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**************************** *■□■■□□■■■*週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★* *■□■■□□■☆彡* 第499号* *■■■■■■■■■*2009/4/18 * **************************** ※このメールは等幅フォントでご覧ください。 ==【もくじ】======================================================== □週刊うるとら★ラッキー☆シネマ★第499号 ■映画インプレッション『ザ・バンク−堕ちた巨像−』 ■TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.166) ■石男的衛星電影案内(Vol.433) ■編集後記 ==================================================================== ■映画インプレッション(新作映画)by.STONEMAN 『ザ・バンク−堕ちた巨像−』 監督:トム・ティクヴァ 主演:クライヴ・オーウェン -------------------------------------------------------------------- ☆多国籍企業が絡む社会派サスペンスアクションを『ラン・ローラ・ ラン』や『パフュームある人殺しの物語』など、国際的に活躍してい るトム・ティクヴァ監督がベルリン、ミラノ、リヨン、ニューヨーク と世界各地を舞台に描きました。 インターポール捜査官のサリンジャーは、ニューヨーク検事局のエレ ノアと共に、国際メガバンクのIBBC銀行の捜査を続けていた。内部告 発をしようとした銀行幹部との接触のためにベルリンを訪れたサリン ジャーだが、検事局員を目の前で殺され、また告発者も事故死に見せ かけて殺されてしまう。証言を得るためミラノを訪れたサリンジャー とエレノアは、軍事メーカーの社長から銀行が武器取引に関与してい ることを聞きだすが…。 クライヴ・オーウェン演じる国際警察の刑事が本当に渋いですね。ナ オミ・ワッツもリアルに捜査官を演じていました。 ニューヨークのグッゲンハイム美術館を舞台にした派手な銃撃戦は、 さすが『パフューム』の監督だけあって、とてもヴィジュアル的にイ ンパクトのあるシーンで一見の価値があります。 テーマ的には社会的な事件を題材しながらも、エンターテイメントと してド派手なアクションを見せてくれたので、最後まで飽きさせず手 に汗握りながら見れる1本です。 公式サイト http://www.sonypictures.jp/movies/theinternational/ STONEMAN推薦度★★★☆ 美術館でドンパチし過ぎ度★★★☆ (10点満点:★=2点・☆=1点) ==================================================================== サウンドトラック『ザ・バンク 堕ちた巨像』 価格:¥ 2,625(定価:¥ 2,625) http://www.amazon.co.jp/dp/B001TKUM26/ref=nosim/?tag=ulcstone-22 ==================================================================== ■ TAK・Gのフィルム・コラム (Vol.166) 『ある公爵婦人の生涯』 監督:ソウル・デイブ 主演:キーラ・ナイトレイ --------------------------------------------------------------------- ☆18世紀の終わり、あの英国王太子妃ダイアナの生家スペンサー家 の長女ジョージアナ(K・ナイトレー)は、明朗快活にして聡明、 美しい少女だった。母(シャーロット・ランプリング)の交渉によ りデボンシャー公爵(レイフ・ファインズ)との結婚を取り決めら れ、彼女のもって生まれた才覚で、ファッションや政治に至るまで に興味を示し、快活に生きながらも、後継者の男児を身ごもること にのみ気をとらわれる公爵との愛情の薄い結婚生活をおくることと なるが・・・。 ファッションはやはり豪華絢爛、ソフィア・コッポラの「マリー・ アントワネット」を思い起こすが、この「ある公爵夫人の生涯」の 衣装担当のマイケル・オコナーは、以前に「ラストキング・オブ・ スコットランド」の衣装をも手がけたが、今回本作で、オールド・ イングランドの豪華さと美しさを綿密にデザインしている。 第81回アカデミー賞/英国アカデミー賞の衣装デザイン賞を獲得 している。K・ナイトレーのこれまでの役柄の中で最も美しく威厳 のある役どころとして、彼女の女優としての格が一段と高められた 作品ともいえよう。特に、社交界のパーティの夜のバルコニー上で のジョージアナとしての演説のシーンのナイトレーは、今までより 格段に大胆且つ女優然として、魅力的。それ以上に何よりもR・フ ァインズの半無気力的でわかりにくい性格の持ち主、デボンシャー 公爵役はおもしろい役どころで、表情を押し殺した風でもありなが ら、仔細に感情表現するファインズの演技が燻し銀のごとく光る。 (ゴールデン・グローブ、助演男優賞ノミネート) また、歴史的背景のある建造物と、その豪華衣装を纏った演技者た ちのシーンはことごとく美しく絵画的ある。 歴史や時代に翻弄する男女、家系のしきたりに引きずられながらも お互いと自らの立場を理解する、大人の、大人になっていく男女の スマートな関係がここに描かれる。