim/?tag=ulcstone-22 ********************************************************************* ■編集後記 ☆先週、広島にも109シネマズがオープンしましたので行って来ま した。これで4軒目のシネコンです。既存の映画館のみならず、シネ コン同士の競争も厳しくなりました。109シネマズ広島は折角9ス クリーンもあるのに作品のバリエーションが…。 ==================================================================== ***************************************************** http://mixi.jp/view_community.pl?id=881459 ↑mixi「うるとら★ラッキー★シネマ」コミュニティ ***************************************************** ★ULCホームページ★(仮稼働中) http://www.ulc-stone.com ***************************************************** ●○●○●読者ボランティア・ライター募集中●○●○● 映画の感想を投稿してくれるライターさんを募集中 mailmaga#ulc-stone.com(#を@に変えて下さい) ↑詳しくはこちらまでメールして下さい! 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