(実話) ==================================================================== プライドと偏見 [DVD] 価格:¥ 1,199(定価:¥ 1,800) http://www.amazon.co.jp/dp/B000HT2N4K/ref=nosim/?tag=ulcstone-22 ==================================================================== ■石男的衛星電影案内(Vol.432)4/11〜4/17 by.STONEMAN 4月20日(月)21:00 BS-11(衛星第2) 『B型の彼氏』('05 韓国) 監)チェ・ソグォン 主)イ・ドンゴン ※血液型性格診断をテーマにしたユニークなラブ・コメディー。恋に おくびょうな女子大生ハミは、いつか運命の人に出会えることを信 じていた。そんな時、間違いメールがきっかけでハンサムな青年ヨ ンビンと知り合い、行動的な彼にひかれていく。しかしヨンビンは マイペースなB型の男で、同居しているいとこに言わせるとA型の ハミとの相性は最悪。初めは気にしなかった彼女だったが、次第に 自分本位な彼に疑問を感じていく。 4月21日(火)21:00 BS-11(衛星第2) 『デイジー』('06 韓国) 監)アンドリュー・ラウ 主)チョン・ジヒョン ※オランダで祖父の骨とう品店を手伝いながら画家を目指しているヘ ヨンの元には、あることがきっかけで、定期的にデイジーの花が届 くようになっていた。匿名の送り主といつか会うことを夢見ていた 彼女の前に、韓国人の青年ジョンウが現れる。彼女はジョンウこそ がデイジーの送り主だと感じ、彼に告白するのだが・・・。異国の 地で繰り広げられる切ないラブ・ストーリー。 4月22日(水)21:00 BS-11(衛星第2) 『僕の彼女を紹介します』('04 韓国) 監)クァク・ジェヨン 主)チョン・ジヒョン ※「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンとクァク・ジェヨン監督が再 びコンビを組んだラブ・ストーリー。婦警のギョンジンは、ひった くりと間違えて、本物の犯人を捕まえようとした善良な高校教師ミ ョンウを逮捕してしまう。正義感が強く思い込みの激しいギョンジ ンに、最初はあきれていたミョンウだったが、一緒に行動するうち、 いつでも一生懸命な彼女にいつしかひかれていき…。 4月23日(木)21:00 BS-11(衛星第2) 『僕の、世界の中心は、君だ。』('05 韓国) 監)チョン・ユンス 主)チャ・テヒョン ※日本でもTVドラマや映画になった片山恭一のベストセラー小説 『世界の中心で、愛をさけぶ』を、韓国で映画化した作品。海沿い の小さな町の同じ高校に通うスホは、平凡な男の子。ところが男子 生徒の憧れの的であるスウンから告白されてびっくりしてしまう。 お互いを大切に思いあい、小さな愛を育みだした二人に、やがて悲 劇が訪れる。美しくも切ないラブ・ストーリー。 ★衛星各局・今週の石男が選ぶオススメの1本 <WOWOW> BS-5ch. デジタルBS-5(191)ch 4月18日(土)20:00 『アフタースクール』('08 日本) 監)内田けんじ 主)大泉洋 ※「運命じゃない人」で2005年カンヌ国際映画祭批評家週間で4冠を 達成。その卓抜な話術で海外の映画通も大いにうならせた内田けん じ監督が、本作でまたもや才気あふれるストーリーテラーぶりを存 分に披露。よく練り込まれた脚本と硬軟自在な巧みな話術、そして 大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、常盤貴子ら、多彩なキャストが奏 でる見事なアンサンブル演技と三拍子揃い、観客を存分に堪能させ てくれる極上のエンタテインメント映画に仕上がった。先の展開が まるで読めないスリリングなストーリーは、最後の最後まで目が離 せない。 <チャンネルNECO> SKY PerfecTV! 261ch 4月19日(日)21:00ほか 『包帯クラブ』('07 日本) 監)堤幸彦 主)石原さとみ ※他人の傷を癒すクラブを結成した高校生たちが、他人の心の傷を知 ることで優しさや愛に目覚めていく姿を描いた、すがすがしい感動 青春作。『20世紀少年』をはじめ次々と話題作を手がける堤幸彦 監督が、天童荒太のベストセラー同名小説を若手実力派キャストで 映画化した。インターネットを通じて、傷ついた人の心を癒す“包 帯クラブ”。メンバーのディノたちは、依頼してきた人が傷ついた 場所に行き、そこに包帯を巻き、撮影し、依頼者に送っていたが…。 ==================================================================== アフタースクール [DVD] 価格:¥ 3,609(定価:¥ 4,935) http://www.amazon.co.jp/dp/B001EZ645A/ref=nosim/?tag=ulcstone-22 ********************************************************************* ■編集後記 ☆いよいよ当メルマガも次週500号を迎えます!何か企画をと思っ てましたが、結局何も考えていなかったりします…。 ==================================================================== ***************************************************** http://mixi.jp/view_community.pl?id=881459 ↑mixi「うるとら★ラッキー★シネマ」コミュニティ ***************************************************** ★ULCホームページ★(仮稼働中) http://www.ulc-stone.com ***************************************************** ●○●○●読者ボランティア・ライター募集中●○●○● 映画の感想を投稿してくれるライターさんを募集中 mailmaga#ulc-stone.com(#を@に変えて下さい) ↑詳しくはこちらまでメールして下さい! 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